新聞紙遊びのアイデア26選!知育や遊びに取り入れよう!【年齢別】
身近にある新聞紙で遊べるアイデアを年齢別でご紹介します。新聞紙遊びの種類や導入方法とねらいもご紹介していますので参考にしてください。保育士さんも必見です。小学生から大人まで遊べる新聞紙遊びもありますので、ご家族みんなで楽しめますよ。
目次
手軽で楽しい新聞紙遊びがおすすめ!
おもちゃをいろいろ買ってもすぐ飽きてしまったり、天気によっては園や家から一日中外に出られず「つまらない」と言い出す子供たちに困ったりすることはありませんか?そんな時は身近にある新聞紙で、室内にいるのに手軽で楽しく遊べます。
新聞紙遊びと聞くと、手が汚れてしまうと思いますよね。しかし、外で遊んでも汚れるし、洗えば落ちる!と割り切って、室内でも思い切り遊んでしまいましょう。汚れること以外では、新聞紙は手を切りにくく、紙も破りやすいので小さな子供も扱いやすくて楽しめる紙なんです。
年齢によって興味のあることも違うし、発達に合った遊びをしてあげたいと思うのが親心ですよね。そこで、0歳児から大人まで室内で楽しめる新聞紙遊びを、年齢ごとにねらいや導入方法も合わせて紹介していきます。
新聞紙遊びの特徴4選!
新聞紙遊びを始める前に特徴を知ることで、マイナスなイメージを持っている人も、プラスに変わるでしょう。子供たちに遊びを勧める前に、大人が知っておきたい新聞遊びの特徴を4つご紹介します。
①リサイクルへの興味を育む
買い与えられたおもちゃだけで遊んでいると、身近にあるものが何かに代わるということを考えさせることがなかなかないと思います。いつも読み終わったら廃品回収に出される新聞紙を、子供たちは読み終わったらゴミになると学習しているのではないでしょうか。
ゴミだと思っていた新聞紙が何かに変化する。という発想を教えてあげることで、新聞紙以外にもゴミとして捨てる前にまだまだ使えるものがあるなどと、リサイクルへの興味が育まれます。買い与えられたモノだけではなく、自分で作るお手製のものがあると、モノを大切に扱うことやモノへの愛着心も形成されます。
②造形遊びだけでなく運動遊びもできる
新聞紙は、座って行う造形遊びだけではありません。座って行うことも大切ですが、子供は室内に居たって元気に動き回りたいものです。新聞紙はその願いも叶えてくれます。ボールのように丸めれば玉入れやサッカーができるし、棒のように丸めればチャンバラごっこやバランス棒遊びも出来ます。
子供のうちは指導されている間の運動能力向上よりも、自由に体を動かしている遊びの間に運動能力が向上すると言われることもあります。ねらいを考えた遊びを取り入れることで、楽しみながら運動をさせることができますね。
③赤ちゃんから大人まで楽しめる
新聞紙遊びは子供の遊びと思いがちですが、大人も十分に楽しめます。お年寄りでも十分に楽しく遊べますよ。小さな赤ちゃんにも安心して遊ばせられる新聞紙ですが、赤ちゃんは口に入れないように気を付けてあげてください。
子供の運動能力も向上しますが、大人も体幹が鍛えられるなど、遊びながら身体にも良く嬉しいことがいっぱいです。外に出られない人でも室内で運動が出来るところも良いですね。
④後片付けまで楽しめる
散らかった新聞紙は、導入次第で後片付けまで楽しめます。袋を用意しておいて、子供たちに競争で集めてもらえば一瞬で片付きます。片付けという言葉は子供が嫌いなので、集めることも楽しんでもらいましょう。
集まった新聞紙は袋を閉じれば大きなボールにもなるし、てるてる坊主だって作れちゃいます。集めたら何になるのかという目的が分かると、室内に散らかったり飛んで行った新聞紙を必死に集めてくれますよ。
【新聞紙遊びのアイデア①】0歳児編3選!
