おむつかぶれ薬のおすすめ11選!大切な赤ちゃんの肌を守ろう!

赤ちゃんのおむつかぶれは、軽症であれば市販薬や保湿剤で治すことが出来ます。しかし肌機能が未熟な赤ちゃんに使う薬は、安全なものを使いたいですよね。赤ちゃんのおむつかぶれに安心して使える薬や保湿剤、薬の正しい塗り方から治癒後の予防方法まで解説します。

おむつかぶれ薬のおすすめ11選!大切な赤ちゃんの肌を守ろう!のイメージ

目次

  1. 1おむつかぶれに使える安全な薬が知りたい!
  2. 2おむつかぶれは薬を塗らないと治らない?
  3. 3おむつかぶれにおすすめの市販保湿剤4選
  4. 4おむつかぶれにおすすめの市販薬7選
  5. 5おむつかぶれに効く保湿剤・薬の塗り方は?
  6. 6おむつかぶれを予防する3つのポイント
  7. 7おむつかぶれは早急に対処してあげよう

おむつかぶれに使える安全な薬が知りたい!

ベビークリーム

赤ちゃんのおしりに湿疹が出来ていたり、赤くただれている症状が出ている場合それはおむつかぶれの可能性があります。原因は様々でおしっこやうんちの長時間の付着・おしりを拭いた際の摩擦やムレ・おむつとの相性の悪さなどが考えられます。

おむつかぶれが出来てしまった場合は、早急に対策をすることで自宅ケアでも治すことが出来ます。おむつかぶれに効く安全な市販薬や効果的な塗り方、治った後の予防方法を解説します。

おむつかぶれは薬を塗らないと治らない?

赤ちゃん

赤ちゃんのおしりが赤くなっていると心配ですが、新生児など低月齢の時は薬を使うのは極力避けたいですよね。おむつかぶれの炎症箇所が少なかったり軽度のかぶれの場合は、保湿のみで治ることもあります。しかし、おしっこやうんちをすると痛そうなひどいかぶれや、おむつが当たる部分が広く炎症を起こしている場合は市販薬や処方薬を使います。

市販薬にするか病院で処方してもらうか迷うと思いますが、軽度のかぶれの場合まずは安全な成分を使った保湿剤・市販薬で様子を見てみて良いでしょう。病院を受診するかの目安としては数日市販薬を使ってみても治らない、悪化しているように見える場合は小児科・皮膚科を受診して下さい。

皮膚が薄くめくれたり、赤くなっている部分の周囲に斑点状の細かい発疹が見られる場合は、カンジダ菌の感染も考えられます。カンジダ菌に感染している場合は抗真菌剤の処方が必要になるので、赤ちゃんの皮膚状態の経過をよく観察するようにしましょう。

では、軽度のかぶれに使える保湿剤・市販薬はどのようなものが良いのでしょうか。続いては赤ちゃんにも使える安全な保湿剤・市販薬をご紹介します。

おむつかぶれにおすすめの市販保湿剤4選

まずはおむつかぶれに使える保湿剤をご紹介します。おむつかぶれだけでなく顔や全身に使える保湿剤ばかりなので、赤ちゃんの体全体をたっぷり保湿してあげましょう。

①マドンナ ベビーバーユマドンナ

マドンナのベビーバーユは低温抽出された天然馬油と、オーガニックパルマローザから抽出された植物オイルで赤ちゃんの肌を乾燥から保護してくれます。オイルと言うとべたつくイメージですがさらっと肌に馴染んでくれるのが特徴で、動き回る赤ちゃんにも塗りやすくなっています。無着色・防腐剤等無添加ですが、かすかにオーガニックパルマローザの香りがします。おむつかぶれだけではなく、ママの乳頭ケアにもおすすめです。

②ピジョン ベビーミルクローション

こちらはオイルタイプではなくローションタイプの保湿剤です。オイルやクリームと比べて赤ちゃんの肌にすっと馴染むのが特徴で、夏場におすすめです。おむつ周りだけではなく赤ちゃんの全身に使うことが出来ます。サイズも大きく値段もお手頃価格なのでたっぷり使って保湿してあげましょう。

