赤ちゃんの熱中症対策におすすめのグッズ11選!熱中症のサインとは?
赤ちゃんの熱中症対策について詳しくご紹介していきます。熱中症のサインを見逃さないために、熱中症の初期症状を覚えておきましょう。また、赤ちゃんの熱中症対策におすすめのグッズもご紹介していきますので、参考にしてみてください。
目次
体温調節が苦手な赤ちゃんの熱中症が心配!
体温調節が苦手な赤ちゃんは、夏の暑さに弱いです。赤ちゃんが熱中症になってしまうのでは?と心配なパパやママも多いのではないでしょうか。また赤ちゃんが熱中症になった時に、すぐに気付けるのか心配という人も多いです。そこで熱中症の初期症状や、熱中症対策グッズについて詳しくご紹介していきます。赤ちゃんが快適に過ごせるように熱中症対策を見ていきましょう。
赤ちゃんが熱中症になった時の症状とは?応急処置を知っておこう
暑さが強い夏には、赤ちゃんも熱中症になってしまうことがあります。赤ちゃんが熱中症になってしまった場合の症状とはどのようなものなのか見ていきましょう。また赤ちゃんが熱中症になった場合の対処方法や、病院を受診するタイミングについてもご紹介していきます。
赤ちゃんの熱中症の初期症状
喋ることができない赤ちゃんや乳幼児は、周りの人が熱中症の症状に気付いてあげることが大切です。まずは赤ちゃんが熱中症になった時の初期症状を覚えておきましょう。赤ちゃんが熱中症になった時の初期症状がこちらです。
・赤ちゃんの顔が火照っている
・赤ちゃんの身体がいつもより熱い
・おしっこやウンチの出が悪くなった
・赤ちゃんがぐったりしている
・おっぱいやミルクを吐き戻してしまう
・泣き方が弱くなった(または泣かなくなった)
・赤ちゃんの肌がいつもより乾燥している
赤ちゃんが熱中症になった場合には、上記のような初期症状が現れることが多いです。周りの大人が早く気が付くことで早急に対処ができるので、夏場の暑い日には赤ちゃんの様子をこまめに確認してください。
赤ちゃんの熱中症の応急処置
赤ちゃんの様子がいつもと違う場合や、熱中症が疑われる場合には応急処置をしましょう。涼しい場所に赤ちゃんを移動させ、身体を冷やしてあげることが大切です。また水分を与えることも、応急処置になります。涼しい場所に移動したり、水分を与えても赤ちゃんの様子が変わらない場合は、病院を受診してください。
病院を受診すべきタイミングは?
赤ちゃんが熱中症かもしれないと思っても、どのタイミングで病院へ連れて行けば良いのか迷うパパやママは多いと思います。応急処置をしても症状が良くならない場合は、病院へ連絡して受診するようにしましょう。そのほかにも、以下のような症状がある場合は病気を受診した方が良いでしょう。
・赤ちゃんの熱が下がらない場合
・赤ちゃんの汗が出なくなり、手足が冷たい場合
・赤ちゃんの尿が出ない場合
・ぐったりしていて、呼びかけなどにも反応しない場合
赤ちゃんの尿が6時間以上出ない場合は、病院を受診した方が良いでしょう。また赤ちゃんの様子がおかしかったり、気になることがあれば早めに病院を受診することをおすすめします。
夏に実践すべき4つの熱中症対策とは?
次に、夏に実践するべき熱中症対策をご紹介します。赤ちゃんがいる家庭は、室内の温度や外出の時間に気を付けることが大切なので、詳しく見ていきましょう。
室内の温度に気を遣う
赤ちゃんがいる家庭は、室内の温度に気を配ることで熱中症対策をすることができます。赤ちゃんにとって快適な温度は「18度〜26度」だと言われています。夏場の暑さが強い日は室内の温度が高くなってしまうことが多いので、室内に温度計を置いて温度管理をしましょう。
赤ちゃんに洋服を着せ過ぎない
赤ちゃんに洋服を着せすぎないことも熱中症対策になります。赤ちゃんは体温機能調節機能が発達していないので、洋服を着せすぎると熱中症になってしまう確率が高まります。赤ちゃんの様子を見て、夏場の暑い日は薄着にさせてあげるようにしましょう。
外出する時間帯に気を付ける
赤ちゃんの熱中症対策で重要なのは、外出する時間に気を付けることです。暑さの強い日は外出を控えるなどの努力が必要ですが、もし外出する予定がある時には涼しい時間帯を選んでください。暑さや日差しが強くなる昼の時間帯(午前10時〜午後14時頃)は外出を避けるようにして、午前中や夕方に外出するのがおすすめです。
お風呂の温度や時間に気を付ける
お風呂の温度や時間に気を付けることも、熱中症対策になります。41度のお風呂に30分以上浸かると、大人も子供も熱中症になる確率が高まると言われています。赤ちゃんは大人よりも体温調節ができないので、より気を付けるようにしてください。夏場の暑い日は涼しい時間帯を選び、37度〜38度のお湯に入れてあげるのが良いでしょう。
赤ちゃんの熱中症対策におすすめのグッズ【室内編】4選
次に、赤ちゃんの熱中症対策におすすめの室内用グッズをご紹介します。暑さの強い日は室内にいても熱中症になってしまう場合があります。特に赤ちゃんは暑さに弱いので、熱中症対策グッズを活用してみましょう。
①室温計
