赤ちゃんの後追いを徹底解説!いつからいつまで・上手な対策方法も!

ママがどこに行っても泣きながらついてくる後追い。かわいいとは思っていてもその煩わしさに悩んでいるママも多いのではないでしょうか。後追いをする理由、後追いが始まる・終わる時期、後追いの上手な対策について紹介していきますので、赤ちゃんの後追いに悩んでいる人は参考にしてみてください!

赤ちゃんの後追いを徹底解説!いつからいつまで・上手な対策方法も!のイメージ

目次

  1. 1赤ちゃんの後追いに悩んでいませんか?
  2. 2赤ちゃんの後追いってどういうこと?
  3. 3赤ちゃんの後追いはいつからいつまで?
  4. 4赤ちゃんが後追いをしない原因は愛情不足?
  5. 5赤ちゃんの後追いはどう対策すればいい?
  6. 6赤ちゃんの後追いは成長している証拠!そっと見守ろう!

赤ちゃんの後追いに悩んでいませんか?

赤ちゃんの後追いを経験しているママは多いと思いますし、これから経験するであろう新米ママは、後追いでしっかりと家事をこなせるのかと心配になってしまうこともあると思います。台所でもトイレでも自分が行くところ全てについてくる赤ちゃんの後追いは、かわいいと思う反面、家事なども思うように進まずに正直うざいと感じてしまうこともあるかもしれません。

しかし後追いは赤ちゃんなりの心理や本能があっての行動ですし、自分の欲求に正直に生きている赤ちゃんには、空気を読んだりママに忖度をするようなことができません。ママも頭では分かっているからこそ、赤ちゃんの後追いに悩んでいるママは多いのではないでしょうか。今回は赤ちゃんが後追いをする理由や、いつからいつまで続くのかという後追いの期間、そして赤ちゃんの後追いに対する対策方法についてご紹介していきますので、育児の参考にしてみてくださいね!

赤ちゃんの後追いってどういうこと?

まずは赤ちゃんの後追いとはどういうことなのかについて知っておきましょう。冒頭でも少し触れましたが、赤ちゃんの後追いとは、ハイハイやつかまり立ちなどで行動範囲が広がった赤ちゃんが、ママやパパなどの保護者が姿を消したときに後を追いかける行動のことです。

たとえばちょっとトイレに行ったときや宅急便を受け取るだけなどの短い時間でもお構いなしで、ひとたび赤ちゃんの目の前から姿を消してしまえば、大声で泣きながら後追いをしてくる赤ちゃんも多いようです。

赤ちゃんの後追いが激しいがあまり育児ノイローゼになってしまったり、そこまで重症化しなかったとしてもドッと疲れが溜まってしまう、ママにとっては頭を悩ませることのひとつとなっています。最初のうちはかわいいと思っていても、次第にうざいと思ってしまうのも納得できるところもあるのではないでしょうか。

赤ちゃんが後追いをする理由

そんなママの頭を悩ませる赤ちゃんの後追いですが、これにはしっかりとした理由があります。そもそも後追いは、ママやパパなどの身近にいる人に信頼感や安心感を持ち、「この人は特別な人なんだ」と赤ちゃんが認識することによって起こる現象と言われています。

安心感を持つ人とそうでない人を区別できるようになるのは、赤ちゃんの記憶力や認知力がしっかりと育っている証拠なのです。しかし記憶力はまだまだ十分に発達しているとは言えず、目で見えるものがすべてなのです。目の前からいなくなったママを「消えてしまった」と思い込み、不安になってママを探しにいくのです。もっと平たく言えば、赤ちゃんが成長している証ということになります。

赤ちゃんの後追いはいつからいつまで?

赤ちゃんの後追いはいつから始まる?

