子供に読み聞かせたいおすすめの絵本38選!年齢別に分かりやすく紹介!

数ある人気絵本ランキングの中から子供におすすめの1冊を見つけるのはなかなか難しいことですよね。この記事では0歳から6歳におすすめの絵本を年齢別のランキングで分かりやすく紹介していきます!また、番外編として是非大人に読んで欲しい名作絵本もご紹介します!

子供に読み聞かせたいおすすめの絵本38選!年齢別に分かりやすく紹介!のイメージ

目次

  1. 1絵本を子供に読み聞かせる3つのメリットとは?
  2. 2子供が集中する!上手な絵本の読み聞かせ方法とは?
  3. 3【読み聞かせにおすすめの絵本①】0歳向け
  4. 4【読み聞かせにおすすめの絵本②】1歳向け
  5. 5【読み聞かせにおすすめの絵本③】2歳向け
  6. 6【読み聞かせにおすすめの絵本④】3歳向け
  7. 7【読み聞かせにおすすめの絵本⑤】4歳向け
  8. 8【読み聞かせにおすすめの絵本⑥】5歳向け
  9. 9【読み聞かせにおすすめの絵本⑦】6歳向け
  10. 10【番外編】大人が読むのにおすすめの絵本3選!
  11. 11絵本の読み聞かせは心を豊かにする大切な時間!

絵本を子供に読み聞かせる3つのメリットとは?

本を読む子供

夜寝る前の時間や雨の日のお家遊びの時など、子供に絵本を読み聞かせるタイミングは様々ですね。しかし、絵本を読み聞かせることにどんなメリットがあるのかを意識したことがある人は少ないのではないでしょうか。

絵本は子供に様々なメリットをもたらします。まずはそのメリットと絵本の効果的な読み聞かせ方法をお話します。

【メリット①】気持ちが落ち着く

まず1つ目のメリットは、子供の気持ちがリラックスして落ち着くという点です。子供はパパやママの声を聞くと自然と安心出来るのです。寝かしつけの際に読み聞かせが有効と言われているのもこの理由からです。

【メリット②】感情表現が豊かになる

2つ目は、子供の感情表現が豊かになるという点です。絵本には様々な登場人物が出てきます。その登場人物が笑ったり泣いたりするのを見聞きして、子供はだんだんと感情移入していきます。こういった体験が積み重なることで、感情表現が豊かになり同時に他人への共感する力も育まれるのです。

【メリット③】様々な知識が身に付く

3つ目は、絵本を通して様々な知識が身に付くという点です。多くの絵本を読み聞かせすることで語彙力の強化に繋がります。また日常生活を題材にしたものであれば、絵本に触れていく内に自然と生活力が身に付いていくでしょう。絵本の読み聞かせは、子供の教育やしつけのサポートをしてくれる強力な助っ人と言えます。

子供が集中する!上手な絵本の読み聞かせ方法とは?

絵本を読む子供

メリットが多い絵本の読み聞かせですが、具体的にどのように読み聞かせれば良いのかお話します。まずは子供がリラックス出来る環境で読み聞かせてあげましょう。他に気が散るものがあるとなかなか集中するのが難しくなります。

また読み聞かせる時は物語を理解しやすいように「ゆっくり・はっきり」を意識すると良いですね。そして読み聞かせが終わった時は、是非子供に感想を聞いてみましょう。想像する力や考える力が身に付きますよ。

子供が集中して聞いてくれるようにする為には、年齢や興味に合わせた絵本をチョイスするのも大切なポイントです。続いては0歳から6歳の年齢別に人気がある絵本を厳選して5位〜1位まで、ご紹介します。

【読み聞かせにおすすめの絵本①】0歳向け

【第5位】くっついた

0歳児向けの絵本ランキング第5位は「くっついた」という絵本です。こちらの絵本は様々な動物たちが目や鼻などを見開きのページでくっつけている可愛らしいおすすめの絵本です。絵本を読み終えた時に「〇〇ちゃんともくっついた!」と遊んであげると、きっと赤ちゃんも笑顔になることでしょう。

