赤ちゃんが風邪・発熱の時におすすめの食べ物&離乳食レシピ9選!

風邪や発熱で赤ちゃんがダウンした時、どんな食べ物を与えたらいいか悩んだことはありませんか?そこで今回は、風邪や発熱を発症した赤ちゃんにおすすめの食べ物について詳しく解説します。風邪予防や熱を下げる食事についても併せて紹介するので参考にしてみてくださいね。

赤ちゃんが風邪・発熱の時におすすめの食べ物&離乳食レシピ9選!のイメージ

目次

  1. 1赤ちゃんが発熱!食事はどうすればいいの?
  2. 2赤ちゃんの体調が悪い時に気をつける食事のポイント
  3. 3赤ちゃんが風邪・発熱の時の水分補給におすすめの飲み物8選!
  4. 4赤ちゃんが風邪・発熱の時におすすめの食べ物&離乳食レシピ9選!
  5. 5赤ちゃんが風邪・発熱の時に避けるべき食べ物6選!
  6. 6赤ちゃんの症状に合わせた食事で回復を早めよう!

赤ちゃんが発熱!食事はどうすればいいの?

赤ちゃんが風邪を引いたり、急に熱が上がったりすると驚く人も多いのではないでしょうか。小児科を受診してアドバイスや薬をいただいても、心配なのはおうちでの過ごし方です。食事に関しては特に心配という声も多く、食べ物を食べない状況が続くと当然体重も減少するので不安から焦ってしまうこともあるでしょう。

風邪や発熱時の食事には消化にいいうどんやおかゆを作るのがポピュラーですが、これらの食べ物を食べない赤ちゃんも中にはいますよね。そこで今回は、風邪や発熱時の赤ちゃんの食事について詳しく解説します。風邪予防や熱を下げる食材についても併せてご紹介するので、興味のある人はぜひ参考にしてみてくださいね。

眠る赤ちゃん

赤ちゃんの体調が悪い時に気をつける食事のポイント

水分補給をしっかりと!

赤ちゃんが風邪や熱などを発症した時は、水分補給をしっかりと摂らせてください。補給させる水分は湯冷ましや薄めた麦茶など赤ちゃんが飲みやすいものでOKです。ただし、食欲がなかった場合はいつも通りの量を飲ませようとすると嘔吐してしまう可能性もあります。スプーンで少量ずつ、時間をかけてあげましょう。

飲み物を飲む赤ちゃん

症状に合わせて対処する

赤ちゃんがお腹を下している時に注意したいのが、脱水症状です。しかし、水分を摂りすぎてしまえば症状が悪化してしまう可能性もあります。また、嘔吐した直後に水分補給すると再び嘔吐してしまう可能性もあります。風邪や発熱時にはこまめな水分補給が大切ですが、赤ちゃんの元気がない時は少しずつ様子を見ながら水分を補給してください。

食べない時は無理をしない

赤ちゃんが食べ物を食べない時は、体が食べ物を受け付けていないサインです。体重の減少や栄養が摂れていないことを不安に思うかもしれませんが、食べない時は無理をさせずに水分補給をさせましょう。回復してきたら消化のいい食事を与え始めましょう。

おもちゃを口に入れる赤ちゃん

離乳食は1つ前の段階に戻す

赤ちゃんが風邪や熱などで体調不良の場合は、離乳食を1つ前の段階に戻してあげましょう。滑らかにすり潰した離乳食の時は離乳食をお休みし、舌で潰せる固さの離乳食の時は滑らかにすり潰すなど、段階を1つ下げることで消化しやすくなりますよ。

赤ちゃんが風邪・発熱の時の水分補給におすすめの飲み物8選!

