2018年08月06日公開
2018年08月06日更新
ダンボールのおもちゃを手作りしよう!子供が喜ぶアイデア集!
ダンボールで手作りできるおもちゃは沢山あります。夏休みの工作にもダンボールは扱いやすく大活躍します。大きなものから小さめのおもちゃまで、子供が喜ぶダンボールのおもちゃをご紹介しているので、親子で楽しく手作りおもちゃ工作の参考にしてください。
目次
- 1ダンボールをおもちゃにしよう
- 2【ダンボールハウス】ダンボールおもちゃ
- 3【テーブルセット】ダンボールおもちゃ
- 4【おままごとキッチン】ダンボールおもちゃ
- 5【すべり台】ダンボールおもちゃ
- 6【ガチャガチャ】ダンボールおもちゃ
- 7【玉ころがし】ダンボールおもちゃ
- 8【ビー玉迷路】ダンボールおもちゃ
- 9【空気砲】ダンボールおもちゃ
- 10【ポスト】ダンボールおもちゃ
- 11【貯金箱】ダンボールおもちゃ
- 12【電車】ダンボールおもちゃ
- 13【自動車】ダンボールおもちゃ
- 14【剣】ダンボールおもちゃ
- 15【たて】ダンボールおもちゃ
- 16【こま】ダンボールおもちゃ
- 17【パズル】ダンボールおもちゃ
- 18【ドールハウス】ダンボールおもちゃ
- 19ダンボールを活用したおもちゃであそぼう!
ダンボールをおもちゃにしよう
ダンボールは工作にぴったりの素材
ダンボールの嬉しいところは、温もりが感じられ、絵を描いたりオリジナル感が出せる所です。
工作するときにも扱いやすく丈夫なダンボール。スーパーやドラッグストアなどの店舗によっては、お客様が使えるようにダンボールを置いてあるところもあるので、原価も節約できて工作するにはピッタリな素材です。
夏休みの工作にはピッタリの素材なので、ご紹介する簡単にできる手作りおもちゃにトライしてみてください。紙コップで手作りできる記事も夏休みの工作におすすめなのでご紹介しますね。
こどもの工作意欲を満たせる
ダンボールは子供でも扱いやすく、クレヨンなどで絵も書きやすくて、紙を貼ったりシールを貼ったり失敗を気にしないで大胆に工作ができるので、子供の工作意欲も満たされ、手作りの楽しさを体験させてあげられます。簡単な工作でも丈夫な作品にできるのも魅力のひとつ。家や車などの乗り物ごっこにも最適ですね。
ダンボールを切るためのカッターをご紹介します。のこぎりのように使えるので子供も楽しんで工作ができます。家の窓や車の窓などをくり抜くときに便利です。
【ダンボールハウス】ダンボールおもちゃ
簡単に手作りできるダンボールハウスのご紹介をします。子供は秘密基地のような狭い空間が大好きです。簡単な物でも手作りした小さな家はワクワクして大喜びする事でしょう。工作のポイントはドアと窓のダンボールの切り方です。ダンボールの切り方のポイントも記載してありますので参考にしてくださいね。
材料と道具
ダンボールハウスの材料
・ダンボール(子ども2人が入る大きさのもの)
道具
・カッター
・軍手
・鉛筆
作り方
1、片面のフタを閉じてガムテープでとめます。(これは床の部分になります。)フタを開いている面は屋根になります。商品の銘柄が大きく入ったダンボールなどをスーパーなどで譲ってもらった場合など、一度開いて裏返しにしてから作成するのも一案です。
2、1で作ったダンボールにドアや窓を下書きをします。
このとき屋根部分の空いているフタをガムテープなどで仮止めしておくとダンボールが安定するので下書きや今後の作業が簡単にやりやすくなります。
3、2の下書きに沿って、ダンボールを切りましょう。
ドアや窓が開閉できるように、1辺は切り取らずに残しておきましょう。
ダンボールを切るときのポイント
1回で切ろうとしないことが大切です。下の手順のように段階を踏むと切り取りやすいです。
・初めは下書きの線をなぞるようにして溝を作り、次に溝に沿って少し深く刃を入れます。最後に完全に刃を入れて切り取りましょう。
4、屋根を作りましょう。
・まず、開いているフタのうち、短いフタを切り取ります。
・切り取った短いフタは、下の写真のように、長いフタに取りつけましょう。取りつけるときは、初めに仮留めをして屋根全体の骨格を整えておくと取りつけやすいです。
5、仮止めで骨格を整えたら、シッカリとガムテープで固定して本体の完成です。
