指遊び16選!年齢・人数別に人気のゲームを紹介!【保存版】
大人も小さい頃に一度は指遊びをしてきたのではないでしょうか。とても楽しくてコミュニケーションが取れる指遊びを年齢や人数別にご紹介していきます。子供が退屈しそうな時に、すぐに活用できるので覚えてみてくださいね。懐かしい指遊びもありますよ。
目次
指遊びはおもちゃがなくても楽しめる!
指遊びは、いつでもどこでもすぐに遊べて楽しめます。電車の中、病院の待ち時間、レストランなど、子供が退屈したときに何もなくてもすぐに気軽に出来てコミュニケーションも取ることができます。対象年齢ごとに分けてご紹介しますが、小さい年齢でご紹介する指遊びを幼児さんも楽しんでくれますよ。
指遊びのメリットとは?
指遊びをすると、手を動かすことで脳や指先の発達が促されます。一緒に指遊びをすることでコミュニケーション能力も発達します。歌を歌った指遊びで、言葉の発達や集中力、リズム感や反射機能も向上するなど、指遊びにはメリットが沢山あります。
【おすすめ指遊び①】スキンシップが取れる3選!対象年齢0~2歳
0~2歳頃の乳幼児期はスキンシップがとても大切です。スキンシップを取ると、子供の心と身体の発達を促し、そして親にとっての癒しの時間にもなります。指遊びから始まり、沢山体に触れられて抱っこをしたり抱きしめたり、スキンシップが取れる対象年齢が0~2歳の指遊びを3つご紹介します。
1. 指のお散歩
指のお散歩は、赤ちゃんの体をパパやママの指がトコトコとお散歩する指遊びです。人差し指と中指を足に見立て、0歳の赤ちゃんの体をトコトコとお散歩してみましょう。山を登ったり、坂を下ったり、滑り台のようにスーッと滑ってみたりジャンプしたり、走ったり歩いたり時には休んでみたりと、お話しや歌を歌いながら楽しく遊べます。
対象年齢は0~2歳ですが、3歳以上のお兄ちゃんやお姉ちゃんも赤ちゃんとスキンシップが取れる遊びです。沢山お散歩して、スキンシップを取ってあげてくださいね。
2. いっぽんばしこちょこちょ
知っている人が多い、いっぽんばしこちょこちょの指遊びです。これは0歳から楽しめますが、5歳の子でも笑ってくれるとても楽しくなる指遊びです。
手のひらに人差し指を立て「♪いっぽんばーしーこーちょこちょ……」と歌い始めます。次は反対の手のひらに人差し指と中指を立て「♪にーほんばーしーこーちょこちょ……」と続き、次に足の裏に指を3本立てて「♪さんぼんばーしーこーちょこちょ……」と続きます。
そして反対の足の裏に指を4本立てて「♪よんほんばーしーこーちょこちょ……」と続き、最後はお腹の上で5本の指で「♪ごーほんばーしーこーちょこちょ……」と歌い、5本橋の階段上って……は、どこに向かうかはアイデア次第です。
「♪階段上って……こちょこちょこちょー」が定番ですが、「♪階段上ってまた下りて……階段上って……」と意表を突くと、年齢が上がってもいっぱい笑顔が見れますよ。全身のスキンシップになりますね。
3. かたつむり
「♪でーんでんむーしむしかーたつーむーりー……」の歌は知っている人が多いですよね。この『かたつむり』の童謡でする指遊びをご紹介します。椅子や床に座り、子供を膝の上に座らせて、膝を上下にリズムよく動かしながら歌います。0歳の腰が据わっていない赤ちゃんには、トントンしてあげたり座って抱っこしながら揺れてあげれば遊んであげられますよ。
「♪つのだせやりだせめだまーだせー♪」の歌詞で両手または片手で体を優しくツンツンします。そのあとはかたつむりが這うようにこちょこちょをしてあげます。最後に「ぎゅーっ」と抱きしめて終わります。
【おすすめ指遊び②】1人でできる5選!対象年齢3~4歳以上
3~4歳以上になってくると、覚えれば1人でも指遊びが出来る年齢になってきます。子供の好きな時に黙々と出来る指遊びを5つご紹介します。年齢に合わせて、指の使い方を変えると長く遊べますよ。
4. 指数え
3~4歳頃の数が10まで数えられるようになったら始められる、指数えの指遊びです。片手でも出来るし、両手でも出来ます。親指から始めたり小指から始めたり、手を開いて始めたり握ってから始めたりと色々なパターンがあります。
簡単に出来るようになったら、片手はパーで、もう片方の手は親指を折ってからスタートします。10を数えた時に、スタートと同じ指の形になっていたらクリアです。大人でも楽しめますよ。
5. ミミズの体操
