『モビルフォース・ガンガル』 プレミアすぎる"偽物ガンダム"全6種をご紹介!

プレミア販売価格で入手困難!『モビルフォース・ガンガル』ってなに?「機動戦士ガンダム」とそっくりな偽物プラモデルキットはこんなにもたくさんあった!「ズク」「ゲルグ」「ジドム」「アッカム」「ザイック」などなど「モビルフォース・ガンガル」シリーズたちを紹介します。

『モビルフォース・ガンガル』 プレミアすぎる"偽物ガンダム"全6種をご紹介!のイメージ

目次

  1. 1『モビルフォース・ガンガル』とは
  2. 2『モビルフォース・ズク』
  3. 3『モビルフォース・ゲルグ』
  4. 4『モビルフォース・ジドム』
  5. 5『モビルフォース・アッカム』
  6. 6『モビルフォース・ザイック』
  7. 7希少価値の高い『モビルフォース・ガンガル』シリーズ
  8. 8『モビルフォース・ガンガル』シリーズ、なぜかカルト的人気に
  9. 9『モビルフォース・ガンガル』の同人ゲーム
  10. 10「モビルフォース・ガンガル」ゲームのサントラまで登場
  11. 11有志により『モビルフォース・ガンガル』の続編勝手に決定
  12. 12『モビルフォース・ガンガル』まとめ

『モビルフォース・ガンガル』とは

出典: http://www.geocities.co.jp

ガンダム」じゃない!”偽物”プラモデル

「モビルフォース・ガンガル」とは、「株式会社東京マルイ』から1980年ごろに発売されたプラモデルの名称です。
誰がどう見ても「機動戦士ガンダム」としか思えない配色とフォントに御察しの通り、この「モビルフォース・ガンガル」は元々「株式会社東京マルイ」が発売していた「超メカモデルシリーズ」というキットを「機動戦士ガンダム」のプラモデルパッケージ風に変更して再度販売したものになっています。
よく見ると「機動戦士ガンダム」とは似ても似つかないフォルムになっていることがわかるかと思います。

『モビルフォース・ガンガル』と『機動戦士ガンダム』の類似

出典: http://gumpla-auction.com

時代背景には「ガンプラブーム」がある

「機動戦士ガンダム」のアニメの放映が終了した後に「バンダイ」が作中に登場したロボットをプラモデル化しました。それが全国の子どもたちに大反響。「ガンプラブーム」が到来します。 その一大流行に乗っかる形で世の生まれたのが「モビルフォース・ガンガル」なのです。

『モビルフォース・ガンガル』の中身

出典: http://gunpla-news24.info

『モビルフォース・ガンガル』中身

キットの中身はパッケージ裏面の「組み立て説明図」と「ランナー」が1つ。
キット自体は所謂”最中割り”というやつで簡単に作れるようになってます。
しかも「モビルフォース・ガンガル」のプラモデルキットでは「はめ込み式」となっていて今でこそ当たり前にあるものですが当時としては接着剤を使わないというところはかなり先進的。
これについては「機動戦士ガンダム」のプラモデルよりも先に導入されていることから「モビルフォース・ガンガル」の勝利であります。

「モビルフォース・ガンガル」のプラモデルは現在のお値段プレミア販売価格になっていてオークションでは1000円以上も珍しくありません。

『モビルフォース・ガンガル』着色ver

出典: http://bandai11.blog.fc2.com

「青」「赤」「黄色」のトリコロール

「モビルフォース・ガンガル」を着色するとまさに「機動戦士ガンダム」です。
なぜここまで「モビルフォース・ガンガル」が偽物プラキットとして有名になったかと言いますと、やはり臆面もなく「機動戦士ガンダム」のトリコロールカラーを真似たからでしょう。
ホワイトカラーを基調に青、赤、黄のカラーリングはもはや「機動戦士ガンダム」の定番の色。
どんなロボットもこのカラーを使うことでガンダムっぽくなると言えます。
これは「株式会社東京マルイ」の所謂販売戦略なのでしょう。「ガンプラブーム」にあやかって、勘違いさせて買わせるというグレーな商法が当時の子どもたちを泣かせたことは想像に難くありません。

強化型もある『モビルフォース・ガンガル』

出典: https://mandarake.co.jp

左手がドリルになった強化型「モビルフォース・ガンガル」も登場です! パッケージ右上に見える鳥の頭は敵のものかとも思えますが実は「ガンガル」の変えヘッドパーツ。キットにはそれが付属し取り替え可能になっています。お得ですね。

