2018年10月02日公開
2018年10月02日更新
男の子の名前『かい』の漢字や字画数・意味の由来を徹底調査!
「かい」は、男の子の名付けに人気の漢字です。「海、快、櫂、魁」などの一文字名前を男の子の名前でよく見ますが最近は、「快維、櫂伊、海威、夏亥」などの二文字名前も人気です。「かい」の響きに当てることで、よりかっこいい名前になる人気漢字を紹介します。
目次
【かい】はどんなイメージの名前?
男の子の名前で「かい」という名前はとても人気があります。「かい」という名前は男の子らしい響きですよね。名付けに当てる漢字も「櫂、魁、快」など、男の子の名付けに人気の漢字ですので、一文字名前にしても二文字名前にしても、自然と男の子らしい名前となるはずです。
また、「かい」と聞くと、「海」の漢字をイメージする人も多いかと思います。その印象から、爽やかでキラキラした男の子をイメージします。
「かい」という名前からは、爽やかで男の子らしい印象を受けます。そこのお子さんのイメージや、名付けに込める意味付けを考えて、素敵な由来の持つ名前にすることができそうですね。
【かい】の名前に【人気の漢字】は?
男の子に人気の名前である、「かい」。その名前に合った、人気の漢字を紹介します。赤ちゃんの名付けにぜひ、役立ててください。
櫂を使った【かい】と読む名前
櫂
「櫂」という漢字は、「カイ」の響きで名前に使われる人気漢字です。ただ、あまり見慣れない漢字かもしれません。意味は、船の道具を意味します。水を掻いて船を進める道具、いわゆる「オール」です。船のオールをあらわすため、「自分道をまっすぐ進む子になるように」という想いを込めることができます。
櫂生
「櫂」は、素敵な漢字ですが、字画数が18画で書くのが大変な漢字でもあります。一文字で「かい」とも読めますが、ほかの漢字と組み合わせて二文字名前にする場合は、なるべく字画数が少ないものを選ぶといいでしょう。
櫂衣
「衣」は、「衣類」や「ころも」をあらわす漢字です。やんわりと物を包むイメージから、優しく温かな印象を受ける漢字です。
介を使った【かい】と読む名前
介
「介」は「助ける」という意味を持っています。一文字で「かい」と読むことができる漢字ですね。「困っている人に手助けができるに成長してほしい」という想いを込めることができます。
介威
「介」の字画数が少ないので、少し難しくて字画数が多めのかっこいい漢字とも組み合わせて、二文字名前にしてもかっこいいですね。
介維
「つなぐ」という意味をもつ「維」。「維新(いしん)」という読み方が定着しているので、名前を見て「かい」と読める方がほとんどかと思います。
貝を使った【かい】と読む名前
貝衣
「貝」一文字で「かい」と読むことができますが、組み合わせる苗字によっては、あまりにも変わった名前になってしまう可能性があります。気になる方は、由来や意味付けができる漢字を組み合わせて、二文字で「かい」と読むのがいいでしょう。
貝泉
「貝」は海のイメージが強いので、水に関係した「泉」の漢字を組み合わせるのも素敵ですね。
快を使った【かい】と読む名前
快
「快適」「快晴」と言葉があるように、「気持ちがよい」という意味をもつ「快」。一文字で全力で意味を表現するのもいいですね。「快晴の空のような明るい人に」という想いを込めて名付けできます。
快維
「快」は7画で、見た目以上に字画数が少なく、書きやすい漢字です。少し字画数が多めの漢字と組み合わせても書くのに困りません。左側に「へん」がついている漢字が組み合わせてある名前は、見た目のバランスがとれていて美しいですね。
快夷
「夷」という漢字は、「攘夷 (じょうい) 、征夷(せいい)、蝦夷(えみし)」を思い浮かべて、歴史的な漢字のようにイメージします。漢字の見た目もかっこよく、名前に入れてみたい漢字でもありますが、本来の意味は「異民族を意味する語」です。ですが、「七福神のえびす様」を指す言葉でもあります。多様な意味があるので、お子さんに合った由来や意味付けを選んで名付けをしましょう。
快伊
「伊」は、「杖を使って神様を呼び寄せる聖職者」をあらわす漢字です。苗字に入っている漢字のイメージですが、最近になって名付けに人気の漢字でもあります。名前に入っていると、おしゃれで現代的な印象を受けます。
海を使った【かい】と読む名前
海
男の子らしいかっこいい一文字の名前です。シンプルで読みやすく、呼びやすく、書きやすくて最高の名前です。
海威
荒波のような、力強い男の子をイメージする名前です。「威」という漢字は一文字だと「脅威、威力」などマイナスな印象になりえる漢字ですが、「海」と組み合わせて二文字の名前にすることで、たくましく勇ましい名前になりました。
海生
海に生きる。沖育ちの男の子におすすめの名前です。どちらもなじみのある漢字ですので、お子さんも書きやすいですね。
海音
漢字だけ見ると、とても中性的な印象を受けます。ですが、響きの「かい」は男の子らしい印象を受けるので、そのギャップがいいですね。
佳を使った【かい】と読む名前
佳
