英語の絵本で読み聞かせをしよう!楽しく学べるおすすめ10選!

英語の絵本はポイントをおさえた読み聞かせをすることで、英会話の導入に使うことが出来ます。お子さんが無理なく英語を身に付けられる英語の絵本の読み聞かせ方法、さらに0歳から5歳頃の乳幼児向けの英語絵本・小学生向けの英語絵本をそれぞれ5冊ずつご紹介します。

英語の絵本で読み聞かせをしよう!楽しく学べるおすすめ10選!のイメージ

目次

  1. 1英語教育は絵本を使うと楽しく出来る!
  2. 2英語の絵本の効果的な読み聞かせ方法を解説
  3. 3【おすすめの英語絵本①】乳幼児向け5選
  4. 4【おすすめの英語絵本②】小学生向け5選
  5. 5英語の絵本は英会話の導入に使おう

英語教育は絵本を使うと楽しく出来る!

絵本

日本のグローバル化か進む中、お子さんの英語教育に興味を持っているパパママも多いのではないでしょうか。日本語を母語とする子供達が英語を話せるようになる為にはまず、英語を身近なものにする必要があります。普段の生活に英語を取り入れる際に使って欲しいのが英語の絵本です。

絵本は鮮やかな絵に触れて楽しみながら英語を自然と習得することが出来るのです。しかし、ただ英語の絵本をお子さんに持たせるだけでは英語は話せるようになりません。今回は英語の絵本の効果的な使い方のポイント、世代別のおすすめ英語絵本を解説します。

英語の絵本の効果的な読み聞かせ方法を解説

まずは英語の絵本をどのように読み聞かせれば良いのか4つのポイントを解説します。パパママが英語を話せなくても自宅で簡単に出来るので是非お試し下さい。

①絵本から単語をピックアップする

初めて英語の絵本を購入する際は、文章量が少なく2ページ~4ページ程度のボリュームが少ないものを選びましょう。そして絵本をお子さんに見せる前に、絵本の絵の中からいくつか単語をピックアップしてメモをして下さい。例えばページの中にリンゴが描かれていたら「an apple」という形ですね。果物や動物・色など、お子さんにとって身近なものを数個探してみて下さい。

②簡単な単語カードを作る

②でメモした英単語を基に簡単なフラッシュカードを作っていきます。①のリンゴを例に挙げると、表面にリンゴの絵を描き、裏面に「an apple」と書きましょう。こういったフラッシュカードをたくさん作っておくと、お子さんが大きくなってからも自宅英語学習で活用出来るので便利ですよ。絵を描くのが苦手という方は、インターネット上で可愛い無料イラストを探すのもおすすめです。

白紙の紙

③単語カードを使って英単語を定着させる

さて②で作った単語カードを使って、いよいよお子さんに英語に触れさせていきます。まずはパパママのどちらかがカードをまとめて持ち、単語を読みながらお子さんにカードの絵を見せていきます。フラッシュカードだからといってスピードを速くする必要はありません。お子さんが見やすく聞きやすいように、ゆっくり何回か繰り返しましょう。

3回程度読み終えたらカードの絵を指さしながら「What's this?」と質問をしてみます。始めは何を聞かれているのか分からないと思うので「It's an apple」と答えの見本を聞かせましょう。このやりとりを何回か繰り返すことで、質問の意味やリンゴはappleと言うのだということを少しずつ理解出来るようになります。

④絵本を読みながら英語で質問してみる

単語カードで英単語の定着がある程度出来たら、絵本を本格的に読み聞かせていきます。ここで注意したいのがただ単調に最後まで読むというわけでは無いという事です。絵本を読み聞かせながら途中で英語で質問をしてみて下さい。難しい質問をする必要はなく、③でやったような形で質問するのです。

ページの中に出てきたものを指さし「What's this?」「What color is this?」など質問してみましょう。カードを使っての英単語の定着が出来ているとお子さんは質問を理解し、英語で答えられるようになります。英語の絵本を教育に使う際はこのように英単語から慣れ親しむことで、お子さんが嫌がることなく習得する事が出来ます。様々な種類の絵本を使って、まずはたくさんの英単語を身に付けていきましょう。

