『千尋』の意味や由来・姓名診断の結果などを解説！ちひろ以外の読み方も？

【千尋】という名前は、誰しも知り合いにいる、いたという経験があるのではないでしょうか。1990年・1991年・1992年には女の子の名前ランキングでトップ10に入っています。
映画にも使われている名前なので、日本では馴染みのある名前だと思います。この【千尋】という名前は男の子にも女の子にもぴったりの名前なので、産まれてくる子供の性別がわからない人には男の子・女の子関係なく名付けをすることのできる名前ですので、候補のひとつにするためにも【千尋】という名前についっていっしょに見ていきましょう。

女の子でしたらやはり、「千と千尋の神隠し」の主人公の名前のイメージが強いのではないでしょうか。
2001年に公開された宮崎駿監督の作品で、日本歴代興行収入第1位は2018年の現在も塗り替えられていません。日本人なら【千尋】という名前はかなりインパクトがあるということですね。海外でも「千と千尋の神隠し」は大変人気のある作品で、海外に行っても【千尋】という名前はすぐに覚えてもらえるでしょう。また、読み方も【千尋】=「ちひろ」と読むことが多いのですぐに覚えてもらえるでしょうし、「名前の由来は、千と千尋の神隠しの主人公から名付けてもらったの？」と会話も広がるかもしれません。将来は海外に羽ばたいてほしいと願う人には、海外の人も覚えてもらえる名前というのも、名付けをする上でも重要です。

「千と千尋の神隠し」の映画の影響で女の子の名前のというメージが高いせいか、男の子の名前というイメージはあまりないかもしれません。
しかし、漢字から見ていくと、【千尋】の「千」という文字はは十や百にも増して多いことから、大きく広いイメージがあり、おおらかなイメージがあります。【千尋】の「尋」は、たずね求める・訪れる・いつも変わらない・長さの単位という意味があり、特に「いつも変わらない」は自分を失わずにいつも変わらないと解釈できませんか？また「尋」いう文字は、神様とのつながりも深い漢字だそうです。
【千尋】は、おおらかでいつも変わらない人とも考えられますよね。そんな男の子ってかっこいい気がします。

【千尋】という漢字を見ると、たいていの人は「ちひろ」と読みますよね。私も「ちひろ」としか読まないと思っていました。【千尋】には「ちひろ」のほかに、「ちいろ」「せいじん」とも読みます。

大半のひとが【千尋】という名前をみると、「ちひろ」と読みますよね。現在では、最もオーソドックスでポピュラーな読み方です。ちひろという名前を聞けば【千尋】という漢字が自然と浮かんでくるほどです。

「ちいろ」という名前はかわいいですが【千彩】と書くイメージがあります。
しかし、「ちひろ」という読み方が定着する以前は、「ちいろ」という読み方がポピュラーだったようです。昔は「ひ」を「い」と発音していたように、その逆もあるということですね。

「千」という漢字は「ち」とも読みますが、単体では「せん」という読み方もできます。
「尋」という漢字も単体では「ひろ」とは読まずに「じん」という読み方もできます。
【千尋】という名前の漢字をすんなり読んだら「せんじん」となりますね。また、「せんじん」と読んだ場合、また違った意味になるようです。「せんじん」のほうが懐の深いかんじがして男の子の名前の響きがします。

そもそも「尋」という漢字には、長さの単位の意味合いが多いようです。
「せんじん」と読む【千尋】の場合、山などが非常に高いこと、谷や海などが非常に深いことに由来するようです。名付けでの意味で考えると、名前から懐の深い感じがしますね。

【千尋】は「ちひろ」としても、人の名前以外に意味があり、そもそも「尋」とは単位名だと前述でも言いましたが、「尺」などのように昔は一尋、二尋という形で数えられていたようです。そういったように、【千尋】は一尋の千倍という意味でもあり、赤ちゃんに【千尋】という名前をつけると、内面でも外見でも「大きな人」という由来の名前になりそうです。

