『央』を使った男の子＆女の子の名前！漢字や字画数・意味の由来も徹底調査！

「央」という漢字は名付けの中でも、特に止め字として人気が高い漢字です。止め字とは、「添え字」と言い、名前の最後に使われることが多い漢字を意味します。ここで紹介する以外にも代表的な止め字はたくさんあるので調べてみるのも良いでしょう。

●男の子の赤ちゃんに人気のある止め字
　郎、馬、斗、平、大

●女の子の赤ちゃんに人気のある止め字
　菜、羽、花、緒、乃

もちろん、これらの止め字は男の子の赤ちゃんにも女の子の赤ちゃんにも使うことができます。名付けの際に字画数があまり良くないと感じている場合などに、止め字を加えたり違う止め字を使うことで字画数が良くなる場合もあります。名付けの際には止め字を使うことも考慮しましょう。

姓名判断で重要になってくる要素は漢字の字画数です。赤ちゃんの名付けの際には字画数を気にする人が多いので、普段はあまり占いなどを気にしない人でも字画数によって名前を付けている場合もあります。

姓名判断は「名字の字画数・名前の字画数・名字と名前の字画数の合計」などで赤ちゃんの運勢を占う占い方法です。日本の古来より伝わってきて、多くの流派では「五格」という考え方を用いて占っています。

幼少期だけではなく、結婚運や財運などの赤ちゃんが成長してから重要になってくる運勢に関しても字画数によって占えると信じられています。若い世代はあまり占いを信じない人も多いですが、それでも姓名判断に関しては名付けの際に気にする人が多くいます。

字画数による姓名判断に関してさらに詳しく知りたい人は、下記の記事をご覧ください。無料で診断できるサイトやアプリなども紹介しています。赤ちゃんの名付けの際に役立つだけではなく、自分たちの名前を診断して相性占いをしても楽しめますよ。

「央」の字画数は5画です。姓名判断上は一般的に大吉の運勢を持っている字画数だと言われ、とても充実した人生を送ることができるでしょう。赤ちゃんの頃だけではなく、中年・晩年になっても良い運勢だと言われています。

男の子の赤ちゃんにも女の子の赤ちゃんにも良い運勢をもたらすと言われていますが、どちらかといえばリーダーシップが強い人生を送りやすい字画数だと言われているので男の子の赤ちゃんに付けることが好まれます。

しかしながら、先述した通り字画数による姓名判断は名前の字画数だけで占うものではありません。名字とのバランスを総合的に判断する占い方ですので、姓名判断を気にする場合は必ず名字とのバランスも確認するようにしましょう。また、姓名判断は流派によっても微妙に結果が違ってくる場合があります。あまり占いの結果だけにとらわれすぎない方が良いですね。赤ちゃんの成長した姿をイメージしたり、どんな子に育って欲しいかの想いを込めて名付けてあげるようにしましょう。

名付けを考える前に、「央」という漢字自体の読み方を確認していきましょう。色々な読み方を知ることで、名付けのイメージを膨らませることもできますね。

「央」という字を漢和辞典で引くと以下のような情報が入手できます。

【央】
音読み：オウ
訓読み：なか-ば
人名読み：あき、あきら、お、ちか、てる、なかば、ひさ、ひさし、ひろ、ひろし、よう

人名読みとは、普段使わない読み方ですが漢字のイメージや由来から名付けの際にだけ使うことができる読み方です。一般的な読み方だけを使うよりも多彩な名前を付けることが可能になりますね。

読み方を調べる際には、必ず漢字の意味と由来も併せて確認しておくようにしましょう。漢字自体の意味や由来を知っていることで、名付けの際に色々なイメージをすることができます。素敵な名前にしてあげましょう。