0歳児とひとくくりに出来ないほど、月齢によって遊び方が大きく変わります。月齢に合った新聞紙遊びをしてあげましょう。成長は個人差もあるので、何ができているかを見極めて、おおよその月齢で構いません。0歳児の新聞紙遊びのねらいとアイデアを3つご紹介します。
0歳児の新聞紙遊びのねらい
0か月~3か月は、新聞紙を使うより、目を合わせて話しかけ、スキンシップを取ることで安心させてあげることが第一です。3か月になる頃になると追視ができるようになるので、少しずつモノを使って遊べるようになります。
0歳児の新聞紙遊びのねらいは、「興味を持つ」「触ろうとする」ことです。導入方法は、目の前で「これはなんだろうね」などと新聞紙の音を鳴らしながら声掛けをしつつ、新聞紙を見せます。
0歳児の間は手にすると口に入れて確認をしようとするので、月齢の低い間は触らせないようにしましょう。月齢が上がってくると触りたがるので、必ず大人が見ている時だけ触らせるようにしてください。
①触って楽しむ
興味を示すものに手を伸ばしてくるのは大体6か月ごろですが、その頃になったら新聞紙に触れさせて、感触を楽しんでもらいましょう。好奇心が刺激されます。ボールにしてゆっくりパスをしてあげると、繰り返すうちに返してくれることもありますよ。
②音を楽しむ
音を楽しめるようになるのは3か月ごろからです。3か月ごろは好奇心を誘うように目の前で音を鳴らしたら、声をかけながら左右上下にゆっくりと動かしてみましょう。
新聞紙を丸めた時のクシャクシャとする音や、ビリビリと破いた音は赤ちゃんが大好きです。泣いている赤ちゃんが泣き止んでくれることもありますよ。思い切り破けば、親もストレス発散になりますね。
③新聞紙いないいないばあ
いないいないばあで笑ってくれる時期は、大体5か月~6か月ごろです。「いないいない、、」と言いながら顔を新聞紙に隠して、「ばあ~」と言いながら新聞紙を破きます。必ず笑顔で出てきてあげてくださいね。
赤ちゃんはビリビリという音と、現れた笑顔に嬉しくなって笑います。出てくるのが分かると赤ちゃんは更に楽しくなって、沢山笑ってくれるでしょう。握れるようになっていたら、片方は大人、もう片方を握らせながら破くいないいないばあをして、「破けたね!」「すごいね!」と褒めてあげるのもいいでしょう。
【新聞紙遊びのアイデア②】1歳児編3選!
1歳児になると、自分で何かをすることを望んで遊びます。ティッシュを上手く掴んで箱から全部出してしまったり、絵本を破いてしまったりと手先も器用になっているでしょう。
1歳児も0歳児同様に、何でも口に入れたがるので目を離さず、口に入れないように注意をしてください。0歳児の時より、動きも加えた新聞紙遊びが出来るようになります。1歳児の新聞遊びのねらいとアイデアを3つご紹介します。
1歳児の新聞紙遊びのねらい
1歳児の新聞紙遊びのねらいは、「指先を使う」「物へ興味を持つ」「物の感触を知る」「動き回って運動を行う」ことです。導入方法は「いろがみびりびり」という本を読むと、紙遊びに繋がります。
遊びを妨げないよう、室内に広い場所を作ってから始めましょう。1歳児ならではの指先を使った遊びを楽しみながら、ハイハイ、歩く、投げるなどの運動が行えます。
また、子供は繰り返し遊びが大好きです。繰り返し遊びに関わってあげたり、子供の気持ちや、やりたいことを代弁してあげたりすることで、新聞紙遊びの中で信頼関係を築くことも出来ます。
①新聞紙ビリビリ遊び
新聞紙ビリビリ遊びは、色々なビリビリがあります。裂いたビリビリ、破くビリビリ、千切ったビリビリです。破き方によって音も違うので楽しんでくれます。1歳児なので、裂くのが上手くできないときは切れ目を入れてあげると裂きやすくなります。
1歳児はビリビリに破くことが好きではありますが、先ずは大人が見本を見せてあげましょう。遊びでなければ止められてしまい、なかなか出来ないビリビリ遊びなので、思い切り遊んであげたいですね。最後は雪のように降らせたり、集めてプールのようにすると全身遊びにもなります。
②新聞紙ボール
1歳児の口に入らない大きさのボールを作ります。ガムテープを放射線状に新聞紙が見えなくなるように貼れば、舐めてしまっても安心です。ビニール袋に新聞紙を入れて口を縛っても新聞紙の風船ボールになります。
どちらのボールも、新聞紙ビリビリや、クシャクシャと丸めた音遊びの後などの新聞紙を使っても良いですね。キャッチボールは難しい1歳児ですが、投げる時に「ちょうだい」取った時に「キャッチ」投げた後に「取ってきて」と声をかけると少しずつ理解をしてくれるようになります。
③新聞紙かぶと
新聞紙かぶとは、新聞紙を正方形にすることで折ることができます。被らせたり、大人が被ってみたりして一緒に楽しく遊んでみて下さいね。1歳児には、新聞紙片面で作ると丁度良い大きさになりそうです。
【新聞紙遊びのアイデア③】2歳児編3選!
