女の子の名前『さら』の漢字や字画数・意味の由来を徹底調査!

【さら】という名前は語感の響きも明るく可愛らしいので、女の子の名付けに適していて人気があります。漢字を選ぶ際に迷うご両親が多いと思われます。【さら】で用いられる代表的な漢字の名前の例を挙げ、合わせて字画数と意味の由来を詳しく説明します。

女の子の名前『さら』の漢字や字画数・意味の由来を徹底調査!のイメージ

目次

  1. 1【さら】の名前はどんなイメージ?
  2. 2【さら】と読む名前で【人気の漢字】は?
  3. 3【さら】の名前に【人気の漢字】は?
  4. 4【さら】の名前に人気の【漢字の字画数】は?
  5. 5【さら】の名前に人気の【漢字の意味・由来】は?
  6. 6【さら】と名前を付ける時のポイントは?
  7. 7【さら】の名前に愛情と由来を込めて

【さら】の名前はどんなイメージ?

【さら】という名前は、日本の女子スキージャンプの選手で人気の「高梨沙羅」さんをイメージさせます。

可憐な女の子というイメージに似合わず力強いジャンプを見せて好成績をあげていること、高梨沙羅さんのように、可愛らしく優秀な女性になって欲しいとイメージする親御さんもいるのではないでしょうか。

インタビューでのひたむきで可愛らしいイメージと、たくましさを感じるジャンプの様子に、あやかって赤ちゃんへ【さら】と名付けをしたいと考えるご両親も多いでしょう。

高梨沙羅選手をイメージしたジャンプ会場

【さら】と読む名前で【人気の漢字】は?

やはり、「高梨沙羅」選手にあやかって、赤ちゃんに【沙羅】という漢字の名前を付けたい親御さんが多いでしょう。字画数などを考えて、名付けに1文字だけを名前から取ることもあるかもしれません。

優しく優雅なイメージ、女の子に相応しい可憐で華やかな名前であれば、花や自然の物を表す漢字を、子供の将来を考えるなら、良いイメージの漢字の名前を付けることが多いでしょう。

古風なイメージの漢字の【さら】

古風なイメージで女の子に【さら】という名前を付けるのであれば、古典の「平家物語」(平家の人々の鎮魂を願って作られた物語)の最初の冒頭に「沙羅双樹の花の色」という言葉が出てきます。沙羅の木は非常に美しい花が咲かせると言われています。

近世から開発されたの和服の生地に「紗綾」(さあや・絹織物の1種)があります。着物に古風なイメージがあることから、「紗」の字を使うと上品さが感じられます。

古風なイメージのさら

自然や植物をイメージする漢字の【さら】

【さら】という名前を赤ちゃんに付ける際に、花が「咲く」、花の種類である「桜」「蘭」、菜の花の「菜」を使って名付けをする親御さんもいます。

華やかとか可憐なイメージがある花などの植物は、女の子の名前に付けるのにぴったりでしょう。

桜の花のイメージのさら

可愛い女の子らしいイメージの漢字の【さら】

可愛らしいイメージには、花や植物の漢字もありますが、自然の事物を表す字から選ぶのもおすすめです。広く開放的な空間の広がりを見せる「空」や、繊細で光沢があり綺麗な「砂」などのイメージを女の子の赤ちゃんに重ね合わせると素敵でしょう。

砂浜を歩くイメージのさら

思いやりや優しさをイメージの漢字の【さら】

思いやりと優しさを持った女の子に育ってもらいたい場合は、【さら】という漢字に「人を助ける」と言う意味のある「佐」とか、優れた能力を持っていることを表す「良」を漢字を名付けに使うことをおすすめします。

友達に優しいさら

しとやかな女性をイメージする漢字の【さら】

「藍」は、植物や色の名前というイメージがあります。浴衣などの着物の染色にも使われ、しとやかで奥ゆかしい女性のイメージがあります。「ラン」という読みもあり、【さら】の名前の字にも好まれます。「藍綬褒章」や「出藍の誉れ」などと、名誉ある賞の名前や褒め言葉として使われる伝統的な語です。

しとやかなイメージのさら

漢字一文字の【さら】

漢字一文字の【さら】で女の子の名付けに選ばれる名前は、「更」「晒」が代表的です。「更に」や「晒す」という使われ方をします。他に、「真っ新」(まっさら)という読みを当てられることから、「新」とかいて、【さら】と女の子に名付けすることもあります。

植物の「枇杷」(ビワ)に使われる「杷」も【さら】と読めます。「杷い」(さらい)と言うのは農耕具の一種で穀物を集める道具のことを言います。あまり一般的ではありませんが、「夢や幸せを多く集めて、楽しい暮らしをしてほしい」と女の子の豊かな将来を思って名付ける方もいます。

【さら】の名前に【人気の漢字】は?

