iQOS(アイコス)の有害性が低いは本当?タールやニコチンの量や肺への害は?

喫煙者の肩身が狭くなる一方で革新的なタバコとして登場したのが「iqos」。広い世代に人気が出る一方、やはり気になるのはその有害性。従来のおよそ9割もの有害物質を削ることができると言われている「iqos」だが、その詳細は一体どれほどのものなのだろうか。

iQOS(アイコス)の有害性が低いは本当?タールやニコチンの量や肺への害は?のイメージ

目次

  1. 1有害物質の9割減!絶大な人気を誇る「iqos(アイコス)」
  2. 2有害性の削減に煙の減少 そもそもの「iqos(アイコス)」とは
  3. 3人気絶頂の「iqos(アイコス)」気になるのは有害物質の削減の真偽
  4. 4有害性でも健康面でも「iqos(アイコス)」が鍵を握る
  5. 5有害性は良しとするが「iqos(アイコス)」にもデメリットがある?
  6. 6有害性削減の「iqos(アイコス)」そのデメリット③
  7. 7「iqos(アイコス)」のデメリット 見方を変えればメリットとなる
  8. 8まとめ

有害物質の9割減!絶大な人気を誇る「iqos(アイコス)」


タバコを吸う人も吸わない人も1度くらい耳にしたことがあると思います。今巷で人気の電子たばこ「iqos(アイコス)」。2015年に発売されてから瞬く間に人気に火が付き、その人気がゆえ某バラエティー番組などでも取り上げられるほどの物となりました。

絶大な人気を誇る「iqos(アイコス)」。その大きな理由としていくつかが挙げられます。「灰が出ない」「煙が少ない」そして「有害物質の9割カット」。タバコを吸うけど健康が気になる。でもやっぱりタバコが吸いたい、そんな層から人気となったようです。

しかしながら、有害物質をカットしてるとは言えタバコはタバコ。しっかりとしたルールがあり、メリットもあればデメリットも存在します。そんな「iqos(アイコス)」の気になる所、有害物質やニコチン、タールなどの健康面をメインにご紹介します。


一気に人気に火が付いた「iqos(アイコス)」。健康を気にする喫煙者には持って来いのアイテムです。

有害性の削減に煙の減少 そもそもの「iqos(アイコス)」とは


いくら言葉上で「iqos(アイコス)」とは言ったものの、実はよく分かっていないという方も多いかと思います。よく分からないから今まで通りでいいや、なんていうのももちろんOK。しかし健康が気になるから一度「iqos(アイコス)」という物をよく見て考えてみるのも手です。

そもそも「iqos(アイコス)」とは「火を使わない」タバコ。灰が出ないというのはそのためです。では火を使わないとはどういったことなのか。それはタバコに熱を伝えることで出る水蒸気を吸う、といった物。従来のタバコが直接火で葉を燃やし出た煙を吸いますが、「iqos(アイコス)」で吸うのは水蒸気。もちろん水蒸気とはいえ「iqos(アイコス)」もしっかりとしたタバコの一つ、ニコチンもタールも存在し、肺など健康面にも少なからず影響はあります。しかし従来の物より煙は少なく、灰は一切出ることはありません。


煙は少なく灰は出ない。しかし「iqos(アイコス)」も立派なタバコであり、ニコチンタールは少なからず存在する。

人気絶頂の「iqos(アイコス)」気になるのは有害物質の削減の真偽


「iqos(アイコス)」に変える上でやはり気になるのはニコチンやタールなどの有害物質の削減。ニコチンやタールはそもそもかなり依存性が高くそして毒性も強い物です。依存性はヘロインなどの麻薬にも相当すると言われています。それだけの物なら止めたくても止められない理由はよく分かります。

そんなニコチンやタールを極限まで減らしたのがこの「iqos(アイコス)」。葉を燃やす代わりに熱することで使用者が肺に取り入れるのは水蒸気。そのほとんどが水とグリセリンになります。開発元の”フィリップモリス社”の調べによると実に9割の有害物質の削減に成功したとのことです。健康面への影響はかなりのものです。

さらに煙の発生を極限まで抑えたことで周辺への被害も最小限に済むのも「iqos(アイコス)」の特徴です。特に子供などがいる環境では「iqos(アイコス)」の影響は大きくなるでしょう。

出典: http://www.ekan-kyo.com


自分の所にも周りにも子供がいる環境なら「iqos(アイコス)」の煙削減の影響力は大きいはず。

有害性でも健康面でも「iqos(アイコス)」が鍵を握る


「iqos(アイコス)」を語る上でニコチン、タールなどの有害物質の重要性を外すわけにはいきません。これが自分以上に周りに対しても鍵を握る存在です。タバコで気になる部分として大きなもので「副流煙」が挙げられます。

