生後3ヶ月の赤ちゃんの体重は?授乳間隔・量・回数の目安は?

生後3ヶ月の赤ちゃんの体重が増えない、増えすぎて困るといった悩みを抱えるお母さんも多いはずです。生後3ヶ月の体重の変化や、体重につながる母乳の授乳間隔や量、回数は生後3ヶ月以前と変わっているのかなどのお母さんの悩みを解決するヒントを紹介しています。

生後3ヶ月の赤ちゃんの体重は?授乳間隔・量・回数の目安は?のイメージ

目次

  1. 1生後3ヶ月の赤ちゃんの成長は?
  2. 2生後3ヶ月の授乳間隔・量・回数は?
  3. 3生後3ヶ月の赤ちゃんの体重は?
  4. 4生後3ヶ月で注意したい症状は?
  5. 5生後3ヶ月の赤ちゃんと外出するときは?
  6. 6体重や授乳に関する先輩ママの体験談
  7. 7赤ちゃんの体重を記録して成長を見守ろう
  8. 8出典元はこちら

生後3ヶ月の赤ちゃんの成長は?

生後3ヶ月頃は、あやすと声をあげて笑うようになる「あー、うー」などの赤ちゃん語である喃語を発するようになるなど成長を感じる時期です。成長の嬉しさ半分、同時に心配も増えていくこともありますよね。心配事が半分になるように生後3ヶ月頃の成長をまとめました。

身長の平均は?

生後3ヶ月の男の子の平均身長は、57.5~66.1㎝です。女の子の平均身長は、56.0~64.5cmです。身長の伸び方は赤ちゃんによって、様々です。母子手帳に記載されている「乳幼児身体発育曲線」を参考に、身長の高さも個性として捉えてあげましょう。

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生後3ヶ月の発育・発達は

自分の手を眺めはじめたら、それは身体を認識するサイン

自分の手をじっと見つめたり指をからませたり、自分の手や指を気にするようになります。これを「ハンドリガード」といい、手を認識するという意味があります。「ハンドリガード」は、生後2~3ヶ月頃に見られる成長のための一つの反応です。

赤ちゃんがじっと自分の手を見つめている際は、赤ちゃんと一緒になってその手をじっと見つめてみましょう。すると、赤ちゃんのペースで自分の手と向き合い、手が自分の体の一部であると確かめるために、手をそっと口に入れる様子を見守ってあげることができますよ。

首はすわる?

生後3ヶ月前後で赤ちゃんの首はすわるようになってきます。首がすわるのポイントは、首でしっかりと頭が支えられているかどうかです。確かめるポイントは3つです。赤ちゃんのお腹を下にして寝かせた「腹ばい」の状態のとき、赤ちゃん自身の力で頭を持ち上げられるかどうか

あお向けに寝かせた状態で赤ちゃんの両手を持って引き起こすと、体と一緒に首も持ち上がるかどうか赤ちゃんを縦に抱いて、少し傾けた際に赤ちゃん自身で首をまっすぐに保つことができるかどうか。頭を支える大切な首ですので、首すわりがしっかりとできるまであせりは禁物です。

赤ちゃんの首がしっかりとすわるようになったら、赤ちゃんをうつ伏せにさせて、首をあげさせる運動を行ってみる赤ちゃんに様々な方向から呼びかけてみましょう。首がすわってからも首の筋肉を鍛えられるのでおすすめです。くれぐれも力加減ややりすぎには注意ですよ。

睡眠時間はどのくらい?

生後3ヶ月頃からだんだんと昼と夜の違いが分かるようになり、日中に目が覚めている時間が長くなります。目が開いている時間が長いなら、気になるのは睡眠時間ですよね。生後3ヶ月頃の睡眠時間は、だいたい1日のうちに13~17時間と言われています。

あくまでも上記の睡眠時間は目安です。生後3ヶ月であっても、個人差や哺乳量が多いと眠る時間が長くなる場合があります。お子さんの睡眠の様子を見守ってあげながら、徐々に安定した生活リズムで赤ちゃんが過ごせるようにお母さんやお父さんが教えてあげるようにしましょう。

1日の生活リズムを整えよう

朝は起きたらカーテンを開けて朝日を浴びるお昼までに散歩など体を動かした活動をしてみるお昼を食べたら30分~1時間はお昼寝の時間にする夕飯の後になったらお風呂に入るなど、1日のリズムを赤ちゃんにも教えてあげることで、赤ちゃんの睡眠時間が定まってきます。

そろそろたそがれ泣きが始まる?