2歳児になると、一人遊びではなく、一緒に遊ぶことが出来るようになってきます。ごっこ遊びも好きなので、新聞紙遊びの中にも取り入れてあげると喜びます。
2歳児になってくると自分で紙を折ることも出来ますね。2歳児の新聞遊びのねらいと、物の貸し借りも学びながら、室内で活発に楽しめる新聞紙遊びを3つご紹介します。
2歳児の新聞紙遊びのねらい
2歳児の新聞紙遊びのねらいは、「想像力を鍛える」「紙を折る」「言葉のやり取りをする」ことです。2歳児への導入方法は、実際に新聞紙を変化させたり使ってみせて、想像力を掻き立てます。
2歳児になると自我が芽生えてきますが、まだまだ言葉が上手く出てきません。これから紹介する遊びの中でも競争などがあるので、いろいろな感情になると思います。自分の感情を理解できるように、保護者が代弁しつつ言葉で伝えられるようにしてあげると更に楽しめるでしょう。
①新聞紙で障害物競争
2歳児も楽しめる障害物競走をご紹介します。新聞紙を4枚用意してセロテープで止めます。床に置けば、新聞紙トンネルの出来上がりです。
新聞紙は綺麗な状態ではなく、クシャクシャな紙にしたほうがくぐりやすいですよ。破かないようにくぐってみましょう。トンネルの中が楽しくて出てこないこともあるので、先に大人が見本を見せてあげると良いでしょう。
次は、新聞紙の輪を作ります。縦長に丸めた新聞紙をつなげていけば出来上がりです。上から通したり、下から通したりしてみましょう。他にも、丸めた新聞紙をお皿で運ぶ新聞紙ボールリレーも出来ますよ。2歳児でも月齢によっては補助をしてあげる必要があるので、その子にあった形で遊んでみましょう。
②新聞紙玉入れ
新聞紙を2歳児が手に持てるほどの大きさに丸めて、大人が籠などを持ってそこに入れていきます。もし対抗戦にするなら、ボールにするときにテープの色を分けると分かりやすくていいですよ。人に投げないなど、先にルールを伝えておきましょう。
③新聞紙でさかな釣り
新聞紙でさかな釣りが出来ちゃいます。まずは新聞紙を縦に裂き、それをふわっと半分に折って先端をねじれば尾びれのある魚の出来上がりです。2歳児の子には、シールを貼ったり、目玉を書いた紙を貼ったりしてもらいましょう。オリジナルのさかなが出来て可愛いですよ。
家に子供のおもちゃで釣り竿があればそれを使ってもいいでしょう。ない場合は新聞紙を縦に細く丸めれて糸を垂らせば簡単に釣り竿が作れます。
あとは、釣り竿の先に何を付けるかで仕上げが変わります。磁石を付けるなら、魚の口にはゼムクリップのようなものを付けるといいでしょう。磁石がなければゼムクリップを「J」の形にして糸の先に付けて、魚には輪ゴムを付けると引っ掛けられます。
【新聞紙遊びのアイデア④】3歳児編4選!
3歳児になると、大分出来ることが多くなってきます。集団行動が出来るようになり、新聞紙遊びを通して、上手な友達とのかかわり方も教えられます。
子供が楽しくてテンションが上がってくると、3歳児はまだ手加減が出来ないので、大人が痛い思いをすることもありますが、ルールを教えながら上手く遊んでみてください。3歳児の新聞遊びのねらいと、室内で元気に遊べる新聞紙遊びのアイデアを4つご紹介します。
3歳児の新聞紙遊びのねらい
3歳児の新聞紙遊びのねらいは、「視野を広げる」「けんけん跳びなどを楽しむ」「イメージを表現する」「集団遊びを楽しむ」ことです。3歳児への導入方法は、作品を先に見せることです。
兄弟や友達と喧嘩になった時は、子供たちで解決できるようにしばらく見守ってあげましょう。遊びの中で音楽を取り入れても楽しくなります。
①新聞紙で的当て
新聞紙を小さく丸めたボールにします。3歳児が握れる大きさにしましょう。一緒に相談しながら的を選ぶとより楽しくなります。大小さまざまな的を作ったり、距離を変えてみたりして当てて遊びます。最初は大きな的で近くから始めるのがいいでしょう。
②新聞紙のチャンバラごっこ
