七五三の「いつ?」を徹底解説!お参りの時期や年齢・写真撮影のタイミングは?

子供の成長を祝う七五三ですが、そもそも七五三の時期はいつなのかご存知ですか?この記事では、七五三のお参り時期や子供の年齢、写真撮影の時期など、七五三のあらゆる「いつ」に関してご紹介していきます!素敵な七五三を迎えるための準備にお役立てください!

七五三の「いつ?」を徹底解説!お参りの時期や年齢・写真撮影のタイミングは?のイメージ

目次

  1. 1七五三っていつやるものなの?
  2. 2七五三のお参りの時期はいつ?
  3. 3七五三のお参りの年齢はいつ?
  4. 4七五三の写真撮影におすすめの時期はいつ?
  5. 5七五三の時期は家庭の都合に合わせるのが一番!

七五三っていつやるものなの?

可愛い我が子のこれまでの健やかな成長と、これからも育ってほしいという想いを込めて行う七五三ですが、七五三はいつやるものなのかご存知でしょうか。ママ友などが七五三シーズンになると騒ぎ出すことを合図にしている人もいると思いますが、漠然と「あ、七五三シーズンなんだ」という感じで捉えているのはいかがなものかと思います。

七五三の本来の時期や年齢などについて知っておくと、余裕をもって七五三の準備ができることと思います。七五三の「いつ」に関することについてご紹介していきますので、ぜひお役立てくださいね。

七五三のお参りの時期はいつ?

まずは七五三のお参りをする時期についてご紹介していきます。基本的な七五三の時期のほかにも、季節外れの七五三のお参りはどうなのか、六曜は気にするべきなのかといった疑問についてもご紹介していきますので、日取りを決める際の参考にしてみてください。

一般的なお参り時期とは

七五三の本来の日取りは11月15日となっています。なぜ11月15日なのかという理由には諸説ありますが、どの説でも11月15日は縁起が良い日とされています。ただし11月15日はご存知の通り祝日ではありませんし、平日でも予定を合わせて参拝する人もいるので、当日は大幅な混雑も見込まれます。

そのため七五三は10月~11月にかけてが七五三シーズンとなっていて、一般的にはこの時期の中で都合が良い日を選んでお参りをする人が多いようです。その中でも土日や大安の日などは特に混雑するとも言われているので、もしも平日に都合がつく場合や六曜を気にしないのであれば、混雑しそうな日付は避けた方が無難かもしれません。

時期外れでも問題なし

一般的な七五三の時期は上記でご紹介した通りですが、七五三は時期外れに行っても問題ないとされています。どうしても七五三の一般的な時期に家族の都合が合わない場合もありますし、身内などにご不幸があった場合は七五三のお参りは控えた方が良いとされています。そんな場合でも「七五三ができない」と嘆かなくても大丈夫なので、ご安心ください。

時期外れに七五三をすることには、混雑を避けやすい、ご祈祷の予約を取りやすい、神社で記念写真を撮りやすいなどの様々なメリットが受けられるので、一般的な時期よりもスマートに事が運ぶことが多いようです。ただしデメリットもあり、千歳飴などの季節限定のものが準備しづらかったり、真夏や真冬のお参りでは過酷な環境に晒されてしまうこともあります。

これらのメリット・デメリットをしっかりと吟味した上で時期外れの七五三と上手に向き合うことができれば、どんな時期でも素敵な七五三を迎えることができるかもしれませんね。

六曜を気にするかは人それぞれ

先に大安などの六曜についてご紹介しましたが、六曜は気にしなくても全く問題ありません。諸説ありますが、そもそも六曜は古代中国の占いに使われていた暦とも言われているので、日本の七五三という文化には何も関係がないのです。

ただ、そうは言っても六曜を気にして七五三のお参りをする家族も少なくありません。実際に11月15日前後の大安の日は、平日であるにも関わらず神社が混雑する場合も多いようで、土日ならばさらに混雑度合いは激しくなります。

七五三は時期外れでのお参りでも何も問題がないように、六曜に対しても絶対的な決まりはありません。どうしても気にするのならば気にすれば良いですが、家族内で決めた七五三の価値観に合ったお参り方法を選ぶようにしましょう。

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七五三のお参りの年齢はいつ?

続いては、七五三のお参りの年齢についてご紹介していきます。七五三のお参りの年齢は男女によって変わってきますので、男女の違いについてチェックしていきましょう。

七五三の男女別のお参りの年齢

  • 男の子は3歳と5歳
  • 女の子は3歳と7歳

3歳で七五三のお祝いをするのは男女共通事項で、この3歳のときに行われるお祝いは「髪置(かみおき)の儀」と呼ばれるものです。七五三は室町時代あたりから始まったとされていますが、その時代は3歳までは男女ともに剃毛をすることが当たり前で、3歳のお祝いを節目に髪を伸ばし始めることから、この儀式の名前が付けられたと言われています。

そして5歳は男の子のお祝いで、7歳は女の子のお祝いです。男の子は5歳を節目に袴を着始めるために「袴着(はかまぎ)の儀」という儀式を行い、女の子は7歳で着物の帯をすることを許されることから「帯解(おびとき)の儀」という儀式を行うことが、七五三の由来となっています。

数え年と満年齢はどっちが正しいの?