①母乳

赤ちゃんが発熱や咳、鼻水等の風邪の症状がある時は、母乳を飲みたがるだけ飲ませてあげましょう。母乳には、ビタミンや栄養素が豊富に含まれているため、赤ちゃんが発熱や風邪から回復する手助けをしてくれます。30分〜1時間に1度が目安です。

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②ミルク

ミルクも母乳と同様に飲ませてあげましょう。ただし、頻回に嘔吐してしまう場合はミルクを飲ませるのを1度中止します。その場合は3〜4時間ほど様子を見て、赤ちゃん用のイオン飲料水をスプーンで少量ずつ飲ませてあげるのがおすすめです。

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③湯冷まし

赤ちゃんが熱を出した時は汗を掻くので、脱水症状を予防するためにも飲み物を与えましょう。比較的元気であれば湯冷ましを飲ませて水分補給をしてください。湯冷ましに砂糖を入れるのもおすすめですよ。

④薄めの麦茶

薄めの麦茶も、湯冷ましと同じような状態の時に使用しましょう。ただし、麦茶が苦手な赤ちゃんもいますし、風邪や発熱時に必ずしも麦茶を摂らせる必要はありません。湯冷ましやミルク等、赤ちゃんが好む飲み物でOKです。

お茶

⑤スポーツドリンク

発熱時の赤ちゃんは特に脱水症状にかかりやすい状況にあります。そのため、風邪を引いた時はイオン飲料水で水分補給をするのがおすすめです。嘔吐する場合はスポイトやスプーンを使って少量ずつ与えてくださいね。

⑥水

成人の体の約60%は水分でできているのに対し、赤ちゃんの体は70〜80%が水分でできています。そのため、大人よりも水分を摂取しなければならないのですが、体の中にある水分はただの「水」ではありません。水の中にミネラル等の栄養素がたくさん溶けているのです。風邪や発熱で脱水した時は水だけを与えるよりも、イオン飲料水や経口補水液を与えるようにしましょう。

お水

⑦果汁

赤ちゃんが高熱の時は、体内の水分に含まれるナトリウムやカリウムといったミネラルが汗を掻くことで失われてしまいます。そのため、果汁等の飲み物がおすすめと言えるでしょう。

⑧ポタージュスープ

赤ちゃんが風邪を引いて喉を痛めた時は、ポタージュスープ等の喉ごしのいい飲み物を飲ませてあげましょう。刺激のある調味料を使った味付けはせず、ミルクで伸ばしてあげるのがおすすめです。たとえばかぼちゃのスープなら、玉ねぎも加えて甘みを出してあげると食べやすくなります。また、トマトには熱を下げる効果が期待できることから、ポタージュにするのもおすすめですよ。

かぼちゃスープ

赤ちゃんが風邪・発熱の時におすすめの食べ物&離乳食レシピ9選!

①おかゆ

風邪や発熱時に定番の消化のいいレシピといえばおかゆです。お米を洗ったら鍋に入れてしばらく水に浸けておき、30〜40分ほど弱火にかけて蒸らせば完成です。味付けがないと食べられないという場合は、鰹節やお醤油を少量垂らすのもいいでしょう。元気になってきたら、溶き卵を加えるのもおすすめですよ。

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②雑炊

おかゆに比べ、雑炊は具沢山なので栄養も摂りやすいレシピです。おかゆが苦手な赤ちゃんでも、雑炊なら食べられる可能性もあります。雑炊の味付けは、出汁ベースなら醤油か味噌、このほかにも鶏ガラベースやコンソメベースで作るのがおすすめです。白だしやめんつゆを使うと簡単に作ることができますよ。熱を下げる効果が期待できるネギを加えるのもおすすめです。

リゾット

③にゅうめん

クタクタに茹でたにゅうめんは消化にいいので、赤ちゃんの風邪や発熱時におすすめのレシピです。そうめんは柔らかく茹でてハサミで細かくカットし、出汁で煮込んだら完成です。また、にゅうめんには免疫力を高める栄養素が含まれた人参を加えるのもおすすめです。人参は粘膜を強化する効果も期待できるので、日頃から食べておくと風邪予防にもなるでしょう。舌で潰せるくらいの柔らかさにしておくと消化にもいいですよ。

④うどん

体調が悪い時の定番の食べ物といえば、うどんも挙げられますよね。クタクタに煮込んだうどんは赤ちゃんでも非常に食べやすく、消化にもいいのでおすすめです。また、大根は殺菌効果が期待できることから、風邪の引き始めに摂り入れたい野菜の1つです。うどんの出汁に大根おろしも加えて煮込むのもおすすめですよ。葉や皮に含まれる栄養素が風邪予防にも効果的なので、日頃から取り入れるようにしましょう。

