『咲』を使った男の子&女の子の名前!漢字や字画数・意味の由来も徹底調査!
赤ちゃんの名付けには素敵な意味のある名前を考えたいですよね。そんなとき『咲』はとてもイメージが良い漢字で、男の子・女の子どちらの名前にもおすすめです。ぜひ『咲』という字にパパやママの願いを込めて、素敵な名前を考えてみてください!
目次
『咲』女の子の名付けに人気の漢字
『咲』という漢字を赤ちゃんの名前に取り入れたいと考えているパパやママは多いのではないでしょうか。『咲』は明るいイメージを持たれることが多く、字画数などを考慮しつつ、ぜひ赤ちゃんの名前にも使いたい漢字ですよね。
実際に『咲』という漢字は名付けによく用いられており、とくに「花が咲く」などのかわいらしいイメージから女の子の名付けに人気があるようです。『咲』が名前に付いている芸能人だと、女優の「武井咲(たけいえみ)さん」や、アイドルの「宮脇咲良(みやわきさくら)さん」などが有名ですよね!
ちなみに「咲良」という名前は、生命保険会社の明治安田生命が毎年発表している名前ランキングで、2017年の女の子部門1位に輝いています(「結菜」と同率1位)。
実際『咲』という漢字は読み方的にも名前として使いやすく、意味やイメージ的にもぜひ名付けにおすすめの漢字です。これから詳しくご紹介していきます。
『咲』字画と読み方
『咲』という漢字の字画数は9画です。読み方は音読みでは「ショウ」、訓読みでは「咲く(さく)」、「咲う(わらう)」と読み、人名などでは「えみ」、「さ」、「さき」などと読ませることが多い漢字です。
先ほどの「武井咲(たけいえみ)さん」は「えみ」と読ませていますね。『咲』と書いて「えみ」と読むのは抵抗がある方もいらっしゃるかもしれませんが、実は漢字の由来を知ればそんなに不自然な読み方でもないということがわかります。次はその『咲』という漢字の由来について紹介していきますね!
『咲』漢字の由来と意味
名付けの際、字画や読み方はもちろん、漢字の由来や意味も気にしたいポイントですよね。大切な我が子の名前ですから、いろいろな思いや願いを込めて名付けしたいと考えるパパやママは多いでしょう。ここからは『咲』という漢字の由来と意味を紹介していきます。
『咲』の由来
『咲』という漢字の由来をご紹介します。実は『咲』は「笑う(わらう)」という漢字の「笑」の古字です。古字とは「現在は用いられていないが、昔使われていた文字や書体」という意味で、昔は「わらう」に『咲』の漢字を使っていたようです。そこから『咲』には「わらう」や「えみ」という読み方が残っているのですね。
ちなみに「笑」の字画数は10画です。画数を気にされる方は、同じ意味を持つ漢字としてどちらを使うかを画数によって判断するのもいいかもしれません。
そんな『咲』が「花が咲く」という意味で使われるようになったのは、花が咲くことを、閉じていた口元が笑うことによって開いていく様子に例えたことが由来だそうです。「花が笑う」という表現はとても素敵ですね。
『咲』の意味
『咲』という漢字は、その由来から「花が開く(咲く)」と、「笑う」とい2つの意味を持っています。この2つの意味はどちらも良いものですよね。今は「笑う」という意味では使われなくなった『咲』ですが、本来の意味を知るとますます良い漢字だということがわかります。ポジティブな意味しか持たない『咲』は、赤ちゃんの名付けにもぴったりの漢字なのではないでしょうか。
『咲』漢字のイメージ
次に『咲』という漢字が持つイメージを見ていきましょう。まず『咲』が持つ「笑う」という意味からは、「いつもにこにこした様子」や、「周りを明るくする」、「幸せ」などといったイメージが浮かぶのではないでしょうか。
また「花が咲く」という意味からは、「彩りを与える」、「成長する」、「未来へ向かう」などといった明るく前向きなイメージが想起されますよね。さらに花が咲くイメージの強い「春」という季節も連想できるので、春生まれの赤ちゃんの名前にも人気のある字のようです。
さらに『咲』を使った慣用句として、「話に花が咲く」という言葉があったり、「成功して名声を得る」といった意味で「地道な努力がやがて花を咲かせて実を結ぶ」というように使われたりすることもあります。
このようなことから、『咲』を使った名前には、「いつも笑顔で、周りを明るく幸せにする人になってほしい」といった願いや、「まっすぐひたむきに努力して、人生に綺麗な花を咲かせてほしい」といった思いをこめることができるのではないでしょうか。
『咲』を使った【女の子】の名前
『咲』を使った女の子の名前にはどのようなものがあるのでしょうか。女の子の名前に『咲』を使うとき、「花のようなかわいい女の子になってほしい」、「いつも笑顔で幸せな女の子になってほしい」などといった願いをこめて名付けるパパやママが多いようです。
