2018年06月21日公開
2019年11月17日更新
折り紙で花を折ろう!子供でも簡単キレイに作る方法とは?
散歩へ出掛けたり、花屋さんの店先で季節の花に出会い、摘んだり買ったりして家に飾ることはありませんか?それも素敵ですが、折り紙でも季節の花を簡単に折ることができます。そんな季節の花の折り紙をたくさん紹介しますので、子供と一緒に折ってみませんか?
目次
平面の折り方なら子供でも簡単!季節の花の折り方をご紹介!
季節に咲く花は、見ているだけで笑顔になったり優しい気持ちになったりしますよね。そこで、それぞれの季節の花を折り紙で作ってみましょう。このコーナーでは季節別に、子供でも簡単に折れる平面の折り方をご紹介します。ぜひ子供と一緒に折ってみましょう。
春の花の作り方5選!
小さな子供でも簡単!チューリップの折り方
チューリップは、折り紙の角が多少ずれても大丈夫な小さな子供と一緒に楽しく折れる春の花です。折り紙を三角に折り、左右の角を腕を万歳させるようなイメージで折り上げるだけでもいいですし、さらに左右と下の角を少し裏に折れば平面でも丸みのあるチューリップに折りあげることができます。
詳しい作り方はこちら
たくさん作りたくなるさくらの折り方
春の季節を代表する花といえばさくらは外せません。花びらを5枚折って糊で貼り合わせる作り方もありますが、ここでは折り紙1枚で作れる平面でもかわいいさくらの折り方をご紹介します。
色々な折り紙で何枚も折り、大きな紙にさくらの枝や木を書いて貼っていけば、それだけで春の季節感満載な折り紙アートになります。
ハサミがポイントなカーネーションの折り方
母の日に折りたいカーネーションの折り方は色々あり、立体的に折って花束やブーケにしてプレゼントする作り方もありますが、平面のカーネーションもかわいく、ハガキなどに貼りメッセージカードにするのもおすすめです。
カーネーションと似ているたんぽぽの作り方
野に咲くかわいいたんぽぽも春の季節の花として欠かせません。たんぽぽは、先ほど紹介したカーネーションとほぼ同じ作り方なので、平面のカーネーションが作れれば簡単です。少し難しい折り方ですが、ハサミを使わない平面たんぽぽの折り方も紹介しますので気になる方は見てください。
たんぽぽの折り方
小さな折り紙で折りたいすみれの花
すみれやパンジーも春になるとかわいい花を咲かせてくれます。茎や葉も折るなら3色、花だけでも2色折り紙が必要で、多少折り方の難しい箇所はありますが、仕上がりがとてもかわいく、小さな折り紙で折ればよりすみれらしくなります。
夏の花の作り方5選!
かわいいあじさいの折り方
あじさいの折り方は驚くほど簡単です。小さな花をいくつか折る必要がありますが、ずらして折るところさえ分かってしまえば誰でも折ることができます。後は、同じ作業を繰り返して必要な数だけ花を折り、折り紙の葉っぱと一緒に台紙に貼り付ければ平面だけど立体的に見えるあじさいの完成です。
あじさいの葉は、折り紙の対角線上の角を少しだけ三角に折り、表に返したときにそろばんの玉のような形に見えればOKです。あじさいは、他にもいくつか折り方がありますので、好みの折り方を選んでかわいいあじさいを折ってください。
あじさいの折り方いろいろ
夏が楽しくなるひまわりの折り方
何枚かのパーツを組み合わせて作るユニット折り紙と呼ばれる作り方で、大きなひまわりを作りましょう。ひまわりの花びらパーツの折り方は子供でも簡単に折れます。後は組み立てて、中心部分の折り紙を差し込めば完成です。
1日楽しめるあさがおの折り方
早朝に咲くから朝顔と名付けられたと思われがちですが、実は朝の容花(かおばな)から付けられた名前で、容花は美しい花という意味もあるため「朝の美人の顔」と比喩して朝顔と名付けられたそうです。動画で紹介している折り方はやや難しいところがあるため、子供でも簡単に折れる折り方も紹介します。興味のある方は見てください。
あさがおの簡単な折り方
自慢したくなるダリアの折り方
難易度は高めですが、ユニット折り紙にも見える仕上がりになるダリアの折り方です。一番難しい箇所は、中央へ寄せる部分です。そこまでの折り方は子供でも折れるので、動画をじっくり見ながら挑戦してみましょう。紐を付けてメダルにしたり、コースターとして使ったりするのもよさそうです。
南国気分が味わえるハイビスカスの折り方
ハイビスカスといえば、暑い季節と南国の明るい日差しがイメージできます。真っ赤な折り紙で折れば、一気に南国気分を味わえそうなハイビスカスですが、折り紙を五角形にカットしてから折るので、ハサミを使うのがまだ苦手な小さな子供と一緒の場合は気を付けてあげてください。
きれいなハイビスカスに折るためには、きれいな五角形に切ることが一番のポイントです。なお、作り方の説明では花びらをカールさせていますが、そのまま平面でも芯を付ける事で立体的に見せられます。
詳しい作り方はこちら
秋の花の作り方3選!