【第4位】いないいないばああそび

0歳児向けランキング第4位は仕掛け付きの絵本で人気の1冊です。見開きで大きくイラストが描かれており、目を隠している手がめくれる仕掛けになっています。0歳の赤ちゃんだと視覚的に分かりやすい絵本がおすすめなので、こちらはまさにぴったりです。

【第3位】はらぺこあおむし

0歳児向けランキング第3位は、関連商品も多くある人気の絵本です。お腹がぺこぺこのあおむしが色々なものを食べるというストーリーです。単純なお話ですがあおむしが食べた食べ物は穴が開くという仕掛けも付いており、0歳の赤ちゃんにおすすめの1冊です。

【第2位】かお かお どんなかお

0歳児向けランキング第2位は月齢が少し進んだ赤ちゃんにおすすめの1冊です。笑った顔や泣いた顔など、様々な顔がページいっぱいに描かれています。顔の輪郭やパーツもページによって異なるので面白いですよ。パパやママが赤ちゃんに同じ顔をして遊ぶのもおすすめです。

【第1位】じゃあじゃびりびり

0歳の赤ちゃんにおすすめの絵本ランキング第1位は、色々な音を分かりやすく描いた人気の1冊です。ものの擬音や動物の鳴き声などがシンプルな絵で描かれています。また絵本自体が丈夫な素材で出来ているので、カミカミ期の0歳の赤ちゃんでも安心です。

【読み聞かせにおすすめの絵本②】1歳向け

【第5位】どんどこ ももんちゃん

続いては1歳児向けのおすすめ絵本のご紹介です。1歳になるとまだまだ赤ちゃんとはいえ歩けるようになる子も多く、視野がぐんと広がる時期でもありますね。そんな1歳児向けの絵本ランキング第5位は小さなももの子が主人公の1冊です。

ももの子「ももんちゃん」はちょうど1歳の赤ちゃんくらいの大きさ。オムツ姿でどんどこどんどこ進み、道中ハラハラする場面にも出くわします。そんなももんちゃんが目指しているのはいったいどこなのか?最後はほっこり出来るおすすめの1冊です。

【第4位】ぎゅっ

1歳児におすすめの絵本ランキング第4位は小さなおさるさんが主人公です。おさるのジョジョがお散歩に出かけると、道中色々な動物の親子が「ぎゅっ」とハグをしています。そんな光景を見たジョジョはママが恋しくなり、ついに泣き出してしまうのです。ジョジョは最後にママに会えるのか?

1歳くらいになるとパパやママの言っていることも少しずつ分かるようになる年齢です。この絵本を読み終えた時に「○○ちゃんぎゅっ!大好きだよ」と伝えてあげるのもおすすめですよ。

【第3位】しろくまちゃんのほっとけーき

1歳児向けランキング第3位は、長く愛されている人気の1冊です。小さなしろくまちゃんがしろくまちゃんがホットケーキを作るという単純なお話ながら、可愛らしい絵で子供もくぎ付けになります。1歳の赤ちゃんのみならず大人までホットケーキが食べたくなるおすすめの絵本ですよ。

【第2位】コロちゃんはどこ?

1歳児向けの絵本ランキング第2位は、可愛い仕掛けで人気の絵本です。ごはんの時間になっても子犬の「コロちゃん」がいない!コロちゃんのママが色々な場所へ探しに行きます。探しに行く先々の場所がめくれる仕掛けになっており、色々な動物が顔を出してくれます。

果たして最後はコロちゃんが現れるのか?どんどん先を読みたくなるおすすめの絵本です。

【第1位】だるまさんが

1歳児向けランキング第1位は、まんまるだるまさんが愛らしく人気の絵本です。この絵本ではだるまさんの色々な動きがページいっぱいに描かれています。びょーんと伸びたりぷしゅーとしぼんだりと動きは様々です。文字数が多いわけではないので、読み聞かせする際は声のトーンや速さを変えてあげるのが1歳の赤ちゃんでも分かりやすくおすすめですよ。