③ママアンドキッズ ベビーミルキーローション

こちらは皮膚科専門医が開発協力をしている低刺激タイプのローションです。赤ちゃん専用の商品ということで、新生児・乳幼児連用テスト・食物アレルギーテスト・皮膚アレルギーテストなど様々なテストが行われています。

ママアンドキッズの商品はママの胎内環境が赤ちゃんの肌にとって最適と考え、胎脂や羊水の成分を参考にした保湿成分を配合しています。無香料・無着色でアルコールや界面活性剤等赤ちゃんに不要な成分も入っていないので安心ですよ。

④健栄製薬 ベビーワセリン

ワセリンも色々なメーカーから発売されていますが、こちらのベビーワセリンはテクスチャーが柔らかく、赤ちゃんの肌に伸ばしやすいのが特徴です。前述の保湿剤と同様におむつ周りだけではなく、全身の保湿に使うことが出来ます。ワセリンを保湿剤として使う場合単体で使うのも良いですが、先にローションなどさらっとしたタイプの保湿剤を使い、その後ワセリンで保護してあげるのがおすすめです。

おむつかぶれにおすすめの市販薬7選

続いてはおむつかぶれに効く市販の薬をご紹介します。おむつかぶれの状態が重度の場合、病院で処方されるのはステロイド薬が一般的とされています。今回はおむつかぶれの状態が比較的軽症で、自宅ケアで治癒が期待出来る状態に使える非ステロイド薬をご紹介します。全て赤ちゃんにも安全な成分を使用した薬となっているので、肌質に合った薬を探してみましょう。

①池田模範堂 ムヒ・ベビークリーム

こちらは生後1ヶ月から使えるクリームタイプの薬です。ムヒと言うと虫刺されの薬では?と思われる方も多いでしょう。ムヒのベビーシリーズには痒みだけではなく、皮膚の赤みや腫れにも効果がある抗ヒスタミン成分が配合されています。その為痒みだけではなくおむつかぶれにも有効なんですね。無香料・無着色なので安心して使えます。

②雪印 ビーンスターク薬用クリーム

こちらも無香料・無着色・防腐剤無添加で赤ちゃんに優しい薬です。赤ちゃんの肌を清潔に保つヒノキチオール、炎症を和らげる酸化亜鉛がおむつかぶれに効果を発揮します。その他にワセリンやサラシミツロウなど保湿成分もしっかり配合されているのが嬉しいですね。おむつ周りの他に顔などの肌荒れにも使えます。

③エルバビーバ ダイパークリーム

こちらは肌を保護するアロエベラ液汁でおむつかぶれを治していくのが特徴で、新生児から使えます。アロエベラ液汁の他にヒマワリ種子油やラベンダー油などのオーガニック成分で作られています。良品質のオーガニック製品だけを認定するアメリカのUSDA認証を受けているのも特徴の1つです。

④ヴェレダ カレンドラ ベビーバーム

こちらはオーガニック製品でママからの人気の高いヴェレダの商品です。おむつ周りの肌荒れを防ぐ専用クリームですが、あせもなどが出来やすい背中や首などにも使うことが出来ます。配合成分はほぼ天然由来のものなので赤ちゃんにも安心ですが、キク科にアレルギーがある場合は使えないので注意しましょう。おむつかぶれに有効な成分としては、酸化亜鉛が配合されています。

⑤アロベビー ベビーボトムクリーム

こちらは99%以上天然由来の成分を使った国産のベビークリームです。ハマナエキスやセイヨウニワトコエキスといった天然成分でおむつかぶれの炎症を抑えます。薬というよりも保湿剤に近いですね。またおむつかぶれに有効な成分の他にオーガニックシアバターも配合されています。おむつかぶれを治しながら赤ちゃんの肌をしっかり保護してくれるのが嬉しいですね。

⑥小堺製薬 亜鉛華軟膏

こちらはおむつかぶれの炎症を和らげる酸化亜鉛が多く配合されています。また酸化亜鉛は患部の浸出液を吸収して乾燥させる効果もあります。おむつかぶれのただれがひどくなっている箇所にも効果を発揮するんですね。ただ、非ステロイド薬なので即効性は期待出来ません。かぶれの状態が長く続いている場合は病院を受診したほうが良いでしょう。

⑦佐藤製薬 ポリベビー

こちらはおむつかぶれ効く市販薬の中で特に人気が高い薬です。痒みを抑える抗ヒスタミン成分と、かぶれ部分の治りを早くするビタミンA・D2・酸化亜鉛を配合しています。前述の薬でも酸化亜鉛や抗ヒスタミン成分を配合したものが多かったですが、ポリベビーは両方配合されているのが嬉しいポイントです。

おむつかぶれに効く保湿剤・薬の塗り方は?

