100均グッズでビニールハウスを自作しよう！種類ごとの作り方やコツを解説！

人気の高い大切な多肉植物や大切なペットを守るために、ダイソーやセリアなどの100均グッズを使って自作ビニールハウスに挑戦してみましょう。100均のワイヤーネット、すのこ、フォトフレーム等を使えば材料費も安く簡単に自作のビニールハウスを完成させることができますよ♪

大切な観葉植物や多肉植物を部屋の中に入れてあげたいと思いますよね。でも限られた生活スペースでベランダに出したままの人には自作ビニールハウスがおすすめです。ベランダに植物を出しっぱなしだと気温や風によってダメージを受けてしまいます。

便利な自作ビニールハウスはダイソーやセリアなどの100均材料を使って作ることができます！簡単にできる自作ビニールハウスから本格的な自作ビニールハウスまで紹介するので、自作のビニールハウス作りにぜひ挑戦してみてくださいね！

自作ビニールハウス作り方の基本は骨組みを作ってビニールテーブルクロスをかけるだけで超簡単にビニールハウスができます。骨組み部分もガーデニング支柱やすのこを使えば簡単に作ることができるんですよ。DIYはハードルが高いと思われがちですが、材料も道具も100均でほとんど手にはいるので初心者でも手作りにチャレンジしやすいのが特徴です。

大切な植物やペットのためにビニールハウスを作ってあげたいけど難しいそうだから、と思っている方も、骨組みを作ってビニールをかけるだけということを知っていると、気軽に取り組む事ができますね！

ダイソーやセリアの100均を上手に使いこなせば、アイディアしだいでビニールハウスが素敵なインテリアにもなります。DIYが大好きな人には節約につながりますし、不器用さんでもやる気があればすぐ自作ビニールハウスを完成させることができます！

好きな装飾したり、好きな色を塗れば市販にはないオリジナルのビニールハウスになりますよ。装飾することで100均のイメージは無くなり、ぐっと質の高いもに代わり、家族に驚かれること間違いなし！

• ガーデニング用支柱3本
• ガーデニング用U字支柱3本
• ミニクリップ
• 結束バンド
• ビニールテーブルクロス

支柱を使うビニールハウスは、大きさも調節しやすく釘なども使わないのでDIY初心者の方におすすめです！作り方は簡単で、100均のまっすぐな支柱にU字支柱を結束バンドで固定し、ビニールテーブルクロスを上からかぶせてクリップで留めるだけです。

簡単にできるビニールハウスですが、ビニールテーブルクロスをクリップで留めているだけなので耐久性は強くありません。また、上から支柱をがばっと覆うようにビニールテーブルクロスをかけているので、植物に水を上げるたびにビニールハウスを持ち上げる必要があります。

• ワイヤーネット5枚（BBQ用の網でも可能）
• 結束バンド
• ビニールテーブルクロス
• クリップ

ワイヤーネットを使って作るビニールハウスは、支柱を使うものよりも安定感があります。作り方は支柱を使うビニールハウスと同じくらい簡単なので、作りやすいですね。箱型になるので小動物などペットのために作るビニールハウスとしてもおすすめですよ。ペットに使う場合は必ず空気穴をあけておいてくださいね。

ワイヤーネット5枚を結束バンドで固定し、その上からビニールテーブルクロスをかけていくだけなので、気軽に挑戦できますよ。この自作ビニールハウスも中にある植物やペットの世話をする時は、毎回持ち上げてどかす必要があります。

• すのこ5枚
• 結束バンド
• ビニールテーブルクロス
• 両面テープ
• 釘
• 金づち

すのこで作るビニールハウスは、すのこ自体が大きな穴があいているので水はけが良いのが特徴です。支柱タイプやワイヤーネットタイプは世話をするたびに持ち上げて移動させる必要がありましたが、このすのこを使って作るビニールハウスは、ビニール部分を上部だけ固定することでビニールをめくれば中の植物やペットの世話をすることができますよ。

すのことテーブルビニールクロスを固定する時は、接着剤ではくっ付きにくいため、両面テープで仮止めしてから釘を打って固定をしていきます。定期的にビニールが取れてしまっても両面テープで貼り直すことができる、という方は釘を使わなくても大丈夫です！