両手の人差し指を使った指遊びです。両手は握っておいて、人差し指を向かい合わせにして立てます。「ミミズの体操……1,2,3,4,5,6,7,8……」というリズムと共に、人差し指を折ってから左右の人差し指同士をくっつけるように横に伸ばして、また折って上に立てて……を繰り返します。
3~4歳頃は両手を同じ動きにすると楽しめるでしょう。簡単にできるようになってきたら、1,2,3,4,5……のところから伸ばす方向を左右で変えます。例えば、右手の人差し指は上に立てて伸ばした状態なら、左手の人差し指は右手に向かって伸ばします。両手共に折ったら、右手の人差し指は左手に向かって伸ばし、左手の人差し指は上に立てて伸ばします。これを同時にリズムよく行っていきます。
6. クモの壁登り
クモの壁登りも、黙々と手先の動きを鍛えられる指遊びです。両手の親指と人差し指を使います。同じ指同士をくっつけて三角形を作ります。人差し指は付けたまま、片方の親指を上に持っていき、反対側の親指を上に持って行った指にくっつけます。下向きの三角形が出来上がります。
次は、親指は付けたまま、片方の人差し指を上に持っていき、反対側の人差し指を上に持って行った指にくっつけます。上向きの三角形に戻ります。繰り返して、クモが壁を登っていくように指を動かす指遊びです。
7. トコトコトコちゃん
トコトコトコちゃんは、自分の腕を反対の手がお散歩する指遊びです。初めは歌を教えてあげながら向かい合って一緒に遊んでみてください。4歳頃になると子供同士での相互的なコミュニケーションが取れる時期になるので、お友達とコミュニケーションが取れますよ。
アレンジ次第でとっても楽しいトコちゃんの散歩になります。子供に歌詞を作ってもらっても楽しいです。メロディーがリズミカルで明るいので、ぜひ覚えて子供に教えてあげてくださいね。
トコトコトコちゃん さんぽして バナナをふんじゃった つるん
トコトコトコちゃん さんぽして 石につまづいた おっと
トコトコトコちゃん さんぽして ガムをふんじゃった びよーーーん
トコトコトコちゃん さんぽして 池におっこちた ぽちゃん
トコトコトコちゃん さんぽして お山に登ったよ やっほー
8. こどものけんか
こどものけんかという指遊びは、年代や地域によって歌が変わってきます。平成で歌われているわらべ歌に合わせて、指遊びをご紹介します。まず、手を開いて左右の同じ指同士の腹を合わせます。
こどもとこどもがけんかして(小指)
くすりやさんが、とめたけど(薬指)
なかなかなかなか、とまらない(中指)
ひとたちゃわらう(人指し指)
おやたちゃおこる(親指)
手を握ってから初めて、それぞれの指を歌に合わせて立たせてから、指の腹を合わせるようにすると指を立てるのが難しいので、少し高度な指遊びになっていきます。親指を立てたら、最後に「ぶーっ」と怒って親指を突き出します。
【おすすめ指遊び③】2人でできる2選!対象年齢3歳以上
対象年齢が3歳以上の2人で遊ぶ指遊びを2つご紹介します。子供によっては楽しい遊びが喧嘩になってしまうこともあるので、楽しく遊べるようにルールを決めるといいでしょう。まずは、子供対大人でやると導入しやすいです。
9. 指の数当て
2人のうちのどちらかが、背中などで相手に見せないように指を何本か立てます。何本立てているかをもう1人が当てるゲームです。数が5または10まで数えられるようになったら遊べる指遊びです。シンプルなゲームですが、数の勉強にもなりますね。
3歳以上になって勝ち負けにこだわるようになったら、ゲームを始める前に、立てた指の本数は変えないというルールを作るといいでしょう。
10. 指相撲
指相撲で遊んだ人は多いのではないでしょうか。親指以外の指を相手と握り合わせ、親指を立てて「スタート」の合図で相手の親指を上から10秒押さえ込んだほうが勝ちというゲームです。
この指遊びも、勝ち負けにこだわるようになる3~4歳以上は、ゲームを始める前にルールを決めるといいでしょう。肘をついて遊ぶ、手を付けて遊ぶ、小指を立てて「ロープ」というルールがあるなど、パパとママでルールが違うこともあるので、みんなにやり方を聞いてみると楽しいですよ。
【おすすめ指遊び④】2人以上で遊ぶ2選!対象年齢5歳半以上
対象年齢が5歳半以上の、瞬時に計算が必要になってくるゲームを2つご紹介します。考える力も必要になってくるので、年長さん以上にならないと難しいゲームかもしれません。難しいため、大人同士でも盛り上がります。
