2021年09月24日公開
2021年09月24日更新
IQOSから「ヴェポライザー」に乗り換える！使い方やコストなどまとめ
ヴェポライザーとはタバコの葉やハーブ等を燃焼させるのではなく熱で温め気化させた水蒸気を吸引する器具のことです。アイコス自身もヴェポライザーで節煙効果も期待できます。この記事ではヴェポライザーの使い方やコスト、筆者やweb上でのレビューを紹介したいと思います。
目次
ヴェポライザーとは
一言でいえば「加熱タバコ」。タバコの葉やハーブ等を温める器具のことです。IQOS（アイコス）やgloもこれらの一種と言えます。タバコ関連のものなので表立っては有名ではないかもしれませんが、かなりたくさんの種類が出ています。手巻きタバコやシガリロのように味の幅が大きいところもいいところです。また結果的に節煙にも繋がりコスト面での効果もあるので非常におすすめです。
ヴェポライザーの使い方
使い方は非常に簡単なところもおすすめできる点です。ほとんどのものが画像のヴェポライザーと同じような使い方です。タバコの葉やハーブ等を入れる場所があるのでそこに入れます。画像はハーブスティックECOという商品です。画像で言えば『INSERT BUDS HERE』という部分です。紙巻タバコやシガリロを切断しバラしていれても問題ありません。また詳しくは後述しますが、商品によっては切断したものをそのまま入れることができるものもあります。
あとは電源を入れて吸うだけです。ここで一つ注意点ですがタバコの葉を入れてもあまり煙は出ません。シガリロなら少し出るかなぁといった感じです。燃やしているのではなく水蒸気を吸うわけなので葉っぱ自体が少ししけっていないと煙が出ないのです。ちなみにIQOS（アイコス）の葉は少し湿っています。なので煙が欲しい人は電子タバコのリキッドを少し垂らすという方法がオススメです。しかしこの方法はメーカー推奨ではないので個人の責任でお願いします。基本的に機械なので水濡れはよくありません。
吸い終わったら中の葉をトントンと捨てましょう。
ヴェポライザーのメンテナンス
ヴェポライザーのメンテナンスはあまりやることもありませんが、葉っぱがあまりにもこびりいていたらブラシのようなものでかき出します。HERB STICK ECOでは付属品として付いてきていますね。多分大体の商品でメンテナンス用具は付いてきます。
ヴェポライザーのコストについて・・・その１
ヴェポライザー自体のコストについてですが、もちろん上だけ見れば3万円以上するものもありますが、一番有名なハーブスティックECOであれば4500円程で、全体を見ても大体4000～1万円ぐらいといったところでしょうか。逆に言うとこれより下は少し危険だと思います。しっかり販売元を調べたほうがいいでしょう。最初にかかるコストはこれだけです。ではもう一つの面を見てからコスト全体を判断してみましょう。
ヴェポライザーのコストについて・・・その２
ではタバコ自体について考えてみましょう。普通に市販している紙巻タバコの葉の量は一本0.7～0.8gで吸うのにかかる時間は大体3～6分ぐらいでしょうか。ヴェポライザーなら紙巻タバコやシガリロの4分の1から5分の1ぐらいの量で十分です。IQOS（アイコス）を使っている人ならわかると思いますがタバコ自体が短いですよね？この量で5分ぐらいは十分持つと思います。つまり今吸っているタバコ、ハーブ、シガリロのコストが4分の1になる訳です。さらに手巻きのタバコやシガリロをほぐして入れるのではなく、葉っぱだけを買えばさらに安くなる効果があるのがおすすめできるところです。手巻きタバコだと20本で大体16gほどの葉っぱが使われていますが、葉っぱだけなら30gで700円ぐらいで売っています。
ヴェポライザーのメリット
コスト面のメリットは説明してきたとおりですがそれ以外でもメリットがあります。まず使い方が簡単なところです。そして燃焼ではなく蒸すため有害物質が少なくなるという効果があります。これはIQOS（アイコス）が有害物質を90パーセントカットしたというところと共通している部分でもあります。煙が少ないので例えば部屋の臭いも軽減できる効果もあります。当然火を使わないので家事の心配がないこと、副流煙がでないこともメリットでしょう。IQOS（アイコス）は中のブレードが壊れやすいですが、ブレード式ではないものならその心配もありません。またIQOS（アイコス）と違いチェーンスモーキングができます。ヴェポライザー全体として吸ったときの喉への刺激が強いですがこれは個人によるメリットともデメリットとも取れますね。
ヴェポライザーのデメリット
