乳児でも楽しめる手遊びを大特集!遊びながら想像力を養おう!
乳児から幼児まで歌を歌って簡単に楽しめる手遊び。すぐに覚えられますし、乳児から年齢関係なくできます。赤ちゃんとも楽しめる簡単な手遊びもありますよ。単な手遊びをひとつ覚えて繰り返して楽しんでもいいですし、子供が好きな手遊びを見つけて、一緒に楽しんでみましょう。
目次
親子のふれあいは手遊びがおすすめ!手遊びのメリット
皆さんは手遊びを知っていますか?
手遊びは簡単に出来て赤ちゃんとも楽しめるふれあい遊びです。手遊びにはいろんなバリエーションがあり、歌いながらふれあって遊んだり、手を使って子供と一緒に遊んだり、体全体を使って遊ぶもの等、様々なものがあります。
手遊びのメリットはバリエーションが豊富でお金もかからないし簡単に出来るところ。
子供にはどんなメリットがあるのかご紹介したいと思います。
赤ちゃんの脳を発達させる
赤ちゃんのまだ首が座っていなければ、仰向けのまま上を向く姿勢が多くなるかと思います。そうなると視界がとても狭いですよね。吊りおもちゃも赤ちゃんにとって刺激的なものですが、お母さんの顔が見えて、やさしい歌声や触ってもらう感覚がやってくると、赤ちゃんの大きな刺激になります。はじめは反応がないかもしれませんが、繰り返しているうちに覚えて笑い返してくれますよ。
聴覚、視覚、触覚などフルに使うので脳の発達にもつながります。
赤ちゃんの情緒を発達させる
赤ちゃんにとって手遊びやわらべうたはおかあさんとの最初のコミュニケーションです。
赤ちゃんの顔を覗き込んで、お母さんが「ばぁっ」と笑う、その表情や声のトーンを感じて、赤ちゃんの心は安定します。大好きな人が笑ってるというのは情緒の安定にもつながりますし、お母さんも赤ちゃんのあやし方のコツがつかめるようになります。
リズム感を養うことができる
「いっぽんばしこちょこちょ」という手遊びがありますが、初めて赤ちゃんにやって見せると、くすぐったりすればケラケラ笑ったりもしますが、"なんだこれは"といった表情だったりで、反応はあまりありません。
ですがこれを繰り返していくうちに、赤ちゃんも覚えてきます。”これはこのあとこうなるかな?”と赤ちゃんは言えなかったとしてもお母さんの表情や間で感じ取っています。
お母さんとの手遊びやわらべうたを楽しむ中で、次に何が来るかを期待したり、知っている歌を繰り返し歌って覚えることでリズム感を養うことが出来ます。
身体を動かす練習になる
手遊びやわらべうたで身体を動かしたりふれあったりすることで身体を動かす練習になります。
特に手遊びでは手指を使った遊びなので、手の運動につながりますよ。
ふれあい遊びでは体をくすぐったり、揺さぶったりするので身体の刺激となってくれます。
赤ちゃんと手遊びをするときのポイントは?
手遊びはいつから始めればいいの?
はじめて手遊びやわらべうたをするなら、まずは向き合って顔を見ながらできるものにしましょう。
まだ赤ちゃんは大人の動きを見るので精いっぱいなので、簡単なふれあい遊びや手遊びを選んでみてくださいね。仰向けのままで切るモノやうつぶせ、お座りできるようになったらできるものなど、たくさんありますので、赤ちゃんの成長にあった手遊びを選びましょう。
赤ちゃんの反応を見よう
初めて手遊びやわらべうたを見た赤ちゃんはもしかしたら最初は笑わないかもしれません。でも、大好きなお母さんやお父さんが笑って自分を見ていることは赤ちゃんにとってとても喜ばしいことです。反応がないからとやめてしまわずに繰り返し歌っていきましょう。
徐々に歌を覚えてくると、目と目を合わせた時にニコっと笑ってくれるようになったり、歌声に合わせて声を出してくれるようになってくれます。
ママの声音や表情も大切
手遊びやわらべうたをする時の声音は優しく語りかけるようにしましょう。大きい声や怖そうな声は赤ちゃんにとってはあまりよくありません。せっかくの手遊びなのに、不安になってしまいます。
優しく赤ちゃんの名前を呼び掛けながらお母さんが笑ってくれるだけで赤ちゃんは安心しますよ。
もし、赤ちゃんが泣き止まないことにだんだんお母さん自身も疲れてきたら、気を紛らわすようにわらべうたや手遊びの歌を口ずさんでもいいですよ。赤ちゃんの泣きにつられて怒ってしまうより、「いやだったね」と気持ちに寄り添お母さんも上手に気を紛らわしてみましょう。
生後1~2か月頃の赤ちゃんにおすすめの手遊び
生後1~2か月の乳児はまだ生活リズムが確立していません。昼夜関係なく眠っては起きているかと思います。体をまだ小さく首を座っていませんし、仰向けでいることが多いと思います。
手遊びやわらべうたは、お母さんお父さんも無理のない範囲でやりましょう。
例えばおむつを替える時や沐浴に入れる時、機嫌がいい時などに身体に優しく触れて、簡単な手遊びやわらべ歌などをしてもいいですよ。
