2018年07月06日公開
2019年11月30日更新
2歳児からのチャイルドシートとは?おすすめジュニアシート7選!
2歳児になるとチャイルドシートが窮屈になることも。体格に合わせて長く使えるジュニアシートに切り替えましょう!「いつから乗れる?」「選び方は?」「人気の商品は?」といった疑問にお答えしながら2歳からのチャイルドシート「ジュニアシート」の特徴を説明していきます。
目次
2歳児からのチャイルドシートは?
2歳児頃になると、赤ちゃんの頃から使っているチャイルドシートが窮屈になってくる子も出てきます。身体に合わないチャイルドシートを使用し続けているのは座り心地が悪いだけでなく、安全面からもおすすめできません。ここでは2歳児からのチャイルドシートの「選び方」や「いつから使い始めればよいのか」などを紹介していきます。
ジュニアシートとは
2歳児からのチャイルドシートとしては、「ジュニアシート」をおすすめします。ジュニアシートは一般的に対象年齢が4~10歳、体重15kg~36kgの子が使用することを想定して作られたチャイルドシートです。
対象年齢が4歳からとなっていますが、この頃の体格は個人差が大きいですから、いつからということにこだわらず、2歳からでも身体に合えば使用可能です。逆にいくら対象年齢に合っているからといっても身体に合わないチャイルドシートを使い続けているほうが良くありません。
ジュニアシートの使用義務は?
「ジュニアシート」自体には法律上の使用義務はありません。しかし6歳未満の子供は幼児用補助装置の使用が道路交通法により義務付けられているため、6歳の誕生日までは必ずチャイルドシートに乗せなければなりません。
ジュニアシートはチャイルドシートの一種として認められていますから、子供の体格に合わせて乗り替えをおすすめします。いつからいつまでという明確な決まりもないので、2歳児からの購入や買い替えにはぜひジュニアシートを検討しましょう。
チャイルドシートはいつまで使える?
チャイルドシートはいつからいつまで使えるものなの?と考えるパパやママも多いはず。チャイルドシートは一般的に体重15kg、身長100cm程度までの子供の使用を想定して作られています。年齢でいうと大体3歳~4歳ごろまでというのが目安です。
しかし子供の体格には個人差が大きいので、「いつから」と決めず2歳でもチャイルドシートが窮屈になったらジュニアシートへ買い替えましょう。身体に合わないチャイルドシートは座り心地の問題だけでなく、安全面からもおすすめできません。対象年齢や体重・身長はあくまでも「目安」です。
また弟や妹が産まれたらチャイルドシートが2台必要になりますから、上の子用にジュニアシートの購入を検討するのがおすすめです。下の子が大きくなった時にも使えるので経済的ですよ。
ジュニアシートの選び方は?
ジュニアシートには商品によって背もたれの有無や機能性など様々な違いがあります。お子様の体格はもちろん、パパママにとっての扱いやすさや機能面なども考慮した選び方がおすすめですよ。
ハイバックタイプかブースタータイプか
ジュニアシートには大きく分けて「ハイバック」と「ブースター」の2つのタイプがあります。それぞれ「いつから乗れる」という目安はありますが、こだわりすぎず、お子様の身体の成長に合わせて使い分けましょう。特徴を下記で説明しますので選び方の参考にしてみてくださいね。
・ハイバックタイプ
背もたれ部分が付いていて、身体全体を覆うタイプがハイバックタイプです。チャイルドシートを兼ねているものもあります。シート自体を車のベルトで固定する物が多く、セッティングには少し手間がかかりますが、その分ホールド力はしっかりしています。
・ブースタータイプ
背もたれ部分がなく、座高を高くすることが目的のタイプがこのブースタータイプです。軽くて持ち運びやすいのはもちろん、置くだけなので設置も簡単です。価格もハイバックタイプに比べて安価ですが、子供が寝てしまった時などはよりかかる部分がないので安全面では劣ります。
以上が2タイプの特徴ですが、それぞれいい面も悪い面もありますので、ご家庭の状況やお子様の体格に応じた選び方がおすすめです。
ただし2歳児から乗るのであればハイバックタイプのほうが安心かもしれませんね。ちなみにハイバックタイプの中には背もたれ部分を取り外してブースタータイプとしても使えるものもあり、「長期的に使える」ので人気があります!
身長・体重にあわせて選ぼう
ジュニアシートにはチャイルドシート同様、大体どの商品にも「いつから乗れます」という使用年齢が記載されていますが、先ほどから述べているように子供の体格には個人差があります。ですから年齢ではなく、身長・体重を目安に選びましょう。2歳後半にもなれば3歳~4歳並みの身長の子もいますよね。
使用に適している身長・体重は各商品によって異なりますから、よく記載された情報をチェックして、お子様に合うものを購入するようにしてください。
通気性などの快適性も確認しよう
体格に合っていることが一番重要ですが、通気性などの機能面にも注目して選んでみましょう。子供は汗をかきやすいので、通気性に優れたメッシュシートなどのものは人気があります。また2歳ごろから長期間使うのであれば、衛生面を考えてシートが洗えるものを選ぶのがおすすめです。
その他にもクッション性やリクライニング機能、ドリンクホルダーの有無など、より快適なドライブを目指すのであれば機能面を重視した選び方も大切ですよ。
試乗してみよう
ジュニアシートは売り場で試乗できることも多いので、購入する前にぜひ試乗することをおすすめします。実際にお子様を乗せてみて身体に合っているかを確認することはもちろん、子供が嫌がらずに乗ってくれそうかどうかも確認しましょう。
とくに2歳~3歳ごろはイヤイヤ期で自己主張も強い時期なので、シートに乗ることを嫌がることがよくあります。子供が喜ぶのであればキャラクターがデザインされたジュニアシートを購入するのも一つの手です。
2歳児から使えるジュニアシートのおすすめ人気商品7選!
