100均で買える染料アイテム4選!布染めのやり方やおしゃれな作品集も!
染物は難しい技術が必要に思えますが、実は100均で手に入る染料で簡単に布染めができるんです!この記事では、100均の染料として使えるアイテムに始まり、100均の染料を使った布染め方法、布染めでの注意点、布染めのアイデア、おしゃれな作品例まで一挙に紹介します♪
目次
100均の染料を使って布染めに挑戦しよう!
布染めをしたことはありますか?染物というと専門の知識を持つ職人の技術が必要なイメージがありますが、実は100均でも手に入る染料を使って誰でも簡単に行うことができます。
Tシャツやハンカチなどを好きな色で染めてオリジナルを楽しむこともできますし、ちょっと色あせてしまった服を布染めでリメイクすることもできます。100均には気軽に布染めができる染料がありますので、ぜひ挑戦してみませんか?
100均の染料として使えるアイテムは4種類!
【100均の染料①】プリンターインク
100均で販売されている詰め替え用プリンターインクのカラーはマゼンタ・シアン・イエロー・ブラックがあります。
なお、100均ダイソーで販売されているプリンターインクは染料ですが、セリアで販売されているプリンターインクは顔料という内部には浸透しないインクが使われています。布染めに使用する場合はダイソーのインクを購入することをおすすめします!
ダイソーのプリンターインクについて詳しくはこちら!
【100均の染料②】アクリル絵の具
布染めに100均の染料を選ぶなら、アクリル絵の具もおすすめです!1色ずつ買えるところや、色を混ぜて好きな色を作ることが簡単にできるのも嬉しいポイントですね。
しっかり乾かせば水にも強くなり、水に溶かして自分好みの濃さに色を調整しやすい点も、100均のアクリル絵の具は布染めにおすすめポイントです。少しずつ染めて、色合いの変化を楽しみながら布染めしてみましょう!
100均の絵の具について詳しくはこちら!
【100均の染料③】漂白剤
100均の漂白剤は「布を染める」のではなく、布から色の抜いて雰囲気を楽しむイメージになりますが、こちらもおすすめです!濃い色のデニムやTシャツを漂白剤に漬け込むことで、予想のできない仕上がりになりますよ。
塩素系漂白剤はタンパク質の変成作用があるため、取り扱う際はゴム手袋を使い、換気しながら行うとよいでしょう。さらに失明の恐れがあるため、目に入らないように注意する必要もあります。
【100均の染料④】油性マジック
セリアの油性マジック〜〜💦💦 pic.twitter.com/rHYa2NGnVU
— HiRo_😷😎 (@hirope0712) May 23, 2017
100均の油性マジックも布染めにおすすめです。カラーも豊富で、特にダイソーのイラストマーカーは2本入りで108円とお得でありながら、発色がよいことで大人気で品薄状態の店舗が続出するほどです。100均の油性マジックなら布に直接色の塗ったり、文字や絵を描くこともできるので、アイデア次第で色々な作品が作れそうですね!
【100均の染料を使った布染め方法①】インク・絵の具
インク・絵の具の布染めで用意するもの
- 好みの色のプリンターインクまたはアクリル絵の具
- バケツ
- ゴム手袋
- 染めるための布
- 色止め用の塩と酢
- 新聞紙やレジャーシートなど(汚れ防止用)
- 模様を付けるなら輪ゴムや紐
また、子どもと一緒に布を染めるなら、100均でも買えるレインコートがあると洋服の汚れを気にせずに布染めが楽しめるでしょう。お酢は調味されている寿司酢は避けてください。
インク・アクリル絵の具を使った布染めのやり方は?
布染めっど!
— 葉星ぺぽ☆ (@pepporupuppi) April 19, 2019
プリンターのインクだけど【染料】って書いてあるからいけると思った、などと供述しており pic.twitter.com/EXZjwHvjF9
- 始めに染める布を水洗いしてください。布に糊が残っているとうまく染められないので、一度洗濯して糊を落としておきましょう!