季節が秋になるとコスモスが頭に浮かぶ人も多いのではないでしょうか。折り紙1枚で折ることのできるコスモスもありますが、パーツを貼り合わせるコスモスなら子供でも簡単に折れ、風車のような仕上がりがかわいくて色違いで折りたくなります。
カードにしてプレゼントしたいリンドウの折り方
リンドウは、濃い紫色が高貴な色でもあることから人に贈るとよい花として昔から使われていたことと、リンドウの根が薬として使われていたこともあることから、長寿の願いを込めて敬老の日に贈る花になったといわれています。そんなリンドウを折り紙で折りカードにしたら、おじいちゃんやおばあちゃんに喜んでもらえそうですね。
詳しい作り方はこちら
たくさんの花びらがステキな菊の折り方
秋の季節を代表する菊も、パーツをたくさん折って組み合わせれば、平面でもちゃんと立体的に表現することができます。折り方は簡単ですが、パーツが13個必要なので少し根気が入ります。子供と一緒にでき上りを楽しみに頑張って折ってみましょう。
詳しい作り方はこちら
冬の花の作り方3選!
クリスマスに作りたいポインセチアの折り方
緑と赤の折り紙を使って作る平面のポインセチアは、クリスマスの飾りにもピッタリです。ポインセチアもパーツを組み合わせるユニット折り紙なので、パーツ作りを子供と一緒にすれば楽しい時間になりそうです。折り紙を切り分ける作業があるので、その点のみパパやママが行うようにしましょう。
子供でも簡単な椿の折り方
葉っぱも一緒に折り、椿とバランスよく台紙に張れば、そのまま飾ることのできる平面の椿の折り方です。動画では花芯部分にハサミで切り込みを入れて折っていますが、そのまま折ったり、クレヨンやペンで描いたりしてもいいですね。好きな作り方でいろいろ楽しんでください。
お正月に飾りたい梅の折り方
新春に咲く梅は、一年の始まりを表すと共に「出世」や「開運」の象徴でもあるため、古くから日本人に愛されている花です。そんな梅をぜひ折り紙で折って飾ってみませんか?赤やピンクと白の折り紙で折れば、紅白の梅になってより縁起のよい飾りになりますよ。
結婚式にもおすすめ!バラの立体的なブーケを作ろう!
立体的な折り紙のバラは見入ってしまうほどきれいです。そんな美しいバラや、他の立体的な花の折り紙ブーケが海外でも人気を集めています。
さらに、抱えきれないほどのバラの花束は、女性なら誰もが一度は憧れますが、本物のバラで作られた花束はあまりの重さに驚きます。でも折り紙ならそんな心配もありません。たくさん折って抱えきないバラの花束を作りましょう!
折り紙ブーケの材料
折り紙ブーケの主な材料は、折り紙、ボンド、フローラテープ、ワイヤーです。すべて100均で揃えてもいいですが、ワイヤーはフラワーワイヤーを用意した方が作りやすいです。グリーンやブラウンの地巻ワイヤーを利用すれば、後からフローラテープで巻く処理をしなくてよいので使い勝手がよく便利です。
折り紙ブーケでも、腕に掛けることもできるハンギングやティアドロップのように作りたいならボール状の発泡スチロールもあると作れるデザインの幅が広がります。花資材専門店などで問い合わせると手に入れることができます。
バラの花束の種類について
立体的なバラといえば「福山ローズ」がよく知られていますが、これは、世界的にも有名な数学者の川崎敏和氏が考案した「川崎ローズ」をもう少し簡単に折れないかと福山工業高校の生徒が川崎先生の指導の下に考案された折り方です。
この他に佐藤ローズもあり、こちらはポップアップアーティストとしても活躍され、フランス折紙協会の副会長もされている佐藤直幹さんが考案されたものです。動画は、比較的折りやすい佐藤ローズを紹介していますが、五角形の折り紙で折る佐藤ローズもあります。
一般的なバラのブーケの折り方
折り紙のバラをブーケにするなら、まずは小さなブーケを作ってみましょう。広口の空き瓶のような入れ物に、ぐるりとバラを並べ、その上に重ねていくようにバラを入れていくとラウンドブーケのような形に仕上げる事ができます。
そのまま形が崩れないようにまとめて、輪ゴムなどで固定し、リボンでゴムを隠すようにすればそのままプレゼントできるブーケの完成です。
詳しい作り方はこちら
バラのつぼみ、ガク、葉っぱの折り方
折り紙バラの花束やブーケをよりリアルに作るなら、つぼみや葉っぱの折り方も覚えましょう。こちらは、簡単なつぼみの折り方を紹介した動画です。参考にして大輪のバラと組み合わせてください。
こちらは、ガクと葉っぱの折り方を紹介した動画です。先に紹介した福山ローズと組み合わせることで、より本物のバラのように仕上げることができます。たくさん作れば花束やブーケにまとめることができそうです。
はかないイメージのカスミソウのブーケもおすすめ!
