赤ちゃんの鼻づまりを徹底解説!鼻づまり解消法や防ぐための対策方法も!
赤ちゃんが鼻づまりで苦しそうにしていたり、泣いていると見ているママも不安になりますよね。この記事では、赤ちゃんの鼻づまりの原因、鼻づまりを解消する方法、治らない・苦しそうな時の対処法、未然に防ぐための対策方法を徹底解説していきます!ぜひ参考にしてくださいね!
目次
赤ちゃんが鼻づまりをする時はどうすれば良いの…?
赤ちゃんの体はとてもデリケートです。ちょっとしたことですぐに体調を崩したりしてしまうこともあります。鼻水もその一つで、鼻水が出続けることで鼻づまりを起こしてしまう赤ちゃんもいます。赤ちゃんが鼻づまりで苦しそうにしていると、何とか治してあげたいですよね。
今回は赤ちゃんの鼻づまりについて原因から解消方法、さらには鼻づまりを未然に防ぐための対策方法まで徹底解説いたします!赤ちゃんの鼻水や鼻づまりで悩んでいる時は、ぜひ参考にしてみてください。
赤ちゃんが鼻づまりになる原因は3つ!
風邪を引いた
赤ちゃんが鼻づまりをしていてまず考えるのが風邪が原因かもしれないということでしょう。大人と同じように赤ちゃんも風邪を引くと鼻水が出て、鼻の奥で詰まらせてしまうことがあります。特に赤ちゃんの鼻の穴は小さいので、少し鼻水が出ただけでもすぐに鼻づまりを起こしてしまいます。
風邪を引いている時はあまりミルクを飲まなかったり、普段よりも元気が無かったりします。風邪の症状が見られる場合は鼻づまりを解消させるよりも、かかりつけの病院を受診した方が早く解消されますよ。
風邪を引いた時におすすめの食べ物や離乳食についてはこちら!
空気が乾燥している
赤ちゃんの鼻づまりは冬場に多いです。冬は暖房にエアコンを使っているご家庭が多く、お部屋の空気も乾燥しがちです。そうなると鼻水がすぐに乾燥して鼻の奥で詰まってしまいます。鼻づまりが酷い時とそうではない時に分かれている時は、空気の乾燥が影響している可能性が高いです。
赤ちゃんはちょっとした気温や湿度の変化に敏感です。湿度計などをチェックしてお部屋の湿度が低くなっている場合は、お部屋が乾燥しないように工夫する必要があります。
アレルギーが原因になっていることも
赤ちゃんの鼻詰まりは風邪や空気の乾燥以外にも、アレルギーが原因になっていることもあるんです!赤ちゃんの鼻の粘膜はとっても敏感で、お部屋のホコリや花粉などですぐに鼻水が出やすい状態になってしまいます。そこから鼻づまりが発生してしまう可能性もあるんです。
特に風邪を引いている訳ではなく、元気なのに鼻づまりだけが治らない時はアレルギーが原因になっているかもしれません。アレルギーの原因となっているものを取り除けば、すぐに鼻づまりが解消できるでしょう。
赤ちゃんのアレルギーについては詳しくはこちら!
【赤ちゃんの鼻づまりを解消方法①】綿棒やガーゼで拭いてあげる
ベビー用の綿棒で取り除いてあげる
鼻づまりは鼻の奥で鼻くそが溜まっているから起きているという可能性があります。空気が乾燥している時は鼻水が乾いてしまっているので、綿棒を鼻に入れて取り除いてあげましょう。
綿棒はベビー用のものも販売されているので、安全のためにもベビー用を使ってください。また、出てきた鼻水はガーゼでこまめに拭くように心掛けましょう。乾く前に拭いてあげるとそこから乾燥して詰まるのを防げますよ。
粘膜を傷付けないように注意!
