手作りスノードームの作り方は?100均グッズで簡単に作っちゃおう!
スノードームが手作りできるってご存知でしたか?しかも100均グッズで簡単に手作りできる作り方があるんです。趣味にしてもよし、夏休みの工作にしてもよし、プレゼントにしてもよし。さあ、100均グッズを使って簡単な作り方で手作りスノードームの工作を始めましょう。
目次
スノードームってどんなもの?
スノードームとは
スノードームとは、丸いドームに透明な液が入ってて、振るとキラキラ雪が舞う綺麗な置物。どんな作り方で自分の世界を表現しようかワクワクしますね。
まるで小さな世界がそこにあるようで、大好きな方も多いのではないでしょうか?
透明で儚げな小さな世界に心奪われてしまいます。コレクションされる方も世界中にいらっしゃいますね。
日本スノードーム協会のページにスノードームの素敵な文章がありましたので、ここにご紹介させていただきます。
◆・.。*†*。.・◆・.。*†*。.・日本スノードーム協会より抜粋◆・.。*†*。.・◆・.。*†*。.・◆
あなたの心の片隅でそっとそっと時を刻みつづけるスノードーム。
意外と歴史は古く、1889年パリ万博で誕生しました。
以来、世界中でずっとずっとそれぞれのあふれる想い出を
そのドームいっぱいに、抱き続けています。
透明なガラスドームの中の人や街並み。
ゆっくりと舞い落ちる雪。
ほっと心安らぐ、不思議な小宇宙。
雪を降らす行為により、つかの間の神となる。
雪が舞い、時が生まれ、静かに雪が降り止むその時、
「刹那と永遠」が実存としての同時性を持つ。
はかなく、もろく、透明なガラスに
おおわれた「永遠の今」を紡ぎ続けるのは
やさしい心 おもいやり。
過去から未来への時を紡ぎ
その「永遠の今」を封じ込む
タイムカプセル… スノードーム。
◆・.。*†*。.・◆・.。*†*。.・日本スノードーム協会より抜粋◆・.。*†*。.・◆・.。*†*。.・◆
手作りできるの?
まさかと思わないでください。スノードームは簡単に手作りできる作り方があるんです。
スノードームのイメージってどんな感じでしょう?
芸術的で、アンティークな感じでしょうか?お土産でいただいた可愛い感じでしょうか?
大抵の方はスノードームが、まさか簡単に手作りできる作り方があるとは思わないようです。
そもそも手作りしようと発想が無い方も多いのではないでしょうか?
そのスノードームがとっても簡単な工作で手作りできる作り方があるとわかったらどうでしょう?
なんと材料も100均や家にあるもので手軽に工作して手作りできると知ったら…。
どうやって作るのか、作り方を知りたくなりませんか?
そこで、手作りスノードームの簡単な作り方をご紹介していきます。
スノードームを手作りするときに必要なものは?
水に粘りをつけるもの
雪やキラキラのラメなどがユックリ液体の中で動くように水に粘りをつけます。
スノードームの中の液体の作り方は気になるところですよね。
必要な材料は水と、その水に粘りをつけるものです。
粘りをつけるには、「グリセリン」か「透明な液体のり」か「洗濯のり」を使います。
もう一つ小技の作り方で「洗剤」を数滴入れるとキラキラ舞う素材が本体の内側やオブジェにビタっと、くっ付くのを防いでくれます。
グリセリンや洗濯のりは薬局やドラックストアで購入でき液体のりは100均やコンビニでも購入できますよね。水との割合など作り方は詳しくご紹介しますね。
水
お水は精製水が腐りにくいのでおすすめします。
精製水は1本500mlの物で100円くらいで薬局やドラックストアに売っています。
水道水やペットボトルの水でも可能ですが不純物やミネラルが入っていたりして腐りやすいです。
水はスノードームの要になります。
全体的に簡単な作り方なので水は面倒がらずに精製水を使う方をおすすめします。
接着剤
接着剤は中に入れるオーナメントやフィギュアを蓋に固定するために必要です。
オブジェを土台に固定する作り方なのでパーツを一つ一つ接着させないといけません。
接着方法は接着剤で張り付ける作り方でもグルーガンで接着させる作り方でも良いと思います。
どちらも100均で購入できますので、工作しやすい作り方で接着しましょう。
スポンジ
スポンジは切って蓋に張り付けて土台にします。
スポンジ土台の作り方はカッターよりハサミを使った方が簡単な作り方です。
キッチンバサミがおすすめです。
用意する材料は?