「佳」は「美しい、優れている」などの意味をもつ漢字です。「心身とも美しくなるように」という想いを込めることができます。一文字で「かい」と読めるのも人気漢字の理由です。
佳亥
「亥」は、十二支のひとつである「いのしし」をあらわす漢字です。「猪突猛進」のイメージのある「イノシシ」から、「何事にも力強く、まっすぐ進んでほしい」という願いを込めることができます。
佳生
似たような漢字を組み合わせることによって、名前全体の見た目が綺麗です。あまり見ない名前ですが、当て字ではなく、漢字そのままの読み方で読むことのできる名前です。
魁を使った【かい】と読む名前
魁
「魁」という漢字は、その見た目のかっこよさと一文字で「かい」と読めることから、男の子の名付けに人気の漢字です。意味は、「かしら、首領、他に先んじること、さきがけ」などで、名付けの際に由来や意味付けがしやすい漢字です。
魁生
「魁」の字画数は14画です。見た目ほど、字画数は少なく感じます。しかし、バランスをとるのに難しくて書くのが難しい漢字でもあります。ほかの漢字と組み合わせて二文字の名前にする場合は、なるべくなじみのある漢字を選ぶといいでしょう。
魁衣
「魁」は、北斗七星をあらわした漢字でもあります。「衣」と合わせて、「広い心をもった温かい人に」という宇宙スケールの想いを込めることもできます。
叶を使った【かい】と読む名前
叶伊
「叶」という漢字が名前に入っていると、前向きでポジティブなイメージを受けます。名付けの際に、将来への想いや由来を込めやすい漢字でもあります。
叶一
「一」と「叶」のシンプルな二文字を組み合わせることで、名前が引き締まって見えます。総字画数が6画と、素晴らしく書きやすい名前でもあります。
叶偉
将来への期待を込めることのできる名前ですね。現代らしい漢字の組み合わせで、センスを感じる名前です。
叶維
「叶」は、少し難しくて字画数の多い漢字とも組み合わせることができる書きやすい漢字です。
偉を使った【かい】と読む名前
歌偉
漢字そのままの読み方で「かい」と読むことができる名前です。「歌」という漢字が入っていると、芸術的でセンスのある印象を名前から受けます。
幹偉
「幹」はそのまま「木の幹(みき)」をあらわす漢字です。そのイメージから、「のびのびと育ちますように」という、シンプルですが大切な願いを込めることができます。
嘉偉
「嘉」は、「立派、優れている、めでたい、幸い」など、縁起のいいものを示す漢字です。字画数は多いですが、意味がとても素敵で名前に使いたくなりますよね。
加偉
こちらの名前も、漢字の読み方のまま読むことができますね。「加(くわ)える」という漢字から、多様な由来や意味付けができます。
賀偉
「賀」は、「祝う、喜ぶ、祝福、ほめる」などのおめでたい意味があります。その素敵な意味から、男の子にも女の子にも人気の漢字となっています。「喜びに溢れる人生を」と願いを込めることができます。
夏を使った【かい】と読む名前
夏亥
夏生まれで、亥(いのしし年)に生まれたお子さんにぴったりの名前ではないでしょうか。猪突猛進の言葉のイメージから、力強い印象を受けます。
夏唯
「唯」は「ただ~だけ」のように、限定の意味をもつ漢字です。その意味から、子供が「この世に唯一のかけがえのない存在である」ことを表現できる名前です。また、生まれてくる赤ちゃんへの喜びを名付けに込めることができますね。
夏生
夏生まれにはぴったりの名前ですね。「夏」と「生」の二文字を組み合わせることによって、より一層爽やかで夏らしい名前になりました。
惟を使った【かい】と読む名前
歌惟
「惟」は、「思う、よく考える」という意味をもちます。その意味から、「物事をしっかり考え、冷静に判断のできる子に」という願いを込めることができます。
架惟
「架」の漢字は、「虹を架ける」という素敵な言葉をイメージします。名前ではなかなか見かけない漢字ですが、読み書きできる人が多く、大人は漢字を見て「かい」と読める方が多いのではないかと思います。
榎惟
「榎」は、木の名前です。「えのき」と読むことが多いですが、「か」とも読みます。初夏に花が開くことから、夏生まれのお子さんに名付けることが多いようです。
依を使った【かい】と読む名前
牙依
「牙」は、「きば」という意味をもちます。その見た目のかっこよさから、男の子の名付けに人気です。「依」を組み合わせるとどうしても中性的な見た目になるので、気になる方は、これでもかというくらいの男の子らしい漢字を組み合わせるとバランスの取れた男の子らしい名前になります。
歌依
見た目は中性的で、女の子寄りの名前かと思います。ですが、「かい」という響き自体は男の子らしいので、見た目と響きのギャップがまた素敵な名前です。
珂依
「珂」は、一文字で「か」と読む漢字です。読める人は少ないかと思いますので、名付けには注意が必要です。ですが、この漢字は「白瑪瑙(しろめのう) 」という宝石をあらわし、「大切な人との絆を深め、家族への愛を象徴する」という意味をもつ素敵な宝石です。この素敵な意味を聞くと、名前に使いたくなりますね。
【かい】の名前に人気の【漢字の字画数】は?