【さら】と女の子の赤ちゃんに名付けをする場合に、親御さんに人気となっている漢字を紹介します。1字で付けても、2文字で付けても問題ない漢字が多いです。名字の字数や字画数を考慮して選ぶことを勧めます。

更を使った【さら】と読む名前

【さら】と一文字で付けるのであれば、以下のような願いを込めて付けられます。

  • 初めて取り組むことにも気後れすることなく、乗り越えて欲しい
  • 向上心があふれる女の子になって欲しい

「更衣」、「更改」という言葉もあるので、改めて新しく始まる意味があるため、チャレンジ精神旺盛なことを願えます。

晒を使った【さら】と読む名前

布を太陽の下に干して乾かす、白く漂白させると言う意味があります。

  • 太陽の日差しを一杯に浴びたような心の温かい女の子に育って欲しい
  • 太陽がさんさんと照っている所で育ったような無垢でのびのびとした子供に成長して欲しい

白い布の洗濯をするさら

新を使った【さら】と読む名前

「新」という字は、全く経験のないことをする意味合いが強いです。

  • 初めてのことを経験するにも臆することなく、挑戦して欲しい
  • 素晴らしい未来を自分の力で切り開いて活躍して欲しい

赤ちゃんが成長して、冒険心や好奇心で一杯の元気な女の子なればいいと考えるなら、ぴったりな名前になるでしょう。

新しい女性のイメージのさら

沙を使った【さら】と読む名前

前述したスポーツ選手で多大な人気を集める高梨沙羅さんの「沙羅」という名前以外に、「平家物語」の美しい沙羅の花が連想されます。平家物語は琵琶を演奏しながら物語を詠じたので、古式ゆかしい優雅さをイメージして「沙楽」と付けても洒落ています。

羅を使った【さら】と読む名前

「羅」には薄手の絹織物や、編み目が繋がるという意味があります。同じ薄絹の意味がある字を合わせて「紗羅」、桜の花が連なっている様子から「咲羅」「桜羅」としても華やかなイメージです。

紗を使った【さら】と読む名前

薄い絹織物で非常に軽いことから、フットワークが軽やかで繊細な感じがする字です。絹の上品さを感じるところから、「紗蘭」「紗良」「紗藍」が合うでしょう。
 

良を使った【さら】と読む名前

「佐良」「倖良」「彩良」という字が相応しいでしょう。
「良」に優れた性質とか素直という意味もあるので、優秀で心の優しい女の子のイメージに合います。

蘭を使った【さら】と読む名前

【さら】と名前を読むのに、「咲蘭」・「桜蘭」などの蘭の花の持つ華やかなイメージが、女の子の名前ににぴったりでしょう。蘭の花を美しい女性に例えて使うこともあるので、華やかで美しい女性になるようにと願いを込めて付けられます。

蘭の花のウェディングケーキ

桜を使った【さら】と読む名前

日本人にとって桜は特別な花という認識ですので、「桜羅」・「桜良」・「桜来」・「桜空」など、桜の花にイメージを重ねて美しい名前が多いです。

桜のように美しく、人が集まってくる人をイメージして名付けをしてもいいでしょう。

桜が似合うさら

菜を使った【さら】と読む名前

「菜良」・「菜夢」など、「サ」の部分だけ借りて【さら】の名前にあてることもできます。菜の花から、可憐な花のイメージを想像させる名付けができます。

葉野菜のみずみずしい感じから、いつもはつらつとしている子供に成長して欲しいと考える親御さんにもぴったりです。
 

咲を使った【さら】と読む名前

美しい花が盛りを迎えて咲き誇っている所をイメージして、「咲羅」・「咲良」・「咲花」・「咲心」と付けてもいいでしょう。咲いている花のようにずっと美しい人でいること、姿形だけでなく、心も綺麗になれるようにと願って名前を付けられます。