新聞紙を纏めて(1日分くらい)それを丸めます。棒状に丸めてテープで止めれば完成です。顔から上は叩かないなどというルールを作って遊びましょう。遊びが楽しくてルールを忘れてしまいがちな3歳児なので、足を狙うなどと分かりやすいルールにするほうが安全です。戦いごっこと伝えると、3歳児には分かりやすいかもしれません。
3歳児はヒーローが大好きな年齢です。ヒーローになりきって、ヒーローごっこをするのも盛り上がるでしょう。女の子でも、戦士になれそうですね。
③新聞紙けんけんぱ
新聞紙をねじります。それを繋げてわっかを作ります。「けんぱけんぱけんけんぱ」で10個必要になります。リズムに合わせて跳んでみましょう。3歳児は片足跳びが難しいかもしれません。けんけんのところは、片足が難しければ両足から始めると良いです。出来るようになったら戻ってみたり、わっかを増やすと長く遊べます。
新聞紙ビリビリをやった後や、他の新聞紙が床に落ちていないか確認してから始めましょう。わっかがない場所で、子供が急に走ったり跳んだりすることもあります。転倒する恐れがあるので注意してください。
④新聞紙ロードマップ
新聞紙の他に用意するものはマスキングテープです。この2つでロードマップが出来ちゃいます。新聞紙をつなぎ合わせて大きなシートを作ります。次にマスキングテープで道路を作ったり線路を作ったり、子供に意見を出してもらいながら作ってみましょう。
3歳児でもイメージを持っているので、いろいろな意見が出て楽しいですよ。家で作るなら、持っている車や電車などを使うと、面白さが倍増します。
【新聞紙遊びのアイデア⑤】4歳児編4選!
4歳児になると、相手の要求も分かるようになってきます。新聞紙遊びを通して、「提案」「譲り合い」「相談」「解決」をしながら、一緒に遊んでみてください。面白い提案が出てくることもありますよ。
初めの題材は大人が用意します。その中でルールも作りましょう。4歳児の新聞遊びのねらいと、題材となる室内で出来る新聞紙遊びを4つご紹介します。
4歳児の新聞紙遊びのねらい
4歳児の新聞紙遊びのねらいは、「協調性を学ぶ」「発想を鍛える」ことです。4歳児の導入方法は、絵本を使ったり、新聞紙に載っていることや特性など、新聞紙を知ってもらうことです。
4歳児にもなってくると、力の加減が分かるようになってきているので、どのくらいで新聞紙が切れてしまうかを学べるでしょう。
手先も大分器用になってきているので、折ったりハサミを使って切ったりする遊びも出来ます。ハサミを使うときは、大人が必ずそばにいてくださいね。
①新聞紙風船運びリレー
風船を用意します。新聞紙の上に置いて運びます。2人以上で組むといいでしょう。新聞紙は破れやすい特性を持っています。息が合わないと新聞紙が破れてしまうので、チームワークが必要になってきます。協調性が養われますよ。
②新聞紙ボクシング
新聞紙に穴をあけて遊びます。大人が新聞紙を両手でピンと持ってパンチしてもらいます。穴をあけるのが難しい場合は、新聞紙を破ってもいいでしょう。なかなか破れない場合は、少し切れ目を入れておくと破ぶきやすくなります。
グローブを新聞紙で作ることも出来ちゃいます。大人が二人いるときは、二人で持って体当たりで新聞紙を破いてもらうと子供たちも大喜びですよ。
③新聞紙の穴からこれなあに?
新聞紙の中央に穴をあけます。その穴からモノの一部を見せて、「これなあに?」とクイズを出す遊びです。出題者と回答者を変えてやってみましょう。大人も悩むものを子供が持ってきたりして、大人も楽しめます。
④新聞紙のビーズアクセサリー
ペンを用意します。新聞紙を長方形や三角に切ります。くるくる巻けるように長めに切ってください。端をボンドなどを少し塗ってペンに固定します。それをくるくる巻いて、最後に糊付けして、ペンから外せばビーズの完成です。いくつか作ってタコ糸などを通せばアクセサリーの出来上がりです。
広告を使うといろいろな色のビーズが出来ます。爪楊枝ほどの細い棒を使うと、子供が糸を通しにくくなるので、ペンなどを使うと良いでしょう。ストローを使えばビーズの端を切ることが出来るので外す手間が省けますよ。このビーズアクセサリーは、作品を先に作って見せておく導入方法がいいでしょう。
【新聞紙遊びのアイデア⑥】5歳児編3選!
