2018年09月19日公開
2018年09月19日更新
男の子に合う花の名前は?意味を考えて素敵な名付けをしよう!
花の名前を使った名付けは女の子に人気がありますが、男の子にもぴったりのものはたくさんあります。男の子ならではの爽やかさや凛々しさなどがイメージできる花の名前は、男の子の名付けにとてもおすすめです。季節ごとの花の名前を知って、素敵な名前を考えましょう!
目次
男の子に花の名前を付けるポイント
「花の名前」と聞くと、どうしても女の子のイメージが強いかもしれません。しかし、男女関係なく人を癒したり元気づけたりする「花」には、性別を超えた魅力があります。花の種類や意味、漢字の選び方によって、男の子にこそぴったりな花の名前もあります。ポイントを押さえて、ぜひ男の子の名前に花や植物の名前を使ってみましょう。
季節の花を使って爽やかに
男の子の名前に「花の名前」を使う場合には、可愛らしさよりも「凛々しさ」や「爽やかさ」を意識して名付けましょう。春夏秋冬それぞれに男の子にぴったりの爽やかな花がありますから、生まれた季節にちなんだ花の名前を使うのもおすすめですよ。春夏秋冬それぞれの花や植物の名前は、後ほど詳しくご紹介していきますのでぜひこのまま読み進めてみてくださいね!
花の咲く植物の漢字を使う
綺麗な花が咲く植物(樹木など)の漢字を使ってもいいですね。直接的に花の名前でなくても、イメージとして綺麗な花を連想できたり、漢字の意味の中に花が連想できたりする漢字も男の子の名付けにおすすめです。木に咲く花などは意外と名前を知られていないものも多いですが、実はたくさんの種類があるので、調べていくのも楽しいですよ。
花言葉の意味や和名を参考に名付けする
花や植物自体の名前ではなく、花言葉の意味や和名を参考に名付けするというパターンもおすすめです。ちなみに和名というのは、「日本語での名前、名称」のことで、海外での名前がそのままカタカナ表記で定着している花の日本語での名前を指します。花言葉や和名についてピンと来ない方も、このあと具体的に紹介していきますので参考にしてみてくださいね。
男の子に付けたい花の名前【春の花・植物】
まずは男の子の名前におすすめの『春の花・植物』から見ていきましょう。春というとあたたかい日差しが戻って、様々な花・植物が芽吹くイメージですよね。男の子の名前に使える花・植物もいろいろありますよ。
【春の花・植物】の漢字と意味
桜(さくら)
まずは「春の花といえばこれ!」とも言える、日本を代表する『桜』ですね。桜は男女問わず誰からも愛される花であり植物ですから、男の子の名前に使っても違和感はありません。「サクラ」という和名がそのまま海外でも通じるくらいですから、日本の誇りを持ちながらグローバルに活躍してほしいという願いも込められそうです。
桃(もも)
『桃』も桜と並んでポピュラーな春の花ですよね。桃は桜よりも少し前の時期に開花し、ピンクの美しい花を咲かせます。「桃」は和名ですが、英名の「ピーチ」も有名ですね。花言葉には「チャーミング」、「気立ての良さ」、「天下無敵」などがあります。今は愛嬌のある男の子や気が利く男の子がモテる時代ですから、男の子にも使える漢字ではないでしょうか。
杏(あんず)
『杏』は桜や梅に良く似ており、春に開花する花です。「杏」は和名ですが、「アプリコット」という呼び名のように果実のほうがポピュラーかもしれませんね。こちらも女の子の名前によく使われる文字ですが、実は昔から薬膳として使われることから「人助け」という意味も持っています。優しい男の子に育ってほしい方にはぜひ使ってほしい漢字です。
桐(きり)
『桐』は春になると紫色の美しい花を咲かせる植物です。「桐の箪笥(たんす)」に高級なイメージがあるように、桐の花も高貴さを感じさせるため、花言葉が「高尚」というくらいです。また切っても切っても成長して花を咲かせるたくましさや強さも男の子の名前にふさわしいですよ。
藤(ふじ)
『藤』は紫色の花が垂れ下がって咲き、昔から日本人に親しまれてきた春の花の一つです。花言葉には「やさしさ」や「歓迎」などがあり、人名に使っても問題ない、良い意味を持つ植物です。名字によく使われている文字のイメージもありますが、名前にも使えるのでぜひ参考にしてみてくださいね!
