折り紙『手裏剣』の折り方!子供でも簡単分かりやすい作り方は?
折り紙の手裏剣、作り方を覚えていますか?何枚かパーツを作って組み合わせる折り紙の手裏剣は子供でも簡単に折れて楽しめます。簡単にわかりやすい手裏剣の作り方もご紹介していますので、初心者の方も是非トライして折り紙の手裏剣の作り方をマスターしてください。
目次
【簡単】2枚の折り紙で作る、基本の手裏剣の作り方
折り紙の基本「鶴さん」にムムム…と挫折しそうな子供に折り紙の「手裏剣」はおすすめです。
簡単に折れる作り方ですが、2枚で組み合わせるので強度もあってよく飛ぶ手裏剣は、忍者になりきれちゃいますよ。
また風車や星、お花に見立てたりもできるので親子で楽しく折り紙の手裏剣を沢山作って遊びましょう。
用意するもの
・折り紙2枚が必要です。
2枚の手裏剣の作り方は、よく飛ぶ手裏剣になります。
折り紙も様々な種類がありますから種類の違う折り紙の組み合わせ次第で、2色を組み合わせてかっこいい作り方や、片一方にカラフルな柄やキラキラの折り紙を組み合わせればポップな手裏剣ができます。
かっこいい手裏剣でよく飛ぶ手裏剣は忍者ごっこで大活躍します。
可愛らしくキラキラした手裏剣がよく飛ぶような遊びは魔法ごっこなどにも応用ができます。小さな種類の折り紙で作った手裏剣を棒の先につければ魔法の杖もできちゃいます。
折り紙の名前は手裏剣ですが、子供の想像力を楽しみながらいろいろな種類のモノになっても否定せずに遊びましょう。
【手順①】パーツを2つ作る
折り紙を半分に折ります。
折り紙の白い方(裏側)をテーブルに置きます。
色付き(表側)を中心で半分に折り中心線の織り筋をつけて、開きます。2枚とも同じように作ります。
中心に合わせて折ります。
・中心線に合わせて、折り紙の上の端と下の端を半分に折ります。ここも2枚とも同じ作り方です。
・折り紙の上の端と下の端を中心線に向かって折ったところです。
さらに中心で折ります。
・折り紙を半分に折って開き、中心に向かって折り紙の両端を折ったら最後に中心線を折ります。2枚とも同じ作り方をしましょう。
・縦長の折り紙が出来ました。この2枚の折り紙を2つのパーツにして組み合わせていきます。
(説明では紫の折り紙と、青の折り紙の2枚を使っています。)
【手順②】組み合わせられるように折る
2枚の折り紙で作った2つのパーツを半分に折って開きます。
・横長にできた折り紙を半分の長さに折って中心に折り線をつけて広げます。ここも2枚とも同じように折りましょう。
中心に折り線が出来た折り紙ができました。
この2枚の折り紙を組み合わせた手裏剣が昔ながらの基本の手裏剣作り方になります。
それぞれ左右対称になるように2種類のパーツを折ります
2枚の折り紙の手裏剣パーツは、それぞれ左右対称になるように2種類のパーツを折ります。
2枚の折り紙が左右対称になるように2種類折っていきますから、間違えてしまうと組み合わせができなくなってしまいますから、沢山作る時は慣れるまで手順通りに手裏剣のパーツを折った作り方がおすすめです。
・片方の手裏剣パーツは左下のふちと、右上のふちを中心の折り線に合わせて写真のように折ります。(紫パーツ)
こちらは、上に折り上げて下に折り下げる要領です。「上に折って、下に折る」など子供が理解しやすいように声をかけて一緒に折りましょう。
・もう片方の手裏剣パーツは左上のふちと、右下のふちを中心の折り線に合わせて写真のように折ります。(青パーツ)
こちらの方は、下に折って上に折る要領です。
・2枚の折り紙で2つの手裏剣パーツが左右対称に折れました。並べると左右対称になっているのがわかりますね。
両方、裏返します。
・2つの手裏剣パーツが左右対称に折れているのを確認したら、両方のパーツを裏返して置きます。
白線の部分を折ります
・外側に出ている方の角を内側の角に向けてそれぞれ折り手裏剣パーツが出来上がります。写真の白線が折り線になります。
・手裏剣パーツが2つ左右対称に折れました。これで手裏剣パーツが出来上がりです。
【手順③】パーツを合体させる
片方の手裏剣パーツを裏返して腹合わせに重ね、縦と横が風車のような形になるような位置で重ねます。
腹合わせになるように重ねます
・写真のように手裏剣パーツを置きます。
・印の部分を合わせます。ここでは青いパーツを裏返すようにして腹合わせになるように重ねます。
・写真のように縦と横が風車のような形になるような位置で重ねます。
下にある手裏剣パーツを折り込みます。
・下にある手裏剣パーツ(紫)を白線の折り筋でそれぞれの角を内側になるように折ります。