『咲』二文字の名前
『咲』を使った二文字の女の子の名前には以下のようなものがあります。たくさんあるので読み方別に紹介していきます。ぜひ参考にしてみてください。
「さき」と読ませる名前
・美咲(みさき)
・咲子(さきこ)
・千咲(ちさき)
・咲花(さきか)
・咲恵(さきえ) など
「さ」と読ませる名前
・咲希(さき)
・咲知(さち)
・咲奈(さな)
・咲穂(さほ)
・理咲(りさ) など
「さく」と読ませる名前
・咲良(さくら)
・咲乃(さくの)
・咲音(さくね) など
「えみ」と読ませる名前
・咲花(えみか) など
『咲』三文字の名前
次に『咲』を使った三文字の女の子の名前を紹介していきます。三文字の場合は、ほとんどが『咲』を「さ」と読ませる名前になっているようです。
・愛理咲(ありさ)
・亜咲子(あさこ)
・凛咲子(りさこ)
・咲久良(さくら)
・咲也加(さやか)
・咲知花(さちか) など
ここまでで紹介した『咲』を使った女の子の名前は、ほんの一部です。また同じ読み方でもいろいろな漢字の組み合わせがありますから、パパやママの好きな漢字や、思いの込めやすい漢字などを組み合わせてみてください。また姓名判断などを気にされる方は字画数などをチェックして決めるのもいいですよ。
実際に名付けに『咲』を使った方の思い
女の子の名付けに『咲』を使った親御さんの願いや思いをご参考までに紹介します。
・「咲」は「笑」の元になった漢字であり、花が咲くというニュアンスも含め、あえて「咲」にしました。「里」は生涯、一生などを示します。お花のような優しい笑顔いっぱいで生きていって欲しい、という意味でつけました。【咲里(えみり)ちゃんのママ】
・花が咲くように、笑顔の素敵な人間になってほしいと思い「咲」という字を使いました。多くの人の笑顔に囲まれるように、多くの人の笑顔の素でいられるように願っています。【咲乃(さきの)ちゃんのママ】
『咲』を使った【男の子】の名前
『咲』は女の子の名付けに人気があるということで紹介してきましたが、男の子の名前に使っても、もちろんOKです。『咲』は良い意味・イメージのある漢字ですから、最近は男の子の赤ちゃんの名付けにも人気が出てきているようです。春らしい名前を付けたいときにもおすすめですよ。
『咲』二文字の名前
まずは『咲』を使った二文字の男の子の名前を紹介します。男の子の名前では、「さく」・「さき」と読ませる名前が多いようです。
・咲斗(さくと、さきと)
・咲太(さくた、しょうた)
・咲也(さくや)
・咲空(さく)
・真咲(まさき)
・智咲(ちさき) など
『咲』三文字の名前
次に三文字の男の子の名前を紹介します。『咲』という漢字が入ると、なんとなくやわらかく優しい雰囲気の名前になりますよね。
・咲太郎(さくたろう)
・咲希斗(さきと)
・咲之介(さくのすけ、さきのすけ)
・咲吾郎(さくごろう) など
以上のように、『咲』という漢字は男の子の名前にも使うことができます。読み方の音の響きや、組み合わせる漢字次第では、とても男の子らしいイメージの名前になりますよね。字画なども参考にしながら、ぜひ男の子の赤ちゃんの名付けにも『咲』を使って考えてみてください!
実際に名付けに『咲』を使った方の思い
・春はお花が咲く季節なので咲の字をいれたいねということと、パパがさくやという響きが好きとのことで決定しました。この子の人生が長く咲きほこれますようにという願いをこめて、パパとママからのプレゼントです。【咲弥(さくや)くんのママ】
・花を咲かせて自分も輝き、周りの人も幸せにできるようにという意味でつけました。【咲人(さきと)くんのママ】
『咲』一文字でも使える名前
『咲』は一文字でも十分に立派な名前として使えます。先ほど紹介した武井咲さんの「えみ」もそうですし、「さき」や「さく」と読ませても一文字で使える名前になります。「えみ」と「さき」の読み方だと女の子の名前という感じがしますが、「さく」であれば男の子の名前としても使えますね。
『咲』を使って素敵な名前をつけよう
大切な赤ちゃんの名前を名付ける時、どんな漢字を使ったらいいか、どんな読み方にするか、とても悩みますよね。そんなとき『咲』は本当に良い意味を持つ素敵な漢字ですからおすすめです。
また『咲』の意味やイメージはパパやママの願いや気持ちを込めやすいはずです。子供が大きくなった時に、そんな名前に込めた特別な思いを話してあげれば、きっと幸せな気持ちになってくれることでしょう。
『咲』は大切な子供の名付けにはふさわしい漢字です。女の子、男の子に関係なく、ぜひ『咲』にパパやママの思いや願いを込めて、赤ちゃんに素敵な名前を授けてあげてください!