藍を使った【さら】と読む名前

「藍」を【さら】の名前にあてると、伝統的な日本文化をイメージさせます。しとやかな大和撫子を想像させる、女の子への名付けに相応しいでしょう。
「沙藍」「咲藍」「佐藍」などの名前を赤ちゃんに贈るのがおすすめです。

空を使った【さら】と読む名前

「爽空」で【さら】と読ませる場合は、春から初夏にかけて生まれた赤ちゃんに合う、爽やかさをイメージした名前でしょう。
輝いた空間が広がるイメージの「砂空」は、浜辺と海の風景のようで、夏生まれの女の子の赤ちゃんに相応しい感じがします。

砂を使った【さら】と読む名前

「砂」を使った【さら】の漢字の名前は、「砂咲」・「砂愛」があります。砂浜に咲く可愛らしい昼顔や、夏の砂浜での海水浴やマリンスポーツを楽しむ健康的な女の人のイメージになります。

夏の盛りに生まれた女の子の赤ちゃんに似合う名前です。

佐を使った【さら】と読む名前

「佐」には人を「助ける」という意味があり、「佐良」という名前であれば、自分の子供に心優しい人や思いやりのある人になって欲しいと願うご両親にぴったりでしょう。
「佐楽」なら助け合いながら、人付き合いを楽しむイメージの名前になりますし、「佐羅」であれば、しなやかに難しい人とも付き合っていけるイメージになるでしょう。

【さら】の名前に人気の【漢字の字画数】は?

赤ちゃんに名付けする際に、考慮される物の1つとして漢字の字画数が挙げられます。いくら女の子のイメージに合う漢字や【さら】という読みを付けたとしても、字画数が良くなければ今後の運勢について不安になることもあるでしょう。

2文字の名前を付ける場合は字画数を良くするために、名前の漢字の組み合わせを考えて選ぶといいでしょう。

更の字画数は

【さら】という名前を赤ちゃんに付けるのに、「更」を1字で使う場合の字画数は7画です。独立運に優れていて、芸能や芸術関連の仕事で強い力を発揮すると言われています。勢いがあって努力家で、多少の困難があってもへこたれない強さを持っています。

晒の字画数は

「晒」の字画数は、10画になります。この1字のみで【さら】と読ませる場合は、10画という字画数が、波瀾万丈な人生をもたらすとされています。特定の分野で大成功を収める場合があります。

新の字画数は

「新」という字画数は13画です。1字で付ける場合には、援助運に恵まれる画数で、人気者になると言われています。人付き合いの中で目上の方や同僚に、困った時に助けてもらえるという特徴があります。頭脳も明晰で、特に努力をしなくても多くの人に恵まれるでしょう。

沙の字画数は

「沙」の字画数は7画です。合わせるのならこのような漢字がおすすめです。

「沙空」(空の字画数でも紹介)7画+8画 15画(最大吉)親思いで、将来親を助ける子供になります。

「沙菜」7画+10画 17画(吉)
芸達者でサービス精神旺盛、ぶつかることはあっても親と仲良しです。

「沙藍」(藍の字画数でも紹介)7画+18画 25画(吉)
趣味を本業にして成功します。逆境に負けない強い人になります。

羅の字画数は

「羅」の字画数は19画となり凶画になりますが、【さら】と付ける場合に付ける字を考えると良い字画数にできます。

「早羅」6画+19画 25画(吉)
親孝行で、趣味を仕事にして大成功をする人になります。芸術家タイプです。

「桜羅」(桜の字画数でも紹介)10画+19画 29画(大吉)
真面目で努力家の家族思いの子供に育ちます。

「娑羅」13画+19画 32画(大吉)
周囲の人の力を借りて夢を実現できる人になります。

紗の字画数は

「紗」の字画数は10画です。「晒」と同様に、波瀾万丈な人生を示す画数ですが、1文字で【さら】と読ませることはほとんどありません。

「紗徠」10画+11画 21画(大吉)
親よりも成功します。女の子ならとてもしっかりしてリーダーシップが取れます。
 ※「徠」は、将来や未来を表す漢字です。

「紗愛」・「紗楽」10画+13画 23画(大吉)
控えめで親孝行な性格の女性になります。努力家で金運や出世運も強いです。

「紗蘭」(「紗の字画数でも紹介」)
10画+19画 29画(大吉)
真面目で家族思いの性格の人になります。

「紗良」(良の字画数でも紹介)10画+7画 17画(吉)
楽器の演奏や歌、ダンスが得意な女の子になり、サービス精神旺盛な人になるでしょう。

着物を着て歩くさらと友人

良の字画数は

「良」は画数が7画です。1字だけの場合は、独立して仕事をするのに最適な字画数です。他に恵まれた運気が付いて欲しいのであれば、【さら】を付けるのに良い字を選びましょう。