• ジョイントポール4本
• ジョイントラック用の棚２つ
• 固定部品4個入２つ
• 大きなポリ袋
• 大きめの目玉クリップ

ジョイントラックを使って作る場合は、骨組みを作る作業が簡単になります。また、支柱やすのこを使う場合と違い、簡単に2段や3段の棚があるビニールハウスになるので、種の発芽などたくさんのポットを並べたい時にはピッタリですよ！

ジョイントラックを組み立てて、テーブルクロスをかぶせて留めれば完成です。支柱やすのこを使う方法よりも少しだけ価格が高くなりますが、その分しっかりとした自作ビニールハウスが完成します。

• フォトフレーム２Ⅼ×6
• 蝶番
• 板45×12を２枚
• 取っ手
• ボンド
• ドライバー
• きり
• 釘
• 金づち

フォトフレームを使う作り方は、蝶番を付けて扉を開け閉めできるようになっているので、出来上がった後の利便性が高いです。ボンドを使って固定していきますが、しっかりと固定をしたい場合はさらに釘を打っていきましょう。

作り方はフォトフレームを分解し、取っ手や蝶番を付けていくだけです。工程が多いため難しく感じられますが、1つ1つの工程自体は難しくないので、説明を見ながら行えばきっと完成させることができます！頑張って作ってみましょう♪

外の気温差や風は植物にもペットにも厳しいので、自作ビニールハウスを使って守ってあげたいですよね。しかし、本当に100均の材料を使った自作ビニールハウスに保温効果があるのか心配な方もいるかと思います。自作ビニールハウスはやり方次第で保温効果を期待することができるので安心してください。

元々ビニールハウス自体が保温される仕組みは、ビニールや植物が太陽光で暖まり、その熱をビニールで中に閉じ込めることでビニールハウス内が保温されます。しかし、日が当たらない時間帯はビニールの中も温度が下がってしまいます。これは中にヒーターなどが入っていないビニールハウスでは仕方がないことです。

なるべく熱を逃がしたくない場合は、ビニールを重ねることで空気の層を作り出すと、熱を逃がし難くなります。夜もしっかりと温度管理をしたい場合は、ビニールハウスの中に熱を発するヒーターや電気毛布などを入れる必要があります。中の温度を何度に保ちたいのかによりますが、真冬にビニールハウス内を温かく保ちたい場合は、熱を発する装置を設置してみてくださいね。

自作ビニールハウスは中にヒーターを入れることで、日が出ていない夕方～朝にかけても温度を暖かく保つことができます。残念ながらヒーターは100均では購入ができず、価格は5000~13000円程度するので、安く手に入れたい場合はリサイクルショップやフリマなどを利用するといいかもしれません。

1つ当たりの価格は高いのですが、寒さに弱い植物を育てる場合にはかなり役に立ちます！冬を越せずに植物を枯らしてしまった経験のある方はぜひ試してみてくださいね。

自作ビニールハウスの中の温度、湿度を計ります。ビニールハウスの中は暖かい春から寒い夏まできちんと管理していないと、日光が当たりすぎて大変なことになったり、寒すぎて大変になったりします。手軽な温度計なら、ダイソーセリアといった100均にもありますが、温湿度計はありません。

その日の最低温度や最高温度を記録しくてれる温度計ならさらに、ビニールハウスの中の温度管理がしやすいです。湿度まで管理した本格派な方にはおすすめのアイテムですが、優先順位はヒーターには劣ります。余裕があればぜひ手に入れてください。

サーモスタットとは、設定した温度に合わせて接続しているヒーターの電源をオンオフすることで、ビニールハウス内の温度を一定に保ってくれる機械です。これがあればヒーターを付けたままで温度が高くなりすぎることを防ぐことができ、ずっとヒーターをつけっぱなしよりも電気代も下がります。

植物のための自作ビニールハウスはベランダや庭など、外に設置する方が多いため、こまめに温度を確認できないことがありますよね。そんな方にはサーモスタットがピッタリ。残念ながら100均では購入ができませんが、ネットショップやホームセンターなどで1000円～5000円程度の価格で手に入れることができますよ。

ダイソーやセリアといった100均で材料のほとんどをそろえることが出来る簡単な自作ビニールハウスは気軽に挑戦できそうですよね。誰でも手軽に自作できるビニールハウスから少し凝ったインテリアにも最適な本格的なビニールハウスまで100均DIYを紹介してきました。DIY初心者の方もそうではない方も、自作ビニールハウスを作ってガーデニングを楽しみましょう♪