うどん

⑤りんごのコンポート

ほとんどが水分でできたりんごは、風邪や発熱時の水分補給の時におすすめの食べ物です。また、りんごは整腸作用や栄養補給ができることから風邪の諸症状に非常に効果的とも言われています。そのまま食べるには固いので、コンポートにして柔らかくしましょう。柔らかく煮込んだりんごは消化にいいだけでなく、整腸作用の効果を高めてくれます。

⑥アイス

熱が上がりきると体も暑くなり、冷たいものを欲しがる可能性もあります。そんな時はバニラアイスを食べさせてあげるのもおすすめです。アイスなら食欲がなくても比較的食べやすい食べ物ですし、主原料が牛乳なので様々な栄養素が豊富に含まれていますよ。

ソフトクリームを食べる男の子

⑦茶わん蒸し

つるんと喉ごしのいい茶わん蒸しも、赤ちゃんの風邪や発熱時におすすめのレシピです。意外に思う人も多いと思いますが、卵には豊富な栄養素が含まれているため、栄養補給をするにはぴったりの食べ物なのです。クタクタに煮込んだうどんを具として入れるのもおすすめですよ。

⑧ヨーグルト

熱が高い時はエネルギーを多く消費してしまうので、口当たりが良くてタンパク質も豊富なヨーグルトを与えるのもおすすめです。熱を下げる効果が期待できるバナナやさつまいもを加えてあげると、より高い効果を期待することができます。

ヨーグルト

⑨すりおろしりんご

おかゆやうどんに続き、すりおろしたりんごも風邪や発熱時にポピュラーな食べ物ですね。おろし金ですりおろすだけの超簡単なレシピですが、おかゆやうどんを食べない赤ちゃんもこれなら食べたと言う声も多いほどです。

赤ちゃんが風邪・発熱の時に避けるべき食べ物6選!

①脂っこい食べ物

脂っこい食べ物は、消化するのに大量のエネルギーを使います。風邪を引いている時は胃や腸が弱っていることも多いので、負担をかけないためにも食べないようにしてください。

唐揚げ

②繊維の多い食べ物

食物繊維の多い食べ物は、消化するまでに時間を要します。胃や腸に負担をかけてしまうのでなるべく食べないようにするか、柔らかく煮込むなどして対応するようにしましょう。

③海藻

海藻類は粘膜を丈夫にする働きや免疫力を高める効果が期待ができることから、風邪予防には非常に効果的です。しかし、消化に時間がかかるため、風邪を引いてから摂取するのは避けた方がいいでしょう。

④きのこ

きのこの食物繊維には、風邪やインフルエンザの予防効果が期待できるβグルカンが豊富に含まれています。日常的に摂取することをおすすめしますが、消化に時間がかかるので風邪を引いた時は避けるようにしてください。

きのこ

⑤こんにゃく

こんにゃくを使ったレシピも消化するのに時間がかかってしまうため、なるべく避けるようにしましょう。ただし、こんにゃくは自然療法として使われることもあり、温めたこんにゃくをタオルで包んで腎臓や肝臓に当てる「こんにゃく湿布」という方法で熱を下げることができると言われています。

⑥お菓子

風邪を引いた時にお菓子を摂取すると、消化の妨げになったり下痢や便秘を起こしやすくなる可能性があります。ただし、チョコレートは咳止めや炎症の解消、熱を下げる効果が期待できるとも言われています。心配な人は、小児科の先生に確認をするといいでしょう。

お菓子

赤ちゃんの症状に合わせた食事で回復を早めよう!

赤ちゃんが風邪を引いた時は、その症状に合わせて離乳食や飲み物を工夫しましょう。また、食べさせていいのか悩んでいる食材や飲み物があった場合は、必ず小児科の先生に相談してください。日頃から栄養のある食材や飲み物を補給するよう意識し、赤ちゃんの風邪予防を心がけましょう。

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この記事のライター
aki17

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