「倖良」・「桜良」・「紗良」(紗の字画数でも紹介)10画+7画 17画(吉)
楽器の演奏や歌、ダンスが得意な女の子になり、サービス精神旺盛な人になるでしょう。

「咲良」・「砂良」(咲や砂の字画数でも紹介)9画+7画 16画(大吉)
自分の夢や理想を叶えるために突き進み、成功を修めます。

「采良」8画+7画 15画(大吉)
親思いで、頼りになる女性になります。

「彩良」・「爽良」11画+7画 18画(吉)
内向的ではありますが、賢い努力家の女性に育ちます。結婚をすると夫を助けます。

蘭の字画数は

「蘭」の字画数は19画です。難しい運勢の字画ですので、他の漢字と合わせましょう。

「早蘭」6画+19画 25画(吉)
親孝行で、趣味を仕事にして成功する女性に育ちます。逆境に負けることがありません。

「朝蘭」12画+19画 31画(大吉)
友達が多くて年長者から助けてもらって成功するタイプで親孝行の女性に育ちます。

「桜蘭」(「桜の字画数」でも紹介)・「紗蘭」(「紗の字画数でも紹介」)
10画+19画 29画(大吉)
真面目で家族思いの性格の人になります。
 

桜の字画数は

「桜」は10画です。「晒」の所で述べたように、波瀾万丈な人生を送ることになる画数ですが、【さら】と名付けるばあいは他の字と組み合わせますので、その上で画数を考えるといいでしょう。

「桜良」(「良の字画数」でも紹介)・「桜来」10画+7画 17画(吉)
楽器の演奏や歌、ダンスが得意な女の子になり、サービス精神旺盛な人になるでしょう。

「桜蘭」(「蘭の字画数でも紹介」)・「桜羅」(「羅の字画数でも紹介」)10画+19画 29画(大吉)
真面目で家族思いの性格の人になります。

「愛桜」・「桜愛」・「桜楽」13画+10画 23画(大吉)
控えめで協調性のある奥ゆかしい女性に育つでしょう。金運や出世運が抜群です。

「桜空」(「空の字画数でも紹介」)10画+8画 18画(吉)
努力家で頭が良く周囲から信頼される女性になります。

 

菜の字画数は

「菜」の字画数は11画で、下積みの期間は長いけれども努力家であるために後で実を結んで幸せになると言われています。傾いている産業や家を再興するという力強い運を持っている画数です。