スキンケアクリーム

【ステップ①】汚れを落とし・しっかり乾燥させる

おむつかぶれの部分に保湿剤・薬を塗る際は、まずおしりに付着している汚れをしっかり落としましょう。おしっこだけでもおむつを長時間付けている場合は、赤ちゃんの皮膚に負担をかけています。おしりふきやシャワーで優しく洗ってあげましょう。おむつ交換の度にシャワーを使うのは手間がかかる場合は、ぬるま湯を入れた霧吹きをおしりに吹きかけて拭いてあげるのもおすすめです。

汚れがしっかり取れたら、赤ちゃんのおしりをしっかり乾燥させましょう。赤ちゃんの皮膚は非常にデリケートで、乾燥しすぎも良くないですしムレているのも良くありません。おむつを付けた際のムレを防ぐ為に、きちんと乾燥させてから保湿剤・薬を塗るようにします。

【ステップ②】保湿剤・薬の塗布回数を守って塗る

赤ちゃんのおしりをしっかり乾燥させたら保湿剤・薬を塗っていきます。どのくらい塗れば良いのか迷うと思いますが、基本的にワセリンなどの保湿剤はおむつ交換の度に塗ってあげて問題ありません。おしりがしっとりするくらいしっかり使ってあげましょう。

保湿剤は頻繁に使っても大丈夫ですが、市販薬・処方薬は医師の指示やパッケージ記載の塗布回数を守って使用して下さい。安全な薬とは言っても赤ちゃんの体質・体調によっては薬が合わないということもあります。正しい使い方をしておむつかぶれの経過をしっかり観察しましょう。

おむつかぶれを予防する3つのポイント

赤ちゃん

保湿剤や薬を使っておむつかぶれが治っても、適切なケアをしないと再発することもあります。おむつかぶれを予防するには、どのようなポイントをおさえれば良いのでしょうか。

【予防ポイント①】おしりは清潔に保つ

まず1つ目のポイントとして、赤ちゃんのおしりは常に清潔に保ってあげるのが大切です。同じおむつを長時間履かせていたりすると、ムレや菌の感染の原因になります。日中は定期的におむつ交換するようにしましょう。またおむつ交換の際はおしりふきで拭くだけではなくシャワーや霧吹きを使うのがおすすめです。おしりふきのみだと摩擦で炎症を起こす可能性もあります。お部屋で使えるベビーシャワーなどもあるので活用してみて下さい。

【予防ポイント②】おしりはしっかり乾燥・保湿する

おしりを清潔に保つと共に大切なのが、乾燥・保湿です。おしりを拭いた後に湿ったままおむつを履かせるとムレてしまいます。そのムレがおむつかぶれの原因になることもあるのです。しかし、乾燥させたらそのままおむつを履かせて良いというわけではありません。乾燥させたらおしり全体をしっかり保湿してあげましょう。保湿剤を塗らないと乾燥し過ぎが原因で、痒みなどの炎症を起こすことがあります。保湿剤をしっかり手で温めて、優しく塗ってあげて下さいね。

【予防ポイント③】おむつの種類・サイズに注意する

清潔を保ち保湿をしているにもかかわらずおむつかぶれを起こしてしまう場合は、おむつの種類やサイズが合っていない可能性もあります。他のおむつやサイズを1サイズ上げてみたりなどを試してみましょう。また紙おむつではなく布おむつを試してみる方法もありますが、布おむつはムレやすいのが特徴です。布おむつを試す場合は、紙おむつの時よりも交換回数を増やしてみましょう。

おむつかぶれは早急に対処してあげよう

赤ちゃんのなめらかな肌がおむつかぶれをしている状態は痛々しいものです。しかし赤ちゃんの肌はバリア機能が未熟で、荒れやすくもあります。出来てしまったおむつかぶれは、ご紹介した保湿剤・市販薬でなるべく早く対処するのがおすすめです。そして治癒後は再発しないように予防対策をしっかり行うようにしましょう。

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