・白線の折り筋で折った手裏剣パーツ(紫)の角を青いパーツに挟み込んでください。写真のようになります。
・裏返してください。
もう片方の手裏剣パーツを折り込んで完成です。
・もう片方の手裏剣パーツ(青いパーツ)を同じように白線の折り筋で折ります。
・角を中心の隙間から差し込んで手裏剣の完成です。
この2枚の折り紙で作る手裏剣は、皆さんがご存知の昔ながらの手裏剣です。おじいちゃん、おばあちゃんも知っていると思います。それなりの重厚感と強度もあるので、よく飛ぶ手裏剣ですから遊ぶのが楽しい折り紙です。
一つだけでは寂しいのでいくつか作って誰が一番よく飛ぶか遊びましょう。どんな投げ方がよく飛ぶか?忍者みたいにかっこいい手裏剣の使い方を見つけるのも楽しい遊びになります。手裏剣がよく飛ぶコツは、おじいちゃんが詳しいかもしれませんよ。
少し強度は落ちますが、折り紙が一枚しか無かった時は正方形の折り紙を半分に切って、2枚の長方形の作り方でも同じ要領でできちゃいます。
大中小と大きさの違う種類に手裏剣をつくって遊んでみましょう。
【難しい】8枚で作る!かっこいい手裏剣の折り方
8枚の手裏剣は難しいと思いがちですが、一つ一つの工程をきっちり折れば8枚手裏剣も簡単にできるので大丈夫です。8枚といっても、一つ一つのパーツの折り方は、鶴を折るより簡単です。
子供にとって折り方が難しいというより同じ形のパーツを8枚の折り紙で折ることが難しいのではないでしょうか?また8枚の折り紙がきちんと折れていないと、8枚の折り紙で作ったパーツを組み合わせるのが難しい工程になってしまいます。きちんと折る事がポイントですから、パーツ8枚を折ることを途中で投げ出してしまわないように大人がフォローしてあげましょう。
8枚手裏剣は角をピシッと折ることを意識するとかっこいい手裏剣ができるので、かっいい手裏剣を目指すと折り紙も上手になります。最初は折りやすい折り紙の作り方がおすすめです。一つ作ればパーツを折るコツもつかめるので種類の違う折り紙で挑戦しましょう。
よく飛ぶように遊んでもバラバラになりにくいよう補強はテープですると良いでしょう。
用意するもの
・同じ大きさの折り紙が8枚必要です。
折り方
先の2枚の手裏剣は最初は長方形に折りましたが、8枚の手裏剣は最初から三角形に折っていきます。
子供にとって、折り紙をずれないように三角に折るのが難しい!と思ってしまい、折り紙が嫌いになる原因の一つになりがちです。
折り紙が綺麗にかっこいい作り方ができる基本はピシッと三角に折れることが重要です。かっこいい折り紙が沢山できる基本になるので、8枚の手裏剣は、かっこいい折り紙の作り方ができる楽しさを経験するのにおすすめです。
折り方の工程はYouTubeを参考にしてください。爪の使い方など参考にするとピシッと折れると思います。
【枚数別】さまざまな種類の手裏剣の折り方をご紹介!
折り紙1枚で作る手裏剣の折り方
折り紙1枚で作る手裏剣は慣れてしまえば簡単にできますが、最初は1枚折り手裏剣の方が折る回数が多いと感じて難しいと思うかもしれません。今回ご紹介する手裏剣の折り方では1枚折り紙の手裏剣が一番難しいと言えるかもしれません。
2枚の作り方と1枚の作り方は最後は似たように差し込んでいきます。1枚の作り方の手裏剣もよく飛ぶので、2枚・4枚・8枚の手裏剣と比べてよく飛ぶ手裏剣や手になじむ手裏剣を見つけて遊ぶのも楽しいです。若干1枚折り手裏剣は軽くパーツがバラバラになる事はないので、小さな手の子供は1枚折り手裏剣の方が扱いやすいかもしれません。
1枚の作り方の手裏剣は表と裏の二色が出るので、両面に色がついている折り紙で作るのも楽しいです。
1枚手裏剣の折り方
1.折り紙を三角形に2回折り、ひらきましょう。
2.2つの角を中央にあわせて折ります。
3.裏返して、残っている2つの角を中央に合わせて折ります。
4.また4つの角を中央に合わせて折ります。(表と裏、両面で4つの角を中央に合わせて折る方が次の工程が簡単になります。)
5.色がついている部分を引き出します。
6.裏返して、同じように白い部分を引き出します。
7.風車の上を中心から下に行くように折りましょう。
8.2つに折ったら、上から下へ4分の1のところまで折って戻し、折り目を付けて下さい。
9.そのあと開いて90度回転させましょう。
10.7のように山折りします。
11.8のように折り目を付けます。
12.中央の線と4分の1の交点に斜めの線が入るように折り目を付けて戻してください。
13.反対側も同様に斜めに線が入るように折り目を付けて戻します。
14.折り紙を持ち上げて中央だけ開くようにして、中央のひし形の部分を沈めます。