ドアや窓、家の壁や、家の屋根などお好みで子供と一緒に装飾しましょう。シールを貼ったり、簡単に色を塗ったり、少し本格的な家にしたい時は100均などにあるレンガ模様の壁紙など貼ったりすると絵本にある家のようになりますね。
手軽に簡単にできるダンボールハウスのキットもあります。切り込みなどが入っているので工作も簡単に手作りできる家になります。
【テーブルセット】ダンボールおもちゃ
テーブルセットとミニキッチンをセットにしたら、おままごとも盛り上がるおもちゃになりますね。特にダンボールのテーブルがあると子供が工作する時の作業台にもできて、家にあると便利ですし、次にご紹介するミニキッチンと合わせて使うのもおすすめです。
材料と道具
テーブルセットの材料
・みかん箱タイプのダンボール
・縦長のダンボール
・ダンボールの板
道具
・カッター
・軍手
・鉛筆
・ガムテープ
作り方
<イスの作り方> ※縦長のダンボールを使用。
1、ダンボールの片面の短いフタのみを切り取ります。
短いフタを切り取ったら長いフタを閉じて、下の写真のようにガムテープでとめてください。
2、ダンボールを横にして、下の写真のように鉛筆で線を描きましょう。
線はガムテープで閉じた面の方まで伸ばしてください。
▼ポイント
線と線の間が座面になります。線を描くときは、子どものお尻の幅より少し広めにしましょう。
3、座面を作ります。
2で描いた線のうち下の写真の赤線部分のみをカッターで切ります。次に真ん中のダンボールの面を押し込んでください。カッターで切らない線は折り目になります。線に沿って薄く切り込みを入れるとダンボールを押し込みやすくなります。
4、開いている背面のフタをガムテープで閉じます。これで「イス」の完成です!お気に入りの毛布やカバー・クッション・などを置きましょう。
<テーブルの作り方> ※みかん箱タイプのダンボールを使用。
1、ダンボールの長いフタを両面とも切り取ります。
2、ダンボールの側面を下の写真のように箱の中央に向かって折り曲げてください。
そして、ひもで固定しましょう。(丈夫なテーブルになります)
3、切り取らなかった両面のフタを閉じて、ガムテープでとめます。最後にダンボールの板をフタの面に取りつけて完成です。
最後にダンボールの板をフタの面に取りつけます。(もし蓋にするダンボールが弱いと感じた時には、同じ大きさのものを二枚重ねて張り付けて乾燥されたものにすると強度が増します。)
【おままごとキッチン】ダンボールおもちゃ
おままごとキッチンのアイデアは沢山ありますね。ここでは、簡単にできるコンロと流しのキッチンの手作り工作をご紹介します。手作りキッチンのダンボール以外の材料はすべて100均で揃えられます。
キッチン用の雑貨は本物を使うのでリアルさがあって子供も喜ぶおもちゃの工作です。(もちろん家のキッチンにある不用品でもOKです)
材料と道具
おままごとキッチンの材料
・段ボール
・布(100均にあります。)
・レース(100均にあります。)
・フェルト(100均にあります。)
・ポンプ式ボトル(100均にあります。)
・ボウル(100均のキッチン用品がおすすめです。)
・トレイ(100均のキッチン用品がおすすめです。)
・網(100均のキッチン用品がおすすめです。)
・ペットボトルのフタ
道具
・両面テープ、ボンド、ハサミ、カッター、ペン、定規
作り方
1、ボウルが入るように段ボールの上面を丸くカットします。ひっくり返したボウルを置いてペンで丸くなぞって、ピッタリはまるサイズになるように確認しましょう。(若干小さめにカットして調整すると工作しやすいです)
2、ポンプ式ボトルの出し口が上面・ボトル部分が下部に収まるように段ボールをカットしましょう。ここも、やや小さめにカットして、少しずつ調整するとぴったりサイズになります。
3、トレイのサイズに合わせて、魚焼き器の扉を作ります。
4、段ボール全体に両面テープで布を貼ったり、レースで飾りましょう。100均のキッチン用壁紙も使えますね。
5、フェルトを丸くカットしてコンロを作ります。濃い紺色、淡い紺色の2色を重ね、マジックで熱線を描くとさらにリアルになります。
6、コンロのつまみにペットボトルのふた、魚焼き器の扉にフェルト(お魚のワンポイントを付けると可愛さアップです)を付けます。
7、ボウルはシンク、ボトルは蛇口に見立てて、トレイと網を魚焼き器にセットして完成です!