夕方の時間帯になると、なぜか急に泣き出す、通称「たそがれ泣き」別名を「3ヶ月コリック」とも呼ばれる泣き方が、生後3ヶ月頃から始まります。「たそがれ泣き」の詳しい原因はわかっていませんが、1日の疲れがだいたい夕方頃に表れ、急に泣き出すのではと考えられています。

生後3ヶ月頃の「たそがれ泣き」は「だいたい夕暮れ時、と決まった時間に・一時的に泣く」泣き方で、生後5ヶ月頃には落ち着いていき、次第に泣くこともなくなっていきます。夕方の時間帯はお母さんの疲れのピークでもあり、赤ちゃんの泣き声が苦痛に感じることもあるはずです。

たそがれ泣きの対処法

生後3ヶ月頃なので首がすわっている赤ちゃんの場合は、おんぶ紐の活用で、おんぶであやしながら夕飯の支度をするのはおすすめです。おんぶは背中にぴったりの安心感を赤ちゃんが感じられるので、落ち着いて泣き止んでくれる確率が非常に高いのです。

首がすわっていない場合は、家事などの手をいったん止めて、赤ちゃんが泣き止むまでは抱っこやお気に入りのおもちゃを使ってあやしてあげるといいでしょう。深呼吸でイライラを鎮め、なるべく笑顔で赤ちゃんをあやしてあげられるといいですね。

どんなおもちゃで遊ぶの?

手や指も立派な赤ちゃんのおもちゃ

赤ちゃん自身の手や指が気になる生後3ヶ月の時期は、手や指も立派なおもちゃです。唇によって、赤ちゃんはお母さんから栄養である母乳を摂取しているので、唇は特に赤ちゃんが愛情を感じやすい場所です。指しゃぶりやおもちゃを口に運ぶことも頻繁にみられるようになります。

おもちゃ選びは安全な素材と大きさに注意

赤ちゃんが遊ぶおもちゃは、なるべく口に入れても安全な木や布などの素材がおすすめです。とはいえ、小さなもの光るビー玉などは口に持っていこうとすることもあります。小さなおもちゃは飲み込んでしまう恐れがあるので気をつけなければいけません。

そろそろお食い初めの時期

平安の都より伝わる伝統的な儀式

生後3ヶ月の時期になると、お食い初めといって「赤ちゃんの将来が食べ物に困らない毎日でありますように」のお願いをし、赤ちゃんの食事初体験を祝う日本の伝統的な儀式です。平安時代から続いているといわれる非常に歴史のある行事です。

とはいえ、赤ちゃんは生後3ヶ月なのでお口に入れる真似をします。お口に入れる真似ではありますが、祝いの席なので料理は格別な品を、お皿もいつもとは違った新しい食器を用意してあげると料理の匂いによる刺激や視覚の刺激に働きかけるきっかけになります。

地域それぞれの文化を舌ではなく目や匂いから味わおう

お食い初めの儀式は、赤ちゃんが暮らす地域によっても様々です。特に、食は地域によってとれる食材も異なるため、お膳に並ぶ料理も異なる場合もあります。赤ちゃん自身は、噛んで飲み込むことはできませんが、初めての食事を祝う喜びは家族で噛みしめられるのではないでしょうか。

生後3ヶ月の授乳間隔・量・回数は?