- 水洗いしたら固めに絞ります。
- 布に模様を付けるためにビー玉や割りばしの先などをゴムや紐でくるみます。
- ゴム手袋を付け、バケツに70℃くらいのお湯を張ったらプリンターインクまたはアクリル絵の具を入れてかき混ぜます。
- インク液に布を浸け込み、ときどきひっくり返しながら1時間~1時間半置きます。
- 布を浸け込んでいる間に1リットルの水に酢50ml、塩大さじ1を入れて色止め用の液を準備します。
- 浸けておいた布を一度水洗いし、用意した色止め液に入れて30分ほど置きます。
- その後、よくすすいだら模様用のゴムや紐を外し干してください。
【100均の染料を使った布染め方法②】漂白剤
漂白剤の布染めで用意するもの
UNIQLOの無地の黒Tリメイク
— まいごろう@名古屋2days☺︎ (@8656rin) August 15, 2016
…漂白剤で柄つけるの難しい。
半分練習用だから2種類染め方試したけど失敗だな〜(´°̥̥̥̥̥̥̥̥ω°̥̥̥̥̥̥̥̥`) pic.twitter.com/AJrITOollE
- 漂白剤
- 適当な容器
- タオル
- ゴム手袋
- マスク
- 染めるための布や服
漂白剤を使った布染めのやり方は?
- まずは安全のために手袋とマスクを着用してください。
- 塩素系漂白剤の原液を容器の中に入れます。
- タオルを手で持ったら先端を少し尖らせるようにして、先端に漂白剤を染み込ませます。
- 染めたい布の上から液を垂らすようにして模様を作っていきましょう!匂いがキツイと感じたら十分な換気を行ってください。
- 液を全体に垂らし終えたら、通気の良い場所で30分~1時間換気します。
- 好みの色に近づいたところで洗濯機に入れ、漂白剤を落としましょう。
- 布が完全に乾いたら完成です!
【100均の染料を使った布染め方法③】油性マジック
油性マジックの布染めで用意するもの
エタノールと油性ペンで簡単に染めの様に綺麗にえがけます!#マジック染め#エタノール#油性ペン pic.twitter.com/ExG5249Ajt
— アート工房創/徳島・美大受験・絵画・工作・子どもアート (@art_school_sou) February 7, 2019
- 油性マジック
- 消毒用エタノール
- スポイト
- ジップロックなどの保存袋
油性マジックは、濃い目の色の方がはっきりとした色合いに仕上がります!また、グラデーションになるように染めるのも素敵ですよ。
油性マジックを使った布染めのやり方は?
- まずは染めたい布に油性マジックを使ってお好きな模様などを描き込んでいきます。
- 次に消毒用エタノールをスポイトで取り、模様の上に垂らしていきます。
- 垂らし終えたら布を細長く丸めて、両方の先端にも同じように消毒用エタノールを垂らします。
- 保存袋に丸めた布を入れて、保存袋の上からさらに布を揉んでください。
- 十分液が染み込んだら袋から取り出し、乾燥させたら完成です!
100均の染料を使った布染めでの注意点4つ!
【布染めの注意点①】染める布の状態を確認しよう
ウールやシルクは動物性の布なのでそのままでも染めやすく、綿、綿麻、リネンは植物性の布のため、牛乳または豆乳を染み込ませると染めやすくなります。ただし、糊や汚れも付いていると綺麗に染まりにくいため、洗濯しておきましょう。
【布染めの注意点②】模様を付ける時は慎重に
布染めでは模様を付けるためにゴムや紐で縛りますが、縛り方が緩いと染料が入り込んでしまうことがあります。そうすると綺麗な模様ならないので注意しましょう!綺麗に模様を付けたい時は、ゴムや紐で強く縛っておくことをおすすめします。
【布染めの注意点③】作業中の汚れや付着に注意!
布染めをするときは、新聞紙やレジャーシートなどを敷き、周りに何も置かないようにしましょう。皮膚や衣服に染料が付くのを防ぐために、ゴム手袋やエプロンを着用することもおすすめします。また、子どもがやる場合は一人で作業をさせず、必ず大人の目が届くところでさせるようにしましょう。
【布染めの注意点④】染めた後はしっかり洗い流す
染めた布は1日ほど置き、余分な染料をしっかり洗い流して色落ちや洗濯機に色が付くのを防ぐようにしましょう。使用後の洗濯は、2~3回はおしゃれ着洗い用洗剤を使い、他の衣類と一緒に洗濯しないようにしましょう。
100均の染料を使った布染めのアイデア8選!