「副流煙」とは喫煙者が吸っていない部分の煙、タバコから出る物と吐き出した物とがそうです。その「副流煙」の有害性が、実際にタバコを吸っている人間よりも多いと言われているのは有名な話。健康面に関しては周りの方が危険と言われています。実際にその「副流煙」には100倍近い有害物質が含まれていると言われています。

自分の灰などの健康以上に、子供など周りの事が気にかかるのは当然です。だからこそ、今回紹介している「iqos(アイコス)」が鍵を握る事になるのです。もはやタバコによるニコチンやタールでの健康面の心配は他人事では無くなってきました。子供がいる、周りに子供の多い環境があるなら「iqos(アイコス)」の事を考える時かもしれません。

出典: http://www.city.matsudo.chiba.jp


自分の肺などの健康面以上に周りの事を考える時代なのかもしれません。

有害性は良しとするが「iqos(アイコス)」にもデメリットがある?


有害物質を抑える、という健康面などタバコを吸う中でも重要な部分は良しとしましょう。しかしそんな「iqos(アイコス)」にもやはりデメリットが存在するようです。

もしこれからこの「iqos(アイコス)」へ乗り換えようと考える方がいるなら、このデメリットの部分もしっかりと頭に入れておく必要がありそうです。ではそんなデメリット、どんなものがあるのでしょうか。

出典: http://estate-manual.com


健康面を考える。でも良い面があればそうでない面も。

有害性削減の「iqos(アイコス)」そのデメリット①


健康面に気にする為、多くの人が従来のタバコから「iqos(アイコス)」へと乗り換えます。そして有害物質の削減による肺などの健康面への配慮、煙の減少による副流煙での子供など周りへの配慮を達成します。

その反面、本来のタバコとしてどうしても「吸い足りない」ということが起こる事があるようです。そして結局今までのタバコに戻ってしまう人もいるとか。ニコチンやタールの依存性はかなり高く、いきなり9割も削った所でやはり無理はあるのでしょうか。しかし子供や健康面などを配慮すると我慢したい所です。

有害性削減の「iqos(アイコス)」そのデメリット②


もう一つのデメリットとして挙げられるのは「iqos(アイコス)」の機能性の部分。「iqos(アイコス)」は火を使わない電子タバコなので使う前に充電が必要となります。それも1本ごとに1回。時間は1回約6分と言われています。

つまり次の1本を吸うのに約6分待たなければいけないのです。ヘビースモーカーで立て続けに吸う方は中々その6分は厳しいのではないでしょうか。中にはその為に「iqos(アイコス)」を二つ使ったいる方もいるとか。

有害性削減の「iqos(アイコス)」そのデメリット③


これは「iqos(アイコス)」の性能に関係するものではありませんが、人によっては大きな部分となることは間違いありません。それは「費用」です。

「iqos(アイコス)」の定価は9,980円。そして専用のヒートスティックは460円。従来のタバコと比較して初期費用が掛かるうえ、精密機械なので故障などももちろんあります。一度買えば、という物でもないので節約にはなりません。

「iqos(アイコス)」のデメリット 見方を変えればメリットとなる


ヘビースモーカーであればあるほど、「iqos(アイコス)」への切り替えは難しくなるかもしれません。しかしデメリットは見方を変えればタバコに対する考えが変わる瞬間になるのです。

1本を吸うのに時間がかかるならそれだけ吸う本数を減らすことができます。本数が減れば、単純な有害物質の削減以上の効果を得られます。お金が掛かると人はそれを買う事を避ける瞬間も出てきます。

健康面を気にして始めたことがいつの間にかそれ以上のものを得られる。最初のデメリットも長い目で見ればメリットとなるのです。

出典: https://www.emotions.co.jp


健康面、お金、デメリットはいつかメリットに。

まとめ


革新的な電子タバコ「iqos(アイコス)」の有害性に焦点を当てご紹介しました。どうしてもタバコは肺など健康面に大きく左右するもの、依存性も高く止めたくても止められないものです。しかし、肺など自分の健康面、そして周りの子供など何かしら気になる部分があるのなら「iqos(アイコス)」はこの先頼りになるかもしれません。

長く吸えば吸う程止めにくくなり、肺も次第にぼろぼろになる。それを少しでも防ごうと考えるのであれば多少のデメリットは考えず手に取ってみるのもいいでしょう。それで前より良くなれば御の字です。

肩身の狭くなってきた喫煙者。その救世主となるべき存在かもしれません。

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