生後3ヶ月頃からだんだん、授乳間隔がはっきりとしてきます。授乳の間隔は母乳・混合完全ミルクのいずれのパターンも、1日にだいたい4時間おきの間隔です。生後3ヶ月は昼夜の区別がつき、生活リズムができてくる時期です。授乳間隔も徐々に整えていきたいところです。

母乳の場合は

生後3ヶ月の場合は、1日に8回ほどを目安に授乳するといいでしょう。1回の授乳時間は20前後、左右10分ずつでお腹がいっぱいになる赤ちゃんもいます。授乳間隔が定まってくる時期とはいえ、お腹の空腹度合いによっては授乳間隔にムラが出てくる場合もあります。

生後3ヶ月の体重の増え方の数値をだいたいの目安にして、母乳によって体重の増え方が順調にであり、母乳の量が赤ちゃんの機嫌も満たすようであれば、母乳は赤ちゃんがお腹いっぱいになるまで与えてしまって問題はありません。授乳の時間が1時間続く場合もあるのです。
 

混合の場合は

生後3ヶ月になると、母乳の量が増えていく傾向にあります。生後3ヶ月の時期から、母乳育児へ移行するお母さんも少なくありません。お子さんの体重の増え方に合わせて、1日に6~8回ほどを目安に授乳しょう。ミルクは栄養価が高いので、体重の増え方に注意して授乳しましょう。

完全ミルクの場合は

ミルクは栄養価が高いため、1日の授乳は5回程度を目安にするといいでしょう。授乳量は、1回に180~220mlが目安です。ミルクはお腹の中で消化するのに時間がかかります。完全ミルクの場合は、赤ちゃんがお腹がすいたとしても最低3時間は間隔をあけるようにしましょう。

生後3ヶ月は満腹のサインが出てくる時期

生後3ヶ月頃はクルミのような形をした「大脳」が発達する時期でもあり、さらに脳で最も重要な「中枢」と呼ばれる部分から「お腹がいっぱいになったよ・満腹中枢が刺激されたよ」というサインが出るようになる時期です。授乳間隔には、大脳の発達も関係しているようです。

なので、授乳間隔や体重の増え方が安定していて、母乳量が増えないで減っているように感じる場合は、発育が順調であったことと、大脳の発達が順調であるとみることもできます。赤ちゃんによって、脳の発達も速い・ゆっくりはあります。個人差を個性と捉え、気長に構えるのがいいですね。

生後3ヶ月の赤ちゃんの体重は?

生後3ヶ月頃の体重の目安は生まれた時の約2倍です。体重の増え方は様々で、生後3ヶ月の時期では大柄・小柄と体格の個人差があるのが特徴です。見た目の小ささではなく、体重は母子手帳に記載されている「乳幼児身体発育曲線」を参考にするのがいいでしょう。

体重の平均は?

生後3ヶ月の男の子の体重の平均は、5.12~8.07㎏です。女の子の体重の平均は、4.84~7.53㎏です。生後3ヶ月の時期は、生後3ヶ月以前までの体重の増え方とは違い、体重の増え方が比較的にゆるやかになっていきます。

一日にどのくらい体重が増えるの?

体重が増えていないのでは?増えすぎなのでは?と心配になるお母さんも多いはずです。体重の増え方は発育の目安の一つとしてみてもいいものです。生後1~3ヶ月頃の1日当たりの体重の増え方の平均は25~30gです。あくまで目安ですので、個人差はありますよ。

体重が増えていない時は?

母乳を飲んでいるにもかかわらず体重が増えない、体重が増えないので粉ミルクで栄養を補おうかと悩んでいる、そもそも赤ちゃんが哺乳瓶を拒み体重が増えないままで困るといったお母さんもいるはずです。体重が増えない原因をまずは探りましょう

母乳外来を受診し、母乳はよく出るか母乳の状態はどうか・赤ちゃんが母乳をしっかりとくわえられているかや吸いつきはどうかなどを確認してみるのがおすすめです。生後3ヶ月の時期は赤ちゃんが母乳を飲み取る量が増える時期なので、増えない原因は専門家に相談してみましょう。

体重が増えすぎているのは問題なの?

生後3ヶ月は、1日におよそ30gは体重の量が増える時期です。増えすぎを疑う場合は、1日におよそ体重が50gずつの増え方が長く続くようであれば対策を考えましょう。

とはいえ、生後6ヶ月頃までは1日に体重が50gずつの増え方であってもさしあたって問題はありません。

体重が増えすぎる心配は、母乳から食事へと切り替わってからでも大丈夫です。

体重の増え方や増える量を気にするあまり、赤ちゃんが母乳を欲しがっているのを無理に与えない方が問題です。体重の増えてしまった量などは心配なさらなくて大丈夫ですよ。

生後3ヶ月で注意したい症状は?