【布染めのアイデア①】ビー玉を使って模様を付ける
布染めではビー玉を使うやり方が人気です!布の下にビー玉を置き、ビー玉と一緒に布をつまみ糸や輪ゴムでビー玉が外れないようにしっかり留めます。プリンターインクや絵の具などで染めればゴムで留めた部分が白く残り、ドーナツ状の模様が作れますよ。
【布染めのアイデア②】布を三角形に折って模様を付ける
布を三角になるようにジャバラに折って模様を付けるやり方は、挟む木の形で簡単に模様を変えることができます。三角に折った後に長方形の木で挟めば、挟んだ部分だけ染まりません。
同じように三角に畳んだ布を、三角の木で挟めば「雪花染め」と呼ばれる染め方になります。こちらも染料の付け方で仕上がりの模様が変わりますよ。こちらは以下の動画を参考にしてみてくださいね!
【布染めのアイデア③】渦巻き模様を作る
大きな渦巻き模様は、Tシャツによく使われる模様の付け方です。広げたTシャツの中心から渦巻きを作ったり、少し右上から渦巻きを作ったりなど好きな場所からねじることで、簡単に渦巻き模様が作れますよ。
渦巻きのスタートをなるべく小さくつまむことで、きれいに仕上げることができます!同系色で染めるのも良いですが、反対色を組み合わせることでカラフルになりますよ。
【布染めのアイデア④】しわ模様を作る
もっと簡単な模様がいい!という方には、クシャっと布を簡単にまとめ、適当な箇所でほどけないように結ぶだけでも立派な模様になりますよ。まとめるだけなので子どもでも簡単にでき、染める度に違う模様になる面白さもあります!
【布染めのアイデア⑤】墨汁で染めてみる
墨汁染め結構上手くいった pic.twitter.com/w1xRjQt2TV
— かのん😈@固ツイよろしくお願いします (@Kanon_cosplay) February 21, 2019
100均の染料だけでなく、墨汁を布染めに使ってみるのも面白いですよ!墨汁は布についてしまうと洗濯してもなかなか落とせませんが、布を染めるために使うなら墨汁ほどピッタリなアイテムはありません。
筆を使って墨汁で好きな絵を描いたり、習字のように墨汁で文字を書いたり好きなだけ墨汁で布染めを楽しみましょう!墨汁の濃さで簡単に雰囲気を変えることもできますよ。
【布染めのアイデア⑥】食べ物を使って染めてみる
野菜の皮は布を染めるのにとても最適なアイテムです。特に玉ねぎの皮は色が出やすく、初めてでも簡単に色を出しやすく綺麗に染める事ができます!草木染ともいい、他の野菜の皮でもできるので以下の動画を参考に試してみてくださいね。
【布染めのアイデア⑦】コーヒーで染めてみる
コーヒーも布を染めるのにピッタリです!インスタントコーヒーを使って濃いめのコーヒー液を作り、100均のレースや布小物を染めると素敵な色合いに仕上がります。また、コーヒー染めはコーヒー豆の残りカスでもできますよ!コーヒー豆のカスと水を1:5くらいの割合で30分ほど煮出してコーヒー液を作って染めます。
【布染めのアイデア⑧】ステンシルシートで布の一部分を染める
100均には、ステンシルシートと呼ばれるものがあり、それを利用すると好きな文字などを布にプリントすることができます。しかし、自作すれば好きなデザインや大きさの文字が作れるので、動画を参考に作ってみてくださいね!
100均の染料で作れる布染めのおしゃれな作品集!
オリジナルカラーのトートバッグに
白いトートバッグを染めて、自分だけのオリジナルトートバッグを作ってみませんか?シンプルに染めるだけでも良いですし、模様を付けてアレンジしてみてもおしゃれな仕上がりになりますよ。デザインに飽きた白い布製のバッグがあれば、ぜひ染めてみてくださいね!
100均のトートバッグについて詳しくはこちら!
フェイクフラワーとして
まだらに染めた布を花の形にして束ねていけば、このようなフェイクフラワー風のアレンジをすることもできますよ。一緒にドライフラワーと合わせるとさらにお花感がでるのでおすすめです!インテリアとしても活用できるので、お部屋が華やかになりますよ。
布染めのうちわ
手軽に染料で染めることができるのがうちわです。夏の季節にピッタリのうちわですが、こんな風に自分の好みのデザインがされていると嬉しくなりますよね。お手軽にできるので、色々な染め方を試してみてくださいね!
100均の染料を使って布染めに挑戦してみよう!
布染めは専用の染料でなければできないと考えてしまいますが、100均でも布染めに使えるアイテムがたくさんあります!興味はあるけど大変そう」と布染めに躊躇しているなら、これを機会に100均の染料で布染めに挑戦してみませんか?思いがけない仕上がりにハマるかもしれませんよ!