年齢の数え方には数え年と満年齢とありますが、七五三のお祝いはどちらの数え方で年齢を数えても大丈夫です。昔は満年齢という概念がなかったため、生まれたときを1歳として、1月1日に1つ歳をとるという数え方をしていました。しかし西暦が日本に取り入れられてからは満年齢という概念が導入され、それ以降は数え年でも満年齢でも、好きな方でお祝いをすることが普通となったようです。

例えばお兄ちゃんが満年齢5歳、妹が満年齢2歳という場合でも、お兄ちゃんを満年齢で数えて5歳、妹を数え年で数えて3歳という風に都合よく解釈しても問題ないのです。家庭の事情や子供のおむつ外れなどの成長度合いに応じて、お祝いする時期を決めるのもおすすめですよ。

早生まれの子はどうする?

歳を重ねるにつれて早生まれの子と遅生まれの子の成長度合いは縮まってきますが、3歳という年齢ではその差は顕著に表れてしまいますよね。そんな場合でも、数え年と満年齢という考え方を使って、柔軟に対応することができます。

満年齢の考えでお祝いの時期を遅めにすれば、数え年で七五三のお祝いをする遅生まれの子とそれほど成長の差を感じることもないので、安心して七五三のお参りをすることができます。保育園のお友達と一緒に七五三のお祝いをしたいのであれば数え年にすれば良いだけの話なので、こちらも様々な事情を考慮しながら、年の数え方を上手に使っていきましょう。

七五三の写真撮影におすすめの時期はいつ?

七五三ではお参りと並ぶもう一つのメインイベントが写真撮影です。写真の撮影時期は様々ありますが、その中でも特におすすめの時期についてご紹介していきます。お得な情報についてもご紹介していきますので、その点についても併せてチェックしてみてくださいね。

夏になる前

七五三のお参りの前に着物や袴を着て写真撮影をすることを前撮りと呼びますが、この前撮りにおすすめの時期なのは、ずばり夏が来る前です。

夏前の時期の前撮りをおすすめする理由としては2つあり、1つ目は子供が日に焼けていない状態で写真が撮れることです。決して日に焼けた状態で撮る七五三の写真が悪いというわけではありませんが、和装でも洋装でも、色白のほうが写真映えは良くなりますよ。一生残しておきたい子供の晴れ姿の写真なので、どうせならば可愛く、かっこよく撮ってあげたいと思うのが親心というものですよね。

2つ目はフォトスタジオなどでも前撮りキャンペーンを多く行っているため、お得に写真撮影や七五三当日を迎えることができる点です。キャンペーンはフォトスタジオによって異なりますが、例えば七五三の写真の料金が割引になったり、前撮りのときに衣装を借りると七五三当日のレンタル料が安くなるといったキャンペーンもあるようです。前撮りのキャンペーンは七五三シーズンが始まる10月になると終了することが多いようなので、なるべく暑くなる前に済ませておきましょう。

七五三の前撮りに関する詳しい内容に関しては、以下の記事も参考にしてみてください。

七五三のお参り当日

お参りと同じ日に撮ることは同日撮りと呼びますが、同日撮りは七五三の支度が1回で済ませられることが大きなメリットです。ヘアメイクやお化粧、さらには着付けなどは、我慢が苦手な子供にとってはまさに一大事なのです。そんな一大事を何回もやらせてしまうというのはちょっと可哀想ですよね。

そして七五三当日の子供の写真が撮れるというのは、同日撮りの何よりのメリットでもあります。同日撮りの七五三の臨場感というのは、前撮りやこの後に紹介する後撮りでは、そう簡単に写真に残せるものではありません。

ただし同日撮りをするということは、七五三のお参り当日のスケジュールが詰まるということにもなります。準備から始まり、お参りや食事会、写真撮影ともなると終わるのは夕方にもなってしまいます。あまりぎゅうぎゅうのスケジュールでは疲れてしまいますし、思い通りにいかないことでイライラしてしまう場合もあるでしょう。素敵な七五三にするためにも、あまり無理のないスケジュールを組むことが大切になります。

七五三シーズンが終わったあと

七五三シーズンの後に行う撮影のことを後撮りと言いますが、この後撮りは、特に早生まれの子供におすすめです。前述しましたが、早生まれの子というのは遅生まれの子と比べると成長の差が顕著に表れるため、心も体も幼い場合が多いです。七五三から数ヶ月も経てば早生まれの子にもだいぶ成長が見られるため、衣装の選択肢が増えるほか、撮影時の我慢もできるようになるかもしれません。

さらには後撮りをする人は前撮りよりも少ないのでフォトスタジオの都合がつけやすく、着たい衣装が着られているなどの残念なケースを防ぐことができます。もしかしたら他に七五三の後撮りをしている人がいないという場合もあるかもしれないので、ゆったりとした雰囲気で撮影を進められるかもしれません。

七五三の後撮りのキャンペーンをしているフォトスタジオも多いですが、期間は主に12月頭から12月末までというフォトスタジオが多いようなので、年の瀬の忙しさでついうっかり忘れてしまったということのないように気を付けましょう。

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七五三の時期は家庭の都合に合わせるのが一番!

七五三のあらゆる「いつ」についてご紹介してきましたが、疑問は解決できたでしょうか。記事の中でも触れましたが、世間的に七五三の時期というのはありますが、七五三をする時期について明確な決まりはありません。たとえば子供のトイレトレーニングが完璧になってからのお参りも良いですし、桜と子供を一緒に写真を撮りたいというのであれば、春先でも全然構いません。それぞれの家庭の価値観を大切にしながら、七五三のお参りの時期を決めてみましょう!

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この記事のライター
ほり
3児のお父さんをしています。

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