授業風景

読み聞かせに使える英語フレーズを覚えておこう

英語の絵本を使って英語教育をする場合、パパママも英語で話し質問をする必要があります。ただ、難しい文章を話す必要は無く簡単なフレーズを使い回すだけで良いのです。便利な簡単フレーズをご紹介するので、是非使ってみましょう。

あいさつ・質問フレーズ

・さぁはじめるよ! "Let's get started!"
・本を開いてごらん "Open your book."
・これはなぁに? "What's this?"
・これは何色? "What color is this?"
・天気はどうかな? "How is the weather?"
・〇〇はいくつあるかな? "How many 〇〇 are there?"
・この子は何を着てる? "What is he/she wearing?"

お子さんを褒めるフレーズ

・すごいね! "Good job!"
・良く出来ました! "You did great."
・素晴らしい! " You're amazing!"
・惜しい! "Good try!"

子供達はパパママに褒められると嬉しいものです。お子さんが英語で答えられたら、小さなことでも1つ1つオーバーリアクションで褒めてあげましょう。

【おすすめの英語絵本①】乳幼児向け5選

ここからは英語教育におすすめの英語絵本を世代別にご紹介します。まずは0歳~5歳頃の乳幼児向けの絵本です。乳幼児向けの英語絵本を選ぶ際のポイントとしては、色が鮮やかで手触りや音で楽しめるものを選ぶと良いでしょう。また、おしゃべりが上達してきたら色や数字、物の名前が出てくる絵本がおすすめです。

①Pat the bunny

こちらはページごとに見て触って楽しめるしかけがある英語絵本です。主人公はPaulとJudyという子供です。この2人がページごとに色々な行動をするのですが、それを一緒に体験出来るしかけとなっています。例えばあるページではJudyがウサギのおなかを撫でているのですが、隣のページにはウサギのフワフワの身体が描かれており「Now you pat the bunny」と実際に触れるようになっています。

この他にも鏡やパパの髭など、面白いしかけばかりなので赤ちゃんから幼児まで楽しめる人気の英語絵本です。

②Polar Bear,Polar Bear,What Do You Hear?

こちらはボタンを押すと動物の鳴き声が聞けるしかけ付きです。流れとしては「Polar bear, What Do You Hear?」に質問に対して「I hear・・」と答える形になっており、文章のリズムも簡潔で分かりやすいです。色々な動物が登場するので、その名前や色を音声付で楽しく学ぶことが出来ます。

また、こちらのバージョンの他に同じストーリーで朗読CD付きの絵本もあります。本格的な発音を聞かせたいという場合はCD付きのものもおすすめですよ。

③The Very Hungry Caterpillar

こちらは「はらぺこあおむし」という日本語タイトルでお馴染みの絵本ですね。この絵本のおすすめポイントは、とにかく単語が豊富に学べるという点です。リンゴやイチゴといった食べ物の名前だけではなく、数字や曜日も出てきます。「What's this?」とたくさん質問してみましょう。またあおむしが食べたところに穴が開くしかけ絵本でもあるので、赤ちゃんでも楽しめる1冊です。

④Where's Spot?

こちらの絵本は、可愛い犬のママが自分の子供を家中探し回る物語です。日本語に翻訳されているものも人気の1冊です。ママが子供を探しに行く先々がめくれるようになっているしかけ絵本でもあります。このしかけ部分をめくると色々な動物たちが隠れているので、動物の名前を英語で覚えられます。動物はそれぞれ色が違うので、色の名前の習得にも役立ちます。

⑤Dear Zoo

こちらもページの1部分がめくれるしかけ絵本となっており、しかけには動物が描かれています。ペットが欲しくて動物園に動物を送ってくれないかと手紙を出すところから物語は始まります。手紙を受け取った動物園から次々に動物が届くのですが、大きすぎたり怖い動物だったりしてなかなかお気に入りの動物が送られてきません。色々と理由をつけて動物を送り返すのですが、最後はペットを迎えられるのかも見どころの1つです。しかけをめくりながら楽しく動物の名前を学ぶことが出来るおすすめの英語絵本です。