5歳児になってくると、相手の欲求も理解しながらやり取りが出来るようになってきます。やりたいことを伝えて来ますが、ねらいも考えてバランスよく活動が出来るようにしてみてください。
来年は学校に進級するので、動くだけではなく創作も出来るようになるといいですね。そこで、5歳児の新聞遊びのねらいと、創作も交えた室内での新聞遊びのアイデアを3つご紹介します。
5歳児の新聞紙遊びのねらい
5歳児の新聞紙遊びのねらいは「協調性を養う」ことです。導入方法は、作るものを伝えて話し合いをしてもらうことです。「しんぶんしでつくろう」という絵本を読んであげたり、読んでおいてもらってもいいでしょう。
創作も話し合いをしてから、大きなものを作ってみると良いでしょう。いろいろな器具も使いながら工夫をしつつ、やり遂げられるようにように進めてみてください。
①新聞紙タワー
新聞紙タワーは高さを競う遊びです。用意するものは、新聞紙1日分とテープとメジャーです。時間を決めて自由にタワーを作ります。時間になったらメジャーで高さを測り、高いほうが優勝です。
②新聞紙の秘密基地
新聞紙で秘密基地が作れます。完成したら大喜びでしょう。用意するものは新聞紙3日分くらいとテープです。まずは話し合いから進めて、どんな秘密基地にするか決めます。これは協調性が養えます。テントは比較的簡単に作れます。輪ゴムを使うと強度が増しますよ。
③新聞紙の紙鉄砲
振り下ろすと「パンッ」と音が鳴る紙鉄砲です。昔作った人も多いのではないでしょうか。大きな音に子供たちは大喜びです。振り下ろすときに力が必要になってきます。5歳児になれば鳴らすことができるでしょう。
小学生から大人まで楽しめる新聞紙を使ったゲーム6選!
最後に、小学生から大人まで楽しめる新聞紙を使ったゲームを6つご紹介します。「しんぶんしあそび」という絵本を見ると、自分自身への導入にもなります。おじいちゃん、おばあちゃんも楽しめるので、家族みんなで是非遊んでみてください。盛り上がりますよ。
①新聞紙のバランス棒ゲーム
新聞紙を縦に丸めます。用意するものはこれだけです。これを手のひらに立てて倒さないようにバランスを取るだけというシンプルなゲームです。思った以上に楽しめます。立っていてもいいし、ぶつかる危険があるときは椅子に座って行うといいでしょう。
②新聞紙の瞬間移動ゲーム
新聞紙を縦に丸めます。丸めるときに先がバラバラになっていると倒れやすいので、綺麗に丸めましょう。3人以上で行います。
行う人で円を作り、新聞紙棒を床に杖のように立たせます。「せーの」の合図で離し、前の人の棒が倒れる前に移動してキャッチするゲームです。キャッチ出来なかった人は抜けていき、最後までキャッチ出来た人が優勝です。
③新聞紙ダーツ
段ボールと新聞紙を用意します。段ボールに穴をあけて、縦に丸めた新聞紙棒を投げて穴に入れるゲームです。ダーツゲームのように点数を決めると楽しいでしょう。穴をあけるのが大変な時は、段ボールを複数用意して、その箱に入れて競っても楽しいです。
④新聞紙の棒キャッチゲーム
新聞紙を縦に丸めます。一人が手に持ち、高いところから落として、床に落ちる前にキャッチするゲームです。反射神経が養われます。高いところが危険な場合は向き合って行っても遊べます。
⑤新聞紙モップリレー
お母さんにはちょっと嬉しいゲームです。モップを用意します。モップがなければ床掃除に使うワイパーでもできます。ワイパーを使うときは、シートを付けて滑りをよくしましょう。新聞紙をボールのように丸めて、転がして競うゲームです。新聞紙のボールがバトンとなります。
⑥新聞紙じゃんけん
2人でも出来る新聞紙じゃんけん遊びです。新聞紙1枚を広げてその上に立ちます。じゃんけんをして、負けたほうが新聞紙を半分にします。続けて行い、新聞紙の上に立てなくなったら負けです。みんなで行うときは、一人に対し、その人に負けたら新聞紙を折り、最後まで立っていた人が優勝となります。
新聞紙はアイデア次第で遊び方無限大!みんなで楽しく遊ぼう!
新聞紙は手軽に手に入れられるので、アイデア次第で何人いてもどこでも遊べます。耐久性の実験にも使えるし、水とでんぷんのりがあれば粘土にもなります。遊び方を知っていれば、新聞紙を使った室内での遊び方は無限大です。ねらいと導入方法を把握して、年齢に合った新聞紙遊びで楽しんでください。
遊んだ後は簡単に捨てられるし、捨てる前に掃除にも使えます。天気や大型連休で室内遊びがマンネリ化していたら、お金をかけずにみんなで楽しく遊んじゃいましょう。遊んだ後は手洗いを忘れないようにしてくださいね。