先述したように、赤ちゃんの行動範囲が広がり、さらに記憶力と認知力が発達することで起こります。赤ちゃんによって成長度合は違ってくるので、一概に「○ヶ月から」とは断言できませんが、平均的には9ヵ月程度から後追いが本格的に始まり、この頃がピークとされていることが多いとされているようです。

成長が早い赤ちゃんは6ヶ月頃から始まる場合もありますし、逆に1歳になっても後追いをしない赤ちゃんも当然ながらいます。他の赤ちゃんに比べて後追いが早すぎる、後追いをしてくれないことを気にしてしまうママもいるかもしれませんが、子供の性格なども関係しているので、それほど心配することではありませんよ。

赤ちゃんの後追いはいつまで続くの?

赤ちゃんの記憶力や認識力の発達によって後追いは次第に減少していきますが、およそ1歳半~2歳程度までは後追いが続く赤ちゃんが多いと言われています。赤ちゃんの成長につれて「今はママの姿が見えないけど、すぐに戻ってくる」と理解をできるようになってくるので、段々と後追いが減ってくる傾向にあるようです。ただし、しっかりと自我が芽生える3歳程度まではママの存在は絶対的であることに変わりがないことを覚えておきましょう。

また、1歳半~2歳程度は言葉を喋れなくても、聞いて理解ができるようになる年齢でもあります。詳しくは後追いの対策方法でご紹介しますが、赤ちゃんから離れるときに「ちょっとトイレに行ってくるね」などと声掛けをすると不安な気持ちが抑制されて、後追いをしなくなるとも言われています。

その他にも、1歳半~2歳頃は歩き始めの時期である赤ちゃんも多いです。ハイハイやつたい歩きよりも一気に行動範囲が広がり、今まで知らなかった世界を知れることへの好奇心がぐんぐんと発達していく時期でもあります。ママ以外への興味の対象が増えることが理由で、後追いがなくなっていくということもあるのかもしれません。

赤ちゃんが後追いをしない原因は愛情不足?

赤ちゃんが後追いをするのは成長過程でほとんどの赤ちゃんが通る道ですが、中には後追いをしない赤ちゃんもいます。後追いをする理由について紹介しましたが、それを言い換えれば「愛情が足りているから後追いをする」という意味で捉えることもできるので、愛情不足だから後追いをしてくれないのかと気になる人もいると思います。

実際に赤ちゃんとのコミュニケーションを十分に取っていないと、赤ちゃんがママに対する執着や興味が薄くなるということもあるようなので、愛情不足が原因で後追いをしないということも十分に考えられます。しかし、決して愛情不足だけが原因で後追いをしないのではありません。

穏やかな人がいれば気性が激しい人もいるように、私たち人間にはそれぞれ違った性格や個性が備わっています。それは赤ちゃんにも言えることで、愛情を十分に受けていたとしても後追いをしない物分かりの良さそうな赤ちゃんもいるということです。赤ちゃんが後追いをしないということだけで悩む必要はないので安心して育児をしてくださいね。

後追いをしない赤ちゃんは自閉症の可能性があるって本当?

赤ちゃんが後追いをしない理由として、「うちの子は自閉症なのではないか」と心配をするママも少なからずいるようです。結論から言えば、後追いをしないだけで自閉症と決めつけるのは早合点です。自閉症の赤ちゃんには、視線が合わない・人に興味がない・手がかからない・指さしをしないなどの特徴があり、これらは正常に発達している赤ちゃんには当てはまらないことが多いとされています。

もしも赤ちゃんが後追いをしないことが気になるのであれば、赤ちゃんの日ごろの様子を観察して、小児科に相談してみることをおすすめします。

赤ちゃんの後追いはどう対策すればいい?

赤ちゃんの後追いには具体的な対策がないのが現実で、その対策方法も赤ちゃんの性格によっても異なってきます。家事はおろかトイレに行くことすらままならない赤ちゃんの後追いですが、先輩ママ達は具体的な対策がないなかでも、様々な対策を立てて赤ちゃんの後追いと上手に付き合ってきています。赤ちゃんの後追いに関する対策についてご紹介していきますので、ぜひ一度試してみてくださいね。