【読み聞かせにおすすめの絵本③】2歳向け

【第5位】やさいさん

続いては2歳児向けの絵本のご紹介です。ランキング第5位は野菜が主人公のお話です。2歳くらいになるとお話もだんだんと上手になる時期で、身の回りの色々なものに興味を示す年齢でもあります。この絵本はそんな2歳児にぴったりでおすすめです。

ストーリーとしては野菜の頭だけ出たページに「やさいさんやさいさんだあれ?」と文章が書かれ、仕掛けをめくるとどんな野菜かが分かるという2歳児でも分かりやすいストーリーとなっています。野菜それぞれの違いも学べ2歳からの食育にも繋がるおすすめの絵本です。

【第4位】できるかな?あたまからつまさきまで

2歳児向けランキング第4位は、様々な動物たちが登場するおすすめの絵本です。その動物たちが色々な動きをしているシーンが描かれ「できるかな?」と問いかけてくれます。2歳くらいになるとじっと座って遊ぶよりも、動いて遊びたいという子もいます。

この絵本は一緒に同じポーズをして楽しめる1冊なので、活発なお子さんや雨の日のお家遊びにもおすすめです。

【第3位】ぜったいに おしちゃダメ?

2歳児向けランキング第3位は、ダメと言われたらやりたくなる子供ならではの習性にぴったりの1冊です。主人公はラリーというモンスターで、ラリーが語り手となってお話が進みます。登場するのは真っ赤なボタンで、このボタンは絶対に押しちゃダメという決まりがあります。

しかしラリーは「ねえ、ちょっとだけ押しちゃおうか?」と誘って来ます。果たしてボタンを押すとどうなるのか?途中子供がボタンを押してしまった時に、パパやママがリアクションを大きめにすると子供は大喜びします。エンターテイメント性が高い人気の絵本です。

【第2位】おたすけこびと

2歳児向けランキング第2位は、可愛い小人たちが主人公の絵本です。たくさんの小人たちが様々な重機を使って誕生日ケーキを作り上げる、夢のようなストーリーです。重機が出てくることもあってどちらかと言うと男の子向けとも言えますが、何と言ってもページいっぱいに描かれた小人たちが可愛らしいので男の子も女の子も楽しめる絵本でおすすめです。

【第1位】おおきなかぶ

2歳児向けランキング第1位は、不朽の名作とも言える絵本です。小さな頃に読んだというパパママも多いのではないでしょうか。ストーリーはおじいさんがカブの種を蒔くところから始まります。出てきたカブはとても大きく、おじいさん1人ではとても抜けません。そこにおばあさん、孫娘とだんだんお手伝いしてくれる人が増えていきます。

「うんとこしょ、どっこいしょ」という掛け声は2歳児にも分かりやすいですよね。色々な人と協力し合う大切さも学べるおすすめの絵本です。

【読み聞かせにおすすめの絵本④】3歳向け

【第5位】どうぞのいす

3歳児向け第5位は、思いやりを育める人気の絵本です。ある1匹のうさぎさんがイスを作って「どうぞのいす」と看板を立ててイスを置いておきました。するとドングリがいっぱい入ったカゴを持ったロバさんが、そこでお昼寝を始めるのです。

その後、色々な動物たちが来てカゴの中の食べ物を食べては「あとのひとがおきのどく」と代わりになるものをカゴに入れていく、というストーリーです。

3歳という年齢はちょうど幼稚園入園を控えた年齢でもあります。「友達と仲良く出来るかな」とパパママが心配する時期でもありますね。3歳の入園前にこの絵本で思いやりや譲り合いの気持ちを育んでみてはいかがでしょうか。

【第4位】おばけのバーバパパ

3歳児向けランキング第4位は、こちらも名作と言える絵本です。主人公はピンク色の大きいおばけ。名前はバーバパパと言います。バーバパパが生まれたのはなんと畑で、ヒロインのフランソワとはそこで出会います。見た目がかなり特殊なバーバパパは行く先々で拒絶されてしまいますが、あることをキッカケに、街中の人々と打ち解けるのです。