赤ちゃんの名付けで必ずするのは姓名判断ですよね。名前をつけるのに、姓名判断がすべてではありませんが、できるだけ赤ちゃんにはいい名前をつけたいので、姓名判断を通して、運勢的にも赤ちゃんの名付けをする時には姓名判断は欠かせません。

本来、姓名判断は苗字と名前で判断しますので、名前だけでは「地格」のみの判断になります。
「地格」とは、性格を表し、他人に対する自分の印象を表す数だそうです。また、赤ちゃんの時期から青年期までの運勢に影響するともいわれています。
【千尋】の名前の合計画数は15画。15画の運勢はずばり「大吉」です。優しくしっかりものなので、人気者。友達も多く、目上の人にも可愛がられるので、出世も望めるとか。地格だけを見ると、名付けにはぴったりです。赤ちゃんへの初めてのプレゼントに、とても良さそうです。

姓名判断も様々で、つける人が子どもの名前に託す願いによっても、名前のどういう部分を重要視するかによっても考え方が変わってきます。全体の画数が良いものや、苗字や名前を分けて1つずつ見ていくものなど、様々な見方あるようです。本来【千尋】の名前は姓名判断的には大吉ですので、あまり深く苗字を考える必要もないかなとも思いますが、つける側からしますと、トータルして運勢の良い名前をつけてあげたいと考えるのは当然です。

ただし、総格もほかも全て大吉の名前となると、なかなか難しいですが、いくつか良い苗字の画数をご紹介します。
天格：吉、人格：大吉、地格：大吉、外格：吉、総格：吉…石川・北口・平子・田上・古川・出川などの5画3画の苗字
比較的に難しすぎる名前ではないです。ほかにも色んな苗字がありますので、いろいろ調べてみてください。

使える文字・使えない文字を確認しましょう。せっかく悩んで悩んで考えた名前が、いざ役所に提出する際に「使えない文字が入っているので提出できません」ということになります。かなりショックを受けますよね。
そうならないために、事前にしっかりと確認しておきましょう。

常用漢字は使用できます。ここで確認しておくべきことは、常用漢字であっても、名前としては、悪い意味の言葉もあるということです。「悪」「魔」「苦」などです。かなり昔ですが「悪魔」という名前が問題になったことがありました。落語の演目にもある長すぎる名前の代表「寿限無」などもありますね。名前の由来も大事です。

一、二、三…百…千…万…などの漢数字です。【千尋】の「千」も漢数字に当てはまりますね。

ひらがなやカタカナは日本由来の文字なので使用できます。ハーフのお子さんでカタカナの名前をつけておられるのもよく聞きますね。ひらがなの名前もかわいいイメージです。

長音符号は伸ばす記号のことです。ヨーコやショージなどの名前についていますね。
繰り返し記号は々・ゞ・ゝなどの繰り返す記号です。金子みすゞ(みすず)などが有名な名前です。

逆に使用できないものは、アルファベット・算用数字(1，2，3…)・ローマ数字・その他の記号です。あまり常識的につける人はいないと思いますが、使用不可なので注意してください。

実は名前だけでなく【千尋】という苗字の人もいらっしゃいます。前述で【千尋】の漢字の意味を書きましたが、漢字の意味的にも苗字になりやすいかなと思います。苗字の制度ができた時、自分の住んでいる地域や縁起がいい等の理由で決められた苗字も多いからです。
【千尋】という苗字の全国順位は約16,500位で全国に約350人の方がいるようで、宮城県・東京都・北海道に多いようです。宮城県に本拠があるとしているとも言われているようです。私は関西在住で【千尋】という苗字の方にお会いしたことはありません。やはり北の方に多い苗字なのかもしれませんね。

名前は赤ちゃんに初めて渡すプレゼントです。意味や由来を多く知りたいというのも不思議ではありません。
【千尋】という名前にも意味があり、自分たちが子供に大らかな人になってほしいという思いで名づけをするのであれば【千尋】という名前はぴったりかもしれませんね。また男の子にも女の子にもつけられる名前ですので、性別がまだわからないという赤ちゃんにもいいですね。