生後3ヶ月の時期で注意したいのが下痢や便秘です。粉ミルクが合わずにお腹を壊す・水分が不足している・運動不足によって腸の働きが鈍くなるなどで下痢や便秘になりやすい時期です。便秘と下痢によって、発熱の原因になるので気をつけてあげたいところです。

風邪の症状と対処法は

免疫力が低い赤ちゃんは、生後3ヶ月であっても風邪などの病気には気をつけたいものです。主な症状は、鼻水や鼻づまりの状態が長く続いている・38.5度以上の高熱がある・肌の色が赤く、発疹が出ている・目ヤニがひどく出る・目が赤く充血している・下痢や便秘であるなどです。

困った際の「#8000」ダイヤル

症状を理解したからといって、正確に判断するのは難しいことです。判断に迷った際は、「#8000」(厚生労働省小児救急電話相談)に連絡をし、電話で病院受診をするべきか相談するという方法があります。困ったら、迷わずに相談をしましょう。

自宅で風邪を看る際のポイント

第一に水分補給を心がけましょう。熱が出た状態は、風邪のウイルスをやっつけようと体温が上がっていることを指します。体温が上がるので、汗をたくさんかきます。汗を多くかくと心配になるのは体内の水分が不足することです。熱が出た際は、水分補給を欠かさないようにします。

顔色や手足の冷たさで体温を調節しよう

生後3ヶ月頃の時期であっても、大人であっても、発熱の直前というのは背中が一瞬ゾクッとするような冷え・寒気を感じます。顔色が悪く・熱があり汗をかいているようなら拭き、着替えをしてから1枚多く衣類を着用する・足元は靴下を履いて体温を調節しましょう。

しばらく様子を見て、顔が真っ赤に火照っている場合は薄い衣類に着替えさせてあげましょう。大人も熱が出た際は、汗をかいたらシャワーを浴びる・薄手に着替えるなど自分で体温等の状態を調整しますね。赤ちゃんの場合も、発熱直後・顔の様子で衣類で体温調節をしてあげましょう。

便秘の症状と対処法は

便秘の主な症状

生後3ヶ月~4ヶ月の時期は、便秘になりやすいため、赤ちゃんの様子を細かく観察してあげる必要があります。便秘の場合の主な症状は、便が水分を含まないため固い状態である・顔色がよくない・気分が悪くずっと泣きじゃくる・食欲がないなどです。

ベビーオイルの活用で便秘を解決

赤ちゃんの機嫌がいいときであれば、赤ちゃんをあお向けで寝かせ、ベビーオイルを塗った手のひらでおへその周りを優しく「の」の字を描くようにマッサージしてあげましょう。また、綿棒にベビーオイルを含ませての「綿棒浣腸」も便秘には効果があります。

下痢の症状と対処法は

便秘同様に生後3ヶ月~4ヶ月の時期は、下痢になりやすいです。主な症状は、いつもよりも排便の回数が多い・便が緩く、便に血が滲んでいる・腐った匂いのきつい酢の物のような匂いがする・熱が高く38.5度以上あるなどです。症状が出た場合は、速やかに病院を受診しましょう。

普段からチェックしておきたい点は?

日頃から赤ちゃんの健康状態に敏感になる秘訣は、赤ちゃんとのスキンシップをいかにとれるかどうかです。顔色・母乳やミルクの摂取量・抱っこした際に熱は高くないか・マッサージをした際にお腹が固くないか・肌の色は赤いか・目ヤニの有無などサインは様々です。

赤ちゃんの成長の記録として、メモ帳やスマートフォンのメモアプリ等を活用し記録を取る習慣をつけると、病気やお腹の不調のサインに気がつきやすくなります。毎日記録を取るのは大変と思うかもしれませんが、メモが苦手であれば写真撮影や動画でも構いませんよ。
 

生後3ヶ月の赤ちゃんと外出するときは?

