タンポの作り方!乳児から遊べる方法でお絵描きの幅を広げよう!

タンポは、スタンプのようにポンポン押すだけで様々な模様が浮かび上がるとても不思議なお絵かきですよね。そしてタンポは子供の感性や想像力を育むとてもいい技法でもあるのです。そんなあっと言う間にできてしまうタンポの簡単な作り方をご紹介したいと思います!

タンポの作り方!乳児から遊べる方法でお絵描きの幅を広げよう!のイメージ

目次

  1. 1タンポなら小さな子でもお絵描き遊びが楽しめる!
  2. 2【タンポの作り方①】図工で使いやすいタンポ!
  3. 3【タンポの作り方②】押しやすいタンポ!
  4. 4【タンポの作り方③】家で遊ぶ用のお手軽タンポ!
  5. 5タンポを使ったお絵描きのワザ5選!
  6. 6タンポにおすすめな絵の具は?
  7. 7子供の成長に合わせてタンポを作ろう!

タンポなら小さな子でもお絵描き遊びが楽しめる!

タンポとは?

タンポとはタンポスタンプとも言い、子供のお絵かきの技法のことです。ガーゼなどの布を丸めてそれに絵の具をつけ、スタンプのようにポンポン押しながらお絵かきをします。色鉛筆や筆を使わず簡単な動作だけでお絵かきを楽しむことができ、子供の年齢や成長に合わせてタンポの大きさを変えれば、タンポお絵かきを楽しめる年齢の幅をぐんと広げてあげることもできます。

タンポのよい点は?

タンポのよい点はたくさんあります。その1つとして、指がまだ器用に使えない年齢の低い子供でも持ちやすいと言うことがあげられます。タンポはスタンプを押すように簡単な動作だけでお絵かきを楽しむことができるため、鉛筆やクレヨンをうまく扱えない子供でも楽しむことができるのです。

またタンポの作り方もとても簡単で材料も特別なものは一切使いません。タンポを作るときの基本的な材料が手元にない場合は、身近にあるものを代用して作ることもできるため自宅でも手軽にタンポを楽しむことができるのです。

おもちゃで遊ぶ子供

タンポは、スタンプのように押して絵を書きますがその紙に押し付ける時の力加減によって模様が変わってきます。年齢が低い子供はまだ力加減がうまくできないと思いますが、3、4歳などある程度の年齢になれば力の入れ具合も自分で調節できるようになってきます。そうなるとさらにタンポで表現できる幅が広がるため、想像力や感性を養うこともできるのです。

またタンポの素材を変えると絵の具の付き方も若干異なってくるため、子供の成長に合わせて様々な素材のタンポを作ったり、大小の違うタンポを作ってあげるとさらに表現力を高めることができるのです。このようにタンポは幅広い年齢層の子供が楽しむことができる芸術の技法なので、多くの保育園や幼稚園でプログラムに組み込まれているのです。

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【タンポの作り方①】図工で使いやすいタンポ!

材料

図工で使いやすいタンポスタンプの材料は、

・ガーゼ
・輪ゴム
・綿

の3つだけです。もしガーゼがない場合は、いらなくなった服を切って代用することもできます。綿も化粧用のコットンや切った食器用のスポンジなどでも代用可能です。

綿

作り方

タンポスタンプは作り方がとても簡単でコツもいらないので誰でもすぐに作ることができますよ。

1.ガーゼを正方形に切り、その中心に綿を置きます。
2.てるてる坊主を作るときのようにガーゼで綿を包み込み、輪ゴムを巻いてとめます。
3.ガーゼの端をちょうどいい長さに切りそろえれば完成です。

てるてる坊主

ある程度の年齢の子供が使う場合はガーゼの端を短めに切っても大丈夫ですが、年齢が低い子供が使う場合はガーゼの端を長めにしてあげた方が握りやすいです。子供の成長や年齢に合わせて長さを調節してあげてくださいね。

【タンポの作り方②】押しやすいタンポ!

材料

押しやすいタンポスタンプの材料は、一般的なタンポを作るときとほぼ同じで、ガーゼ、綿、輪ゴムに割り箸をプラスするだけでとても便利なタンポスタンプを作ることができます。

割り箸

作り方

押しやすいタンポスタンプの作り方は、ガーゼの上に綿を置き綿の中心に割り箸を指した状態で輪ゴムで縛ってとめます。割り箸をプラスすることでチュッパチャップスのような見た目になり、持ちやすさが倍増します。割り箸があることで直接タンポスタンプを触らずに済むため、手も汚れにくく絵の具もつけやすいと言う使い勝手抜群のタンポスタンプです。

飴

割り箸よりももっと太い取っ手をつけたいと言う人は、割り箸の代わりにサランラップの芯などを使うといいですよ!子供の手の大きさや成長に合わせて色々工夫してみてくださいね。

【タンポの作り方③】家で遊ぶ用のお手軽タンポ!