2歳からのチャイルドシートとしておすすめな人気のジュニアシートを7商品紹介します。それぞれに特徴があり、形も様々なので、選び方がわからず困っている方はぜひ参考にしてみてください。気になったものがあれば店頭などでも確認してみてくださいね!
コンビ ジョイトリップGC
こちらはチャイルドシートとしての機能も兼ね備えており、1歳ごろから11歳ごろまでの長期間使えるコストパフォーマンス抜群のジュニアシートです。背もたれ部分は取り外しができるので、大きくなったらブースタータイプとしても使えます。子供の安全に十分配慮した作りや、通気性の良いメッシュシート、厚みのあるクッション、ドリンクホルダー付きと、機能面も大変充実していて人気があります!
レカロ スタートJ1セレクト
こちらは車のシートブランドとして有名なレカロのジュニアシートです。こちらも1歳から使えるロングユースタイプで、デザイン性の高さが人気です。ヘッドパッド部分が厚く作られているので、しっかりと守られている感があるようです。ドリンクホルダーも左右両方に付けられるので、片方は飲み物、片方はおもちゃなど使い分けもできますよ。
アップリカ エアライド
こちらはアップリカのジュニアシートで、身体に合えば2歳からでも使用可能です。ヘッド部分の高さが5段階調節できるのが特徴で、背もたれも取り外し可能なのでお子様の成長に合わせて長く使えます。重さも4.5kgと比較的軽量なので、持ち運びもしやすいと人気の商品です。
エールベベ サラット3ステップ クワトロST
こちらのジュニアシートの最大の特徴は「インパクトシールド」という胸の前でしっかり固定してくれるシールドが付いていることです。直接ベルトが身体に当らないので、ベルトが苦手で抜け出してしまう子におすすめです。こちらもヘッドレストが調節できたり背もたれ部分が取り外せたりするのでロングユースが可能です。シートもはずして洗えるのも便利です!
日本育児 トラベルベスト
こちらは1歳からのチャイルドシートとしての機能も備えているので2歳児にも安心して使えるジュニアシートです。ベルトの付け替えで7歳ごろまで使用できます。何より2.9kgしかなく、折り畳みも可能なので、持ち運びがとても簡単です。車が2台以上あって頻繁に乗り換えるという方にはおすすめです!
グレコ ジュニアマキシプラス
普通のチャイルドシートでは嫌がって乗ってくれないというお子様にはこちらのキャラクターデザインがかわいいジュニアシートがおすすめ!もちろん安全面・機能面も問題なく、ヘッドレスト&アームレストの調節や背もたれ部分の取り外しが可能で長く使える商品になっています。同じシリーズで男の子用のキャラクターデザインもあり、2歳のイヤイヤ期でも楽しく乗ってくれそうです。
TMJ ジュニアシート NENNE
こちらは1歳から使えるジュニアシートということで2歳からの買い替えにも問題なく使える商品です。背もたれ部分の取り外しにより長期間の使用が可能です。リクライニング機能もついています。車のシートベルトを使って固定するタイプになっているので、お持ちの車に取り付けられるかどうか確認してくださいね。
ジュニアシートの体験談
実際に2歳のときにジュニアシートを使い始めて「良かった!」というママの体験談を2つご紹介します。もちろんお子様の性格にも個人差はありますから、必ずこのようにうまくいくとは限りませんが、悩んでいるママはぜひ参考にしてみてくださいね。
<体験談その1>
息子が2歳半ごろ、体格は平均より大きめで窮屈そうだったのと、バックルが股に当たって「痛い~!」とうるさいのでジュニアシートにしました。「痛い」と騒ぐこともなくなり、車に乗ることを嫌がらなくなったので、保育園の送り迎えやお出かけが楽になりました。(20代後半のママ)
<体験談その2>
2歳3か月ですが、体格が大きいのでジュニアシートに変えました。チャイルドシートもはじめは良い子に座っていたのに、サイズが合わなくなってきてからはグズグズになり抜け出す始末。ジュニアシートに変えてからはまた大人しく座ってくれています。安全面を考えても体格に合ったものが良いと思います。(30代前半のママ)
2歳児からのチャイルドシートはジュニアシートがおすすめ
赤ちゃんの頃から使い続けてきたチャイルドシートも、2歳ごろには窮屈になってくる子がいます。また2歳といえば「イヤイヤ期」「魔の2歳児」とも言われるように、自己主張が強くなって大変な思いをしているパパやママも少なくないはず。身動きが取れない車の移動は嫌な子が多く、泣いたり暴れたりすることもありますよね。
少しでも快適で安全なドライブができるように、2歳児からはジュニアシートの購入を検討してみましょう。大きくなってからも長く使えるものがたくさんあり、体格に合わせて早めにジュニアシートに切り替えることもおすすめです。
ジュニアシートで魔の2歳児期も楽しく乗り越えちゃいましょう!