折り紙『カメラ』の折り方!簡単パッチンや立体的リアルカメラも!
皆さんは折り紙でカメラを折ったことがありますか?おなじみのパッチンカメラの他にも、いろいろなカメラを作ることができます。簡単な折り方から遊び方、ちょっと難しい立体的なカメラの作り方まで、折り紙で作るいろいろなカメラをご紹介します。
目次
折り紙でカメラを折ろう!どんな種類があるの?
折り紙で作るカメラには、様々な種類があります。簡単に折ることができるものだとおなじみのパッチンカメラから、パシャパシャ音が楽しいパシャパシャカメラ、A4用紙を使って作る平面カメラ、難しいものだと立体的な一眼レフカメラに本格的な3Dカメラまで好きなカメラを作ることができます。
上手にできると折り紙だとわからないくらいリアルなカメラを作ることができます。中には少し難しいカメラも出てきますが、完成したときの達成感もひとしおです。
自分自身やお子さんのレベルに合わせて、順番に折ってみるのもいいかもしれませんね。ぜひ折り紙を準備して、いろいろなカメラを作ってみましょう。
【折り紙①】簡単パッチンカメラを作ろう!
パッチンカメラの折り方
まずは簡単に折り紙で折るパッチンカメラの折り方をご紹介します。こちらのカメラは折り紙1枚で簡単に折ることができるので、小さい頃に作った方も多いと思います。思い出しながら丁寧に折ってみてくださいね。
1 折り紙を三角に折り、一度開いて反対側にも三角に折って、十字の折り目をつけます。
2 十字の中心に合わせて四隅を中心に向かって折ります。
3 裏返して、同じように四隅を中心に向かって折ります。
4 また裏返し、同じように折ります。
5 再び裏返します。4つの四角のうち、対角線上の2つを開いて長方形の四角ができるようにたたみます。
6 たたんだ部分を合わせるように半分に折ります。
7 先ほどたたまなかった方の2つの四角を内側からガバッと開き、2つのツノができるようにたたみます。
8 半分に折ったところを開いて、ツノの先を交互に重ねて引っ掛けるように折り、完成です。
こちらの動画を見ると作ったことがない方でも折り方が分かりやすいと思います。流れに沿って一緒に折ってみてくださいね。
パッチンカメラの遊び方
完成した折り紙パッチンカメラの遊び方です。まずカメラを横向きに構えて、後ろから親指で押し出すようにすると引っかかっていた部分が外れて「パッチン」と鳴ります。カメラの外れた部分を元に戻せば何度でも遊ぶことができますよ。「はい、チーズ!」と言いながらやると、さらにカメラ感がアップしますね。
パッチンカメラの三脚の作り方
折り紙で紙の箱を作り、さらに折り紙で作った筒3本を箱の下にテープなどでくっつけるとパッチンカメラ用三脚のできあがりです。写真を撮る時は少しだけ三脚から離さなければいけませんが、折り紙だけで作ることができるのにこれだけで本格的になりますよね。
三脚に折り紙パッチンカメラを置いておくだけでも様になります。遊ばない時カメラを置いておく場所としてもいかがでしょうか。
パッチンカメラを活用してキーホルダーに!
折り紙パッチンカメラの両端にチェーンを付けるとキーホルダーになります。バッグに付けても可愛いですし、ベビーカーなどに取り付ければ外出先でのお子さんのおもちゃになります。お出かけの際、お子さんに素敵な風景を写真に収めてもらうことができますよ。
パッチンカメラを応用『びっくりカメラ』
完成したパッチンカメラの真ん中部分におみくじや似顔絵など小さい紙に書いたものを挟んでおけば、「パッチン」の瞬間に飛び出してきます。そのとき撮影した人の似顔絵が出てくると、まるでインスタントカメラのようで面白いですよね。
折り紙を何枚か使ってパッチンカメラをいくつも作っておき、それぞれに紙を挟んでみんなで遊びましょう。アイデア次第でいろいろな楽しみ方ができそうです。
【折り紙②】パシャパシャカメラを作ろう!
パシャパシャカメラの特徴とは?
パシャパシャカメラはその名の通り、動かすと折り紙が擦れて「パシャパシャ」と本物のカメラのような音が鳴るカメラで、パッチンカメラでは少し物足りなくなった方におすすめです。
こちらのカメラも折り紙1枚を使って簡単に折ることができるので、ぜひお子さんと一緒に作ってみてくださいね。
パシャパシャカメラの折り方
では、パシャパシャカメラの折り方をご紹介します。
1 パッチンカメラの時と同じように折り紙に十字の折りすじをつけます。
2 観音折りをします。観音折りは折り紙をパタパタ開く扉のように折る折り方のことを言います。下の画像を参考にしてください。
3 短い辺を中心に合わせて折ります。
4 観音折りをした2つの袋部分を開いてたたみます。
5 台形になった部分を、中心からそれぞれ四角く折りたたみます。4つの四角ができます。
6 対角線、十字にそれぞれ折り目をつけます。裏返すとこのようになっています。
7 対角線上にある2つの四角をそれぞれ段折りし、角は内側に折り込みます。
8 段折りしていない2つの四角の上1枚だけを内側に折り、袋部分を開きます。
9 完成です。遊び方は下部を持ちながら上部を上下に動かすだけ。「パシャパシャ」とカメラのシャッターのような音が鳴りますよ。
同じ折り紙1枚でも、折り方次第でパッチンカメラとパシャパシャカメラという違うタイプのカメラを作ることができます。折り紙の醍醐味と言えますね。
【折り紙③】平面カメラを作ろう!