「央」という漢字には以下の5つの意味があります。

1.　 真ん中。中央。真っ最中 
2. 　久しい。遠い 
3. 　広い 
4. 　鮮やかな様子 
5. 　声の和らぐ様子

「中央」という単語からイメージできるように、仲間の中心にいたり広大な意味を持っていますね。4番目や5番目の意味も、名付けの際にはイメージが湧きそうです。

「央」という漢字の由来を考える際には、漢字自体を「大」の部分と「ワ」の部分の二つに分けて考える必要があります。

●「大」の部分の由来
　人を表している

●「ワ」の部分の由来
　枷の形に由来している

●「央」の由来
　身体の中心である首を抑えている様子を表す

意味の広大なイメージとは違い、由来は厳しそうなイメージがありますね。しかしながら、厳しいということは自制心があると発想を転換させることもできます。自制心のある子に育つように想いを込めて名付けてあげるのにふさわしい漢字ですね。

「央」を使った女の子の名前を30個紹介していきます。女の子の場合、二文字の名前も三文字の名前も好まれますね。色々な想いが込められた素敵な名前ばかりですよ。

まずは二文字の名前から紹介していきます。

スタンダードながらもかわいい名前ですね。「リオデジャネイロ」と同じ発音なので、海外の人にも呼びやすい名前として人気があります。将来的に海外に移住する可能性が高いのであれば、ぜひこういった名前を付けてあげるようにしましょう。

最近とても人気が高い名前です。かっこいいイメージがあるので、クールな雰囲気の女の子に育って欲しいと願いを込めて名付けるのも良いですね。今風の響きですが、読み間違われる心配がほとんどないのも嬉しい名前です。

かわいらしい漢字のチョイスですね。「紗」という漢字は平成に入った頃からとても人気が高まってきています。昔は人名に使える漢字ではなかったことから、キラキラした名前は避けたいけれど若いイメージのある名前にしたいという人に人気がありますよ。

人名読みの「あき」という読み方を利用した名前ですね。「湖」の字を使っているので爽やかなイメージがある素敵な名前です。一度目で読まれることは難しいかもしれませんが、決して「DQNネーム」ではないのでご安心ください。

昔から人気が高い名前ですが、古臭い感じは全然しないですね。漢字の選び方も今風なので、周りの子と比べた時に浮いてしまう心配もしなくて大丈夫です。「知」という漢字を使っているので理知的なイメージがあるのもおすすめポイントです。

女優として活躍中の「土屋太鳳」さんと同じ読み方をする名前ですね。フレッシュなイメージのある芸能人の名前にあやかった名付けの人気がありますよ。彼女のように健康的で明るい女の子に育ってくれるように願いを込めて名付けてあげましょう。

女の子に人気の高い漢字の組み合わせですね。読みやすい名前ですが、古臭さは全くありません。漢字も簡単なので、大きくなって漢字に興味を持った時に子供自身が自分の名前を覚えやすいのも良いですね。

かわいい響きの名前です。「華」の字が女の子らしさをアップさせていますね。実は名前によく使われる「華」と「花」ですが微妙に意味が違っています。詳しくは下の記事をご覧くださいね。

古風な響きの名前ですね。「絵」という字を使うと和風の印象が強くなります。「和」を感じさせる名前にしたい場合は積極的に使っていきたい漢字ですね。

綺麗な響きの名前です。「美」も女の子の名前によく使われる漢字ですね。可愛い赤ちゃんから美人な女の子に成長するようにとの想いを込めて名付けてあげると良いですね。

あまり知られていませんが「佳」という字にも「美人」という意味があります。「佳人」という言葉で表されていますね。また「佳作」という言葉から分かるように「優れている」という意味も持っていますので、名前にふさわしい漢字といえるでしょう。

続いて、三文字の名前を紹介します。

暖かい暖炉をイメージさせるような素敵な名前ですね。冬の寒い日に皆が集まる暖炉のように、人をほっとさせてくれる女の子に育ってくれるように想いを込めて名付けてあげるのが良いでしょう。冬生まれの女の子におすすめしたい名前です。

スタンダードな名前ですね。「お」と読むのは多くの場合「織」という漢字が使われますので、人と被った名前はあまり好きではないと考える人におすすめです。「香」も「里」も他の漢字を色々と考えてみるのも楽しいですね。字画数を参考にしながら選んでみてください。