赤ちゃんの鼻づまりを解消させるために綿棒を使う場合は、鼻の奥まで綿棒を入れてしまわないように注意しましょう!手前だけであれば心配ありませんが、あまり鼻の奥の方まで行き過ぎでしまうと綿棒で鼻の粘膜まで擦ってしまいます。
すると赤ちゃんのデリケートな粘膜はすぐに傷ついてしまうので、場合によっては鼻水だけではなく鼻血まで出てしまうことがあります。赤ちゃんの鼻に綿棒を入れる時は、鼻の中に入れ過ぎないように注意してくださいね。
【赤ちゃんの鼻づまりを解消方法②】蒸しタオルを活用する
鼻を温めてあげよう!
鼻水が奥から詰まって出てこない時は、蒸しタオルを活用するのもおすすめです!濡らしたタオルをレンジでチンして少し冷ましてから赤ちゃんの鼻の上に乗せるだけで、温かい蒸気と熱で鼻が温められます。
すると血行が良くなって鼻の中の粘膜の腫れが治まり、鼻通りが良くなります!また、赤ちゃんの鼻を温めることで自然と鼻水が出るように促すことができるのでとっても便利ですよ。ご家庭にあるものですぐに実践できるので試してみてくださいね!
蒸しタオルの温度に注意
蒸しタオルは赤ちゃんの鼻づまりに効果的ですが、蒸しタオルを熱い状態で鼻の上に乗せないように温度管理に気を付けましょう!赤ちゃんの肌はデリケートなのですぐにやけどしてしまったり、赤ちゃんが熱いタオルを嫌がることもあります。濡れたタオルをレンジでチンした後は、ある程度冷ましてから乗せるようにしてくださいね。
【赤ちゃんの鼻づまりを解消方法③】鼻水吸引機を使う
鼻水吸引機がとっても便利!
赤ちゃん用の鼻水吸引機があれば、それを使うと便利ですよ。昔はママが自分の口を使って赤ちゃんの鼻水を吸引していましたが衛生面やママの体のことも配慮して鼻水吸引機を使うことをおすすめします!
鼻水吸引機は綿棒と同じように奥まで入れてしまわないように気を付けましょう。粘膜を傷付けてしまうとそこから出血して鼻血が出てしまいます。すでに乾燥してしまった状態だと取り除くことは難しいですが、ドロっとした状態なら吸引できるので試してみてくださいね!
電動の鼻水吸引機もある!
鼻水吸引機と言えばスポイトのように吸い取るタイプの吸引機を想像する人が多いですが、実は最近では電動の鼻水吸引機も増えているんです!形も鼻水吸引機とは思えないコンパクトでおしゃれなデザインが多く、カバンの中にしまっておける大きさなので持ち運びにも便利ですよ。
吸引力もありますし、先端は赤ちゃんの鼻を傷つけないように柔らかい素材が使われているものが多いです。水洗いOKなものもありますので、衛生面でも心配ありません!ぜひ試してみてくださいね。
【赤ちゃんの鼻づまりを解消方法④】母乳点鼻をする
必ず母乳で行うこと!
母乳点鼻はママの母乳を使って行います。市販のミルクを使わないようにしてくださいね。母乳には抗炎・抗菌作用があることから、炎症した鼻づまりに非常に効果的だと昔から言われています。ウィルスからも守ってくれるので、できそうであれば試してみましょう!使う母乳は直前の搾りたてを使うと衛生面でも安心できます。
母乳点鼻のやり方は?
やり方はとっても簡単!まずは少量の母乳を赤ちゃんの鼻に入れます。赤ちゃんの鼻に入れる母乳の量は2、3滴ほどが良いでしょう。母乳を赤ちゃんの鼻の中に入れたら、鼻をつまみながら優しく揉んでください。
この母乳点鼻を行うことで奥に詰まった鼻水が取りやすくなりますよ。母乳点鼻をする時は、母乳を鼻の中に入れ過ぎてしまわないように注意してくださいね。
母乳点鼻のやり方をおさらい!
