ひな祭りの飾り付け!おすすめのアイテム&アイデアを大公開!
ひな祭りには、部屋や玄関にひな祭りのリースやつるし、ガーランドなどのアイテムを飾り付ける事で、より一層華やかなひな祭りを演出できます。ここでは折り紙など身近にある材料でも、可愛くておしゃれな飾り付けが出来るアイデアやアイテムを紹介します。
目次
ひな祭りの飾り付けは女の子らしさと色使いがカギ!
ひな祭りは、女の子の健やかな成長と健康を祝う日です。ひな祭りには、ひな人形だけではなく、桃の花や菱餅など、ひな祭りのアイテムをお部屋に飾ると、より一層ひな祭りらしさが出ます。また菱餅にも使われている「ピンク」「白」「緑」の淡い三色の色合いは、女の子らしさと春らしい雰囲気を演出してくれます。
ここでは、ひな祭りにおすすめのリースやガーランドなどのアイテム、身近にある折り紙やフェルト、和紙などを使ったハンドメイドの作り方など、おしゃれに部屋をデコレーションするアイデアやアイテムを紹介します。
ひな祭り感が演出できるモチーフ5つ!
ひな祭りに飾る花の種類やモチーフには、それぞれ意味が込められています。桃の花や梅の花など、ひな祭りに飾るモチーフに込められている意味を説明します。
①桃の花
桃の花には、魔除けや厄除けなど、邪気を払う力があるとされています。また「気立てが良い」という意味もあります。ピンク色の桃の花はとても可愛らしく、女の子の健やかな成長を願うひな祭りの花にぴったりの花です。ひな祭りは「桃の節句」とも言われていて、昔は旧暦で桃の花が咲く4月3日にひな祭りを行っていたため、現在でも桃を飾る慣習が残っています。
②梅の花
梅の花は、学問の神として知られている天神様のシンボルにもなっている花です。梅の開花時期は1月から3月頃で、ちょうどひな祭りの3月3日頃が開花時期に当たります。梅の花の形は、折り紙などで簡単に作る事が出来るので、ひな祭りのハンドメイドのデコレーションにおすすめのモチーフです。
③お雛様&お内裏様
ひな祭りと言えば、ひな人形です。ひな人形は、子どもの受ける厄を身代わりに受けてくれると言われています。ひな祭りに段飾りのひな人形を飾るには、飾るスペースが必要だったり、お手入れが大変だったりしますが、折り紙などを使ってお雛様やお内裏様をおしゃれにハンドメイドで手作りしてみてはいかがでしょうか?
④ひし餅
ひし餅は、ひな祭りの定番のお菓子です。ひし餅は、赤・白・緑の3色が重なった菱形の餅です。このひし餅に使われている3色の色合いは、「ひな祭りカラー」として、ひなあられやひな祭りのデコレーションにも使われています。
ひな祭りカラーの3色には意味があります。「緑」は、健康を願う意味や厄除けの意味が含まれています。「白」は雪、長寿への願い、「赤」は桃の花をイメージしています。ひな祭りカラーと呼ばれる3色には、雪解けに暖かくなってきて咲きはじめる花や新緑のイメージがあります。
⑤ぼんぼり
ぼんぼりは、ひな人形とともに飾られている照明ですが、その起源は江戸時代の結婚式にあります。当時の結婚式は、亥の刻(夜21~23時の間)に行われていたため、真っ暗で何も見えなかったので、ぼんぼりは必須でした。その名残がひな人形にも残っているため、ぼんぼりのひな人形とともに飾るようになりました。
ひな祭りの飾り付けにおすすめの素材5選!