こちらもスタンダードな名前ですね。「李」の字が中国の雰囲気があってオシャレです。スタンダードな名前でも、漢字を今風にすることで今風の名前にすることができますよ。特に「ら行」を使った名前は今風のオシャレな雰囲気になることを覚えておきましょう。

3つ続いてスタンダードな名前ですね。「詩」という漢字を使っているので音楽が好きになってくれるように想いを込めた名前でしょうか。「誌」や「詞」の字を使うと文学が好きな女の子に育ってくれそうですね。将来、どんな女の子に育って欲しいのか、どんな道に進んで欲しいのか考えながら想いを込めてあげると良いでしょう。

女の子にとても人気が高い「桜」という漢字を使っています。桜は日本の国花ですので、春生まれの女の子以外に付けても違和感はありません。桜を好きな人はぜひ名付けに使ってみましょう。どうしても春のイメージが強いという人には、こちらも人気が高い「咲」という漢字もおすすめですね。

今風の響きがオシャレな名前です。「夢」という漢字は想いを込めやすいので、男の子の名前にも女の子の名前にも人気が高い漢字ですね。「真の中央の夢」と書く名前ですので、強く望んだことを現実にするエネルギーのある女の子に育ってくれそうです。

こちらも今風の響きの名前です。小さな子供でも発音しやすいように考えられている素敵な名前ですね。子供にとって、自分の名前が発音しやすいということは自分の名前に愛着を持つ大きなアドバンテージになります。漢字の書きやすさ・覚えやすさや、発音のしやすさに着目しながら名前を決めていくのもおすすめの方法ですよ。

京都にある哲学の道を連想させてくれるような名前ですね。理知的なイメージのある名前は古風な雰囲気を持っていることが多いですが、こちらの名前は「央」という漢字で上手に力を抜いたバランスの良い名前になっていますね。今風のイメージと古風なイメージのバランスが良い名前にしたい場合には漢字の選び方に注意して名付けてあげるのが良いでしょう。

「羽」という漢字は、女の子の名前にとても人気が高い名前ですね。冒頭では止め字として紹介しましたが、もちろん止め字以外にも色々な場面で使われる漢字です。軽やかな雰囲気を持っているのが人気の秘密です。

女の子の名前には「姫」という漢字もとても人気がありますよ。「花」や「美」に並んでランキングの上位にランクインする漢字です。「織姫」をイメージさせる響きもかわいらしい名前ですね。やはり7月生まれの女の子にふさわしいのではないでしょうか。

※注：地域によっては七夕が8月7日の場合もあります。そうした地域では8月生まれの女の子に付けるのも良いでしょう。

外国風の素敵な名前ですね。女の子の止め字によく使われる「菜」の字が使われた名前です。「菜の花」の可憐な雰囲気はかわいらしく育って欲しい女の子にピッタリですね。「流」の字も綺麗な川をイメージさせます。自然が好きな女の子に育ってくれそうな素敵な名前です。

「凛」という漢字を使うことでクールなイメージになっています。「音」という漢字も最近は男の子・女の子ともに人気が高い漢字ですので、今風の名前を付けたい人はぜひチェックしておきましょう。フランスに「Riom」や「Lyon」という市があるので、ヨーロッパ圏の人には特に馴染み深い名前ですね。

先ほども紹介した「真」の字はとても人気が高いですね。「ま」という音の響きもとても柔らかいので、女の子の名前にふさわしい漢字であると言えるでしょう。

暖かな日光を想像させるような優しい雰囲気の名前ですね。女の子の名前で「た」で終わる名前は珍しいので、少し人とは違う珍しい名前を付けたい人におすすめの名前ですよ。

「ひめ」という響きがかわいらしい名前ですね。「姫」という漢字を使うのは少し恐れ多い……という考える人は、このように一文字ずつ漢字を考えてあげるのがおすすめです。

同じく「ひめ」という読み方の名前です。「花」という字も女の子らしさをアップさせているので素敵ですね。今風の響きがとても素敵な名前です。

夏を意識させる名前です。「南」という漢字に特別「夏」という意味があるわけではありませんが、やはり太陽や南風のイメージから夏を連想する人も多いのではないでしょうか。夏生まれの女の子にピッタリの名前です。