『モビルフォース・ズク』

出典: http://www.geocities.co.jp

ザk……「ズク」

「ズク」という名前と緑が基調となったカラーリングから察するに「機動戦士ガンダム」で言う所の「ザク」がモデルの偽物なのでしょうか。
パッケージにある「ズク量産型モビルフォース」となんともそれらしく”量産型”とつけているところが憎たらしい。

出典: http://blog.livedoor.jp

キットはこんな感じ

腕のみしか動かないプラモデルになっております。
画像のキットは彩色してありますので素組みよりカッコ良く見えますね。
当時のプラモデルは成型色が1色であることは珍しくありません。「モビルフォース・ガンガル」シリーズも例に漏れず成型色が1色のランナーのみ。彩色必須のようです。

「モビルフォース・ズク」の元ネタ「ジオン軍モビルスーツ 量産型ザク」

出典: https://www.amazon.co.jp

「ズク」とは違い、「ザク」は肩の装甲や銃など凝ってますね。

『モビルフォース・ゲルグ』

出典: http://kumakotu.blog91.fc2.com

「ゲルグ」

パッケージには「旧型ゲルグ モビルフォース戦闘用」とあり真っ赤なカラーリング。これは「機動戦士ガンダム」に登場する「ゲルググ」でしょうか。
鳥頭のロボットですが、なぜ鳥?ある意味、前衛的なハイセンスデザインに感じるのは私だけでしょうか。
ちなみに「ゲルグ」の非戦闘用キットは存在しませんし、新型「ゲルグ」も存在しません。
いかにも世界観の背景を匂わせるような言葉選びですが「モビルフォース・ガンガル」にはストーリーが存在しません。

出典: https://page.auctions.yahoo.co.jp

「ゲルグ」のランナー

イラストの「ゲルグ」は赤いのにランナーは赤くないです。

出典: http://blog.livedoor.jp

「ゲルグ」組み立て説明図

「ゲルグ」の頭は上は常に上を向いています。

「モビルフォース・ゲルグ」の元ネタ「シャア専用 ゲルググ」

出典: http://1st.geocities.jp

こう言ってしまってはあれですが、やはり偽物と違って本物の方はデザインがカッコいいんですよね。
手にはビームサーベルを持ってますが「ゲルグ」の方は何も持ってませんしせめて工夫が欲しかったですよね。

『モビルフォース・ジドム』

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「モビルフォース・ジドム」

「ジドム」なので「機動戦士ガンダム」に登場する「ジム」かと思えば恐竜の意匠が主張するロボット。
しかもカラーリングは「ドム」という、もうどこから突っ込んでいいのかわからないようなキットになっています。

出典: https://blogs.yahoo.co.jp

「ジドム」ランナー

「ジドム」の恐竜らしいフォルムが渋いですね。

「モビルフォース・ジドム」の元ネタ「リックドム」

出典: http://1st.geocities.jp

黒と赤と紫のカラーリングが象徴的な「リックドム」ですが「機動戦士ガンダム」の中でも人気の高いロボットになってます。「モビルフォース・ゾドム」とはカラーリングと名前の”ドム”しか共通点がありません。

『モビルフォース・アッカム』

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犬……?

「機動戦士ガンダム」にこんな感じのいただろうか。
カラーリング的には「グフ」ですが、なぜ犬型ロボットなのでしょう。
「アッカム」という名前は「アッガイ」からとってるのかもしれません。

出典: https://blogs.yahoo.co.jp

「アッカム」ランナー

「アッカム」はシンプルな作りになってます。

「モビルフォース・アッカム」の元ネタ「改良強化新型グフ」

出典: http://www.modelers-g.jp

「モビルフォース・アッカム」とは似ても似つきませんが、元ネタと言える元ネタはこの「グフ」ぐらいしか思いつきません。「アッカム」の差し色である黒と黄色が「グフ」とは共通しています。二足歩行と四足歩行では見間違うことも難しいでしょうに。騙される人もいたのでしょうか。

『モビルフォース・ザイック』

出典: http://gunpla-news24.info

「モビルフォース・ザイック」

「ザイック 地上戦闘用 重モビルフォース」です。サイです。
この「ザイック」に関してはカラーリング的に元ネタはなさそうですね。「旧ザク」あたりに似てなくもないか、程度。
名前が「ザイック」なので「ズゴック」的ではありますが、動物のサイ風デザインとはまた前衛的な感じがします。