赤ちゃんにまめに声をかける

上記で軽く触れましたが、まめに声をかけることは赤ちゃんを安心させるために非常に大切なことです。「ちょっとだけだから赤ちゃんも大丈夫でしょ」と思うのは親の勝手な思い込みで、子供にとってはママが目の届かないところに行ってしまうのはまさに一大事なのです。

たとえば「トイレに行ってくるよ」と声をかけてから離れ、離れている間に泣き出して後追いをするようであれば「ここにいるからね」と声をかけましょう。赤ちゃんのもとに戻ったときに優しく接してあげれば、次第に「ママがちょっと離れることは普通のこと」と認識するようになり、赤ちゃんの不安な気持ちが和らいで後追いが次第に減っていくこともあるようです。

おもちゃで遊ばせる

赤ちゃんをおもちゃで遊ばせることで、好奇心旺盛な赤ちゃんの興味をママからおもちゃへと逸らすことができるかもしれません。6ヶ月あたりから赤ちゃんはひとり遊びを始めるようになるので、その間に赤ちゃんから離れる方法です。

この頃の赤ちゃんは音の出るおもちゃや自動で動くおもちゃに興味を示すことが多いようなので、特に効果的かもしれません。ただ、赤ちゃんがおもちゃに夢中になっている間に忽然と姿を消すのではなく、しっかりと声をかけてから赤ちゃんから離れるようにするようにしてくださいね。

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時には家事を手抜きする

赤ちゃんの後追いが激しいことで、料理も掃除も十分にできなくて気が滅入ってしまうこともあるかもしれません。そんなときは家事を手抜きしても良いと思います。たとえばご飯を出前やスーパーのお惣菜にしてみたり、洗い物やお風呂掃除などの家事をパパなどの同居人に任せてみてはいかがでしょうか。

ワンオペ育児が問題となっている現代ですから、ママ以外に任せられる家事や育児に関してはあえて任せてみることで、ママの大変さを理解することにも繋がるかもしれません。ひとりで抱え込んでしまっては、物事も良い方向に進みづらくなってしまいますよ。

おんぶや抱っこをする

どうしても赤ちゃんの後追いに耐えられないような場合は、抱っこひもを使って家事をしてみるのはいかがでしょうか。実際に後追いで足元につかまり立ちをされるよりも、おんぶや抱っこをしたほうが家事がスムーズに済ませられたという声も多く聞きます。ただし肩が凝ってしまうことも多くなってしまうので、日ごろから肩こりが激し人は十分に注意しましょう。

そのほかにも、おんぶや抱っこなどのスキンシップをすることで後追いが早く終わることもあると言われています。ママとどこに行くのも一緒であるなら、赤ちゃんが不安な気持ちを持つことも少なくなるはずです。家族に赤ちゃんをおんぶや抱っこをしてもらって、ママの隣に立たせておくのもおすすめです。

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後追いをさせてあげる

どうしても赤ちゃんの後追いに嫌気がさしてしまったのならば、もう好きなように後追いをさせてあげましょう。たとえばトイレの扉を開けっぱなしにしたり、後追いをしている赤ちゃんを後ろから追いかけるなどの思い切った行動で、赤ちゃんの後追いが解消されたというケースもあるようです。

後追いはいずれ終わるものなので、今だけのことだからと割り切ると「後追いしている赤ちゃんってかわいいな」と、ママも気持ちに余裕が持てるようになるかもしれません。ただ、赤ちゃんに危険が伴わないように、手が届きそうなものに気を付けたり、階段やお風呂場などの行ってほしくない場所には柵などをつけて対策をしておきましょう。

赤ちゃんの後追いは成長している証拠!そっと見守ろう!

赤ちゃんの後追いについてご紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。前述したように、後追いは赤ちゃんがしっかり成長している証でもあるので、優しい気持ちで見守ってあげることが大切です。時にはかわいいを通り越してうざいと感じてしまうこともあるかもしれませんが、かわいい我が子からの愛情表現と受け止めてあげてみてはいかがでしょうか。どうしても耐えられない場合は、パパやママ友などに相談してみるのもおすすめですよ。

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この記事のライター
ほり
3児のお父さんをしています。

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