新聞紙&チラシの簡単工作アイデア10選!紙鉄砲やカブトなど
新聞紙やチラシを捨ててしまうだけではもったいありません。新聞紙を使って簡単にできる工作を紹介します。雨の日の暇つぶしだけではなく、夏休みの工作に悩んでいる人もヒントになるのではないでしょうか。新聞紙やチラシを使って子供と楽しく遊びましょう。
目次
新聞紙&チラシで工作しよう
新聞紙やチラシで工作をしたことはありますか?新聞紙やチラシを使った工作はエコロジーかつエコノミーで環境にもお財布にも優しい工作を可能にします。また、新聞が家にあると子供が新聞を読む習慣が付くので教育にも良いですね。
また、幼児や小学生でも簡単にできるので子供の夏休みの工作や休日の暇つぶしにも最適です。小学生になると夏休みも長くなり暇を持て余す子供もたくさんいますよね。毎日出掛けるわけにも行かないので、そんな時は新聞紙やチラシで工作を楽しみましょう!色々なものが作れますよ。
【紙鉄砲】新聞紙&チラシの簡単工作
まずは紙鉄砲の作り方です。幼児や小学生に市販の鉄砲を買ってあげると、人に向けて売ったり大切なものを壊してしまう可能性があります。そんな場合は紙鉄砲で使い方を教えてあげましょう。もちろん、紙鉄砲でも人に当たると痛いので気を付けましょう。市販の鉄砲を買う前に、紙鉄砲で遊び方を学ぶことが重要です。小学生になる前、幼児のうちから遊び方を教えてあげましょう。
材料と道具
紙鉄砲を作るのに必要な材料と道具は以下の5つです。
新聞紙×3枚
輪ゴム×3本
トイレットペーパーの芯
セロハンテープ
はさみ
作り方
1. 輪ゴム3本を連結させる
2. 新聞紙を1枚広げて置く
3. 新聞紙の半分を縦半分に折り、さらに半分に折る
4. 折った部分をはさみで切りとる
5. 切ったものを半分に折り、クルクル丸めてセロハンテープで丸める
6. 新聞紙を3枚重ねて置く(端を切った新聞紙も1枚にカウントする)
7. 新聞紙の上中央にセロハンテープで輪ゴムを付ける
8. 輪ゴムの反対側を「5.」の中央に結んでセロハンテープで固定する
9. 新聞紙の縦半分を半分に折り、そちらからクルクル丸めていく
10. 新聞紙をテープで固定し、輪ゴムの付いている方からトイレットペーパーの芯を通す
11. トイレットペーパーの芯を引っ張り、手を放して発射させる
輪ゴムの伸縮性を利用した紙鉄砲ですね。トイレットペーパーの芯を弾にしているとはいえ、人に当たったら痛いので飛ばす向きをしっかりと教えましょう。
【カブト】新聞紙&チラシの簡単工作
次に新聞紙を使ったカブトの作り方を紹介していきます。カブトは端午の節句に合わせて作っても楽しいですね。自分で作ったカブトを被れば、きっと子供も節句を今以上に心待ちにしてくれるでしょう。また、先ほど紹介した紙鉄砲とセットで作れば「たたかいごっこ」も可能になります。紙鉄砲や剣といった武器を作る際にはカブトやたてなどの防具も一緒に作っていきましょう。カブトや剣があれば「ごっこ遊び」も楽しくなりますね。
材料と道具
カブトを作るのに必要な道具は特にありません。新聞紙だけで作れます。まだ手先が不器用な幼児や小学生でも簡単に作ることができますね。
作り方
新聞紙を使ったカブトの作り方は折り紙を使ったカブトの作り方と同じです。実際に被れる大きさで作りたい場合や、折り紙が手元にない場合に作りましょう。
1. 新聞紙を正方形にする(余った部分は切りとる)
2. 三角形の頂点が下になるように三角に折る
3. 底角が頂点と合うように、左右を折る
4. 左右を上に向けて半分だけ折り返す
5. 上の部分を斜めに折り返す(反対側も同様にする)
6. 余った部分を一枚上に折り上げる
7. 下の部分をカブトの中に入れ込むように折って完成