簡単にできるダンボールミニキッチンのキットです。キットの出来上がりミニキッチンの形を参考にして手作りミニキッチン工作に挑戦するのも一案です。
【すべり台】ダンボールおもちゃ
とても頑丈なダンボールで手作りできる滑り台の作り方をご紹介します。子供が大好きな滑り台。家に滑り台があると外で遊べない日はもちろん、普段の遊びでも滑り台が大活躍することでしょう。
滑り台は子供がすべるだけでなく、子供が滑り台を使って、おもちゃを転がして遊んだり、お人形を滑り台から滑らせたり、ごっこ遊びの一部に滑り台を使ったりと、子供の発想に応じた滑り台のおもちゃの遊び方を発見するたびにワクワクします。
材料と道具
滑り台の材料
・ダンボール10箱くらい
・割り箸 10膳くらい(割り箸は釘のかわりに写真のようにして使います。)
道具
・定規
・木工用ボンド(500mlは必要)
・カッターまたは、ダンボール用のこぎり
・布ガムテープ
・鉛筆など
作り方
1、滑り台の設計図を参考にして各滑り台のパーツのダンボールを6枚ずつ切り分けます。(滑り台のダンボールパーツは6枚を重ねて1つのパーツにします。)
2、それぞれカットしたダンボールを一枚ずつボンドで貼り付け6枚重ねて、1日以上乾燥させましょう。
3、図のように乾いた滑り台のパーツを組み立てていきます。
滑り台パーツの取り付け位置は微調整して、A-1とA-2のダンボールの左右の位置がずれないように印をつけて、箸の釘で固定していきます。
4、最後に滑り台全体の「ヘリの部分」に布ガムテープを貼って完成です。
市販のダンボール滑り台キットの金額を考えるとプラスチック製の製品の方がコスパが良いかもしれませんね。引っ越しなどで沢山ダンボールがあるときには、手作り滑り台にチャレンジしてみてください。
【ガチャガチャ】ダンボールおもちゃ
子供が大好きなガチャガチャのおもちゃです。仕掛けを理解すると小学生高学年の子供なら作れると思います。夏休みの工作としてもおすすめのおもちゃです。
材料と道具
ガチャガチャの材料
・ダンボール箱(ミカン箱サイズ273×380×高さ330)
・1.5リットルのペットボトル(円筒形)
・牛乳パック(2本)
・板ダンボール
・木ネジ(長さ15~20mm程度)
道具
・直定規
・カッターナイフ
・プラスドライバー
・ハサミ
・ボールペン
・OPPテープ またはガムテープ(テープは重ね貼りできるものがベターです。)
・キリ
作り方
1、カプセル取り出し口を切り抜きます。下辺は切り落とさずに奥に倒すようにしたほうがベターです。
2、一面だけ切り落とす感じで、写真のように牛乳パックを展開します。
3、先ほど加工した牛乳パックを上写真のようにテープで固定します。牛乳パックの底がダンボール箱の奥で支えになります。
これがカプセル取り出し口までカプセルが転がるレールになります。
4、カプセル取り出し口の上にペットボトルの口を入れる穴を開けます。ペットボトルのキャップで型を取って切り抜けばOKです。ペットボトルがレールに当たらないように気を付けて位置を決めましょう。
5、ペットボトルの側面にカプセルがすんなり入る大きさの穴を開けます。カッターナイフやハサミを使うので手を切らないように注意しましょう!
