2018年08月29日公開
2018年08月29日更新
『杏』を使った女の子の名前!漢字や字画数・意味の由来も徹底調査!
【杏】はとても可愛らしい漢字で、女の子の名前にもぴったりです。ここでは【杏】の読み方や字画数はもちろん、意味や由来といった子供の名付けに大切な情報も詳しく紹介していきます。ぜひ【杏】を使った素敵な名前を考えていきましょう!
【杏】に込められた思いとは?
子供の名前に【杏】という漢字を使う時、パパやママはどんな思いを込められるのでしょうか。【杏】を使った名前を考えるには、漢字の意味やイメージを知ることが大切です。女の子の名前に人気の【杏】を詳しく紐解いていきましょう。
【意味】杏ってどんな花?
【杏】は春になるとピンクや白のかわいい花を咲かせ、その花は桜やウメによく似ています。また英名の「アプリコット」としてもよく知られているように、その黄橙色の果実はジャムなどの食用にもなっています。また【杏】の果実には薬膳としての効果もあるため、古くから薬としても親しまれていたようです。
また【杏】の漢字は、木の枝に果実が実っている様子を「木」と「口」で表したことに由来しているそうです。たしかに漢字をよく見ると、木に果実がなっている様子に見えてくる気がします。
【杏】の花言葉は?
かわいい花を咲かせ、食用や薬としても親しまれてきた由来のある【杏】ですが、その花言葉は以下の通りです。
・「臆病な愛」
・「乙女のはにかみ」
・「早すぎた恋」
まるで10代の女の子の不安定な恋心を表したような花言葉ですね。これらの花言葉は【杏】が桜より一足早く、恥じらうように咲くということに由来していると言われています。この由来を聞くと、【杏】は「奥ゆかしくかわいい花」という印象を持ちますね。
【杏】は春生まれの名前に人気!
【杏】は春の花として、春生まれの女の子の名前に人気の漢字でもあります。ちなみに女優で有名人の「杏(あん)」さんも、4月生まれです。春生まれの女の子に人気の漢字については下記の記事もぜひご参考くださいね!
【思い】杏ってどんなイメージ?
子供の名前に【杏】を使う場合、どんなイメージかというのは重要ですよね。名前に願いや想いを込めるにも、漢字のイメージは大切です。
【杏】はそのかわいい花や果実のイメージが強く、【杏】の漢字にも「かわいい」、「女の子らしい」というイメージがあります。よくコスメなどで目にする「アプリコット色」も誰からも愛されるようなかわいい色味ですよね。
また【杏】は先ほど紹介したように、「薬」として古くから親しまれてきた由来があることから、「人助け」、「人の役に立つ」というイメージも持ち合わせています。ただ「かわいい」だけでなく、誰かの助けになる「強さ」も備えているなんて素敵ですね。
【杏】を使った名前に込められる思い
【杏】から連想されるイメージによって、子供の名前にはどのような願いや思いが込められるでしょうか。まずはそのかわいい花のイメージから、『愛らしくかわいい女の子に育ちますように』、『見た目だけでなく、心も美しい女の子になりますように』といった思いが込められます。
また「人助け」という意味からは、『周りを助ける心優しい人になって欲しい』、『誰かのために行動できる人になって欲しい』という思いも込められるでしょう。
また【杏】は『アン』と読めることから、「あ」で始まり「ん」で終わるということで、『全てから愛される人になって欲しい』という思いや、『始めたことを最後までやり通す人になって欲しい』という願いを込めることもできます。
【杏】に込めた先輩ママの思いをみてみよう
・「春に咲く杏の花のように可愛らしく、朱く色づいた実が甘みを増すように、深みのある温かい人に育ってほしいと思って名づけました。」
・「将来たくさんの実をつけ、多くの人にその実をわけてあげられるような優しく心の広い人になって欲しいという願いを込めて!」
【基本情報】杏の読み方と字画数は?
【杏】の読み方
音読み:「アン」・「キョウ」
訓読み:「あんず」
人名読み:「あ」
【杏】は漢字一文字の名前でも、『アン』ちゃん、『キョウ』ちゃん、『あんず』ちゃん、と様々な読み方をさせられるのが面白いですね。どれも女の子らしいかわいい響きの名前です。もちろん他の漢字とも組み合わせやすい読み方ばかりなので、名前の幅が広がりますね。
『アン』は海外でも呼びやすい
【杏】の読みである『アン』は、海外の方も発音しやすい響きで、欧米では親しみのある名前でもあります。また『アンナ』なども海外では珍しくない名前です。どんどんグローバル化が進む時代ですから、将来子供が国際的な場で活躍することを考えて、海外でも通用する名前をつけるのも良いですね。
また後ほどおすすめの名前として紹介する『アンジュ』という名前は、フランス語で「天使」という素敵な意味を持ちます。他にも外国語で素敵な意味のある名前を知りたい方は下記の記事を読んでみてくださいね!