【春の花・植物】から連想する男の子の名前
桜を使った名前
桜の漢字を男の子の名前に使う場合、おすすめの読み方は「オウ」です。
・桜祐(おうすけ)
・桜希(おうき)
・桜真(おうま)
・桜大(おうだい)
・桜太郎(おうたろう)
・桜史郎(おうしろう)
など
桃を使った名前
男の子に名付ける場合は「もも」と読む名前よりも、「トウ」の読みの方が人気です。
・桃也(とうや)
・桃李(とうり)
・桃馬(とうま)
・桃吾(とうご)
・桃太(ももた)
・桃之(ももゆき)
など
杏を使った名前
『杏』を使って名付ける場合は「キョウ」という読み方が男の子の名前には爽やかでおすすめです。
・杏輔(きょうすけ)
・杏太(きょうた)
・杏一(きょういち)
・杏哉(きょうや)
・杏平(きょうへい)
など
桐を使った名前
『桐』はそのまま「きり」と読んでも、「トウ」の読みを使っても、どちらもおすすめです。
・桐真(とうま)
・桐也(とうや)
・桐雅(きりまさ)
・桐大(きりひろ)
・桐尚(きりひさ)
など
藤を使った名前
『藤』を使って名付ける場合は、『藤』一文字で字画数が多いので、バランスに気をつけると良いですよ!
・藤真(とうま)
・藤吾(とうご)
・藤也(とうや)
・藤信(ふじのぶ)
・藤将(ふじまさ)
・藤知(ふじかず)
など
男の子に付けたい花の名前【夏の花・植物】
次は『夏の花・植物』です。夏というとたっぷりの日差しの中で、花や植物もぐんぐん元気に育つイメージがあるのではないでしょうか。夏の厳しい暑さにも負けないたくましさも感じられますね。
【夏の花・植物】の漢字と意味
向日葵(ひまわり)
夏の花と言えば「ひまわり」が一番に思い浮かぶ人も多いのではないでしょうか。「日に向かう」という文字通り、夏の太陽に向かって伸びる姿は生き生きとして元気をもらえますよね。花言葉も「愛慕」、「崇拝」というように、名付けの意味に素直さや真っ直ぐさを込めるにはぴったりの花です。
蓮(はす)
池などに綺麗な花を咲かせて浮かぶ『蓮』は、「レン」という読みで男の子の名前にとても人気があります。花言葉は「清らかな心」、「神聖」などで、意味としても名付けにはふさわしい花です。
紫陽花(あじさい)
『紫陽花』も初夏に咲く美しい花ですよね。小さな花がたくさん集まって咲く様子から、「家族団らん」という花言葉があります。自分の家族はもちろん、将来子供が過程を大切にする夫・父親になってほしいという想いを込めて名付けるのもいいですね!
立葵(たちあおい)
『立葵』は夏になるとハイビスカスに似た華やかな花を咲かせる植物です。高く伸びた茎にたくさんの花を穂上に咲かせます。花言葉は「大望」や「野心」、「豊かな実り」といったように、真っ直ぐ気高く伸びる様子がよく表れています。男の子の名前に使うには見た目も意味もぴったりな花ではないでしょうか。
桔梗(ききょう)
『桔梗』は紫や青などのスッキリと爽やかな花を咲かせる植物で、昔から日本人に親しまれてきました。漢字の見た目も格好よく、素敵な和名ですよね。秋の七草のひとつとしても有名ですが、実は夏に開花します。花言葉は「永遠の愛」や「誠実」で、良い意味のものばかりですから、名付けにもふさわしい花といえます。
【夏の花・植物】から連想する男の子の名前
向日葵を使った名前
そのまま男の子の名前として名付けるには少し難しいので、「向日葵」の文字を一部使うか、イメージにちなんだ名前を名付けるのがおすすめです。
・日向(ひなた、ひゅうが)
・日葵(はるき)
・陽葵(はるき)
・崇(たかし)※花言葉の「崇拝」から。
など
蓮を使った名前
『蓮』はそのまま一文字で「レン」という名前がとても人気ですが、その他にも男の子におすすめの名前はいくつかありますので参考にしてみてくださいね!
・蓮斗(れんと)
・蓮太(れんた)
・蓮司(れんじ)
・蓮央(れお)
・蓮佑(れんすけ)
・蓮太郎(れんたろう)
など
紫陽花を使った名前
紫陽花もそのまま名付けるのは難しいので、文字の一部や紫陽花にちなんだ名前がおすすめです。
・紫陽(しよう)
・陽紫(ようじ)
・紫郎(しろう)
・青紫(あおし)
・青紫郎(せいしろう)
など
立葵を使った名前
『立葵』を名前を付ける場合には、その文字やイメージ、花言葉から連想できる名前にするのがおすすめです!