6、ペットボトルの中に2個以上のカプセルが入らないよう、写真のように牛乳パックの底部分を貼り付けます。中に2個以上のカプセルが入ってしまうと、1回まわすだけで何個もカプセルが出てしまわないためです。
7、先ほどダンボール箱の正面に開けた丸い穴にペットボトルの口をいれて、ペットボトルの底面はダンボール箱の外側から木ネジで固定します。
ペットボトルの底面は堅いので、ネジ留めの際は先にキリなどで穴を開けたほうが良いです。
ペットボトルが水平になるように注意しましょう。
8、板ダンボールでカプセル収納スペースの底面を作ります。V字型の中央にカプセル1個が入る穴を開けます。
図はガチャマシーン量産型の内部の模式図(正面図)です。前述のパーツは緑色の線の部分のことです。
9、写真はカプセル収納スペース底面を取り付けた後の内部の様子です。写真のように底面を取り付けましょう。
10、側面を閉じて上方オープン構造にして完成です。(側面がオープンとなっていると、メンテナンスはしやすいのですが、収納してあるカプセルが横から飛び出しやすいです。)お好みで装飾したり、色を塗ったりしましょう。
【玉ころがし】ダンボールおもちゃ
子供がいる家に一台は欲しい、昔から人気のおもちゃの一つ「玉ころがし」のおもちゃです。シンプルな作り方で、簡単にできる工作なので小学生の夏休みの宿題にもおすすめのおもちゃです。縦型に置けるので家の中で邪魔にならないおもちゃでおすすめです。
材料と道具
玉ころがしの材料
・ダンボール
・割りばし(レールの部分に使うので新聞紙やチラシを棒状に巻いたものでもOKです)
・ビー玉、または、小さめのスーパーボールなど。
道具
・カッター
・定規
・セロハンテープ
・ガムテープ
作り方
ダンボールで基礎となるパーツを切り分けます。
赤い矢印の4つのパーツは わりばしの長さで、幅は両サイドにわりばしとその間にビー玉が通れるくらいの幅に切ります。
青い矢印の2つのパーツは 長さ28cm、8.5cm。傾斜を緩やかにしたい場合はもっと間隔をあけましょう。
中の穴のサイズは縦1cm、横5cm(赤いパーツが入る大きさです)。穴を開ける位置は写真のcmを参考にしてください。
・赤い矢印のパーツに ボンドでわりばしをつけ、ビー玉が通る穴をあけます。
(写真は四角い穴ですが、どんな形でもOK)わりばしは念のためセロテープで固定すると安心です。
・青い矢印の2つのパーツに、赤い矢印の4つのパーツを奥まで入れ、 テープで固定します。(2重にしたダンボールで底をつけると安定します。)
・ガムテープビー玉を入れる穴を開けた天井をつけて、さらにサイドにダンボールを当ててガムテープで固定します(補強のため)わりばしやガムテープが皮膚に当たっても安全かを確認したら完成です!
【ビー玉迷路】ダンボールおもちゃ
ビー玉迷路のおもちゃは、空き箱を動かして中のビー玉を転がして遊ぶ楽しいおもちゃです。オリジナル迷路を考えて楽しい作品に工作しましょう。
(参考記事①)
材料と道具
ビー玉迷路の材料
・空き箱
・ダンボール
・ビー玉
・つまようじ
・工作用紙
・ストロー
・ノート(設計図を描くために使う)
道具
・はさみ
・カッター
・セロハンテープ
・ボンド
・えんぴつ
・定規
作り方
設計図を描きます。
・まずはノートに設計図を描きましょう。空き箱の底の大きさにした方眼紙などもおすすめです。設計図が完成したら空き箱に写しましょう。
ダンボールで壁を作ります。
壁に使うダンボールをカットします。ビー玉よりも高くなるようにあらかじめ定規で線を引いてカッターナイフで切りましょう。真っ直ぐにカットするのがポイントです。
ダンボールで壁を設置します。
カットしたダンボールを設計図通りに設置していきます。木工用ボンドで固定しましょう。乾いたら完成です。
仕掛けの紹介
・のれん
ストローとダンボールを接着して、つまようじを通して出来上がりです。暖簾を通過した先には落とし穴を手作りして勢いよく通過しすぎると穴に落ちてしまう仕掛けも楽しいです。
・落とし穴と橋