【おすすめの英語絵本②】小学生向け5選

ここからは小学生以上のお子さん向けの英語絵本をご紹介します。乳幼児からある程度英語に触れてきたお子さんであれば、文章量や情報量が多少多い1冊でも問題はないでしょう。理解力もぐんと上がり集中出来る時間も長くなる年頃なので、アルファベットなどの規則性があるもの・日常生活でよく使うフレーズや物の名前を絵本から学ぶのがおすすめです。

①Search and Find Alphabet of Alphabets

こちらはアルファベットと物や動植物の名前がたくさん学べる英語絵本です。AからZまでのアルファベットが1ページごとに描かれており、それぞれのアルファベットにテーマが設置されています。そのテーマに沿った物がイラストで表現されているので、それを見て単語を学ぶことが出来ます。例えば「B」のページでは「Bird」というテーマになります。そしてAからZまでそれぞれのアルファベットが付く鳥がイラストで描かれています。

アルファベットを順番に学ぶ練習にもなりますし、何よりイラストが可愛らしく分かりやすいので小学生のお子さんが1人で読むのにもおすすめです。

②Where is baby's Belly Button?

こちらは日常生活でよく使うフレーズや体の名称を分かりやすく学べる英語絵本です。また色々な体のパーツをめくれるしかけ絵本でもあるので、幼児期から取り入れても良いですね。「where is~」などのフレーズや「under」「behind」といった前置詞も多く出てきます。こういったフレーズや単語は英語初心者でも使いやすく、且つ日常生活でもよく使うフレーズなので絵本を通して学ぶと分かりやすいです。

ただ、前置詞をまとめて理解するのは難しいので1つ1つ順番にイラストを指さししながら教えていくと良いでしょう。

③THE CAT IN THE HAT

こちらはアメリカの子供達に大人気のドクタースースの絵本です。物語は主人公のディックとサリーが雨の日に留守番をしているところから始まります。暇を持て余している2人のもとに帽子をかぶった猫がやってきます。その猫が家の中で様々なトラブルを起こしていくというのが見どころです。

ドクタースースの絵本の特徴は文章のリズミカルさだと言われています。同じフレーズを繰り返し使ったり、韻を踏んだ文章が特徴なのでパパママが読み聞かせる際はこのリズム感を意識して読むのがおすすめです。またこちらの絵本は朗読CDが付いたタイプもあるので、読み聞かせに自信が無いという場合はCD付きを探してみましょう。

④Clothesline Clues to Jobs People Do

こちらは色々なジャンルの職業を英語で学べる絵本です。登場する物干し竿に様々な洋服や物が掛けられています。簡単なヒントを元に、その洋服や物を使う職業を考えるという流れになっています。答えの文章は「She is~」「He is ~」のフレーズが使われているので、職業名だけではなく「He/She」の使い分けも学ぶことが出来ます。始めは職業名の単語、慣れて来たら文章で答えられるようにするのが良いでしょう。

⑤There Is a Bird on Your Head!

こちらは英語圏の子供達に大人気のElephant&Piggieシリーズの中の1冊です。主人公は優しくて慎重な性格であるゾウのジェラルドとブタのピギーです。ジェラルドの頭には鳥が止まっていますが、自分で払えません。そこで友達のピギーに「何か頭に止まってる?」と助けを求めるというストーリーです。鳥の数をカウントすることで数字を学ぶこともでき、文章も同じフレーズを繰り返しているのでお子さんが覚えやすくなっていておすすめです。

英語の絵本は英会話の導入に使おう

英会話スクールなどに通わせると費用もかかりますが、英語の絵本を使うことでコストを抑えながら英語を学ばせることが出来ます。まずはたくさんの英単語を定着させ、慣れて来たら絵本の文章を真似る形でフレーズを覚えていくのがおすすめです。今回ご紹介した人気の英語の絵本を使って正しい英語表現を学び、英会話の導入をしていきましょう。

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