①ちりめん
ちりめんは、絹で平織りさせた織物で、和小物によく用いられる布です。生地の表面には凹凸があります。高級なものは絹を使っていますが、最近はポリエステルやレーヨンで作られていて、安価で手に入りやすくなっています。お雛様やお内裏様など、ひな人形の着物にちりめんを使うと和の雰囲気が出て、ハンドメイドでも高級感が出たおしゃれな仕上がりになります。
②和紙
和紙は、リースやつるしなどのデコレーションにおすすめです。100均でも和紙は種類も豊富に取り扱っているので、使う目的に合わせてサイズや柄を選ぶことが出来ます。ひな人形の着物や桃の花、箸袋などを和紙で手作りするのも素敵です。
③羊毛フェルト
羊毛フェルトは、ふかふかの手触りで、素材が柔らかいので、小さなお子さんでも使いやすい素材です。100円ショップや手芸店で購入できます。桃の花や菱餅などを羊毛フェルトで作って、ガーランドやつるしに使えば、柔らかくて女の子らしい雰囲気のハンドメイドの飾り付けになります。
④折り紙
折り紙は、日本の伝統文化のひとつでもあり、作り方も簡単で小さなお子さんからお年寄りまで気軽に楽しめます。折り方は簡単なものから難しいものまでありますが、千代紙や和紙などと合わせてひな人形やつるしなどのパーツを作ると、おしゃれなひな祭りの飾りに仕上がります。
⑤水引
ご祝儀袋などに付いている水引も、ひな祭りの飾り付けに使えます。水引はカラフルな和紙で作られているので、簡単に結んだり折り曲げたり出来て、ハンドメイドがしやすい素材です。100均や手芸店で手に入れる事が出来ます。
ひな祭りの飾り付けにおすすめのアイテム12選!
①ウォールステッカー
ウォールステッカーは、簡単に貼ってはがすことができるので、気軽にお部屋のイメージをかえることができます。貼った跡もほとんど残らないので、賃貸のお部屋でも使用できて、ひな祭りの飾り付けだけでなく、季節に合わせて部屋の雰囲気をも簡単かえる事が出来る便利アイテムです。
②つるし飾り
つるし飾りは、日本の伝統工芸のひとつで、ひな祭りの飾り付けでも、糸の先に布製の人形などをつるして、ひな人形と一緒に飾り付けます。折り紙やビーズを糸に通した作り方のつるし飾りなら、洋風のおしゃれな雰囲気になります。
③ガーランド
お友達を呼んで、ひな祭りのパーティーをする時に、ガーランドを壁や天井からつるすとおしゃれで可愛いお部屋のデコレーションになります。ガーランドは作り方も簡単で、壁につるしていくだけで、お部屋をひな祭りの雰囲気にデコレーション出来ます。ひな祭りの飾り付けには、全体の色合いをピンクをベースにすると春のお祭りらしくなります。
④リース
ひな祭りの飾り付けで、リースはコンパクトなので、玄関やお部屋の壁にかけるだけでいいので、ひな祭りの飾り付けの手間が省けます。リースの作り方は意外と簡単で、100均などでリースの土台になりそうな材料を揃えて、折り紙やフェルト、水引などを組み合わせてもおしゃれなリースに仕上がります。
⑤モビール
ゆらゆらとバランスをとりながら、風に揺られるモビールは、お部屋のインテリアとしても人気があります。ペーパーモビールなら作り方も簡単です。糸と紙さえあれば、ひな祭りの飾り付けに動きや彩りを与えてくれます。
⑥掛け軸
和室には掛け軸がおすすめです。桃の花の図柄など、ひな人形と一緒に飾ると一層お部屋が華やかになります。床の間やお雛様がなくても、お部屋の一角に掛け軸を飾れば、「和」の雰囲気を演出することが出来ます。お雛様を飾るスペースがなかったり、お引っ越しが多い方でもコンパクトに収納も出来るので、掛け軸はひな祭りの飾り付けにおすすめです。
⑦タペストリー
タペストリーは、布で出来た壁掛けです。最近は、色々な種類の手ぬぐいが出ているので、季節によって手ぬぐいをかえるタペストリーも人気です。タペストリー棒や額を用意しておけば、ひな祭りの飾り付けだけでなく、一年中楽しめます。ハンドメイドが苦手な方やリーズナブルにお部屋の雰囲気を変えたい方におすすめです。
⑧壁掛けひな人形
壁掛けのひな人形は、コンパクトで小さなお子さんの手の届かない所や部屋の一角など、ちょっとしたスペースに手軽に飾ることが出来ます。最近では、L字型の立体のものも販売されているので、場所を取らずに壁掛けタイプでも、本格的なひな祭りの飾り付けが出来ます。
⑨のれん
のれんは、部屋の入口や玄関などにかけることで目隠しとしても使うことが出来ます。またインテリアとして、タペストリー代わりに壁に飾っても素敵です。
⑩ペーパーフラワー
花紙を使ったポンポンペーパーフラワーやハニカムボールの作り方は、とっても簡単なので、たくさん作って壁や天井からつるすと、華やかな雰囲気を作れます。子供でも簡単にできるので、一緒にたくさん作りましょう。
⑪ハニカムボール
ハニカムボールは、市販のキットも販売されていますが、画用紙などを使って、始めから手作りする作り方も簡単です。ハニカムボールは、意外と和のテイストにも合うので、天井からつるして立体的な飾り付けを楽しむことが出来ます。
⑫バルーン
バルーンも立体的で動くデコレーションが出来るアイテムとしておすすめです。子ども達が大好きなバルーンをたくさん用意してあげるとテンションも上がってパーティーも盛り上がるでしょう。
ひな祭りの飾り付けアイデア①手作りひな人形編6選!