先ほど紹介した人気の漢字の字画数を紹介していきます。字画数は、名付けの上で大切な判断要素になります。
櫂の字画数は
「櫂」という漢字の字画数は、18画です。
字画数はとても多いです。一文字で「かい」と読むことができるので、一文字名前がおすすめです。字画数などの関係で二文字にする場合は、組み合わせる漢字は字画数の少ないものがいいでしょう。
介の字画数は
「介」という漢字の字画数は、4画です。
シンプルで簡単な漢字です。少し字画数の多い漢字を組み合わせて、二文字で「かい」と読んでも、書くのに困りません。
貝の字画数は
「貝」という漢字の字画数は、7画です。
簡単な漢字ですが、書いた字によっては「見」と間違わられる可能性もあります。
快の字画数は
「快」という漢字の字画数は、7画です。
見た目ほど画数は少なく、とても書きやすい漢字です。
海の字画数は
「海」という漢字の字画数は、10画です。
見慣れた漢字ですので、読み書きが問題なくできる漢字です。
佳の字画数は
「佳」という漢字の字画数は、8画です。
普段あまり使うことはない漢字ですが、名前でよく見かける漢字ですので、書ける人は多いですね。
魁の字画数は
「魁」という漢字の字画数は、14画です。
見た目ほど字画数は多くありませんね。ただ、書く時にバランスがとりにくい漢字でもあります。二文字の名前にする場合は、簡単な漢字を組み合わせるのがいいですね。
叶の字画数は
「叶」という漢字の字画数は、5画です。
「口に十」と説明できる漢字です。見た目がおしゃれな漢字で、名前に入れると現代らしさが増します。
偉の字画数は
「偉」という漢字の字画数は、12画です。
お子さんが小さいうちは、書きにくい漢字かもしれません。ですが、「偉人、偉い」など、大人になったらよく見かける漢字ですので、大人にとってはなじみのある漢字でもあります。
夏の字画数は
「夏」という漢字の字画数は、10画です。
よく見る漢字ですので、間違いなく読み書きできますね。漢字からうける印象も、明るくポジティブなものばかりですね。
惟の字画数は
「惟」という漢字の字画数は、11画です。
大人にとっても難しい漢字かと思います。ですが、「隹」はさまざまな漢字で見かける漢字ですので、雰囲気で覚えることができます。
依の字画数は
「依」という漢字の字画数は、8画です。
「依存」の印象からか、「い」の読み方で読める方が多いかと思います。そのあまりよくない印象を払拭するために、組み合わせる漢字は明るい印象の漢字を組み合わせて二文字名前にするのがいいでしょう。
【かい】の名前に人気の【漢字の意味・由来】は?