橋の上を通らなければ先へ進むことができない橋を爪楊枝やストローを使って手作りしましょう。橋のしたは落とし穴にすると楽しい仕掛けになりますね。
・トンネル
迷路を隠すように蓋を置いてトンネルにします。トンネルで覆った迷路の一部を落とし穴にして迷路が見えない状態でビー玉を上手に転がす仕掛けを手作りしましょう。
・工作用紙などで坂道を作ります。
手前の2つの穴に落ちた場合、もう一度やり直しになります。先へ進むためには、奥の穴にビー玉を落とす必要があります。
【空気砲】ダンボールおもちゃ
皆さんご存知の空気砲です。
「ポン」とダンボールを叩くと音と風がでるので、そっと脅かしたい人に近寄って「ポン」とビックリさせるおもちゃです。ただし、ダンボールの大きさによりますが、思った以上に空気が出るので耳の近距離で思いきりやるような遊び方はやめましょう。
ドライアイスが手に入った時には、皆さんご存知の科学実験ができちゃいますね。
材料と道具
空気砲の材料
・段ボール箱(ちょっと大き目がいいですが子供が抱えられる大きさがおすすめです)
道具
・はさみ、またはカッター
・ガムテープ
・ペン
・コンパス(なくても大丈夫です。丸く型がとれるものを代用しましょう。)
作り方
・ダンボールに円を描くか、ガムテープなどで円を描いてくり抜きます。
・ダンボールに隙間ができないように、シッカリ周囲や重なる箇所をガムテープで補強したら完成です。あっという間に簡単に手作りできるおもちゃです。
【ポスト】ダンボールおもちゃ
郵便ポストも子供がワクワクするおもちゃの一つです。
簡単に手作りできるので、最初にご紹介した手作りの家に小さめのポストを付けたり、大き目のポストなら手作りした家の近くにおいてゴッコ遊びにしても楽しいですね。
材料と道具
ポストの材料
・ダンボール
道具
・カッター
・ガムテープ
・クレヨンやペンなど
・色画用紙
作り方
・手紙の入り口をくり抜きます。入口の面は赤く塗ったり、赤い布や紙を貼って、下記のような字や〒のマークを描いたりしましょう。
・裏は、写真のようにダンボールを切るか、半分折り込んでガムテープでとめたら出来上がりです。
(これくらい空いていると手紙を回収する時に楽です。手紙を回収するときに腕が当たる部分もガムテープで包むようにしましょう。)
【貯金箱】ダンボールおもちゃ
家の形をした貯金箱です。硬貨を入れる口の位置は屋根にしたり側面の壁の部分にしたりお好みで手作り工作しましょう。いろいろな家の形の貯金箱を並べて遊ぶのも楽しいですよ。
材料と道具
貯金箱の材料
・ダンボール
・マスキングテープ
・シールや折り紙・色画用紙など
道具
・カッター
・定規
・クレヨンやペンなど
作り方
・下記の家の展開図などを参考にして、屋根が蓋になるような家を作ります。
・家の屋根になる部分に硬貨を入れる口を切り抜いて、組み立てたら完成です。
・お好みで窓やドアなど、家らしい装飾をしましょう。
【電車】ダンボールおもちゃ
紐を引っぱって動かすタイプのそりのような電車です。遊ぶ時には床が傷つかない場所で遊びましょう。とても簡単に手作りできるので、子供でも工作できます。電車の絵も楽しく描いてオリジナル電車にしましょう。
材料と道具
電車の材料
・ダンボール
・ビニールの紐など、本体を引っ張る紐にするもの
道具
・はさみ、またはカッターなど紐を通す穴をあけるもの
・ガムテープ(ダンボールの底に貼るのは滑りやすいガムテープにしましょう。)
・色画用紙や折り紙など
・クレヨンやペンなど
・のり
作り方
・ダンボールを開けた状態で、蓋を外側に折ってガムテープで止めましょう。
・紐を通す穴をハサミの先などを使って開けましょう。穴の位置は真ん中より上にしましょう。真ん中より下の位置に紐をつけると電車に乗って引っ張った時に、乗った子供が後ろにひっくり返りやすくなってしまいます。
・穴に紐を通したら完成です。紐は二重に通して穴の周辺もガムテープなどで補強すると壊れにくくなります。
・お好みで電車の柄を描きましょう。
【自動車】ダンボールおもちゃ
自動車や電車などの乗り物は子供がワクワク大好きなおもちゃです。手作り工作してできたオリジナルの電車や自動車は既製品とは違う楽しさがあって子供も喜びますのでダンボール一つで簡単にできる乗り物の工作を子供と一緒に楽しんでください。