生後3ヶ月の赤ちゃんとの外出は、季節や場所に合わせて服装選びや持ち物に気をつけたいところです。外出も生後3ヶ月以前に比べ、比較的に長い時間を外で過ごせるようになってきました。赤ちゃんやお母さんにとっての快適な外出時間のための服装や持ち物をまとめています。

3ヶ月健診を受けよう

生後3ヶ月~4ヶ月の時期に受ける3ヶ月検診は、赤ちゃんの成長や発達にとって欠かせない検診です。大事な検診ですので、時間を取って、受診するようにしましょう。自治体によっては、生後3ヶ月と生後4ヶ月で分けて検診を受けるように通知や案内が送られてきます。
 

3ヶ月検診の内容

生後3ヶ月の検診の主な内容は、首のすわり具合・股関節の開き方・視力や聴覚、、あやした時の反応、首まわりのしこりの有無の検査・立ち直り反射の様子などです。また身体測定、栄養面のチェック、先天性の病気の疑いがあるかどうかなども受診機関によって行えます。

検診の際に必要になる持ち物

検診時前に送付される通知書がある場合は、通知書の記載事項を確認し持ち物を用意するようにしましょう。持参したい持ち物は、母子手帳・おむつの替え・着替え・大きいサイズのタオルやブランケット・ミルク授乳の場合は粉ミルクや白湯・哺乳瓶・母乳の場合は授乳ケープなどです。

着たり脱いだりするのが楽にできる服装で検診をスムーズに済ませよう

生後3ヶ月検診を終えた先輩ママからのアドバイスとして、『服装は、医師の診察もあることから、聴診しやすいように前びらきの服と下着を着ていったのでよかった』という声をいただきました。
 

アドバイスを参考にすると、検診時の際は着脱の着やすい服、股下にスナップの付いたコンビ肌着やツーウェイオール・カバーオールがいいようです。春や夏の時期であれば、短肌着や7分丈、半袖のカバーオールを、秋冬の場合は1枚羽織れるものがあると便利です。

公園やショッピングセンターに連れていってみよう

新緑の眩しい季節や赤や黄色の紅葉が美しい季節に公園へ出かけたり、賑やかなショッピングセンターへ出かけたり、生後3ヶ月の時期は赤ちゃんとのお出かけが楽しくなる時期でもあります。生後3ヶ月の時期は、目や耳などの五感を刺激する意味でも外出はとても大事です。
 

赤ちゃんもお母さんもオシャレをして、公園やショッピングセンターに繰り出してみましょう。おでかけ前に、オシャレをした姿を鏡で赤ちゃんに見せてあげるのも視覚の刺激になります。公園でもショッピングセンターでも、赤ちゃんが疲労を感じている様子の時は、休憩が一番です。

外出の際の基本グッズ

生後3ヶ月頃のおでかけは、今までの外出よりも足を運ぶ距離が長くなり、行く場所の滞在時間が長くなるので、赤ちゃんが外出先で汗をかいたり、お腹がすいたりすることもあります。少し荷物は増えてしまいますが、バッグに入れておきたい基本グッズをまとめてみました!
 

ガーゼのハンカチ:2,3枚、薄手のタオル:1枚、おむつ:数枚、おしりふき、ゴミや嘔吐をした際のビニール袋:2,3枚、ミルクを飲ませている場合:粉ミルク、哺乳瓶、お湯(※ショッピングセンター内の授乳室にはお湯を用意してある場合もあります。)

外出時にあったらいいなの便利グッズ

生後3ヶ月であってもベビーカーや車、電車での移動の際には、急に泣き出してしまうこともあるはずです。泣いてしまう原因は、急な環境の変化や外出までに赤ちゃん自身の機嫌が悪いなど様々です。急な泣き対策には、いつも使っているお気に入りのおもちゃがあると便利です。

また、電車の場合は飛行機内での気圧差の変化同様に耳に圧がかかるため泣き出してしまう場合があります。赤ちゃんの場合はほんの少し顎や口を動かすだけでも耳抜きの効果があります。外出の際には、おしゃぶりやミルク、白湯など口に含めるものを持参すると泣きを解決できますよ。