①折り紙の手作りひな人形
折り紙で作る手作りひな人形の作り方は、簡単なものから難しいものまでありますが、簡単な作り方でも着物を千代紙で作ったり、リアルなアクセサリーを用意して貼り付けてみると、簡単な折り方でもクオリティの高いひな人形が出来ます。
②紙粘土の手作りひな人形
紙粘土は、白だけでなく色々な色の粘土が揃うので、子ども達と一緒に作るときも準備や後片付けが楽です。紙粘土で作ると、温かみのある人形が手作りできます。細かい作業が得意な方は、着物やお雛様の飾りも紙粘土でこだわってみるのもいいかもしれません。
③紙コップの手作りひな人形
紙コップは、子ども達も扱いやすい身近にある素材です。頭がユラユラと揺れるタイプの紙コップひな人形は、モールをスパイラル型に巻いて作ります。動かして遊べるタイプの手作りひな人形なので、小さいお子さんにもおすすめの作り方です。
④羊毛フェルトの手作りひな人形
羊毛フェルトは、丸めて形を作っていくので、初心者でも人形作りがとっても簡単です。接着剤も使えて、針と糸で細かい部分の表現もできます。針でチクチクと刺して形を作っていく作業は、小さなお子さんが手を刺したりしないように注意してみてあげましょう。
⑤編みぐるみのひな人形
編みぐるみのひな人形は、飾った後もおもちゃとして遊ぶことが出来るので、小さなお子さんにおすすめのアイテムです。編みぐるみは、かぎ針と毛糸があれば作れます。よりお人形らしく見せるには、ひな人形の髪の毛を毛糸ではなく、刺繍糸にすると繊細な髪の毛を表現出来ます。
⑥牛乳パックで作るひな壇
牛乳パックを使えば、ひな壇はとても簡単に作れます。牛乳パックの数は、2段なら3本、3段なら6本、4段で10本用意しましょう。牛乳パックの口はガムテープでとめておきます。
用意した牛乳パックを階段上に並べたら、両面テープとガムテープで固定して、赤いフェルトや布をかければ完成です。後ろに金色の画用紙で作った屏風を取り付けると一層ひな壇らしくなります。
ひな祭りの飾り付けアイデア②デコレーション編4選!
①折り紙で作る桃の花
折り紙で桃の花を作ったら、ひな祭りまで、1日1花ずつ壁に作った枝に貼り付けて、ひな祭りの日には満開の花を咲かせるというデコレーションの仕方も素敵です。家族みんなで1日ひとつずつ桃の花を折り紙で作っていくのも楽しいですよ。
②布と糸で簡単ガーランド
布と糸さえあれば、可愛いガーランドも簡単に手作り出来ます。べーパーフラワーやバルーンと組み合わせてデコレーションするのもおすすめです。
③色画用紙で作る壁面飾り
画用紙に絵を描いたり、色画用紙で桃や桜の形を切り取った物を壁に貼り付けるだけで、オリジナルのデコレーションを気軽に楽しむことが出来ます。
④100均アイテムを活用して華やかに
小さなお子さんが居ると、ひな祭りに立派なひな人形を出して飾っておくのは、大変です。100均には、手軽にデコレーション出来るひな祭りアイテムがたくさん揃っているので、ぜひ活用しましょう。お雛様のミニオブジェからオーナメント、ウォールステッカーなど様々なアイテムが揃います。
可愛く飾り付けしてお祝いしよう!
ひな祭りの飾り付けにおすすめのアイテムやアイデアを紹介してきました。七段飾りの立派なひな人形を飾るには、お部屋にスペースが必要だったり、カビが生えないようにお手入れするのも大変です。
ハンドメイドのひな人形なら、お金もそれほどかからずに、自分好みのひな祭りの飾り付けを毎年楽しむことが出来ます。手作りのリースやガーランドを可愛く飾り付けて、女の子の成長を祝うひな祭りを楽しみましょう!