- 少量の母乳をスポイトやスプーンを使って鼻に入れる。(量は2、3滴)
- 鼻の仲に入れたら、鼻をつまみながら優しく揉む。
- 様子を見て鼻水が取れそうだったら吸引機や綿棒を使って取り除く。
赤ちゃんの鼻づまりが治らない・苦しそうな時は?
赤ちゃんの鼻づまりが一向に改善されなかったり、どんどんひどくなっていくと親としては不安になってきますよね。そんな時はどうすれば良いのでしょうか?次は赤ちゃんの鼻づまりがどうしても解消されない場合について紹介します。
小児科・耳鼻科を受診しよう!
先ほど紹介した赤ちゃんの鼻づまり解消方法を試してみても改善されない場合は、早めにお近くの小児科または耳鼻科を受診してください。特に機嫌が悪くて泣いていたり、苦しそうにしている時は早めに鼻づまりを解消させることで赤ちゃんもママも安心できますよ。
小児科や耳鼻科を受診すれば鼻の奥につまった鼻水を除去してくれます。何が原因で鼻づまりしているかもチェックしてもらえますし、アレルギーが原因という可能性もあるので気になる方は早めに受診してくださいね。
赤ちゃんの鼻づまりを未然に防ぐ対策方法は3つ!
湿度を一定に保つ
赤ちゃんの鼻づまりを未然に防ぐ方法として一番気を付けなければいけないのが湿度です。いくら赤ちゃんが元気でも、ちょっとした湿度や気温の変化によって鼻づまりが起きやすい状況を作ってしまいます。
未然に防ぐには湿度を45%から60%になるように調節することが大切です。冬場は特に乾燥しやすいので最低でも50%以上を保てるようにしておくと安心です。湿度をあげるためには専用の加湿器を用意したり、濡れた洗濯物を干しておくだけでも効果がありますよ。
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お部屋の掃除はこまめに
赤ちゃんの鼻づまりの原因がアレルギー性のものであれば、お部屋の掃除が鼻づまり対策になりますよ!ホコリが溜まりやすいところはこまめに掃除しておき、お部屋にホコリが舞い上がらないようにしておくことが大切です。特にエアコンを付けたときは空気が循環して溜まっていたホコリが空気中に舞う可能性が高いので注意しておきましょう。
ホコリだけではなく、花粉が原因の場合もあります。花粉対策は難しいかもしれませんが、家に帰ったら手洗いをしっかりしておき、玄関先で上着を脱いで濡れた布で拭いたりすると効果的です!空気清浄機を使うとお部屋に入り込んだ花粉の飛散を防止できますよ。
お風呂に入れてあげる
赤ちゃんが鼻づまりしないためには、お風呂に入れてあげることも大切です。特に鼻づまりの初期には赤ちゃんの鼻の粘膜が腫れてしまい、そこから鼻づまりしやすくなってしまいます。その粘膜の腫れを防ぐのにはお風呂が一番なんです!
お風呂に入れてあげることで自然と体温が上昇すると、鼻の粘膜の腫れが自然と引いていきます。また、湯気で鼻の中の潤いが戻ってくるので、鼻通りも良くなりますよ。鼻水が少し多くなったかな?と感じたら鼻づまりを起こす前にお風呂に入れてあげてみてくださいね。
赤ちゃんの鼻づまりはしっかりケアしてあげよう!
いかがでしたか?赤ちゃんの鼻づまりにはいろいろな原因が考えられ、その赤ちゃんによっても鼻づまりの原因が異なります。鼻づまりをしている時は、まず最初に原因を突き止めると早く解消してあげられます。
赤ちゃんが鼻づまりを起こした時は、今回紹介した鼻づまり解消法や未然に防ぐための対策方法を参考にしてみてくださいね。それでも改善されない時は早めにかかりつけの病院を受診しておくことで安心することができますよ。