材料と道具
自動車の材料
・ダンボール
・黄色折り紙(ライトに見立てるのでアルミホイルやゴールドの折り紙でもOKです)
道具
・はさみ
・カッター
・ガムテープ
・のり
作り方
ふたを一カ所だけ切り取ります。
・ダンボールの一カ所(短い方)だけ切り取ります。切り取ったパーツは後で使うので捨てないでください。
穴を開けます。
・子供が入る穴を開けます。箱の上面と下面に丸い穴を開けましょう。子供が出入りする穴のヘリもガムテープを包むように貼ると紙でできるすり傷などの予防になります。
・さらに周囲をガムテープでとめて箱状にします。
フロント窓を開けます。
・カッターナイフでフロント窓をくりぬいて窓を作ってください。窓の形は四角や角を丸くして切り取っても自動車らしくなりますね。
手持ち部分を作ります。
余ったダンボールを細長く切って、手持ち部分をガムテープで本体にとめて作ります。
ライトを付けます。
・黄色の折り紙を丸く切って、のりで本体前面に貼り付けてライトにして付けてください。
完成です。
・完成した自動車の中に入って、自動車ごっこをして走り回って遊びます。縦長のダンボールを使って作れば、一人乗りの自動車も二人乗りのバスになったり、タクシーにもできます。いろいろと工夫してオリジナル作品の工作にしましょう。
【剣】ダンボールおもちゃ
キラキラテープを使った剣です。盾とセットにして勇者ごっこができますね。ダンボールでできていますが、強度もあるので、人に向かって振り下ろしたりはしないでください。コスプレの一部として、ごっこ遊びのアイテムとして遊びましょう。
材料と道具
剣の材料
・ダンボール
・キラキラテープ(ダイソーに売っています。)キラキラテープが無い時はアルミホイルを代用できます。
道具
・カッター
・両面テープまたは、木工用ボンド
・ペン
・定規
作り方
下書きをしましょう。
・ペンと定規で段ボールに剣の下書きをします。剣の本体と鞘をそれぞれ2枚ずつ作ります。
切り取りましょう。
・カッターナイフで剣のパーツを切り取りましょう。
剣の本体を貼りあわせましょう
・両面テープで貼りあわせてください。両面テープのかわりに木工用ポンドで貼り合わせてもOKです。
キラキラテープを貼ります。
・先に写真のように端(ヘりを囲むよう)に貼るときれいに貼れます。写真のようにキラキラテープが貼れたら、中央の部分に貼りましょう。
鞘を付けましょう。
・剣の本体を挟み込むようにして両面テープで貼り付けましょう。
完成です。
・鞘と手で持つ部分に金色のキラキラテープを貼ったら完成です。
【たて】ダンボールおもちゃ
次に盾をご紹介します。剣とセットにして遊びましょう。勇者ごっこに最適です。
形やデザインはお好みで変えてオリジナルの盾に工作しましょう。
材料と道具
たての材料
・ダンボール
・キラキラテープ(キラキラテープが無い時はホログラムの折り紙などを代用できます。)
道具
・カッター
・両面テープまたは、木工用ボンド
・ペン
・定規
作り方
下書きをしましょう。
・ペンと定規で段ボールに盾の下書きをします。形はお好みでOKです。
キラキラテープを貼りましょう。
・お好みのデザインでキラキラテープやホログラムの折り紙などを貼りましょう。
手持ちの部分を作り完成です。
・細長く切ったダンボールを両面テープとガムテープで貼り付けて手持ちの部分を作り完成です。
【こま】ダンボールおもちゃ
ダンボールと爪楊枝で工作する「こま」のご紹介です。クルクルよく回って楽しく遊べます。ダンボールを巻くだけで簡単に作れるので、子供と一緒に楽しんで工作しましょう。
材料と道具
こまの材料
・ダンボール
・つまようじ
道具
・カッター
・木工用ポンド
作り方
・カッターかハサミでダンボールの幅を同じにしてまっすぐに切ります。
・切ったダンボールを曲げやすいように柔らかくなるように、しごいてください。
・柔らかくしたダンボールにボンドを塗ってクルクル巻いていきます。
・爪楊枝の先の尖った部分はハサミで切ってしまいましょう。