・葵斗(あおと)
・葵介(きすけ)
・晴葵(はるき)
・大望(ひろもち)※花言葉の「大望」から。
など
桔梗を使った名前
『桔梗』はそのままでも名前として成立しますが、一文字ずつ使ったり、響きを残したりして名付けるのもおすすめです。
・桔梗(ききょう)
・桔平(きっぺい)
・桔一(きいち)
・梗平(きょうへい)
・梗太(きょうた)
・誠(まこと)※花言葉の「誠実」から。
など
男の子に付けたい花の名前【秋の花・植物】
秋も紅葉など、花や植物の美しさをたっぷりと楽しめる時期ですよね。『秋の花・植物』にも、男の子の名前に使える漢字や文字はいろいろありますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
【秋の花・植物】の漢字と意味
楓(かえで)
『楓』は「モミジ」として秋に親しまれている植物です。花のイメージはあまりないかもしれませんが、実は小さな淡い色の花を咲かせます。花言葉は「大切な思い出」や「美しい変化」で、とてもロマンチックですよね。紅葉の時期にはとても美しく、多くの心に感銘を与えます。
菊(きく)
『菊』は秋を代表する花であり、日本では皇室の紋の花として古くから特別な存在でもありますよね。花言葉も「高貴」、「高潔」、「高尚」というように、その気高さや美の象徴を表しています。高貴で凛とした雰囲気をまとう人に成長してほしいと願う方におすすめの秋の花です。
竜胆(りんどう)
「りんどう」は私たちも良く耳にする花の名前ですが、その和名の漢字までは知らない方も多いのではないでしょうか。秋になると野山などに凛と咲く美しい花ですが、実は漢方薬としても親しまれています。そんな竜胆の花言葉には「正義」や「誠実」など、男の子にぴったりのものが多いです。
金木犀(きんもくせい)
秋になるとどこからともなく甘い香りがしてくることがありますよね。その香りの正体こそが金木犀の花です。金木犀は黄色やオレンジ色といった鮮やかな小さな花をたくさんつけます。花言葉は「謙虚」、「気高い人」、「真実」などで、とても良い意味を持つ植物です。また和名の別名では「桂花」ともいいます。
藍(あい)
「藍染め」などでよく知られる『藍』ですが、実は秋の花でもあります。和名の別名で、「タデアイ」、「アイタデ」と呼ばれることもあります。花言葉は「美しい装い」で、これは藍が染料として布を綺麗に染め上げることからきています。女の子の名前に人気の漢字ですが、男の子にもおすすめです。
【秋の花・植物】から連想する男の子の名前
楓を使った名前
『楓』はそのまま一文字でも使えますし、他の漢字と組み合わせても使えます。男の子の名前に使う際には「フウ」の読みもおすすめです。
・楓真(ふうま)
・楓介(ふうすけ)
・楓雅(ふうが)
・楓希(ふうき)
など
菊を使った名前
『菊』は「きく」の他に「あき」とも読むことができ、そちらの読みも男の子の名前には使いやすくおすすめです。
・菊太(きくた)
・菊人(きくひと、あきひと)
・菊也(きくや)
・菊雄(あきお)
・菊雅(あきまさ)
など
竜胆を使った名前
『竜胆』の一文字を使ったり、花言葉からちなんだ名前を考えるのがおすすめです。
・竜人(たつと)
・竜也(たつや)
・竜真(りゅうま)
・竜希(りゅうき)
・正義(まさよし)※花言葉の「正義」から。
など
金木犀を使った名前
『金木犀』を絡めた名前を考える際には、「金木犀」の中の一文字を使ったり、別名や花言葉にちなんで名付けたりするのがおすすめです。
・犀太(せいた)
・一犀(いっせい)
・犀也(せいや)
・犀星(さいせい)
・桂太(けいた)※別名「桂花」から。
・謙(けん)※花言葉の「謙虚」から。
藍を使った名前
『藍』の名前は、組み合わせる漢字を男の子らしい文字や響きにすると良いですよ!