人はみんな個性があって、それぞれに強みがある。そんなことを教えてくれるおすすめの1冊です。

【第3位】そらまめくんのベッド

3歳児向け第3位は、小さなそらまめが主人公の絵本です。そらまめくんは自分のふかふかベッドが大のお気に入り。他の色々な豆たちに「貸して」と言われても絶対に貸そうとしませんでした。しかしある日、そらまめくんの大事なベッドが無くなってしまいます。

そらまめくんはみんなにベッドの行方を聞いて回りますが「知らないよ、ベッドを貸してくれなかったバツさ」と冷たい返事しかもらえません。しかし、その姿が次第に気の毒になったみんなは自分のベッドをそらまめくんに貸してあげようとします。

けれど、そらまめくんはやっぱり自分のベッドが良い様子。果たしてそらまめくんのベッドは無事に見つかるのでしょうか。「貸して」「どうぞ」の大切さ、友達への思いやりを3歳児でも自然と学べる人気の1冊です。

【第2位】パパ お月さまとって!

3歳児向けランキング第2位は、お月さまがテーマの絵本です。ページが左右だけでなく上下にもめくれるのが特徴です。主人公のモニカはある日眺めていたお月さまと遊びたくなりました。そこで「パパ、お月さまとって!」とお願いするのです。

モニカのパパは長いはしごをかけて無事にお月さまを取ることに成功します。しかし、持ち帰ったお月さまは次第に小さくなっていきます。果たして最後はどうなってしまうのでしょうか。

パパが娘の為に奮闘するシーンに思わずじーんと来てしまうでしょう。お子さんが興奮してなかなか寝てくれない夜におすすめの1冊ですよ。

【第1位】はじめてのおつかい

3歳児向けランキング第1位は、おつかいがテーマの絵本です。主人公のみいちゃんは、おかあさんに牛乳のおつかいを頼まれます。道中は転んだりしてハプニングの連続。無事に牛乳を買い終えたみいちゃんはほっとして泣きながらお家に帰ります。

3歳で1人でおつかいに出るということは今の時代あまり無いことかと思いますが、自分でやりたい!という自主性が少しずつ出てくる年齢でもあります。みいちゃんの心情に共感しつつ「いつかは自分も!」と3歳児の挑戦する気持ちを育める1冊です。

【読み聞かせにおすすめの絵本⑤】4歳向け

【第5位】くれよんのくろくん

4歳児向けのランキング第5位は小さなクレヨン達が主人公です。ある日クレヨンたちは真っ白な画用紙を見つけ、それぞれが綺麗に絵を描いていきます。しかし、黒色のくろくんだけ仲間に入れてもらえません。「きれいにかいたえを くろくされたらたまらないよ」と言われてしまうのです。

落ち込むくろくんの元にやってきたのは、シャープペンのおにいさんです。おにいさんはくろくんの為にアドバイスをします。そのアドバイスとはいったいどんなものでしょうか。

4歳くらいになると言葉の発達もかなり進み、お友達とも深く関わり合う年齢になってきます。時にちょっとしたことで仲間外れをしてしまったりすることもありますよね。

この絵本は人それぞれ役割があって、それを分かり合うことの大切さを教えてくれます。「○○ちゃんは〇〇が出来ないから嫌い」ではなく「でも〇〇が得意だよね」と、お友達の強みや良い面を見るということをお子さんに教えることも出来るおすすめの1冊ですよ。

【第4位】おまえうまそうだな

4歳児向けランキング第4位は恐竜が主人公の絵本です。ある日アンキロサウルスという草食恐竜の赤ちゃんが生まれました。そこに肉食恐竜のティラノサウルスが「おまえうまそうだな」と近づいて来ます。しかしアンキロサウルスの赤ちゃんは、そのティラノサウルスをお父さんだと勘違いしてしまいます。「ウマソウダナ」って呼んでくれたから。

お話が進むとティラノサウルスは「ウマソウダナ」をキランタイサウルスという肉食恐竜から守ったり、生きていく術を教えていきます。子供を守り教育をしていくという父親の姿が恐竜を通じて描かれており、結末は思わずじーんと来てしまう名作です。