材料

家で遊ぶ用のお手軽タンポスタンプの材料は、キッチンペーパー、輪ゴムの2つだけです。ガーゼも綿もないと言う場合でもキッチンペーパーならどのご家庭にもありますよね。ガーゼや綿を使った方がよりしっかりしたタンポスタンプを作ることができますが、家で少し遊ぶ程度ならキッチンペーパーで作ったタンポスタンプでも十分楽しめます。また持ち手をつけたいと言う人はお好みで割り箸もプラスしてくださいね。

輪ゴム

作り方

家で遊ぶ用のお手軽タンポの作り方は、キッチンペーパーをちょうどいい大きさに丸め綿代わりにします。そして丸めたものを違うキッチンペーパーで包み輪ゴムでとめて端を切りそろえれば完成です。キッチンペーパーで作ったタンポスタンプは、ガーゼで作ったものよりも強度が劣るため破けやすいですがすぐに作れるため家で遊ぶ程度ならこちらの方がおすすめです。

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タンポを使ったお絵描きのワザ5選!

水玉

タンポを使ったお絵描きのワザ1つ目は、水玉です。この技法は一番簡単で一般的なやり方で、年齢の低い子供でも楽しむことができる技法です。タンポを押す力加減が変わるだけで絵の具の付き方が変わってくるため、同じようにポンポン押していても、一つ一つ若干模様が異なります。その模様の変化に子供も夢中になるはずですよ。

水玉
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グラデーション

タンポを使ったお絵描きのワザ2つ目は、グラデーションです。この技法は様々な色のタンポを重ねて押していくものです。タンポの絵の具のつき方は、はっきりした色合いではなく少し淡い色合いなので違う色を重ねていくことできれいなグラデーションを作ることもできますよ。重ねる色によって子供の芸術センスも垣間見ることができますね!この技法も難しいものではなく、タンポを重ねて押していくだけなので小さい子供でも簡単にできますよ。

グラデーション

ステンシル

タンポを使ったお絵描きのワザ3つ目は、ステンシルです。この技法は、画用紙の上にステンシルシートなどを使い、その上からタンポを押していくだけで画用紙に色鮮やかな文字を浮かび上がらせることができます。こちらの技法も、ステンシルシートを置いてポンポン押すだけなのでとても簡単にできます。子供と一緒にステンシルシートを選ぶと、どんな仕上がりになるのかワクワクしながら楽しくタンポで遊ぶことができますね!

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擦り

タンポを使ったお絵描きのワザ4つ目は、擦りです。この技法はタンポを画用紙に押したまま擦るやり方です。こうすることで、水玉だけでなく線や曲線を書くことができ表現の幅が広がります。

絵を描く子供

ひねり

タンポを使ったお絵描きのワザ5つ目は、ひねりです。この技法はタンポを画用紙に押しつけたまま手首を動かしてくるくるとひねるやり方です。まだ子供が小さいときはタンポをポンポン押すだけしかできないと思いますが、成長してくると手首を上手に動かせるようになってきます。これはそこまで成長したときに楽しめる技法です。ひねることで絵の具の濃さを調節することができます。

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タンポにおすすめな絵の具は?

チューブ入り

タンポにおすすめな絵の具1つ目は、チューブ入り絵の具です。チューブ入り絵の具は水を足す量によって濃さを自在に調節することができます。また他の絵の具とも簡単に混ぜることができるため色のバリエーションを増やすことができると言うメリットがあります。

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固形タイプ

タンポにおすすめな絵の具2つ目は、固形タイプです。固形タイプは、チューブタイプの絵の具と違い水で溶く必要がなく、絵の具に直接タンポスタンプをつけることができます。そのためチューブタイプのように水で溶いた絵の具をパレットに用意する手間がかからないためとても便利です。

固形タイプの絵の具

子供の成長に合わせてタンポを作ろう!

タンポは、小さい子供のお絵かきでしか使えないと思いきや、水玉状に押すだけでなくひねったり擦ったりと様々な技法を楽しめるため、ある程度成長した子供でも飽きずに楽しむことができるのです。タンポスタンプはとても簡単に作れるため手間もかからないのがいいですね。子供の感性を表現できる場を設けてあげるためにも、ぜひご家庭でタンポを楽しませてあげてくださいね!

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この記事のライター
ryuko
現在、子育て奮闘中の主婦です。 皆様のお役に立てるよう力を入れて執筆して参ります。

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