・ダンボールの中心にボンドを流し込んでから、つまようじを差し込みます。
・ボンドが乾いたら完成です。
【パズル】ダンボールおもちゃ
子供向けに、少ないピースで手作りするパズルです。キャラクターは子供が好きなものを選びましょう。また、子供が自分で書いたお花・動物・自動車・電車などの絵をパズルにしても喜びますね。
材料と道具
パズルの材料
・ダンボール
・イラストが描かれた紙
道具
・カッター(ハサミを使うとダンボールが潰れてしまうので、カッターがおすすめです)
・のり
・木工用ボンド
・色画用紙(オプション)
作り方
ダンボールを同じサイズに2枚カットします。
・イラストを描いた紙と同じサイズのダンボールを二枚カットします。
片方のダンボールにキャラクターの書かれた紙をのり付けします。
・まんべんなくノリで貼ってください。木工用ボンドを少し水で薄めてハケでダンボールに塗って貼り付け乾かす方法でもOKです。絵がしわにならないように注意して貼りましょう。
のりが乾いたら、紙を貼り付けたダンボールの中をくりぬきます。
・絵を貼り付けたダンボールの中をくり抜きます。外側はパズルの枠になります。
もう一枚の土台のダンボールに色画用紙を張ります。
・見た目を綺麗にする為なので、貼らなくてもOK です。色画用紙でも折り紙でもお好みで貼りましょう。
切り取った枠を土台のダンボールに木工用ボンドでくっつけます。
・先に切り取った枠を土台のダンボールにくっつけます。
イラストを貼って、くりぬいたダンボールをカットします。
・イラストを貼ってくり抜いたダンボールをパズルのピースになるようにカットします。ここのカットはハサミでやるとダンボールが潰れてしまい絵が綺麗に見えなくなるので、カッターを使ってカットしましょう。
枠にカットしたピースをはめて完成です。
・ピースをはめる時に、剥がれそうな箇所があったら、しっかりとノリで貼りましょう。
・子供用のパズルなので、あまり難易度を上げ過ぎないように注意しましょう。
【ドールハウス】ダンボールおもちゃ
最後に女の子が大好きなドールハウスをご紹介します。筆者も娘にドールハウスを手作りしました。決まりはないので、お好みの形にして、お人形に合う家具や小物なども付け足していくと楽しい工作になります。
材料と道具
ドールハウスの材料
・ダンボール
・ハギレやレースなど
・ランチョンマットなどの布
・壁紙にする包装紙など(100均の壁紙なども使えます)
・ワイヤー
・割りばし(バルサ工作木材3ミリなど)
道具
・カッター
・はさみ
・ベンチ
・両面テープ
・木工用ボンド
・ガムテープ
・ペン
・定規
・絵具など
作り方
・家になるダンボールの窓やドアなど、ペンで書いてくり抜きます。
・外側・内側・床の部分にお好みで壁紙や布、包装紙などを木工用ボンドや両面テープで張り付けます。
・屋根の部分をダンボールで作ります。
窓の部分
・窓は、くり抜いたら割り箸や、工作木材などで枠にしてボンドで貼り、窓は透明なプラバンやスーパーのお刺身の蓋などを利用して作るとリアルになります。
・木目をよりリアルにするには、茶色の水性絵具やコーヒーなどで色付けするとリアルになります。
ハギレとワイヤーでカーテンを設置しましょう。
・ワイヤーとハギレ、木製のクリップなどを使うと簡単にカーテンができます。
ドアの取っ手
・ドアの取っ手は、写真のように紐を通して作るのが簡単です。
壁のミニ額
・家の中に写真のような額も作りましょう。割り箸などを貼り付けたら出来上がりなので簡単です。
ドールハウスの中に必要なアイテムなど、紙粘土を使って手作りしても楽しいです。参考に紙粘土工作の記事も見てみましょう。
ダンボールを活用したおもちゃであそぼう!
ダンボールでできる工作の嬉しいところは、大きなものも扱いやすく簡単に工作できる事ではないでしょうか。夏休みの間、子供が家にいる時間も多く、大きいダンボールを使って工作するのも楽しい思い出になります。親子で思い出に残るダンボールを使った作品ができますように。
他にも夏休みの工作に向いている手作り作品の記事などもありますので参考にどうぞ。