「菜桜」11画+10画 21画(大吉)
親よりも成功する運がある子供になります。女性はリーダーシップが取れ、信用されます。

「葉夢」11画+13画 24画(大吉)
話が上手で周囲の人を喜ばせます。女性の場合は結婚後にさらに幸せになれます。

菜の花畑のイメージのさら

咲の字画数は

「咲」は字画数が9画です。仕事面では大成功をすることもありますが、家庭面では注意が必要なことがあります。他の漢字と組み合わせて【さら】と名付けましょう。

「咲良」(良の字画数でも紹介)9画+7画 16画(大吉)
自分の夢や理想を叶えるために突き進み、成功を修めます

「咲心」9画+4画 13画(大吉)
年上の人を助ける親孝行の人になります。結婚後はさらに幸せになります。

「咲欄」9画+20画 29画(大吉)
真面目で努力家の家族思いの性格の女性に成長します。

「咲花」9画+7画 16画(大吉)
理想と自分の夢を叶えるためにつき進められる人になります。親だけでなく他人にも援助をできる優しい人になるでしょう。

花が咲いた帽子をかぶるさら

藍の字画数は

「藍」の字画数は、18画です。努力家で真面目で誠実な人となる字画数で、大きな組織で成功する運を持っています。他の漢字との組み合わせは以下の通りです。

「裟藍」13画+18画 31画(大吉)
友人が多く、年上の人の助力で成功する女性になります。親孝行で親の期待に応えられる頑張り屋さんになります。

「沙藍」(沙の字画数でも紹介)7画+18画 25画(吉)
趣味を本業にして成功します。逆境に負けない強い人になります。

空の字画数は

「空」の画数は、8画です。理想を目指す努力家で時間はかかりますが、報われる運をもつ漢字です。他の漢字と組み合わせて、さらに良い名前の字画数にするといいでしょう。

「桜空」(桜の字画数でも紹介)10画+8画 18画(吉)
努力家で頭が良く周囲から信頼される女性になります。

「沙空」(沙の字画数でも紹介)7画+8画 15画(最大吉)親思いで、将来親を助ける子供になります。

「爽空」11画+8画 19画(大吉)
理想と自分の夢を努力して叶えられる女性になります。親や周囲の人に援助を惜しみません。

砂の字画数は

「砂」の字画数は、9画です。特別な才能に恵まれることがあり、大逆転の運があります。他の漢字と合わせて赤ちゃんに素晴らしい運勢を贈るといいでしょう。

「砂良」(良の字画数でも紹介)9画+7画 16画(大吉)
自分の夢や理想を叶えるために突き進み、成功を修めます。

「砂頼」9画+16画 25画(大吉)
趣味を本業にして成功する女性になります。逆境にもひるむことはありません。
 

砂漠の女性のイメージ

佐の字画数は

「佐」の字画数は7画です。「佐」自体の字画数は、困難があっても最終的には成功する運を持っていますが、【さら】と名付ける場合は、他の漢字と合わせるとより良くなることがあるでしょう。

「佐咲」7画+9画 16画(大吉)
理想と夢を叶えるために突き進んで、実現する力を秘めています。親や周囲の人を援助するでしょう。

「佐空」7画+8画 15画(大吉)
親思いで親から見ると頼りがいのある子に育ちます。

【さら】の名前に人気の【漢字の意味・由来】は?

更の意味・由来は

「更」という字の成り立ちは、台座の上に台座を重ねて圧力をかけて固めて平らにし、新しい物に作り替えることです。後を受け継ぐという意味もあります。「衣更え」や「夜が更ける」で用いられることもあり、新しい物と入れ替わるとか、新しく改められるという意味があります。

晒の意味・由来は

「晒」という字には、「布などを日光や風にあてて乾かす」とか「日に向けて、洗った物を綺麗に並べる」という意味があります。
日の元に出すことで、漂白して真っ白な状態にすることを指すこともあります。

新の意味・由来は

「新」という字は、木を切って薪にするという意味があり、切り口が鮮やかで新鮮なことから「はじめて行うこと」「新しく物事を行うこと」「あらたまること」を言います。「更」という漢字も新しく入れ替わることですが、「新」は初めて行うという要素が強くなります。

沙の意味・由来は

「沙」という字は女の子の名前に使われることの多い感じです。さんずいが水を表し、小さいという字が細かい砂を表すことから、「波打ち際」「海辺の砂」を表しています。波に洗われることで、水で洗って適した物に選り分けられることも言います。

羅の意味・由来は

「羅」という漢字には、繊維が連なっている様子を表すので、「うすぎぬ」や「網」という意味になります。また、繊維が繋がっていることから、「連なる」とか「並べる」という意味が派生しました。網で鳥を捕ることから、「つかまえる」、「被る」、「出会う」という意味もあります。

紗の意味・由来は

「紗」の意味は、「羅」と被りますが、薄い絹織物という意味です。「少」という字には、細かいという意味があり、非常に軽くて薄い織物を指しています。夏用の和服の生地に使われる生地のことを呼びますが、その場合は「紗」(しゃ)と読みます。

良の意味・由来は

「良」という字は、穀物の中から特に良い物をより分けるために使う器具の形から作られています。良い物を選ぶので、「良い」「優れている」という意味があるだけでなく、「めでたい」「おだやかで素直」という意味も含まれています。

蘭の意味・由来は

「蘭」はラン科の花の総称です。キク科のフジバカマを指すこともあります。
美しい高貴な姿で魅力がある花の姿をしている所から、立派な物の比喩で使われる場合があります。匂い立つような美しい女性に例えて表現することもあります。