【杏】の字画数
【杏】の漢字の字画数は7画です。字画数の多すぎないすっきりとした漢字なので、どのような名字にも合わせやすいかもしれませんね。姓名判断では総字画数でみますから、名字とのバランスも意識して名前を考えると良いですよ。
【杏】を含むおすすめの名前は?
【杏】の漢字を使った、女の子におすすめの名前の一例を紹介していきます。ご自分の大切な子供に贈る名前として、字画数なども意識しながら考えてみてくださいね。
杏を含む二文字の名前
杏子(あんず、きょうこ、あこ)
女の子らしい「子」を止め字にした名前です。様々な読み方が考えられる名前ですので、パパやママの好きな響きで決めると良いですね。
杏奈(あんな)
【杏】を使った二文字の名前としては最も人気があります。先ほど述べたように「アンナ」の響きは海外でも呼びやすくおすすめです。「那」や「南」の漢字を合わせても良いですね。
杏里(あんり、あさと)
見た目も響きもとても女の子らしいかわいい名前です。
杏花(きょうか)
【杏】を『キョウ』と読ませる女の子の名前は、凛としたイメージになります。見た目も「杏の花」で可愛いですね。
寿杏(じゅあん)
響きがかわいいのはもちろん、先ほど紹介したように「ジュアン」はフランス語で素敵な意味を持つのでおすすめです。
優杏(ゆあ、ゆあん)
響きがとても女の子らしくかわいい名前です。「由」や「柚」の漢字を組み合わせても良いですね。
梨杏(りあ、りあん)
最近人気のある響きの名前です。もちろん「里」や「理」、「漓」などの漢字を組み合わせても良いですね。
乃杏(のあ)
「のあ」も最近女の子の名前として人気があります。見た目も響きもやわらかい雰囲気が女の子らしいです。
杏実(あみ)
あんずの実はとてもかわいいので、こちらの名前も女の子におすすめです。見た目も響きも可愛らしくて良いですね。
杏を含む三文字の名前
杏咲花(あさか)
「あんずの花が咲く」と読めてかわいい名前です。「咲」も「花」も女の子におすすめの漢字ですよ。
杏樹沙(あきさ)
女の子でもさわやかな凛々しい名前にしたい方におすすめの名前です。響きがとても綺麗です。
杏梨咲(ありさ)
こちらも人気の「咲」を組み合わせた名前としておすすめです。響きも女の子らしくかわいいです。
杏実香(あみか)
「実る」も「香る」も【杏】にちなんでいて、意味のある名前になっています。響きもかわいくておすすめです。
杏花里(あかり)
こちらも「花」を組み合わせたかわいい名前です。読みやすく響きもかわいいですね。
真理杏(まりあ)
聖母マリアを想起させる「まりあ」という名前も外国で通用する名前です。響きがとても女の子らしいですよね。
里杏奈(りあな)
最近人気の「りあ」に「な」をつけて「りあな」という名前もとてもかわいいです。漢字も様々なパターンが考えられるので、字画数などを意識しながら決めてくださいね。
【杏】は男の子の名前にも使える
【杏】はかわいいイメージが強く、女の子の名前に人気の漢字ですが、男の子の名前に使うこともできます。とくに【杏】の『キョウ』という音読みの響きは、凛々しくさわやかで、男の子の名前にもぴったりです。
たとえば、杏輔(きょうすけ)・杏平(きょうへい)・杏太郎(きょうたろう)などといった名前が考えられます。【杏】は『人助け』の意味もあるように、とても良い漢字ですから、ぜひ男の子の名前にも使ってくださいね!
女の子に【杏】を使ったかわいい名前をつけよう!
【杏】は意味や響きがかわいいだけでなく、その由来やイメージをみても、子供に贈る名前にふさわしい漢字だということがわかりましたね。とくに花や果実の可愛らしいイメージは、女の子の名前にぴったりです。
ぜひ【杏】の漢字に思いを込めて、女の子らしくかわいい名前をご自分の子供にプレゼントしてみてくださいね!