15.沈めた中央をつぶすように左右から押して、平らな状態にします。
16.大きく開くように、下のそろっている部分を大きく上下に開きます。
17.中央の重なった部分を開きながらしまっていきます。
18.裏返して、中央に向かって4つの羽を折りたたんで1枚折り手裏剣の完成です。
動画の1枚手裏剣の作り方では、最初から折り目をつけた作り方をしています。バーツを組み合わせた2枚・4枚の手裏剣の作り方より難しいと思う子供も多いと思います。
1枚手裏剣は、最初に沢山の折り目をつける作り方の方が簡単にできる方法もおすすめです。
どちらが良いかは実際に作ってみて、綺麗にできる作り方の参考にしてください。
折り紙4枚で作る手裏剣の折り方
4枚で作る手裏剣のパーツはとても簡単にできます。パーツが4枚分なので子供も飽きることなく簡単にできてパーツも簡単に組み込めるのでおすすめです。今回ご紹介している手裏剣の中でも4枚手裏剣の折り紙はとても簡単にできる折り紙です。
今回は2種類の参考になる4枚手裏剣をご紹介します。
①の4枚手裏剣パーツ作り方
・最初は三角におり、開いて折り目が無い方も三角に折って開きます。
・赤の点線を中心線に向かっております。
・もう一度、赤の点線のように中心に向かっております。
・ひし形にできたら中心線で折って、二等辺三角形の同じ角が合うように半分に折ったらパーツの完成です。
同じパーツを4枚分作りましょう。
②の4枚手裏剣のパーツ作り方
・最初は三角に折ります。
・中心に向かって上下の角を折ります。
・もう一度、先に折った上下の辺を中心に向かって半分に折ります。
・中心線を畳んで横長の船の形になったら、先端の角を合わせて半分に折ってパーツの完成です。
同じパーツを4枚分作りましょう。
4枚手裏剣パーツの合わせ方
①も②も4枚手裏剣のパーツの合わせ方は同じです。
4枚手裏剣は、写真のように順にパーツを挟んでいき最期のパーツを最初のバーツに差し込んで出来上がりです。
①の4枚手裏剣はパーツが三角形なので先端の角が気になる場合は、4つの先端の角を折って隣の折り紙に差し込むとよく飛ぶかっこいい手裏剣になります。
折り紙8枚で作る手裏剣の折り方
折り紙8枚で作る手裏剣の作り方をご紹介します。
パーツを組み合わせることが楽しくなってくると「くす玉」にも挑戦したくなるものです。くす玉の記事もご紹介させていただきますので、よかったら参考にしてくださいね。
太陽のような8枚手裏剣
8枚で作る手裏剣は何種類かあります。先にご紹介した8枚の手裏剣はリボンスターと言われている手裏剣でした。
次にご紹介する8枚手裏剣は、太陽のような形の手裏剣です。子供用の折り紙だと大きくなりますので、中くらいの大きさの種類の折り紙がおすすめです。
パーツの作り方は簡単で鶴を折る練習にはもってこいです。三角形の角をきちっと折り、途中で直角におる角度を違えてしまうと、かっこいい太陽の形にできません。かっこいい形に折り紙を仕上げるところがすこし難しい手裏剣です。
ブーメランのように、よく飛ぶようにするにはテープで補強した方が良いでしょう。8色種類の違う折り紙を使うと色が綺麗です。
折り方は動画を参考にしてください。
変形する8枚手裏剣
な、なんと!この8枚手裏剣は輪投げの輪っかのように組み込んだものが、シュシュッとかっこいい変形をしちゃう楽しい手裏剣です。かっこいい変形をさせていくと子供はとても喜びます。マジックのような楽しい手裏剣なので、頑張って作って見せれば、「すごーい!かっこいい!」と尊敬されちゃうかもしれません。
難しいと思いがちですが、パーツは超簡単にできますから、ぜひトライしてみてください。
折り方は、動画を参考にどうぞ。
子供と一緒に手裏剣を、作って!投げて!遊ぼう♪
1枚・2枚・4枚・8枚でできる手裏剣をご紹介してみました。なにげに1枚の折り紙で作る手裏剣が折る工程は一番難しいのもご理解できたのではないでしょうか?
定番の2枚の手裏剣や変形する8枚の手裏剣、一番簡単にできるのは4枚の折り紙で作る手裏剣だったりします。実際に折り紙を折るとよくわかると思います。
子供と一緒に折り紙を折ると子供がおりやすい折り紙の大きさも子供の個性が出て面白いです。家族で楽しんで種類の違う手裏剣を作って投げて遊んでみてください。子供ならではの語録も飛び出したりするかもしれません。
子供にとっては、手裏剣と銘打っていても子供の想像力で星になったり、お花になったり、さまざまなモノになりますから、手裏剣=忍者の遊びだけだと思わずに想像力を楽しんで遊んでいただけたら幸いです。
最後に手裏剣飛ばしで遊んだ時に役立ちそうな折り紙の記事をご紹介させていただきます。