英名でbaby’s breath(赤ちゃん or 愛しい人 の吐息)と呼ばれているカスミソウは、たくさんの枝先に咲く小さな白い花が春霞のようにも見え、主役の花を引き立てる花としてフラワーアレンジや花束に欠かせない花ですが、カスミソウだけで作るブーケもすてきで、花嫁をより清楚に美しく見せてくれる花です。
カスミソウブーケの折り方
そんなカスミソウを折り紙で作ってかわいいブーケにすれば、そのまま飾ったり、プレゼントとしてもおすすめです。
動画のように折り紙を利用してもいいですし、お花紙と呼ばれるふわふわとした柔らかい紙を同じようにパンチで抜いて作ってもかわいいです。カスミソウだけでブーケにするには、相当な数が必要になりますので、かなり根気が入りますが、でき上りは感動すること請け合いです。
母の日に贈りたい!立体的なカーネーションブーケの折り方
折り紙でもカーネーションを立体的に作り、何本かまとめればブーケや花束にすることができます。立体的なケーネーションの作り方はいくつかありますが、どれもポイントはカーネーションの細かなひだのような花びらをどう表現するかです。
まずひとつめの立体的なカーネーションの作り方は、縁をギザギザに切った丸い折り紙4枚を花びらにし、それを竹串などに順番に刺して花を作り、葉っぱなどを折って貼り付ける方法です。ピンキングハサミがあると、簡単にギザギザに切れるので、花束やブーケ用にたくさん立体カーネーションを作るなら用意すると作業が楽です。
先ほどの立体カーネーションは花びらを重ねる作り方でしたが、次に紹介する立体カーネーションは、横に貼り合わせていく作り方です。小さな花を集めて一つの花にするようなイメージなので、先ほどの作り方よりも少し力が必要かも知れません。ですが、慣れれば小さな子供でも作れますので、ぜひ一緒に作ってみましょう。
詳しい作り方はこちら
二番目の立体カーネーションは茎がないため、そのままでは花束のようにまとめるのは難しいですが、メガホンを作るように紙を丸めたところへペーパークッションなどを適当に詰め、その上にカーネーションがブーケのように見えるように並べるのもかわいいです。ボンドなどで接着しながら詰めれば落ちる心配もなくそのまま渡すこともできます。
意外と簡単!基本の「花くす玉」を作ってみよう!
折り紙で作るくす玉は昔からありましたが、花くす玉と呼ばれるインテリアにもピッタリなくす玉が現在はとても人気です。花くす玉は、一見難しそうに見えますが実は簡単で、一つ作るとそのかわいさにたくさん作りたくなってしまうほどです。
必要なパーツ数と折り方を確認しよう
花くす玉に必要な花は5個のパーツでできています。基本的な花くす玉を作るためにはその花が12個必要ですので、パーツの数は5×12=60個になります。パーツの折り方と、花の形に組み立てるやり方は上の動画で確認しましょう。
わかりづらい部分は動画でチェックしよう!
でき上った12個の花をくす玉に組み立てていきます。6個ずつ組み立てたものを合わせる方法と、一つずつ貼り合わせていきくす玉に仕上げる方法があります。好きな組み立て方でかわいいくす玉にしてください。
花くす玉をパーツから仕上げまで紹介している動画
花くす玉のパーツ作りから仕上げまで一気に確認することができる動画です。5cm角の折り紙で作ることでよりかわいく仕上がっています。この動画は桃の花で作っていますが、折り紙の色をかえたり、先に紹介した桜や梅で作ると表情が変わります。
自分のレベルにあった折り方に挑戦しよう♪
折り紙で折る花は、小さな子供でも簡単に折れるものから、花束やブーケに仕上げて誰かにプレゼントしたくなるほど素晴らしいものまであります。複雑な折り方の花は、何度も動画で確認したり練習したりする必要がありますが、無理のない折り方から始めれば、難しい花も折れるようになります。
まずは自分のレベルに合った花から挑戦して、自慢できる花が折れるように少しずつ頑張ってみましょう。家の中に花が飾られていると心が和みます。折り紙の花でもそれは同じです。折り紙をたくさん用意して、折り紙の花で季節を楽しんでみませんか?