蓋が付いた瓶
蓋が付いた瓶なら、何でも利用できます。
おしゃれな瓶・ジャムの空き瓶など蓋が付いていて透明なら、なんでもOKです。
瓶のシールは少し熱めのお湯を瓶に入れるとスルっと剥がれます。
しっかり洗浄して熱湯消毒を忘れずにしてくださいね。
※注意※ガラスは急激に冷やすと割れてあぶないです。瓶は熱湯から冷水にはつけないようご注意ください。
家にストックが無ければ、こちらも100均で購入できます。
全体的に透明な瓶がおすすめです。
プラスチックの入れ物でも透明で蓋があれば使えます。
スノードームに入れたい中身
中身に入れたいものはたくさん思い当たります。
土台に置く中身のメインにはフィギュアや小さなミニオブジェはもちろんのこと、「ガラス細工」「貝がら」「レジン作品」「ビーズ」「造花やフェイクグリーン」「お弁当ピック」「モールアート」「壊れたアクセサリーパーツ」「使わなくなったストラップのアイテム」などなど。家の中を探せば何かしら見つけられそうですね。簡単な作り方でいくつか手作りして並べると可愛いです。
色落ちや耐水性に不安がある時はマニュキュアのトップコートやレジン液を薄く塗って乾燥させるのも一案です。
材料はすべて100均でも購入できるものばかりです。
クリスマスのオブジェ(ツリーのオーナメントなど)中身の材料にできますね。
ガラス細工を使用した作り方だと、透明感がでて素敵ですね。
コレクションしたフィギュアの中で同じものや、あまり好きではないキャラを塗装し直して生まれ変わらせてオブジェに使うのも良いのではないでしょうか。
流行りのハーバリウムの花材。造花やフェイクグリーンも使えます。
お花をひと手間かけて花束に工作してオブジェの周りに配置してみたり、生け花のように配置しても楽しいですよね。
お子様が卒業してしまった「お弁当ピック」を飾りに使う作り方をすれば思い出と一緒に手作りできて嬉しいのではないでしょうか?
星の砂のボトルストラップ。お土産でいただいても眠らせているなら、日の目をみせるチャンスですよね。
シーサーをオブジェにして、星の砂を舞う材料にする作り方はどうでしょうか?
レジン工作の作品もドームの中身にできますよね。工作したレジン作品を材料にした作り方も素敵になりそうですね。
舞わせたい雪となるもの
雪にできる材料も、いろいろあります。
「ラメ」「パウダー」「スパンコール」「細かい砂」などはそのまま入れて。
「モール」「セロファン」「ホログラム(キラキラ折り紙)」は細かく切った作り方で使えます。
ラメやパウダーは100均のネイル売り場にありますね。
何色かまとめたキットもあります。
スパンコールは100均の手芸用品売り場にあります。
大小大きさの違うものをまとめたキットもあります。
白い卵の殻をよく洗って干して、すりこ木で粉にする作り方もあるそうです。お子さんと一緒にすりこ木をゴリゴリした卵の殻が雪になるなんて、スノードームの雪が舞うたびに優しい気持ちになりそうです。
ホログラム(キラキラ折り紙)は100均の文具売り場にありますね。細かく切る作り方になりますが、パーテーションのような作り方も良いかもしれませんね。
モールアートを工作して余ったモールの毛を細かく切る作り方もあります。色によって秋の落ち葉に見立てた作り方もあります。モールアートキットなどで手作りした作品の方はオブジェとしても存在感が出そうですね。
スノードームの作り方
1、土台になるスポンジを蓋の内側に接着しよう
土台の作り方はスポンジを瓶の口に合わせて工作して、蓋の内側に接着します。
スポンジの工作は、スポンジの厚さと瓶の高さを考えた作り方をしましょう。
スポンジが厚すぎたら高さを調整してスポンジをカットしましょう。
カットしたスポンジを蓋の内側に接着しましょう。
2、スノードームに入れたいものを土台の上に仮置きしよう
蓋にスポンジの土台を付けたら、メインにする中身の材料を仮置きします。
蓋に瓶をかぶせて蓋を閉めた時にどう見えるか確認して調整しましょう。
土台につける材料が多すぎていませんか?