おでかけスタイルの工夫で快適に

生後3ヶ月の赤ちゃんとの外出の際は、服装選びに気をつけましょう。外が暑すぎる・寒すぎるといった場合は外出を控えるようにし、赤ちゃんのストレス原因とならないようにしてあげましょう。ちょっとここで、時期別の赤ちゃんおでかけスタイルをザックリですが紹介します。

日差しや紫外線の強い時期のおでかけスタイル

日差しや紫外線の強い時期のおでかけは、帽子などを着用しましょう。また、汗をかきやすい時期です。湿気や汗を吸い取る「吸湿性」や「吸水性」素材の肌着を着せてあげます。さらに上から前開きタイプのロンパースやツーウェイオールを着せてあげるといいですね。

冷たい風で冷え込む寒い時期のおでかけスタイル

冷たい風で冷え込む寒い時期のおでかけは、コンビ肌着とカバーオールの組み合わせで赤ちゃんが風邪をひかないようにしてあげましょう。ブランケットなどを荷物に一つ用意しておいて、外出先での冷え対策に使用してあげるのもいいですよ。
 

先輩ママからの外出時のアドバイス

紫外線が強い季節では、帽子を着用したり乳児用の日焼け止めを塗布したりと、日焼けには特に注意しています。

またよだれが多く、ミルクの吐き戻しもあり、時にはオムツから便が漏れてしまうこともあるため着替えは必ず持っていくようにしているというアドバイスです。ぜひ参考にしてみてください。

おでかけはあかちゃんの体調と生活リズムを優先に

生後3ヶ月とはいえ、遠出の外出はまだまだ赤ちゃんの体に負担になり疲れてしまう原因になってしまいます。生活リズムも整えだしたばかりですので、生活リズムや赤ちゃんの体の様子を最優先にして、ムリなく楽しいお出かけを心がけてくださいね。

体重や授乳に関する先輩ママの体験談

発育の目安と保健士さんの一言で成長を個性と捉える

産まれた時は身長51㎝、体重3.4kgの息子も生後3ヶ月頃には身長60㎝、体重6.5kgまで成長し、身長体重ともに平均値になりました。
母子手帳の中に「乳児身体発育曲線」のグラフがあり、発育曲線の範囲内であれば問題ないと保健師さんに言われていました。

発育曲線の正常範囲は、比較的広く、大きめな子から小さめな子までいるんだなあ、これも個性だなと感じることができたため、息子の成長具合に関してはさほど神経質にならずに今も育児に励めています。

体重が増えなくても気にせず構えましょう

上になる6歳の息子と4歳になる息子の母です。上の子の時は、授乳をさせすぎたと感じるくらい母乳をたくさん飲みました。我が子ながら、たくましい飲みっぷりには検診時に体重の増えすぎを指摘されるのではないかとひやひやしました。

下の息子の時は逆に体重が増えない・増えないで悩みました。口にくわえているのでちゃんと授乳できているかと思っていたのですが、かかりつけのお医者さんに診てもらったらうまく吸えていないことがわかりました。吸えていないなら、体重も増えないかと二人目なのでお気楽でしたし、原因がわかってからは粉ミルクで栄養を補うなどで改善できましたよ。

赤ちゃんの体重を記録して成長を見守ろう

赤ちゃんの成長はお母さんやお父さんにとっても嬉しさも心配も両方あって当たり前です。特に成長が目につきやすい体型のために体重が増えない、増えすぎたと思い込みがちになってしまいます。

体重に振り回されないように体重は常に記録して、増えない、増えたと一喜一憂せず、気長に見守ってあげましょうね。

出典元はこちら

2~3ヶ月|出産から育児までの総合情報サイト
生後3ヶ月【医師監修】赤ちゃんの発育発達、生活とお世話のポイント、親子のコミュニケーション|たまひよ
赤ちゃん & 子育てインフォ | 公益財団法人母子衛生研究会
綿棒刺激は毎日やってもいい? | 子育てに役立つ情報満載【すくコム】 | NHKエデュケーショナル

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