これで実際に被れるカブトが完成します。新聞紙で作るので丈夫にできているので遊びにも最適ですね。カラフルなカブトが欲しい場合はチラシなども活用すると良いでしょう。なかなか上手に折れない場合は折り紙を使って練習するのもおすすめですよ。
【輪投げ】新聞紙&チラシの簡単工作
次に輪投げの作り方を説明します。輪投げは広いスペースが必要になるのでスペースを作ってから作るようにしましょう。また、輪投げの際には周りに壊れやすいものを置かないようにしましょう。単純な輪投げに飽きた場合は、目標の高さや輪の大きさを変えてポイント制にすると大人も白熱するオモチャにすることもできます。幼児や小学生の低学年だけではなく小学生の高学年になっても楽しめるので覚えておきましょう。
材料と道具
輪投げに必要な材料と道具は以下の5つです。
新聞紙
牛乳パック
ダンボール
ガムテープ
はさみ
丈夫な輪投げを作るために、しっかりと補強しましょう。
作り方
1. 新聞紙で輪を作る。細長く巻いてひねりを加えてからガムテープで止める
2. 牛乳パックの一片を切って三角柱を作りガムテープで止める
3. 「2.」で作ったものをダンボールの土台にガムテープで固定して完成
輪投げの棒を増やして色々な楽しみ方をするのも良いでしょう。ぜひ親子で話し合ってみてください。小学生になると子供からかなり独創的なアイディアが出てくる場合もありますよ。ぜひ家族で輪投げに熱中してください。
輪投げはカラフルな方が楽しいんで、子供が熱中するようでしたら新聞紙やチラシだけではなく輪投げ用に色紙などを購入するのも良いかもしれません。
【ロケット】新聞紙&チラシの簡単工作
ロケットは子供が大好きなオモチャですよね。新聞紙やチラシを使って簡単に作ることができますので挑戦してみましょう。切ったり貼りつけたり、幼児や小学生の低学年には難しい工程があるので手助けしてあげた方が良いかもしれません。
材料と道具
ロケットを作る時に必要な材料と道具は以下の9つです。
新聞紙×4枚
割りばし×1本
輪ゴム×2本
トイレットペーパーの芯×2個)
ビニールテープ
マスキングテープ
ペン
はさみ
セロハンテープ
作り方
発射台の作り方
1. 新聞紙4枚を全て半分に折る
2. きつめに丸めて棒を作る
3. セロハンテープで固定する
4. ビニールテープやマスキングテープで補強しつつ飾り付ける
5. 輪ゴム2本を連結させる
6. 発射台の先に輪ゴムをセロハンテープで止める
7. 割りばしを半分に折る
8. 「6.」の輪ゴムの先と割りばしの中央部分をセロハンテープで止める
ロケットの作り方
ロケット本体の作り方
1. トイレットぺーパーの芯を1個、軽く半分に潰す
2. 潰した部分が中央に来るようにフリーハンドで半円を描く
3. 「2.」で描いた線に沿って着る(ヘビが口を開けているような形になる)
ロケットの翼の作り方
1. もう1個のトイレットペーパーの芯を半分に潰し、中央で切り分ける
2. 潰した片側を切り、のりしろとして1cm折る
3. 斜めに切って翼としての形を整える
4. ロケット本体に貼り合わせてペンなどで装飾して完成
上手に作ればインテリアにもなりますね。自分で作ったロケットを部屋に飾るのは子供たちも喜びます。幼児や小学生の低学年でも簡単に出来る部分や装飾などを任せていきましょう。
【ハリセン】新聞紙&チラシの簡単工作
新聞紙を使ってハリセンを作ることができます。ハリセンは叩いた時の音が大きい割に痛みが少ないので子供の遊びに最適なオモチャですね。ただし、人を叩くことは悪いことだとしっかり教えておきましょう。ハリセンのつもりで剣を使って人を傷付けてしまう恐れがあります。また、大きな音が出るので遊ぶ時間帯にも注意が必要です。子供に時計の読み方を教えるきっかけにもなりますね。