瓶に収まりきらなかったら材料を減らしたり位置を調整し直してくださいね。
3、仮置きが終わったら土台に接着しよう
配置が調整し終わったら、接着剤で土台の工作開始です。
スノードームの中身を1つずつ丁寧に接着していきましょう。
4、液体と雪となるものを入れよう
まず、瓶に水を半分くらい入れて液体のりなどを静かに追加します。
次に、液体の中で舞うラメ等を投入し、泡立てないように静かに混ぜてみます。
舞い上がり方を確認しながら、液体の「のりと水を調整」します。
5、いよいよ完成!蓋をセットしよう
いよいよオーナメント付きの蓋を閉めれば完成です。
蓋に工作した土台と中身の接着剤が完全に乾いているか確認しましょう。
液体が入った瓶に、工作した蓋の中身を静かに入れて蓋を閉めれば完成です!!
★もし水漏れしたら、蓋を閉めた後によくふき取りビンの隙間の凹凸に接着剤を塗りましょう。
蓋の周りをリボンなどで飾ると可愛くなりますね。
雪を綺麗に舞わせるには?
ベストはグリセリン5%と精製水
グリセリンは薬局やドラッグストアで手に入ります。
スノードームの液体を手作りする時のベストな作り方はグリセリン5%です。
ラメなどが中身のオブジェに張り付きやすい時には、最後に洗剤を数滴混ぜると良いでしょう。
液体のり、洗濯のりと水の割合は3:7くらいがおすすめ
手軽に安く手作りしたい時は、液体のりか洗濯のりがおすすめです。
机の中を探せば液体のりならストックがあると思います。
よりクリアに見たい時の液体は、どちらかと言えば洗濯のりの方がクリアに見えます。
どちらの液体も作り方は「のり:水=3:7」がおすすめです。
食器用洗剤を使う場合は?
中身のオブジェに舞うものを張り付きにくくするためには、洗剤を使いましょう。
界面活性剤を数滴だけ入れると、ラメなどがオブジェに張り付きにくくなります。
洗剤は入れすぎたり、最初に入れてしまうと泡立ってしまうので最後に数滴入れるようにしましょう。
洗剤を入れると色落ちする素材があるので色落ちしない素材がおすすめです。
長持ちさせたいならば精製水を!
「精製水」は不純物を一切取り除いた水です。
不純物が一切取り除かれた水を使うほうが液体は腐りにくいですよね。
長持ちさせたいなら精製水をおすすめします。
雪になる素材の重さで調整しよう
素材の重さで沈む速度が違うので、雪になる材料は素材の重さで舞い方が違います。
液体をいれたら、舞う素材を入れて静かにかき混ぜて様子を見ながら調整すると良いでしょう。
100均の便利アイテムをご紹介!
スノードームを手作りするために必要な材料は、ほぼ100均で揃えられます。
工作するために便利なアイテムもまとめておきます。
・スノードームの本体になる蓋つきの瓶。(液漏れしない蓋つきの透明なおしゃれな入れ物もあります。)
・中身のオブジェを置く土台にするスポンジ。
・スポンジや雪にするものを工作するためのハサミやカッター。
・手作りに欠かせない接着剤・グルーガン。
・土台に張り付けるメインのオブジェ(小さな人形や動物など)
・オブジェの色落ち対策に塗装する為のレジン液や透明なマニキュア。
・土台に飾りつけに使うビーズやお弁当ピック、造花。
・スノードームの液体の材料、液体のり・洗濯のり。
・スノードームの液体の中を舞う素材にできるラメ・パウダー・スパンコール。
・台所用洗剤
その他、スノードームを工作する前に、中身のオブジェも手作りしたい方にはレジン工作用の透明樹脂・オブジェを手作りできる樹脂粘土などの手芸用品もあります。
ドームオーナメントキット
注射器が便利!