出典: https://ameblo.jp

「ザイック」ランナー

たったの6パーツで「ザイック」は組み上がります。

希少価値の高い『モビルフォース・ガンガル』シリーズ

出典: https://page.auctions.yahoo.co.jp

販売価格はプレミア価格

「モビルフォース・ガンガル」シリーズのプラモデルの販売価格をオークションサイトの過去の取引から調べてみますと、セット販売が主になっていて、画像の「ガンガル」「ズク」「ゲルグ」「ザイック」プラモデルキット(未組み立て)計4つになりますと10100円で落札されています。
つまり1キット5000円程度のプレミアム価格での取引が行われています。

ほとんどのオークションではセット販売で10000円以上の販売価格というプレミア価格になっています。
増産もしてないでしょうしプレミア販売価格になるのも致し方ないでしょう。
 

『モビルフォース・ガンガル』シリーズ、なぜかカルト的人気に

出典: http://bandai11.blog.fc2.com

コスプレ

「モビルフォース・ガンガル」「モビルフォース・ズク」「モビルフォース・ゲルグ」の気合の入ったコスプレまで登場する人気に。
偽物としての知名度だけは高いために、一部の人たちにはカルト的人気を誇っています。

出典: http://bandai11.blog.fc2.com

ガンガルファンのリメイク?

「強化型モビルフォース・ガンガル」をファンが独自の解釈でリデザインしたもの。
機体のモールドが増えたり面を増やしたりマッシブな感じでカッコ良くなってます。
立ち絵からして「機動戦士ガンダム」シリーズのプラモデルではおなじみの「カトキ立ち」なので「強化型モビルフォース・ガンガルVer.Ka」がコンセプトなのでしょうか。

出典: http://bandai11.blog.fc2.com

スクラッチビルドによって「モビルフォース・ゲルグ」が蘇る。
顔も正面に向けられるようになっていて、パッケージイラストの存在感そのままに作り上げられています。
ここまでする情熱は「機動戦士ガンダム」ファンも唸らせます。

出典: http://gunpla-news24.info

こちらは「モビルフォース・ガンガル」を改造したもの。
プロポーションもカッコ良く、可動域も大幅に広がりポーズが取れるようになってます。
遠目に見るとガンダムにしか見えません。

『モビルフォース・ガンガル』の同人ゲーム

出典: http://neetpia.sakura.ne.jp

ゲームまで作られてしまった「モビルフォース・ガンガル」

「モビルフォース ガンガルVSガンガル」は3D対戦アクションゲーム。
「ガンガル」「ズク」「ジドム」「ザイック」「アッカム」「ゲルグ」などおなじみのモビルフォースが登場。
「機動戦士ガンダム vs.シリーズ」というゲームのパロディになっています。
販売価格は700円。
しかし通販は在庫切れ。再販もされていないようです。残念。

「モビルフォース ガンガルVSガンガル」PV

「モビルフォース・ガンガル」ゲームのサントラまで登場

出典: http://www.kadenken.com

同人サークル「 SOUND OCTA」による音楽CD

同人制作のシューティングゲーム「モビルフォース ガンガル」のBGMが収録されたCDが発売されているようです。
「モビルフォース・ガンガル」をイメージしたテクノ感満載のカッコいい音源に仕上がっています。販売価格は1080円。

有志により『モビルフォース・ガンガル』の続編勝手に決定

出典: http://bandai11.blog.fc2.com

「ガンガルSEED DEATH」

画像はおなじみの「モビルフォース」たちをアレンジしたイラストです。
タイトルの「ガンガルSEED DEATH」と機体名は「機動戦士ガンダムSEED DESTINY」という作品からもじっているようです。「モビルフォース・ガンガル」ファン待望ですね。

『モビルフォース・ガンガル』まとめ

「モビルフォース・ガンガル」は「機動戦士ガンダム」の偽物として世間では認知されていますが、一部では結構な人気となっています。どこか憎めないようなガンダムシリーズのネーミングをもじったセンスもさることながら、面白いモチーフの機体デザインが受けたのでしょうか。

「モビルフォース・ガンガル」を世に送り出した「株式会社東京マルイ」は現在はエアガンメーカーとして日本国内最大の企業として成長しています。
「ガンガル」という一歩があったからこそ、現在の地位につくことができたのかもしれませんね。

「モビルフォース・ガンガル」のプラモデルはプレミアなので現在買うことは難しいかもしれませんが気になった方は古いおもちゃ屋を探して見るといいかもしれません。

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