赤ちゃんの熱中症対策には「室温計」がおすすめです。温度や湿度を常にチェックしておくことで、赤ちゃんにとって快適な部屋を作ることができます。また部屋の湿度が低いと赤ちゃんが病気になりやすいという調査結果もあります。赤ちゃんがいる家庭は部屋の暑さだけでなく、湿度に気を配ることも大切です。
②あせとりパッド
あせとりパッドも赤ちゃんの熱中症対策におすすめのアイテムです。赤ちゃんは汗をかきやすいので、背中にあせとりパッドを入れてあげると熱中症だけでなく湿疹や風邪の予防にもなります。夏の暑さが強い日には、あせとりパッドを活用してみてください。
③冷感敷きパッド・枕
赤ちゃんは体温機能調節が苦手なので、暑さの強い日は敷きパッドや枕に工夫をしてみてください。冷感敷きパッドや冷感枕は、体温を下げてくれる効果があるので活用してみるのがおすすめです。
④わき用保冷剤
わき用保冷剤という熱中症対策におすすめのグッズがあるのは知っていましたか?赤ちゃんや乳幼児など、子供の発熱時におすすめの商品として販売されていますが熱中症対策にもおすすめです。わきの下に挟むことで体温を下げる効果がある商品で、冷凍して繰り返し使うことができます。
赤ちゃんの熱中症対策におすすめのグッズ【外出時編】7選
次に赤ちゃんとの外出時におすすめの熱中症対策グッズを見ていきましょう。熱中症対策グッズを活用することで、赤ちゃんが快適に過ごせるので活用してみてはいかがでしょうか。
①ベビーカー用冷感マット
夏の外出時におすすめなのがベビーカー用の冷感マットです。ベビーカーにマットを敷くだけで、ひんやりして赤ちゃんの体温を下げてくれます。
②抱っこ紐用冷感パッド
ベビーカー用の冷感マットと同じく、抱っこ紐用の冷感パッドも外出時の赤ちゃんの熱中症対策におすすめです。抱っこ紐は赤ちゃんとくっついているため、暑さを感じやすいと言われています。抱っこ紐用の冷感パッドを使うことで暑さを和らげてくれるので、抱っこ紐での外出時に使ってみてはいかがでしょうか。
③携帯扇風機
携帯扇風機も外出時の熱中症対策におすすめです。いつでもどこでも涼しくなることができるので、暑さの強い日には持っておくと便利なグッズでしょう。
④冷感ベスト
冷感ベストは、暑さから赤ちゃんや子供を守ってくれるグッズです。ベストを着用することで体温を下げることができるので、外出時の熱中症対策になります。また室内が暑い時にも冷感ベストを着用するのがおすすめです。
⑤UVカット冷感ブランケット
熱中症対策グッズでおすすめなのが、冷感ブランケットです。ブランケットをかけるだけで冷たさを感じることができ、さらにUV対策もできるので赤ちゃんとの外出時には持ち歩いておくと良いでしょう。
⑥UVカット帽子
赤ちゃんとの外出に帽子は欠かせないアイテムです。最近はUVカットができる帽子もありますので、赤ちゃんの帽子を選ぶ時にはUVカット機能が付いているものを選ぶようにしましょう。
⑦帽子ひんやりシート
赤ちゃんや子供は頭にとても汗をかきやすいです。頭に汗をかいて帽子が蒸れてしまうことも多いでしょう。そこでおすすめなのが帽子ひんやりシートです。帽子に貼るだけで熱を発散し暑さ対策になります。
赤ちゃんの熱中症対策に適切な飲み物とは?1日の摂取目安量も!
次に赤ちゃんに必要な水分量についてご紹介します。1日の目安摂取量を参考に、水分補給をしてあげましょう。
赤ちゃんが1日に必要とする水分量は?
赤ちゃんが1日に必要な水分をご紹介します。体重が10kgまでの赤ちゃんの場合は、体重×100mlが目安です。体重が11kg〜20kgの乳幼児の場合は、体重から10kgを引いた数×50ml+1,000mlが目安です。
基本は母乳・ミルクでOK!
水分量を目安に飲み物を飲ませる場合でも母乳やミルクの赤ちゃんの場合は、基本的に飲み物ではなくて母乳やミルクで大丈夫です。無理に飲み物を飲ませる必要はありませんので覚えておきましょう。
たくさん汗をかいた後は水か麦茶を飲もう
母乳やミルクの赤ちゃんでも、たくさん汗をかいてしまった時には水や麦茶などの飲み物を飲ませても良いでしょう。麦茶などの飲み物を飲ませる場合には、赤ちゃんでも飲める飲み物が販売されていますので確認してみてください。
イオン飲料は飲ませても良いの?
イオン飲料水などの飲み物を飲ませた方が身体に良いのでは?と考えるパパやママは多いですが、母乳やミルクの赤ちゃんにイオン飲料水は特別必要ないと考えられているようです。母乳やミルクにはたくさんの栄養が含まれているので、基本的には水で良いとされています。ただしたくさん汗をかいてしまった時には、汗と一緒に水分やナトリウムが放出されてしまうのでイオン飲料水などの飲み物を飲ませても良いでしょう。
赤ちゃんの様子に注意して熱中症を予防しよう
夏の暑い時期には、熱中症にならないように対策することが大切です。特に赤ちゃんは体温調節が苦手で、暑さに弱いとされています。熱中症対策グッズを使ったり、部屋の温度に気を付けるなど赤ちゃんにとって快適に過ごせるよう対策をしましょう。また赤ちゃんの様子を注意してチェックし、早めの対策をすることが大切です。