材料と道具
ハリセンを作る時に必要な材料と道具は以下の2つです。
新聞紙×5枚くらい
ガムテープ
作り方
1. 新聞紙を重ねた状態で広げ、数センチほど折る
2. 裏返しになりながらジグザグになるように端まで折る
3. 新聞紙を半分に折って、折り手側にダンボールを巻いて持ち手を作る
4. 真ん中の左右に分かれている部分をダンボールで貼りつけて完成
子供だけで簡単に作ることができますね。一度覚えたら他の子供に教えることもできますよ。普通に使っている分にはケガの心配性の低いオモチャですが、突いたりして目に端が入ると大変危険です。正しい使い方だけではなくやってはいけないことも教えてあげましょう。
【剣】新聞紙&チラシの簡単工作
剣の作り方を紹介していきます。先ほど紹介したカブトや紙鉄砲と組み合わせて遊ぶと遊びのバリエーションが広がりますね。剣でケガをさせないように気を付けながら楽しく遊びましょう。また、広い場所があれば輪投げと剣で動く輪投げ遊びを楽しむことができます。剣を使った「たたかいごっこ」以外の遊びを考えるのも楽しいですね。
材料と道具
剣を作るのに必要な材料と道具は新聞紙だけです。新聞紙が多いほど剣の強度は上がりますが、遊んでいるうちに力加減を忘れてしまいがちな幼児の場合は敢えて剣の強度を下げた方が良い場合もあります。
作り方
剣の作り方は少し複雑なので、画像で紹介していきます。
テープはガムテープではなく透明なテープを使うとかっこよく仕上げることができますよ。ぜひカブトや鉄砲などと揃えて作りましょう。
【鉄砲】新聞紙&チラシの簡単工作
先ほど紹介した紙鉄砲とは違い、こちらの鉄砲は弾がないため人にケガをさせてしまう心配がありません。幼児のうちはこちらの鉄砲で遊んだ方が安全かもしれませんね。ただし大きな音が出るので、ハリセン同様に遊ぶ時間帯には注意しましょう。
材料と道具
鉄砲を作る時に必要な材料と道具は新聞紙のみです。長方形であり、画用紙のように固くない紙であればなんでも良いので好きな紙で作っていきましょう。
作り方
1. 紙を横半分に折り、折り目を付ける
2. 四つ角を内側に織り込む
3. 横の角を合わせるように縦に半分に折る
4. 縦に半分に折る
5. 袋を作るように折る(反対側も同様に折る)
6. 最後に横に半分に折って完成
三角の下半分を掴み、手首のスナップをきかせて振り下ろします。紙が少し開き、パンッ!と音が鳴れば成功です。力は要りませんが、振り下ろす際にコツがいるので子供には少し難しいかもしれません。あまりできないと工作自体を嫌いになってしまう可能性があるので、その場合は違うものを作ってあげましょう。
【卓上ゴミ箱】新聞紙&チラシの簡単工作
新聞紙を使って卓上に簡単に置けるゴミ箱を作成することもできます。自分で作ったものには愛着が湧くので、散らかりがちな子供の机の上を整頓する際にも役立ちますよ。
もちろんゴミだけではなくちょっとしたシールや消しゴムなどの整理整頓にも役立ちます。色々作って整理整頓の練習をするのも良いですね。
材料と道具
卓上ゴミ箱を作る時に必要な材料と道具は新聞紙のみです。シンプルなのでゴミを入れたら分別せずにそのまま捨てられるのが利点ですね。
作り方
1. 新聞紙を半分に折り、もう一度半分に折る
2. 袋のように片側を開き、反対側も同様に開く
3. 一枚めくり、反対側も一枚めくる
4. 三角の部分を折る
→この時の折り返す部分でゴミ箱の大きさが決まります大きく折れば平たい箱になります。
逆に小さく折れば縦長の箱になりますので用途に合わせて折り分けましょう。
5. 三角に折った部分を底辺から斜めに折る
→この斜めの角度によって箱の入り口部分が変わります。