【第3位】ぐりとぐら

4歳児向けランキング第3位はとても有名な絵本ですね。小さなネズミのぐりとぐらが大きな卵を使ってカステラを作ります。そこに美味しそうな匂いにつられて色々な動物たちが集まってくるのです。協力して何かを作り上げる楽しさや大切さを学べる1冊です。

【第2位】すてきな三にんぐみ

4歳児向けランキング第2位は、ちょっぴり怖い泥棒3人組が主人公です。ある夜3人組は盗みを働こうと馬車に近づきます。しかし馬車に乗っていたのはお宝ではなく小さなみなしごの女の子ティファニーちゃんでした。3人組はティファニーちゃんを連れて帰り一緒に暮らし始めます。

ティファニーちゃんと暮らすようになって3人組が変化していく流れが、この絵本の見どころです。ほっこり出来る結末でパパママも一緒に楽しめる人気絵本です。

【第1位】ぐるんぱのようちえん

4歳児向けランキング第1位は、大きなぞうさんが主人公の絵本です。大きなぞうのぐるんぱは長い間ひとりぼっちで生きてきました。ある日働きに出ることになったのですが、何をしても作っても大きくなってしまいます。その為どこに行っても「もうけっこう」と断られてしまうのです。

そんな時出会ったのは12人の子供を持つおかあさんで、そのおかあさんに子守を頼まれます。そこでぐるんぱは、たくさんの子供たちが遊べるようちえんを作るのです。

人それぞれの特徴の違いや、やり方次第で自分の弱みも強みに変えられるということが4歳児でも分かりやすく学べるおすすめの1冊です。

【読み聞かせにおすすめの絵本⑥】5歳向け

【第5位】100かいだてのいえ

5歳児向けランキング第5位は、ユニークな仕掛けの絵本です。主人公のトチくんはある日もらった手紙をきっかけに100階建ての家に遊びに行きます。ページをめくるごとに階数は10階ずつ上がり、階の途中には色々な動物たちが住んでいます。住んでいる動物たちの様子が細かく描かれているので、絵を眺めるだけでも十分に楽しめる人気絵本です。

【第4位】おばけのてんぷら

5歳児向けランキング第4位は、おちゃめなうさぎが主人公です。食べることが大好きなうさぎのうさこは山へ草摘みに出かけます。そこでてんぷら入りのお弁当を食べているこねこくんに出会います。うさこは少し分けてもらい食べてみると、とっても美味しい!

うさこはお料理の本を借りててんぷらを作ってみることにしました。うさこはたくさんの材料を買い込んで、どんどんてんぷらを作っていきます。そこに美味しそうな匂いにつられておばけが現れます。果たしておばけの運命は?

子供向けの絵本でてんぷらが登場するという点がシュールとも言えますが、怖いイメージのおばけを身近な存在に感じさせてくれる絵本でおすすめです。

【第3位】りんごかもしれない

5歳児向けランキング第3位は、大人も夢中になる名作です。主人公の男の子はある日目の前にあるりんごを見て「これはりんごなのか?りんごじゃないかもしれない」と考えます。そこから始まり「このりんごは兄弟がいるかもしれない」「爆弾かもしれない」など、「かもしれない」だけでお話が進んでいきます。

男の子がたどり着く結論が気になって一気に読めてしまう人気の絵本です。ちょうど5歳くらいの年齢、特に男の子だとダジャレや面白い言い回しを繰り返し使ってお友達と笑い合う年齢でもあります。この絵本を読み終えた時には「〇〇かもしれない!」というフレーズを使いまわしていることでしょう。

【第2位】おしいれのぼうけん

5歳児向けランキング第2位は保育園児の2人の男の子が主人公です。保育園でのお昼寝の時間、さとしとあきらはミニカーを巡って喧嘩をしてしまいます。見かねた先生が2人を押し入れに閉じ込めてしまうのですが、そこで押し入れの壁にトンネルが現れます。

2人がそこに入り込み、ねずみばあさんやたくさんのねずみたちに追いかけられながら冒険していく、というお話です。喧嘩をしていた2人が次第に協力をするようになる姿、2人を心配する先生やお友達など物語が進むにつれてみんなの気持ちが変化していくのも見どころです。