平面カメラの材料
こちらの平面カメラは折り紙ではなく、A4用紙を4枚に切り分けて折ります。きれいに4つに切ることで、出来上がりもきれいに仕上がります。
4つの紙はすべて同じ折り方で、行程も少ないので簡単に作ることができますよ。その名の通り平面なのでカバンの中に入れても壊れてしまうことがなく、外出先でサッと取り出してお子さんに遊ばせてあげることも可能です。
A4用紙の色を変えればカラフルなカメラができますし、黒の用紙で作ってみても本物のカメラのようで面白いかもしれませんね。
平面カメラの折り方
1 A4用紙を4つに切り分けます。
2 ここから切り分けた紙を1枚ずつ順番に折っていきます。まず十字に折り目をつけます。
3 四隅を三角に折ります。
4 半分に折ります。
5 もう一度半分に折ります。下の画像のような形になります。
6 4枚すべて同じように折り、出来上がった4枚を一度並べます。
7 隣り合う2枚を一度開いてこのように重ねます。
8 元通り折りたたみ、もう一組も同じように重ねます。
9 出来上がった2枚を互い違いに重ねて差し込み、完成です。
平面カメラの遊び方
完成した平面カメラの遊び方です。両端を持って引いたり入れたりすると、本物のカメラのシャッターのようにカシャカシャと動きます。
真ん中からのぞくと向こう側の人や風景が出てきたり隠れたりする様子が面白いので、お子さんも夢中になって撮影してくれるのではないでしょうか。
【折り紙④】立体一眼レフカメラを作ろう!
立体一眼レフカメラの折り方
こちらの一眼レフカメラも折り紙ではないのですが、別の紙で作られたものです。まるで本物のようでおしゃれなインテリアにもなりそうですよね。
紙で作ることができる立体一眼レフカメラは、こちらの動画で分かりやすく紹介されています。外国の方が作成された動画ですが、ゆっくりと丁寧に折られているので初めての方でも作りやすいと思います。
これまで紹介してきた折り紙より少し難しくはなりますが、とっても可愛らしいカメラが出来上がりますので動画を参考にぜひ挑戦してみてくださいね。
立体一眼レフカメラを作るコツ!
お分かりの方もいらっしゃると思いますが、この立体一眼レフカメラは折り紙サイズではなく、1ドル札または1ドル札サイズの紙を使って作られています。1ドル札をお持ちの方は少ないと思いますので、1ドル札の大きさに紙を切ってから作ってみてくださいね。
1ドル札は、6.6cm×15.6cmの大きさです。折り紙で作る場合は、2枚の折り紙を重ねて糊でくっつけてから大きさに合わせて切ってくださいね。黒い折り紙で作れば、本物の一眼レフカメラのようでカッコよく仕上がりますよ。
1ドル札の大きさピッタリの紙で作ることが、よりきれいなカメラに仕上げるコツです。
【折り紙⑤】3Dカメラを作ろう!
3Dカメラの特徴とは?
皆さんは「3D折り紙」をご存知でしょうか。折り紙で小さいパーツをひとつひとつ作り、それらを組み合わせて立体的な3Dの作品を作る方法です。
3Dカメラは折り紙パーツを組み合わせてカメラの形にします。丸みがあって可愛い3Dカメラを作ることができますよ。
3Dカメラの折り方
3D折り紙のパーツの作り方はこちらの動画で紹介されています。動画ではカメラでなく他の3D作品が作られていますが、こちらを参考に折り紙パーツを組み合わせて3Dカメラを作ってみてくださいね。
折り紙で作ったカメラで遊ぼう!
折り紙で手軽に作ることができるカメラは、お子さんにも安心して遊んでもらうことができます。見た目も本格的なカメラだと、さらにお子さんのテンションもアップするでしょう。
何種類かの折り紙で作るカメラをご紹介しましたので、遊び方も工夫次第でいくらでも見つかりそうです。折り紙はお家の中で遊ぶことができるので、雨などお天気が悪い日でもお子さんが楽しむことができておすすめです。
今回の折り紙カメラを折り紙で作った他の作品と組み合わせて、いろいろな遊び方で楽しんでみるのも良いですね。ぜひ色々なアイテムを折り紙で作ってみましょう。