漢字自体の意味や由来は周りの人が名前に抱くイメージを左右します。人気漢字の意味と由来を確認しておきましょう。
櫂の意味・由来は
【意味】水を掻いて船を進める船具(オール)
【由来】「木」+「翟(鳥が羽を広げて飛び立とうとしている様子) 」で、「(木で作られた)羽を広げた形の道具」をあらわします。
介の意味・由来は
【意味】助ける、区切る、挟む、間にある
【由来】体の前後に鎧を身に着けた人をあらわしています。
貝の意味・由来は
【意味】水中に住む、殻を有する軟体動物
【由来】「子安貝(こやすがい)」の象形から成り立ちました。
快の意味・由来は
【意味】気持ちが良い、楽しい、喜ばしい
【由来】「心臓(忄)」+「象牙製で中がえぐられた弦を引く為の道具を手にした人(夬)」の象形から、「弓を射る時にはめる皮製の手袋」をあらわします。
海の意味・由来は
【意味】地球上の陸地でない部分で、塩水部分
【由来】「流れる水(氵)」+「髪飾りを付けて結髪する婦人(每)」から、「黒い髪を結髪する様子」をあらわします。そこから「暗い」と派生し、広く深く暗い「海」を意味するようになりました。
佳の意味・由来は
【意味】美しい。優れている。立派
【由来】「人(亻)」+「整っている様子(圭)」で、「整っている人(美しい人)」をあらわします。
魁の意味・由来は
【意味】先に掛けるもの、かしら、北斗七星のひしゃくの頭の部分にあたる四つの星
【由来】「グロテスクな頭部を持つ人(鬼)」+「物の量をはかる為の柄のある、ひしゃく(斗)」から、「大きなひしゃく」をあらわします。
叶の意味・由来は
【意味】合う。一致する、和合する、望み通りになる、成しうる
【由来】「十分、完全、多い(十)」+などの意味で、「人の口(口)」から、「大勢の人の話しが合致すること」を意味しています。
偉の意味・由来は
【意味】社会的地位や身分などが高い
【由来】「横から見た人(人)」+「ある場所から別方向に進む様子(韋)」から、「すぐれている人」という意味が成り立ちました。
夏の意味・由来は
【意味】四季の一つ
【由来】冠をつけて両手・両足を動かして、夏祭りの舞を踊る様子をあらわしています。
惟の意味・由来は
【意味】思う、よく考える
【由来】「隹」は鳥をあらわします。鳥は古くは神の使いだと伝えられていました。「惟」という言葉は、鳥占いで神の神意を聞くことをあらわしていました。
依の意味・由来は
【意味】よりすがる、頼る、従う、助ける、いつくしむ、そのまま、安らか
【由来】「人(亻)」+「衣服(衣)」から、「人と衣服の関係性」を意味にもたせています。
【かい】の名前の有名人は?
島田 魁(新選組隊士)
新選組の二番組伍長であり、守衛新選組隊長です。
「魁」という漢字は、その字面のかっこよさから現代風な印象を受けますが、幕府が存在する時代にも名前に使われていた漢字のようです。武士らしいかっこいい名前ですね。
井之脇 海(俳優)
「帝一の國」や「月子」などの映画に出演している俳優です。20代前半で若くてかっこいい男性です。苗字が三文字で名前が一文字というのも、見た目が美しい名前ですね。
【かい】と名前を付ける時のポイントは?
「かい」にはさまざまな漢字をあてることができますね。どの漢字を名付けに当てるか迷うところですが、名付ける際におさえておきたいポイントを紹介します。
名付ける時に注意したいことは
「かい」という響きは、男の子に人気ですので、周りのお子さんとかぶってしまう可能性があります。印象深い名前にしたかったり、変わった漢字を当てたい気持ちもありますよね。ですが、漢字を周りが読めなかったり、お子さんがいつまでたっても自分の漢字が書けないような難しい漢字を当ててしまっては、せっかく名付けた「かい」という名前がもったいないです。
当てる漢字はたくさんあり、たくさん選ぶことができます。字画数や字面も大切ですが、漢字を見て一発で「かい」と読める漢字がいいでしょう。
漢字の選び方は?
「かい」という響きは爽やかでおしゃれですね。当てる漢字はたくさんあって迷うかと思います。
「かい」の響きや、生まれてくる赤ちゃんのイメージに沿った漢字を当てることが大切です。
そして、漢字のもつ意味を調べることも大切です。漢字にはたくさんの意味があり、良い意味と悪い意味、どちらもあらわす漢字もあります。漢字の選び方を間違えずにしっかり調べたうえで名付けすることが大切です。
また、気になる方は、画数判断を行うのもよいでしょう。画数によっては、凶数や吉数があります。調べることはたくさんあって大変かと思いますが、名付けは一生に一度の大切な贈り物です。調べるに調べて、納得のいく名前をお子さんにプレゼントしてあげてくださいね。
苗字とのバランスも
名前は、苗字との組み合わせも考えて名付けることが大切です。いざ名前と苗字を組み合わせてみたら、苗字とあまり合わない組み合わせもあります。
名前だけでなく苗字も組み合わせてみて、字面の雰囲気を確認してみてください。実際に書いてみたり、読み上げたりしてみることをおすすめします。画数判断や姓名判断も、苗字と合わせて行うのがいいでしょう。
【かい】は一文字でも二文字でもかっこいい!
「かい」に当てる人気漢字を紹介しました。
一文字名前でも二文字名前でも、「かい」に当てる漢字は素敵なものばかりで、名付けには迷ってしまいますね。
「海、快、介、魁、櫂」などは、一文字で「かい」と読むことができ、字面もかっこいいものばかりです。
また、「快維、櫂伊、海威、夏亥」と二文字であらわすことで、より一層現代らしくおしゃれな名前になりますね。
ぜひ、苗字に似合った素敵な「かい」の名前を、お子さんにプレゼントしてあげてくださいね。お子さんに合った「かい」に当てる漢字が見つかりますように!