桜の意味・由来は

「桜」は、木偏が付いているので、木だということを表しています。つくりの方は「実が小さい」ことを表しています。確かに桜の木になるサクランボの実は、木に対して小さいです。

桜の花は日本人にとって特別な意味を持っています。和歌や俳句で単に「花」と読まれていれば、桜のことを意味します。

菜の意味・由来は

部首が草を表すくさかんむりで、下にある字で、木の上にある草や実を手で摘み取っていることを表しています。食べるために摘み取る草や野菜を表しています。古くは野草や野菜の料理が中心だったことから、料理の副菜やおかずのことも意味しています。

咲の意味・由来は

「咲」という字は、現在では「花が開く」、「開花する」という意味で使われます。
元々は「笑」という字の古字に当たります。「笑み」や「微笑み」の意味に使われ、女性がにっこりと笑う所が花に似ているから付けられたとみられています。

藍の意味・由来は

「藍」はタデ科の1年草の名前です。日本に古来からある濃い深い青色のことを言うのは、「藍」から青色の染料が作られるからです。
この染料を使って染めた布や反物を「藍染め」と言います。

空の意味・由来は

「空」とは、自分がいる場所から見て手の届かない、はるかに高い位置にある空間を指します。部首の「穴かんむり」は、ノミなどの工具で穴を開けることを示し、「工」は「開けた穴が広い」ことを言います。

「空」は、「広い穴」のことを言うことになり、最も大きい天上の穴である「空」を示すことになります。

 

砂の意味・由来は

「砂」は石が細かく砕けた物を言います。

「沙」との違いは、「沙」が波打ち際のさらに細かくなった状態の粉状になった物と比べて、「砂」の方がもっと大きく石の形をとどめている物になります。

佐の意味・由来は

「佐」は、人が支え合って助けることを意味しています。助力する、補佐する、手伝うという意味と考えると分かりやすいでしょう。

つくりの部分に「左」と付いていて、助けるの意味を表しますが、にんべんが付いていて、「人」の意味を示すことから、人が支え合うというニュアンスが付けられます。

【さら】と名前を付ける時のポイントは?

【さら】と名前を付ける時に気をつけたいポイントは、赤ちゃんのことを思って名付けをすることです。漢字を付ける際は、できる限り読みやすさに配慮することも大切です。

しかし、親にとって思い入れのある漢字があり【さら】の名前に合うと思えば、よく考えて相談し合った上で付けるとよいでしょう。

着物を着た可愛いさらのイメージ

名付ける時に注意したいことは

名前は両親から赤ちゃんへの初めての贈り物です。ほとんどの場合、子供は一生をかけて名前を使うことになるでしょう。【さら】という名前をどうして付けるのか、赤ちゃんが大きくなった時に説明できるようにするつもりで真剣に名付けるべきでしょう。

【さら】はキラキラネーム?

【さら】は由緒のある名前です。昔、天皇の皇女で「うののさらら」(機種依存文字があるので、ひらがなで表記しています。)という方がいました。あやかって一部を拝借して【さら】と名付けられた人もいるほどです。【さら】の部分は「讃良」と書きます。(良いと讃えられるイメージです。)

現代では百人一首に選ばれて記載されていることから「持統天皇」の名前で親しまれています。天智天皇の皇女で天武天皇のお后でもあり、天皇でもありますので、高貴で立派な方の名前とも言えるでしょう。

キラキラネームは、「常識から外れている名前」を指します。【さら】がキラキラネームと呼ばれるのではと心配になる親御さんもいるでしょう。ただ単に語感や音の響きで決めたというのではなく、赤ちゃんが大きくなった時に、どうして付けたのかと由来や付けたきっかけ、漢字を付けたポイントを伝えられるようにしましょう。

赤ちゃんを大切に思っているということが伝われば、キラキラネームではありません。

【さら】の名前に愛情と由来を込めて

【さら】は、日本でも伝統的な由来に基づく名前と言えますが、海外でも「王女」や「淑女」という意味があります。国内外に通用する立派な名前ですので、国内外で活躍する際にも評価が高く、受け入れられやすい名前です。

素敵な名前に加えて、両親の愛情を込めて名付けがされた赤ちゃんは幸せでしょう。漢字を決めて名付けをする際は、子供の将来を大切に思って選ぶようにしましょう。

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海辺のつばくろ
海辺の漁師町でのんびり暮らしています。

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