こちらの絵本は79ページの長編絵本となっているので、時間がある時にゆっくり読むのがおすすめですよ。

【第1位】としょかんライオン

5歳児向けランキング第1位は、図書館が大好きなライオンが主人公です。図書館員のマクビーさんと館長のメリウェザーさんは「静かにしなきゃいけない」「走ってはいけない」など図書館のルールに厳格です。そんな2人が働く図書館にある日ライオンがやってきました。ライオンに関するルールが無い図書館に、ライオンがやってきた!とマクビーさんは大慌てです。

しかし一方でメリウェザー館長は「ルールを破っていないなら良い」と大らかです。ライオンは毎日図書館に来て、日に日に職員や子供達と打ち解けていきます。そんな時にメリウェザー館長に事件が起きます。ライオンやマクビーさんが取った行動とは?

5歳というと幼稚園で言えば年中さんです。園生活にも慣れて園のルールも理解するようになる年齢ですね。集団や公共の場でのルールを理解し守ることは大切ですが、時に臨機応変に考える必要性もあります。この絵本ではそんな柔軟性の大切さを学べます。

【読み聞かせにおすすめの絵本⑦】6歳向け

【第5位】どんぐりむらのぼうしやさん

6歳児向け第5位は、小さなどんぐり3人が帽子屋さんを営むお話です。どんぐりの「ぽー」「ちい」「くりん」の3人は帽子屋さんですが、なかなか帽子が売れないのが悩みです。そんなある日、ねずみのお母さんが同じ形の帽子を4つも買ってくれました。

なぜなのか気になったどんぐり達はねずみの家族達を見に行き、そこで商品開発のアイデアを思いつくのです。6歳くらいになると将来の夢などを漠然と持つ年齢でもありますね。1つの商品を売るには色々なアイデアや工夫が必要だという職業理解にも繋がるおすすめの1冊です。

【第4位】くまのこうちょうせんせい

6歳児向けランキング第4位は、大きくて優しいクマの校長先生が主人公です。クマの校長先生は毎朝生徒たちに大きい声で挨拶するのが日課です。そんな中ひつじ君はどうしても大きい声で挨拶が出来ません。そんなひつじ君にこうちょうせんせいは「勇気をだして」と声を掛けます。

ある日、校長先生は入院し大きな声が出せなくなってしまいました。この事がきっかけで、校長先生は「大きな声が出せない事情もある」ということを実感し、ひつじ君に謝ろうとします。しかし、完治していない身体だった為校長先生は動けなくなってしまうのです。それを見たひつじ君が取った行動とは?

自分が考えていることが他人の当たり前とは限らない、自分の考えを押し付けてはいけないということを教えてくれる絵本です。

【第3位】ぼくのかえりみち

6歳児向けランキング第3位は、子供ならではの出来事をテーマにした絵本です。学校からの帰り道、そらくんは白い線の上だけを通って買えるという「自分だけのルール」を課して帰ります。横断歩道はジャンプしたり、色々な障害を乗り越えて道を進みます。

しかしお家にもうすぐ着く、というところで白い線が途切れてしまうのです。諦めかけたその時、そらくんの前にお母さんが現れ「何してるの?」と声を掛けます。そこでそらくんが思いついた方法とは?

6歳あたりのお子さんだと、こういったちょっとしたルールを決めて帰宅するお子さんも多いのではないでしょうか。子供あるあるのシチュエーションを楽しく描いていて、子供だけではなく大人も楽しめる人気の絵本です。

【第2位】くんちゃんのはじめてのがっこう

6歳児向けランキング第2位は、小さなクマが主人公の絵本です。クマのくんちゃんは1年生です。新しいかばんも揃えて学校に行くのを楽しみしています。朝ごはんを食べてお母さんと一緒に学校へ向かいましたが、到着すると何とお母さんは帰ってしまいました。

字も読めない計算も出来ないくんちゃんは心細くなり、ついには教室を飛び出してしまいます。果たしてくんちゃんは教室に戻れるのでしょうか?