赤ちゃんから幼児まで人気のいないいないばあやくすぐり遊び。
何か月からでも楽しめます。
仰向けでいることが多いこの時期はタオルなどを使うことでより赤ちゃんと楽しむことが出来ます。
生後3~6か月頃の赤ちゃんにおすすめの手遊び
3か月を過ぎたあたりから生活リズムも確立してきて、夜眠って昼遊ぶというリズムに近づいていきます。
仰向けで横になっていると吊りおもちゃが気になって手を伸ばしてきたり、もらったおもちゃを手でつかんで口に運んでみたりして遊ぶようになってきます。
徐々に首が座ってくると、腹ばいの姿勢ができるようになります。
お母さんやお父さんも赤ちゃんと一緒にうつ伏せになって遊んでみましょう。赤ちゃんは初めての景色に目が輝くとともに、やったことがない姿勢なのでおそらくすぐ疲れて泣いてしましますが、あやしながら少しずつうつぶせに慣れていくと、大好きなお母さんやお父さんの顔を見たくて、腕を使って上半身を支えるようになります。腹ばいのメリットは腕で身体を支えられるようになるのと、背筋が鍛えられるので身体づくりにはおすすめですよ。赤ちゃんのペースで無理なくやっていきましょう。
そのうち今度は自分で寝返りをしてうつ伏せになってみようとします。一人ではまだうまくできないので、一緒に手伝っていきましょう。こうして少しずつではありますが、赤ちゃんは大人の手も借りながら自分の力で身体の使い方を学んでいきます。
これはシーツを使ってゆさぶり遊びをしていますね。
身体が大きくなった赤ちゃんにおすすめですよ。
「だいこん漬け」は大人が足を伸ばしてその上に赤ちゃんをのせてする手遊びです。
繰り返し遊ぶと楽しくてもっとやって、と赤ちゃんも求するようになりますよ。
生後7~9か月頃の赤ちゃんにおすすめの手遊び
徐々に腹ばいやお尻を持ち上げてお座りしようとしたり、ハイハイしそうになっていきます。
この時のポイントは、大人が楽だからと言ってお座りさせないことです。
腹ばいやうつぶせ寝など、赤ちゃんに必要な身体の使い方や体幹の確立がしっかり育っていないうちからお座りさせてしまうと自分でお座りから戻れないし、動けなくて困ってしまいます。
いろんなところに行ってしまって大変だということもありますが、触ってほしくないものはしまうなどして工夫しつつ、子どものペースで成長を見守りながら、「これはお座りしそうだぞ?」と感じるようなことがあれば手伝ったりしてあげてください。
このころの赤ちゃんは欲しいものや気になるものには自分から向かっていきたい時期。ずりばいやハイハイで向かっていき、手に入れたものは触りたいし口に入れたいし、引き出しのカゴもひっくり返してみたいんです。笑
こうなってしまうとお母さんお父さんは「またか…」と肩を落としてしまうかと思いますが、「これは触っちゃだめだよ」「こっちにおもちゃあるよ」と話しかけながら気をそらしてみたり、好きなおもちゃを少し遠いところに置いてみるのもおすすめですよ。
動画では背中に乗せていますが、乳児の場合は足を伸ばしてその上にお座りや腹ばいにさせて遊びましょう。
落ちる時に足をひらいて「ドシーン!」とすると赤ちゃんもびっくりしてケラケラ笑ってくれます。
慣れてくると落ちるタイミングを見計らって間を置いたりすると楽しいですよ。
生後10か月~1歳頃の赤ちゃんにおすすめの手遊び
お座りやハイハイが確立できてくると、行動範囲がぐっと広がります。部屋の中のあらゆるものや場所へ自分の力で向かっていくようになっていきます。もう少し大きくなってくると、今度は高いところにも目が向くようになり棚の上にあるモノを摂ろうと身体を持ち上げてつかまり立ちをしていきます。最初はふらふらしたり、立ったりしゃがんだりを繰り返して身体の使い方を赤ちゃんなりに学んでいるんですね。身体の使い方が徐々にわかってくると、モノにつかまって歩いてみるようになっていきます。ハイハイと並行していきながら歩行の獲得に向かっていきます。
大きくなってからでも「いないいないばあ」や「ゆさゆさもものき」「おふねはぎっちらこ」「おでんでんぐるま」「いっぽんばしこちょこちょ」など、今までやっていた手遊びやふれあい遊びを楽しむことが出来ますよ。
大きくなってくると少し長い手遊びもじっくり見たり真似するようになってきますよ。
アレンジしながら楽しんでみてくださいね。
乳児期の手遊びにおすすめのグッズもチェック
手遊びどれがいいのかわからないという方やもっと見てみたいという方にもおすすめのグッズをご紹介しますね。
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いかがでしたか?
いろんな手遊びがありますがどんどんやっていくうちにその子にとって好きな手遊びが出てきます。それを繰り返し楽しんだり、新しい手遊びに触れたりしながら楽しい時間を過ごしてくださいね。