「紫苑」という花にちなんだ名前です。花を連想させる名前は「さくら」ちゃんなど女の子らしいものが多いですが、その中でも「しおん」という名前は中性的なイメージがありますね。

最後に紹介する女の子の名前は、スタンダードな名前です。古風な雰囲気が好きな人におすすめの名前ですね。瑠璃色の沖縄の海をイメージさせるような素敵な名前です。

「央」を使った名前は男の子の名前にもピッタリです。10個紹介していくので、参考にしてください。

男の子の場合、「央」という漢字一文字の名前も素敵ですね。一文字の名前は、名前の意味や由来がすぐに分かります。名付けに込めた想いを伝える際にわかりやすいのも魅力的ですね。

「央」の字は5画なので一文字の名前にもピッタリですね。リーダーシップを発揮する男の子に育ってくれるように想いを込めて名付けてあげましょう。

次に二文字の名前を紹介していきます。男の子の名前は二文字が人気がありますね。

女の子の名前で「里央」ちゃんという名前を紹介しましたが、「りお」という名前は男の子の名前にもピッタリです。「理」という漢字を使うことで、男の子らしさがアップしていますね。

色をイメージする名前も素敵です。子供が自分の名前を覚えた時に、色に興味を持たせることもできますね。色彩感覚豊かな子供に育ってくれそうです。

こちらも女の子と共通して使える中性的な名前です。「智」という漢字がかっこいいですね。「知」や「智」を使うことで、古風で理知的なイメージのある名前を付けてあげましょう。

珍しい読み方ですね。「中央で喜ぶ」ということで、誰からも好かれる男の子になってくれそうです。「央」という漢字の字画数が持つ「リーダーシップ」という意味にもふさわしい名前ですね。

少し古風な名前です。四文字の名前は女の子では珍しいので、男の子ならではの素敵な名前ですね。「暢」の字もとてもオシャレです。

こちらも四文字の名前です。名前自体の画数がとても少ないので、名字の画数が多い人向けの名前ですね。特に男の子は女の子と比べて名字が変わる可能性も低いので、バランスを意識して名前を付けてあげると良いでしょう。

男の子の名前で三文字の名前は少し珍しいですが、「央」という漢字を使った素敵な名前を3つ紹介します。

スタンダードな名前ですね。誰でも読みやすい名前になっているだけではなく、漢字自体も小学生で習う漢字ですので子供も書きやすいです。「路」の字の画数の多さが名前全体のバランスを取ってくれていますね。

こちらも四文字の名前です。「多」の字は男の子らしく「太」という漢字に変更しても良いかもしれません。字画数を意識しながら漢字を選んでいくことをおすすめします。

最後に紹介する男の子の名前は、古風で素敵な意味を持った名前です。「真実、最も中央」と書くのでリーダーシップに溢れた名前ですね。

「央」という漢字のイメージを考える時、やはり「中央」という単語が持っている意味を連想する人が多いですよね。名付けの際には一般的に知られているイメージを優先させると、子供も自分の名前の由来や込められた想いを理解しやすいと言われています。

「央」という漢字を名付けに使う際には、イメージ通りに「人々の中心人物になるように」という想いや「中央の責任ある立場で活躍できるように」との想いを込めてあげるのが良いでしょう。名付けに想いを込める際には、赤ちゃんの現在の姿だけではなく成人後の姿もイメージした方が想いを込めやすいと言われています。

また、名前の響きばかり優先していても想いが込めにくくなってしまいます。名前の響きや読み方のイメージから名前を決める際にも、漢字を選ぶ時には想いを込めやすい漢字を選ぶと良いですね。

「央」を使った素敵な名前を30個紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。男の子の赤ちゃんにも女の子の赤ちゃんにも、付けたいと思える名前がたくさんありましたね。

名前は親から赤ちゃんに渡す最初かつ最大のプレゼントであると言われています。たくさん悩んで我が子に最高のプレゼントをあげましょう。