『朔』を使った男の子＆女の子の名前！漢字や字画数・意味の由来も徹底調査！

「朔」という漢字を使った男の子赤ちゃんや女の子の赤ちゃんの名前を、目にすることが多くなってきました。

「月」という漢字が入っているのでおしゃれ！「サク」という響きが素敵！など、「朔」という漢字へのいいイメージは多いです。しかし、「朔」という漢字はあまり日常の中で使わないですね。

「朔」という漢字の意味や由来などは一体どのようなものなのでしょうか？

そもそも「朔」という漢字は赤ちゃんの名付けに使ってもいいのでしょうか？

「朔」は1990年から名前に使ってもいい漢字として登録されました。そのため、「朔」という漢字は、名付けに使うことができます。

大ヒット映画「世界の中心で愛を叫ぶ」の主人公が「朔太郎」であったことなどから、「朔」という漢字を使った名前というものが広く認知されるようになりました。

2013年の明治安田生命の名前ランキングにも「朔太郎」という男の子の赤ちゃんの名前がランクインしています。「朔」という漢字は、赤ちゃんの名前に使うのに人気の漢字ということがわかりますね。

「朔」の漢字の字画数は10画です。

比較的字画数の少ない漢字なので、読みやすく書きやすい漢字だと言えます。漢字から感じるイメージも、男の子らしさや女の子らしさなどがないので、誰でも名前に使いやすい漢字です。

「朔」という一文字だけでも十分インパクトのある名前ですね。字画数が多すぎないので、他の漢字と合わせて使ってもバランスがいい、使いやすい漢字と言えます。

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ちなみに、字画数10画の「朔」という漢字のみの名前の人は、全般的に健康に恵まれず、配偶者との縁、出会いも薄い傾向にあります。幼少時代から青年期まで寂しがり屋で甘えん坊ですが甘え下手のため、家族や友達に自分の気持ちを上手く伝えることができません。しかし、そのせいもあって、自分に向いていることにはものすごい集中力を発揮します。芸術的またはスポーツ関係の能力を磨くと良さをさらに発揮することができるという運勢です。

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「朔」の漢字の読み方を紹介します。

「朔」の音読みは「サク」、訓読みは「ついたち」です。

「朔」という漢字は「サク」という読み方で名前に使われることが多いようです。「サク」という漢字の響きは、男の子の名前でも女の子の名前でも使うことができますね。

「朔」という漢字を名前につける時に困ることは、電話などで漢字を伝えるのが難しいということです。なかなか日常生活で使われることのない漢字なので、「サク」と聞いて「朔」という漢字を頭の中に正しく思い浮かべられる人は少ないかもしれません。

「朔」という漢字を電話などで人に説明する時には「八朔（はっさく）の朔」や「萩原朔太郎の朔」と言うと伝わりやすいようです。または、映画「世界の中心で愛を叫ぶ」の主人公の「朔太郎の朔」と言っても伝わるかもしれません。

または、漢字のつくりで説明する方法もあります。「逆」のしんにょうをとったものの右側に、お月さまの月を書くという説明でも伝わるかもしれません。

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「朔」の漢字の意味を5つ紹介します。

1.ついたち。陰暦で月の第一日目。
2.こよみ。
3.天子の政令。
4.はじめ。
5.きた。北方。

「朔」は「陰暦における月の第一日目」を表す漢字です。「陰暦」とは「太陰暦」とも言われ、1ヶ月を月の満ち欠けを基に計算する方法です。現在一般的に使われている「太陽暦」は地球と太陽の関係を基にした方法とは異なっています。

月が見えない状態から月がだんだん太っていき、満月になったらまた欠けていき見えなくなります。この周期を29～30日として「陰暦」では1ヶ月と考えられていました。この月が見えない数え始めの1日目を「朔」というのです。

このことから「朔」には「はじめ」という意味をもつようになりました。さらに、干支の始まりが「子」であることから、その「子」の方向が表す「北」の意味も持つようになりました。

果物の「ハッサク」の由来も8月の1日に食べられるということから「八朔」と言われるようになったそうです。

「朔」の漢字の由来を紹介します。

「逆方向」や「元に戻る」という意味を表す「屰」に「月」を組み合わせて「月が満ち欠けして元の状態に戻ること」を表します。

「朔」という漢字を使った男の子の名前を紹介します。

1.朔也（さくや）
2.朔馬（さくま）
3.朔翔（さくと）
4.佑朔（ゆうさく）
5.瑛朔（えいさく）
6.朔太郎（さくたろう）

7.賢朔（けんさく）
8.朔玖（さく）
9.朔之丞（さくのじょう）
10.朔來（さくら）
11.朔朗（さくろう）
12.朔（はじめ）
13.総朔（ふさのり）

14.八朔（はっさく）
15.朱朔（すざく）
16.柊朔（しゅうさく）
17.颯朔（そうさく）
18.朔大（さくひろ）
19.朔春（さくはる）
20.朔ノ介（さくのすけ）

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「朔」を使った女の子の名前を紹介します。

1.朔弥（さくや）
2.朔実（さくみ）
3.朔楽（さくら）
4.美朔（みさ）
5.莉朔子（りさこ）

6.美朔都（みさと）
7.亜莉朔（ありさ）
8.朔希（さき）
9.朔空（さく）
10.朔奈（さな）

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「朔」は陰暦の1日目で月が出ていない時です。そのため「暗い」というイメージからか「朔」という漢字は、赤ちゃんの名付けに使うのには不向きではないかという人もいます。

では、実際に「朔」という漢字は名付けには不向きなのでしょうか？

「朔」という漢字にどんな思いや願いを込めることができるのか紹介します。

「朔」という漢字は、月の第一日目という意味から「始まり」を表す漢字として前向きなイメージとして捉えることもできます。

このことから、「人生のスタート」「将来への可能性」という意味も含めることができます。

「新しいことへ挑戦する力をもつ人になってほしい」という想いや「これからの人生が素晴らしいものになってほしい」という想いを込めることができます。

さらに、月の満ち欠けを繰り返すという漢字の由来から、「反復」つまり「粘り強さ」をイメージさせる漢字ともいうことができます。

このことから、「失敗してもくじけずに何度も立ち上がる強さをもった人になってほしい」という想いや「何事にも粘り強く取り組める人になってほしい」という想いを込めることができます。

また、詩人の萩原朔太郎さんにあやかって「文学的才能のある人になってほしい」という想いや「心の豊かな人になってほしい」という想いをこめることもできますね。

「朔」という漢字の意味や由来などを詳しく紹介してきました。

おしゃれなイメージだけでなく歴史的な意味や由来もある「朔」という漢字にはたくさんの可能性に満ちていますね。たくさんの愛情と想いをこめて、生まれてくる赤ちゃんに「朔」を使った素敵な名前を贈ってあげてください。