6歳は小学校入学を控えた年齢ですね。楽しみな反面、どんな事をするのかもよく分からず不安になるお子さんも多いでしょう。そんな時に読み聞かせたいのがこの1冊です。小学校へ行くのがきっと楽しみになるそんな絵本ですよ。

【第1位】ともだちや

6歳児向けランキング第1位は寂しがりやのキツネが主人公です。キツネは「ともだちや」ののぼりを頭に付けて、1時間100円で友達として遊ぶという商売をしています。しかし、クマがお客さんとして来てくれた時には無理をしてお腹を壊してしまいます。

そんな時現れたのはオオカミです。オオカミはキツネと楽しい時間を過ごし「友達とは何か」を伝えます。果たしてキツネは本当の友達が出来るのでしょうか。

6歳というとちょうど小学校に入学するという年齢です。中には初めて会うお友達もいて戸惑うお子さんもいるでしょう。そんな6歳児に向けて、友達とは何か?を考えてもらえるおすすめの1冊です。

【番外編】大人が読むのにおすすめの絵本3選!

子供向けばかりの絵本と思われがちですが、大人だからこそ読みたい絵本も数多くあります。ここからは大人に読んで欲しいおすすめの絵本3選をご紹介します。

①えんとつ町のプペル

まず1冊目は、芸人の西野亮廣さんが33名のイラストレーターと共に作り上げた絵本です。4000mもの高い崖に覆われ、煙で空もまったく見えないえんとつ町がお話の舞台です。ある配達人が配達中の心臓をえんとつ町のゴミ山に落としてしまう、というところから始まります。

そのゴミ山の心臓から生まれた「プペル」とえんとつ掃除屋の「ルビッチ」が主な登場人物です。プペルとルビッチは毎日会いプペルの父親のことなど様々なことを語り合い遊ぶようになります。しかし、ゴミ山のプペルは臭くて汚くそんなプペルといつも一緒にいるルビッチはいじめられるようになり、いつしかプペルを避けるようになってしまいました。

そんな日々が続いたある時、命には限りがあることを知ったプペルはルビッチを強引に連れ出しある場所へ行くのです。プペルとルビッチ、2人の運命はいかに?

この絵本の彩色の綺麗さにまず驚くでしょう。またプペルとルビッチがお互いを思いやる気持ちにほろっと泣ける絵本です。大人になって忘れがちな気持ちを思い出させてくれる名作です。

②ちいさなあなたへ

2冊目は、母親と子供が登場する心が温まる絵本です。お話は母親が生まれたての我が子を抱っこするところから始まります。いつも母親の腕の中、そばにいた赤ちゃんはだんだんと成長し、いつしか赤ちゃんではなく幼児に成長していきます。時が止まることもなく我が子は巣立ち子供を産み、母親は「おばあちゃん」になるというストーリーです。

この絵本は母親と我が子を描いているということもあり特にママになった女性におすすめの1冊ですが、子育て中のパパや既に子育てがひと段落したお母さんにもおすすめです。

③いつもいっしょに

最後にご紹介するのは、大切な人との時間を考えさせられる絵本です。ある日、ずっと1人で暮らしてきたクマの元に1匹のウサギがやってきました。ウサギが来てくれたことがとても嬉しいクマは、嬉々としてウサギのお世話を焼きます。

しかしクマが何をしてもウサギはただ微笑むだけです。そんなウサギに不安を感じたクマは「どうしてだまってるの?なんとかいってよ!」と問い詰めます。するとウサギは泣いてしまい、翌日クマの前から姿を消すのです。果たしてウサギはクマの元へ戻ってくるのでしょうか。

いつもそばにいると忘れがちですが、大切な人がそばにいるだけで実は奇跡だったりします。この絵本はそんな小さいけどかけがえのない幸せを考えられる名作です。

絵本の読み聞かせは心を豊かにする大切な時間!

0歳から6歳までのお子さんにおすすめの人気絵本をご紹介しました。日々忙しい毎日を過ごしているパパやママは、読み聞かせの時間を確保するのもなかなか難しい時もあるでしょう。しかし、絵本の読み聞かせは決して毎日でなくても良いのです。自分の気持ちに余裕がある時に、是非絵本を通してお子さんと向き合ってみて下さいね。

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