11. いっせーのせゲーム
遊ぶ人全員の左右の手を握って前に出し、親指だけを上に立てて使う指遊びゲームです。「いっせーの」の掛け声に続けて言う数字と、みんなが上げた親指の合計が合っていたら抜けられます。間違っていたら、次の人に移ります。
数字を言う人も親指を立てて使います。親指を何本立てるかは各々任意で行います。合っていたら、左右どちらかの手を下ろし、片手のみで戦います。両手が下がった人の勝ちです。最後まで残ってしまった人が負けになります。
「いっせーのせ」の掛け声は地域によって名前が違います。「バリチッチ」「うー」「勝負」「ビーム」他たくさんの掛け声があります。「いっせーのせ」「いっせーの」「せーの」「セット」というように、関東でも地域によって掛け声が異なります。
12. 割りばしゲーム
割りばしゲームは、両手を使います。この割りばしゲームも瞬時に計算が必要となる頭を使う指遊びゲームです。最後まで手が残っている人が勝ちとなります。
まず初めに遊ぶ人全員の左右の人差し指だけ突き出して前に出します。初めの人が相手の手にタッチします。タッチされた指の数だけ出す指を増やしていき、5以上になった手はその時点で下ろします。両手が下りたら負けです。
ただし、両方の指の数を手をたたいて分けることができます。相手の本数をみながら、指の本数を分けて瞬時に作戦を立てなくてはなりません。片手が下りてしまっていても、また前に出すことも出来ます。
【おすすめ指遊び⑤】歌いながら1人で遊べる2選!
歌いながら1人で遊べる指遊びを2つご紹介します。頭の中で歌いながら出来るので、静かな場所でも遊べます。指の運動になるので、暇なときに行うと大人も脳の活性化にもなりますよ。
13. うんそうやさん
うんそうやさんは1人でも遊べますが、みんなで遊んでも盛り上がります。指の動きが難しいので、3歳か4歳以上になると出来るようになるでしょう。大人でも難しい指遊びなので、ぜひご家族でチャレンジしてみてください。歌もすぐに覚えられますよ。
うんそうやさん 今日の荷物は ●●ですね
素早く丁寧に運ぶんですね
次から次へ夜も休まず……(繰り返し)
●●便が速いのね
14. いちたくんのお引越し
いちたくんのお引越しは、対象年齢は3~4歳頃です。まだ難しい0歳~2歳頃は、大人が見せてあげても楽しい指遊びです。歌も簡単なのですぐに覚えられますよ。いちたくんのお引越しが終わったらにったくんです。間違えずにどの子までできるでしょうか。
いちたくんがお引越し
こっちのまちからこっちのまちに
いちたくんがお引越し
お・ひっ・こ・し
ぽん!
【おすすめ指遊び⑥】歌いながら2人で遊べる2選!
歌いながら2人で遊べる指遊びを2つご紹介します。どちらの歌も簡単に覚えられて楽しいので、子供たちは一緒にやろうと催促してくるでしょう。ぜひ覚えて、子供たちに教えてあげてくださいね。
15. カエルとへび
カエルとへびは2人で行う指遊びです。4歳頃からは友達同士でもできるでしょう。静かな場所だと楽しいので、ちょっと笑い声が出てしまうかもしれませんね。片手だけ使うので、大人と一緒にやれば2歳頃の小さい子でも遊べます。交代したり何度も遊べて、待ち時間も楽しく過ごせますよ。
かえるがぴょんぴょん へびのからだを へびだときづかず ぴょんぴょんぴょん
へびはしずかにまっている かえるをたべよとまっている
16. もちもちぺったん
もちもちぺったんの指遊びは、2人でも、複数で輪になっても出来ます。両手を使った指遊びです。左手は相手の指を捕まえて、右手は相手に捕まらないように歌に合わせて逃げます。両手を使うようになるので対象年齢は4歳位です。カエルとへびより高度になりますよ。反射神経と集中力が養えます。
もちもちぺったん つきましょう もちもちできたら たべましょう
ぺったんぺったん…… ぱくっ!
指遊びなら自然とコミュニケーションが取れる!
指遊びは、いつでもどこでも簡単に出来る楽しい遊びがいっぱいです。指遊びを行うことで、大人も子供も自然とコミュニケーションが取ることができます。それだけでなく、数字を覚えたり、脳の活性にもなり手先も器用になります。歌も合わせることでリズム感を養うこともできるのです。
対象年齢以外でも、個々に合わせて楽しく指遊びをしてみてください。年代が違うとルールや歌詞や掛け声も異なってくると思うので、いろいろなやり方を話し合うことでもコミュニケーションが取れますね。