卒乳・断乳するべき時期はいつなの?避けた方がいい時期とは?

赤ちゃんを離乳食に切り替えるために悩んでしまうのタイミングですよね。一体いつから卒乳・断乳すれば良いのでしょうか?この記事では、いつから卒乳・断乳すべきかについて触れ、卒乳・断乳すべきタイミングについて詳しく解説した後、避けるべき時期についても紹介します!

卒乳・断乳するべき時期はいつなの?避けた方がいい時期とは?のイメージ

目次

  1. 1赤ちゃんを卒乳・断乳させる時期はいつ?
  2. 2いつから卒乳・断乳して良いの?
  3. 3【卒乳・断乳すべきタイミング①】離乳食を始めた
  4. 4【卒乳・断乳すべきタイミング②】水分補給するようになった
  5. 5【卒乳・断乳すべきタイミング③】夜間断乳を始めた
  6. 6【卒乳・断乳すべきタイミング④】職場復帰する時期が近くなる
  7. 7卒乳・断乳を避けるべき時期はいつ?
  8. 8卒乳・断乳できるタイミングになったら段階的に減らしていこう!

赤ちゃんを卒乳・断乳させる時期はいつ?

赤ちゃん

赤ちゃんが生まれてから段々成長してくると考えなければいけないのが卒乳・断乳についてです。それまでは母乳や粉ミルクで育てていましたが、離乳食に切り替えていかなければなりません。そこで悩んでしまうのが卒乳・断乳するタイミングです。

一体いつから卒乳・断乳をすれば良いのでしょうか?今回はそんな卒乳・断乳を始める時期やタイミングについて詳しく解説していきます!

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いつから卒乳・断乳して良いの?

赤ちゃん

はじめに気になるのが卒乳・断乳をいつするべきか?についてです。個人差はあるかもしれませんが、周りの赤ちゃんがどの時期に卒乳・断乳しているのか気になるところです。まずは卒乳・断乳をいつするべきかの時期について詳しく紹介していきます!

何歳になったら卒乳するべき?

卒乳は明確に時期を決められている訳ではありません。実際にWHO世界保健機関では、子供が欲しがっている時期は与えても良しとしています。ただ、いつまでも母乳をあげているのはママにとってストレスになることもありますし、仕事を続けたい場合はそういう訳にもいきませんよね。

大体の子供は1才から1才半を過ぎた頃から卒乳をします。早い子だと1才未満でも母乳や粉ミルクを飲まなくなり、離乳食を食べ始めることもあります。個人差はありますが、1才を過ぎてから卒乳を考え始めると良いでしょう。

断乳と卒乳はどう違うの?

断乳と卒乳は同じ意味の言葉です。その昔、卒乳することを断乳と呼ばれていて、大体の子供が母乳を止める1才半頃になると「そろそろ母乳を与えるのは止めておきましょう」と指導されることもありました。ただ、現在では母乳を止めるべきだという根拠は明確にはないため、断乳という言葉は使われなくなりました。

その代わりに母乳から卒業するという意味で卒乳という言葉が使われ、今では卒乳の方がママ達の間で浸透しています。卒乳の方がしっくり来るという人は多いのではないでしょうか?

ただ、最近ではしっかり母乳が止められるようになったことを「卒乳」、一時的にこの時間だけ母乳を止めることを「断乳」と呼ぶこともあります。それぞれの感覚で使う言葉は違いますが、元々は同じ意味だということを覚えておいてくださいね。

卒乳・断乳についての基本!

  • 1才から1才半を過ぎた頃が目安。
  • いつから止めるべきという決まりは無い。
  • 卒乳と断乳は同じ意味の言葉。

【卒乳・断乳すべきタイミング①】離乳食を始めた

赤ちゃん

離乳食を食べ始めが卒乳の良いタイミングに

卒乳・断乳をするタイミングとして一番良いのが離乳食を食べ始める時期です。お子さんが母乳から離乳食を食べ始めるて離乳食に慣れてくると、自然と母乳を欲しがらなくなります。早い子だとすんなり離乳食に切り替えられるでしょう。

ただ、なかなかすぐには離乳食をしっかり食べてくれないというもあります。その時は離乳食と母乳・粉ミルクを併用して少しずつ慣れさせていくと3食全て離乳食を食べてくれるようになりますよ。

ここで気を付けておくべきなのが、いきなり卒乳させないことです。離乳食に慣れていない頃は食べる量が少ないことも多く、そうすると食事から十分な栄養が取れない可能性があります。まずは離乳食に慣れさせながら母乳や粉ミルクで栄養を補うように与えて、少しずつを母乳・粉ミルクを与える回数を減らしていきましょう!

食べる量が増えてきたら卒乳しよう

離乳食に慣れてくると、自然と離乳食を食べる回数や量が増えてきます。こうなったらいよいよ卒乳するベストタイミングです!しっかり食べることができているということは、母乳や粉ミルクを与えなくてもちゃんと栄養が取れているということです。そのまま離乳食に切り替えて卒乳することができますよ。

ただし、食べる量が増えて自然と母乳を止められることもあれば、まだママの母乳を欲しがる時もあります。もしお子さんがまだおっぱいが欲しがっている時は、卒乳する日をきちんと決めてお子さんと一緒に計画的に卒乳できるようにすると良いでしょう。

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【卒乳・断乳すべきタイミング②】水分補給するようになった

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お水やお茶を飲んでくれる

母乳や粉ミルクを与えている期間はわざわざ赤ちゃんに水分補給してあげなくても、母乳・粉ミルクを飲むことで赤ちゃんは水分を補給できています。しかし、離乳食を食べるようになったり、卒乳する時はママが赤ちゃんに対して水分補給をしてあげるようにならないといけません。

きちんとお水やお茶を飲めるようになることで、離乳食では補えなくなる水分が補給できるようになります。赤ちゃんの頃は脱水症状にも気付きにくいので注意しなければなりません。離乳食だけではなく、お水やお茶で水分補給してあげられるようになったら卒乳・断乳をするようにしましょう!