少し角度を付けて折った方が中身が見えにくく、零れにくくなります。
6. 全ての面を同様に折り、横にはみ出た部分を折る
7. 下の三角部分を引き出し、開いて完成
小学生になった宿題が始まると、机の上が消しゴムのカスで汚れてしまう場合があります。放置していると取りにくくなってしまいますので、この卓上ゴミ箱を活用していきましょう。
【かご】新聞紙&チラシの簡単工作
卓上ゴミ箱だけではなくかごも新聞紙で作ることができます。紙で作られたかごというと脆いイメージを抱く人もいるかもしれませんが、新聞紙で作るかごは新聞紙とは思えないほどしっかりした作りのかごに仕上げることができます。工作だけではなくDIYが好きな人もハマる可能性が高いですよ。ぜひ新聞紙でかごを作りましょう。
材料と道具
かごを作る時に必要な材料と道具は以下の6つです。
作りたい大きさの箱
たくさんの紙(新聞紙ではなくチラシなどもおすすめです)
厚紙もしくはダンボール
のり
串(焼き鳥などの細い串がおすすめ)
はさみ
作り方
1. 作りたいかごと同じ大きさの箱の底面と同じ大きさの厚紙を2枚用意する
2. 紙を切って串に巻いていく
3. のりで貼りつけたあとは串を抜き、何本も紙の棒を作る
4. 厚紙の上に、「3.」で作った紙の棒を乗せる
5. その上からさらに厚紙を乗せてしっかり貼り合わせる
6. 厚紙を包み込むように紙の棒を一方向に折る
7. 紙の棒を毛糸のように、かご状に編み込んでいく
8. 基本となる箱の大きさに沿ってしっかりと織り込む
9. かごが十分な高さになったら箱を外し、紙の棒の先端を外れないようにのり付けして完成
極端に重たいものは入れられませんが、ちょっとしたお菓子などは十分に入れられるかごが完成します。スプレーなどで色を付けたりペンで可愛く塗ると紙でできているなんてすぐに分からないほどオシャレなかごが完成します。幼児が作るのには少し難しいので、大人主導で作ってあげましょう。
【秘密基地テント】新聞紙&チラシの簡単工作
ちょっとした小物ばかりではなくテントまで新聞紙で作ってしまうことができます。もちろん本当のキャンプには使えませんが、幼児が家の中で遊ぶには十分すぎるほど立派なテントが完成しますよ。
材料と道具
秘密基地テントを作る時の材料と道具は以下の3つです。
新聞紙
輪ゴム
セロハンテープ
作り方
1. 新聞紙を4枚ほど重ねて、短い辺を長い辺に合わせて折る
2. 折ったところから斜めに巻き、終わったらテープで止める
3. 同じ要領で棒を作り、合体させて長い棒を4本作る
4. 4本の棒を四角錐の形にまとめて、上部を輪ゴムで止める
5. 新聞紙4枚を重ねて半分に折り、巻いた短い棒を4本作る
6. 短い棒を四角錐の底面部分に貼りつける
→テントの骨組みの完成
7. 新聞紙を骨組みの形に合わせて折ってテントの側面を作る
8. 合計3枚使ってテントの骨組みに貼りつけて完成
広いスペースは必要ですが、幼児や小学生の低学年が喜んで遊べるテントを完成させることができます。急な雨でキャンプが中止になってしまった場合に作ってあげると喜ぶのではないでしょうか。家の中でキャンプ気分を味わいましょう。
新聞紙&チラシで子供と遊ぼう!
新聞紙やチラシを使って家の中でも子供たちとたくさん遊ぶことができます。単なる暇つぶしだけではなく子供の立体的な想像力を鍛えることもできますので新聞紙を使った工作に挑戦してみてはいかがでしょうか。子供の遊びだけではなく、遊び方を工夫すれば輪投げなど大人を含めた家族全体で楽しむことができますよ。
子供が大きくなってきたら、子供たちに任せて大人はケガをしないように見て助言をするくらいでも大丈夫です。色々な遊び方を子供たちが考え出していく姿はとても面白いですよ。ぜひ新聞紙を使って遊びましょう。