・藍人(あいと)
・藍希(あいき)
・藍祐(あいすけ)
・藍吾(あいご)
・藍太(あいた、らんた)
など
男の子に付けたい花の名前【冬の花・植物】
冬には花が咲くイメージはないかもしれませんが、実は冬季に咲く花や見頃になる植物というのはいくつかあります。厳しい寒さや冷たい雪などにも負けない凛々しさや、澄んだ空に堂々と映える美しさは、『冬の花・植物』ならではかもしれませんね。
【冬の花・植物】の漢字と意味
椿(つばき)
『椿』は和室に生けてあることも多く、日本人にはとても馴染みのある花ですよね。とても美しい花を咲かせますが、香りが少なく、「控えめで謙虚な美しさ」という言葉が花言葉になっています。「椿」は和名で、「カメリア」という名前で親しまれていることも多いようです。
柚(ゆず)
『柚』はその果実が有名ですよね。ころっとして爽やかな香りのする柚は、主役にも脇役にもなれる万能な存在です。その音の響きから女の子の名前によく使われていますが、組み合わせる漢字次第では男の子名前にも使えます。
柊(ひいらぎ)
『柊』はぎざぎざとした葉っぱが特徴で、クリスマスのイメージが強い植物です。柊は冬になると小さい白い花を咲かせ、金木犀に似たいい香りを放ちます。花言葉には「用心深さ」、「剛直」などがあり、何事も実直に取り組んでほしいという想いを込めて名付けることができます。漢字自体に「冬」の文字が入っているため、季節感も出せて人気の漢字です。
橙(だいだい)
『橙』は日本ではお正月の飾りによく使われることで知られていますね。別名はビターオレンジといって、三位と苦みが強いので、マーマレードとして食べられることが多いです。冬の寒空に映えるオレンジ色が美しいですよね。寒い冬に実を付け、その果実は2~3年木に「代々」残ることが名前の由来だそうです。
蘭(らん)
『蘭』はその美しさと香りが特徴で、とても気高く高貴なイメージを持っています。お祝い事などで贈ることも多い胡蝶蘭はとくに有名ですよね。花言葉にも「優雅」というイメージにぴったりの言葉がついています。蘭の開花時期は通年ですが、冬の時期の誕生花になっている蘭の種類がとても多いため、冬のイメージがある花です。
【冬の花・植物】から連想する男の子の名前
椿を使った名前
『椿』自体が見た目も響きもキリっとしてかっこいいですが、他の漢字と組み合わせた名前も人気です。
・椿希(つばき)
・椿樹(つばき)
・椿生(つばき)
など
柚を使った名前
『柚』は組み合わせる漢字次第で男の子にもおすすめの名前になります。名付けには「ユウ」の読みも人気です。
・柚人(ゆずと、ゆうと)
・柚太(ゆずた、ゆうた)
・柚貴(ゆずき、ゆうき)
・柚介(ゆうすけ)
・柚成(ゆうせい)
など
柊を使った名前
『柊』を取り入れた名前にする際は、「シュウ」の読みがおすすめです。
・柊太(しゅうた)
・柊真(しゅうま)
・柊斗(しゅうと)
・柊也(しゅうや)
・柊吾(しゅうご)
など
橙を使った名前
『橙』から名前を考える際は、「トウ」の読みで使うことが多いです。
・橙真(とうま)
・橙李(とうり)
・橙吾(とうご)
・勇橙(ゆうだい)
など
蘭を使った名前
『蘭』は組み合わせる漢字次第では立派な男の子の名前になります!
・蘭太(らんた)
・蘭丸(らんまる)
・蘭真(らんま)
・亜藍(あらん)
・蘭志郎(らんしろう)
など
男の子に人気!漢字【一文字】の名前
男の子に名付ける「花の名前」として、漢字一文字の名前も大変人気があります。漢字一文字の名前はシンプルでかっこよく、意味もストレートに伝わりやすいのが魅力です。これまで紹介した中にも漢字一文字で使える名前がありましたので、改めて紹介していきます。
花の名前を使った一文字の名前と読み方
・蓮(れん):先ほどご紹介した「蓮(はす)」です。
・葵(あおい):先ほど「立葵」でご紹介した漢字です。
・楓(かえで):先ほどご紹介した漢字です。
・椋(りょう):「椋(ムク)の木」です。
・薫(かおる):ラベンダーの別名「薫衣草」からです。
・椿(つばき):先ほどご紹介した漢字です。
・柊(しゅう):先ほどご紹介した漢字です。
こちらもご参考にどうぞ!
男の子の名付けに花の名前を取り入れてみては?
男の子に使える花の名前は、意外とたくさんあることがわかっていただけましたか?ぜひ読み方や漢字の組み合わせなども工夫して、男の子らしい爽やかな名前を考えてみてくださいね。花は古くから老若男女問わず親しまれてきた存在ですから、男の子の名付けにもぜひ取り入れてみてください!