まずはスパウトやストローマグに慣れよう!

赤ちゃんの頃の水分補給は与え方も難しいと思います。赤ちゃんが上手くお水やお茶を飲んでくれずになかなか水分補給ができないままだと、おっぱいに対する執着が薄れても卒乳することができなくなってしまいます。

そこで便利なのがスパウトやストローマグです!まずはスパウトかストローマグを使ってくわえながらお水を飲むということに慣れてくれるだけで、自然と水分補給できるようになりますよ。

スパウトやストローマグはそこ子によって使いやすさやくわえやすさがあるので、お子さんに合ったものを使ってあげてるとスムーズに飲んでくれるようになります!はじめのうちはしっかり飲めているか確認して、上手に飲めるように工夫してあげてくださいね。

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【卒乳・断乳すべきタイミング③】夜間断乳を始めた

赤ちゃん

夜間断乳から始める人は多い

夜間断乳とは、名前の通り夜間の寝ている時間帯のみ断乳することを言います。必ず夜間断乳しなければいけないということはありませんが、育児をしているとどうしても眠たくなってしまうことって多いですよね。

赤ちゃんが生後間もない頃は数時間おきに母乳を与えなければいけません。母乳を与える意外にも夜間に赤ちゃんが目覚めて夜泣きすることもあるでしょう。赤ちゃんにとってはそれが仕事ですが、ママからするといつまでも続けていると睡眠不足になって体調を崩す原因になってしまいます。

そんな時に夜間断乳が効果的です。卒乳の一歩前として断乳を始めることでママの体調も睡眠によって回復するので、夜間断乳から卒乳を始める人は多いですよ。

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夜間断乳から卒乳を目指そう!

夜間断乳は比較的赤ちゃんも受け入れやすく、すぐに慣れてくれる可能性が高いです。夜間は赤ちゃんもぐっすり寝てしまいますし、夜間断乳をすることで途中覚醒や夜泣きが無くなることもあります。

ここでポイントなのが夜間断乳をする時に赤ちゃんのリズムを整えてあげることです。赤ちゃんが離乳食を始めるようになると昼と夜の区別もはっきりしてきます。ここで生活リズムが狂ってしまうと赤ちゃんが夜泣きをし始めるので、昼間は活発に遊ばせておいて夜ぐっすりと寝られるようにしてあげてくださいね。

また、赤ちゃんがお腹を空くとせっかく断乳しても目覚めておっぱいを欲しがる時があります。寝る前の最後の授乳でしっかりとお腹を満たしてあげると夜間断乳もスムーズに行えますよ。

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【卒乳・断乳すべきタイミング④】職場復帰する時期が近くなる

赤ちゃん

仕事に復帰する前に卒乳しておく

赤ちゃんがある程度すくすくと育ってくると、仕事を続けるために職場へ復帰することを考えるママもいるでしょう。卒乳するタイミングとしては職場復帰の時期が近くなった時に、赤ちゃんが困らないように卒乳しておくと良いかもしれませんね。

万が一仕事に復帰するまでに卒乳できなくても母乳を保存しておいたり、粉ミルクで対応することもできます。しかし、仕事をしている間に預けられているお子さんにおっぱいが無くて寂しい思いをさせてしまったり、一緒にいてあげられない時の母乳や粉ミルクを用意しなければなりません。働いているママにとっては負担になりますよね。そうならないためにも、できるだけ早めに卒乳させてあげた方が良いこともあります。

復帰前に必ず卒乳する必要は無い

仕事に復帰する前に卒乳しておいた方が赤ちゃんもママも楽かもしれませんが、そう簡単に卒乳できるものでもありません。お子さんがまだおっぱいを欲しがっていたり、離乳食や水分補給がしっかりできていないと卒乳は難しくなりますよね。

このような場合はまだ卒乳せずに、朝と夜だけ母乳を与えたり、母乳を冷凍保存して保育園に預けることで対応することもできますよ。必ず復帰前に卒乳する必要はありません。無理に卒乳させてしまうよりも、焦らずに少しずつ慣れてから卒乳を目指してくださいね。

卒乳・断乳を避けるべき時期はいつ?

赤ちゃん

卒乳・断乳がダメな時期というのは基本的にはありませんが、このような時は控えた方が良いというものもあります。赤ちゃんが卒乳する時は体調が悪い時や体調不良から回復してすぐの時は避けておきましょう。ママのおっぱいがあることでお子さんの気持ちが安定するからです。体調が悪くてぐずっているのにおっぱいが無いことでさらに機嫌を悪くしてしまいます。

また、引越しや入園などの環境の変化にも赤ちゃんはとっても敏感です。そんな時におっぱいが無いとずっと泣いていたり、卒乳しづらい傾向があります。このような時期は、たとえ卒乳する日を決めていても延期しておいた方が良いでしょう。お子さんの様子をチェックしながら卒乳する時期を少しずらしてあげてくださいね!

卒乳・断乳できるタイミングになったら段階的に減らしていこう!

赤ちゃん

卒乳・断乳する時期は必ずしもこの時まで!という決まりはありません。おっぱいから離れられる時期はその子によっても違うため、お子さんに合った形でおっぱいから離れさせることが大切です。

離乳食や水分補給をし始めたら1つの卒乳のタイミングだと思い、少しずつ慣れさせながら母乳や粉ミルクをあげる回数を減らしていくと自然に切り替えることができます。なかなか卒乳できなくても焦らずゆっくり進めていってあげてくださいね。

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この記事のライター
strawberry
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