ここまで読んだら『ヴェポライザーのほうがいい』という方が多いと思いますがデメリットももちろんあります。まず紙巻タバコやシガリロと違い『すぐ吸えない』ということです。電源を入れてから30秒～１分ほど時間がかかるし、そもそも葉っぱをセットしなければいけない点はIQOS（アイコス）にも負けています。充電式なのでそういうときもすぐ吸えないといえるでしょう。また一吸い目があんまりおいしくない時があります。普通の紙巻タバコやシガリロより、さらにIQOS（アイコス）よりも大きいのもデメリットかなと思います。またいまいち市民権を得ていないので筆者自身いきなり取り出して吸うとびっくりされた経験があります。
おすすめのヴェポライザー
ここからはおすすめのヴェポライザーをレビュー動画などを含めて挙げていこうと思います。筆者が使ったことがあるハーブスティックECOとハーブスティックRELAX、そしてWEECKE C-Vapor 2になっています。 IQOS（アイコス）も使ったことはありますがここではレビューしません。
おすすめのヴェポライザーその１：ハーブスティック ECOとレビュー！
HERB STICK ECOはヴェポライザーの中でも、使い方に特殊な部分はなくシンプルな設計になっています。6段階の温度設定があり、電源を入れてから約45秒で設定温度に達します。価格も4500円と、ヴェポライザーの中では安いほうで初心者にもおすすめしやすいものです。その点はIQOS（アイコス）に似ているかも。また紙巻タバコを切ったものを筒状のまま紙ごと入れて使えるのもおすすめです。バッテリー容量は2200mAh。個人的に残念な点は少し大きすぎるところです。IQOS（アイコス）の倍くらいあります。
こちらの商品はamazonでのレビュー数、レビュー動画の再生数も群を抜いていて人気を伺えます。
おすすめのヴェポライザーその２：ハーブスティック RELAXとレビュー！
ハーブスティック RELAXはハーブスティック ECOの進化版です。ハーブスティック ECOと違い、切ったものを丸々刺し入れることはできなくはないですが使い方としてはあまりおすすめできません。と言うのもハーブスティック RELAXは葉っぱを筒状の部分に入れるようになってはいなくて、葉っぱそのものを入れるようになっています。一番いいところは液晶で温度が見れるところです。設定温度に達するとバイブレーションで教えてくれます。これは IQOS（アイコス）にも他のヴェポライザーにもない点ですね。また吸い終わっても教えてくれます。なによりハーブスティック ECOでは大きすぎたのですがサイズ感が素晴らしいです。gloと似ている感じですかね。ハーブスティック ECOと違い吸い口が細くなっていてそこもいいですね。初めてでも余裕があるならハーブスティック RELAXがおすすめです。バッテリー容量は2200mAh。少し残念なのは全体がちょっと熱くなる点ですかね。
おすすめのヴェポライザーその３：WEECKE C-Vapor 2とレビュー！
ヴェポライザーを買うにあたり口当たりが気になる方も多いと思いますがその心配をなくしてくれるのがWEECKE C-Vapor 2です。シリコン製のマウスピースが付属していてフィルターが付けられることがおすすめできる点です。ヴェポライザー全体的にフィルターがないので喉にガツンと来るものが多いのですがフィルターをつけると随分軽減されIQOS（アイコス）のように吸えます。またWEECKE C-Vapor 2はリキッドを入れるタイプの電子タバコのVAPEとしても使えるので、使い方次第で禁煙効果もあります。最終的には禁煙したいと考えている人はその点も注目すべきではないでしょうか。またヒーティングチューブスペーサーという別売りのものにあらかじめ葉っぱをセットしておくと葉っぱの交換が簡単に行えます。さらにそのヒーティングチューブスペーサーを本体に収納できるのでそのあたりも非常によくできていると思います。残念な点は少し充電が早く切れてしまうところでしょうか。WEECKE C-Vapor 2のバッテリー容量は1600mAhとなっています。レビュー動画ではまだ発売していない時にだったみたいですが基本的に内容に変化はありません。
最後に
やっぱりヴェポライザーを使ってみて一番実感するのが節煙効果です。筆者は1日1箱だったのが1日5本まで減りました。 IQOS（アイコス）だと短くなったたばこを結局１箱吸ってしまいますからね。そして部屋の臭いでしょうか。正直まだ大きいことと充電式なため外に持っていくのは少しためらってしまう部分がありますがそれでもコスト面は素晴らしい。450円のタバコを月に30箱だと1万3000円ほどですが、ヴェポライザーを買って一月でもタバコ代と足して1万円ほどですからすごい効果ですよね。みなさんもこれを機に乗り換えてみてはいかがでしょうか？