ドームオーナーメントキットならスノードームを手作りする材料が揃っていて便利です。
ドームオーナーメントキットで手作りするときに準備しておくと便利な物があります。
注射器かシリマー(注射器のような形で香水などを注入するもの)を準備しましょう。
ドームオーナーメントキットは、こちらで紹介している作り方と違うところがあります。それはドームオーナーメントキットの作り方の多くが蓋を閉じた後に液体を注入する作り方になっている点です。
ドームオーナーメントキットは液体を最後に注入する作り方で注入口が小さいですから、忘れずに注射器かシリマーを準備しておくとスムーズに完成できると思います。
おすすめのオーナメントキット1
~★[スノードーム協会]★~
日本で唯一のスノードーム常設美術館です。ワークショップの開催や観光地・自治体、それにイベント等のオリジナルスノードームの制作なども行っています。
おすすめのオーナメントキット2
おもちゃ売り場にあるスノードームキットです。
大きめの本体とフィギュア。作り方もわかりやすく、女の子が喜びそうですね。
100均はスノードームの材料の宝庫
100均は小物や雑貨の品揃えが多くスノードームの材料の宝庫と言えるでしょう。
先にまとめましたが、スノードームの材料のほとんどのものが100均で揃います。
材料が多いので、世界に一つしかないオリジナルスノードームのアイデアや工夫も生まれると思います。
デコレーションやオブジェの作成に必要な手芸用品も揃っているので100均の楽しみ方も増えそうですね。
みんなの手作りスノードームをご紹介!
写真の娘さんが手作りしたスノードーム。色とりどりのポンポンが可愛いですね。洗濯のりが余ったらスライムも作れますね。
雪が舞うのも良いですが、水中をキラキラ泳ぐお魚も涼しげで透明感が引き立って素敵ですね。
スノードームと言えばクリスマス。ツリーと天使にどんな雪が舞い振るのでしょう。
ハートとディジー。ケーキと猫とクマノミはもしかしたらニモかしら?オリジナルの世界観を作り出せるのがスノードームの魅力ですね。
イベント会場などで夏休みの工作キットとして、スノードームキットも販売されているようですね。
夏フェスなどでも、手作りスノードームキットを用意しているブースでスノードーム工作に参加して作れるようですね。
お母さんと嬉しそうにキットを使ってスノードームの工作ですね。楽しいクリスマスになりますね。
ペットボトルと瓶の中には植物用の保水ボールが!!アイデアですね。
キラキラしたペットボトルが並んでいたら、陽の光もキラキラ差し込んで素敵なティータイムになりそうですね。
電球型のスノードーム。この電球の入れ物はイベント会場でジュースの入れ物で販売していました。100均でも見たことあります。
お子さんのお写真入りのスノードーム。反射してみえにくいけれど、赤ちゃんの頃のパウチ写真も入ってて可愛いですね。プラ版も中身の素材にできそうですね。
「ごちそうさまです。」って思わず言ってしまいました。幸せいっぱいの家族のスライドショーのようなスノードームに圧巻です。
ふふふ。男の子はワンピースのエースやドラゴンボールなんですね。男のロマンですね。
お年頃の女子は、なんてったってアイドルですよね。
夏休みの宿題には手作りスノードームを!
親子で楽しむのも良いですが、仲良しさんで集まって夏休みの宿題に手作りスノードームを工作するとよい思い出にできますね。
きっと、この日の絵日記は可愛いスノードームの絵が描かれて楽しい夏の一日でしょう。
材料をみんなで買いに行って、材料代の割り勘の計算も自分たちでやれば、いくら安くできたのか?もう一つの夏休みの研究材料の出来上がりですね。
ぜひ夏休みの宿題にはスノードームを手作りしてみてくださいね。