2018年08月22日公開
2018年08月22日更新
『颯』を使った男の子&女の子の名前!漢字や字画数・意味の由来も徹底調査!
「颯爽」などに使われる『颯』という漢字は、最近赤ちゃんの名前でよく見かけるようになった漢字ですね。しかし、どんな意味なのか、読み方などもあまりピンと来ていない人も多いかと思います。そんな『颯』という漢字を使った名前について調べてみました!
目次
【颯】は男の子に人気の漢字
『颯』は男の子の名付けに人気の漢字です。名前に使われるようになったのは1990年からで、明治安田生命の名前ランキングでは2004年から2017年まで毎年「颯」を含む名前が上位にランクインしています。
女の子の名前にも使われますが、その爽やかな雰囲気から、男の子の名前に多く使われています。
また、2017年には、リクスタの「赤ちゃん名づけ男女年間トレンド」にて一字名の『颯』が1位になっています。
【颯】漢字の字画数
『颯』の字画数は14画。一字名での姓名判断では地格は凶で、孤立、トラブル、不遇などに見舞われる字画数とされています。
『颯』を使った名前は2文字以上の名前も多いので、姓名判断を気にする場合は、一文字を選んであげるといいかもしれません。
他にも名字に合わせた字画数など赤ちゃんにとっていい名前を名付けてあげたいですね。
姓名判断や字画数は気にしたほうがいい?
姓名判断は中国の五行思想を基に、昭和初期にまとめられて広まった占いです。
字画数によってその後の運命を占えると言われています。
歴史も浅い占いですし、同じ画数だったとして、赤ちゃんが全く同じような人生を歩むようなこともありません。
宗派によって、少し結果が違ってくることもあります。
特に女の子は将来、結婚して名字が変わることもあるかもしれません。
ですから、名付けてあげるお父さんお母さんの想いや願いを第一に考えてあげてくださいね。
ただ、「膨大な名前の候補から一つの名前を選べない~!」というときは、姓名判断で少し候補を絞ってあげるのも手です。
「どちらかと言えば姓名判断の結果が悪いよりはいいほうがいいかな?」など、あまり気にしすぎずに、どんな子に育ってほしいかという想いを第一につけてあげたいですね。
【颯】漢字の読み方
『颯』は音読みで「サツ」「ソウ」、訓読みで「はやて」と読みます。
名のり読みだと「はや」「はやと」と読むことも多いようです。
他にも右側の「風かまえ」の読みから「ふう」や、左側が「立編」であることから由来して「り」「りつ」「りゅう」など、様々な読みに使われています。
読み方が多いので、赤ちゃんに名付けてあげる場合は、少し読み方に気を付けてあげるといいかと思います。
【颯】漢字の意味と由来
『颯』は風が吹く音、疾風などを表す会意文字です。「風がさっと立つ音」が由来になっています。
そのまま、風の吹くさま、さっと動くさま、清らかできびきびしているという意味がある漢字です。
『颯』を使った熟語の意味
颯爽(さっそう)……人の姿・態度・行動が、さわやかで勇ましいさま。
颯然(さつぜん)……風がさっと吹くさま。また、風を切るさま。
颯颯(さつさつ)……風の吹くさま。風の音を立てるさま。②人の態度などがさわやかで勇ましいさま。
どの熟語も風に関するか、それを人に見立てて、勇ましい様を表していますね。
草原に風が吹いているような爽やかなイメージを思い浮かべる漢字ですね!
【颯】を使った男の子の名前30選
一颯(いっさ・かずさ)
和颯(かずさ)
颯季、颯希、颯月、颯生(さつき、そうき)
颯(そう、はやて、はやと)
颯一郎(そういちろう)
颯我、颯雅(そうが)
颯弦、颯源(そうげん)
颯吾(そうご)
颯志、颯司(そうし、そうじ)
颯次郎、颯治郎(そうじろう)
颯介、颯助、颯亮(そうすけ)
颯太、颯汰(そうた、はやた)
颯太郎(そうたろう)
颯真、颯馬(そうま)
颯人、颯斗、颯翔、颯音(そうと、はやと)
知颯(ちはや)
男の子の名前を紹介しました。
「そう」の響きを使った名前は昔からあるので、『颯』の字に置き換えてあげると爽やかな感じが出ますね。
また、「はや」「はやと」の響きも多いです!
漢字だけでなく読み方もすごく爽やかなものが多くなっています。
明治安田生命の名前ランキングでは2017年に「颯太」と「颯真」が14位、「颯」が16位、「颯人」が59位などランクインしています。
他にも様々な読みをする名前がありますので、自分の赤ちゃんにぴったりな響きをいろいろと調べてみてください!
【颯】を使った女の子の名前20選
颯妃、颯希、颯季、颯月(さつき)
颯子(さつこ、そうこ)
颯音(さつね)
千颯、知颯(ちはや)
颯佳、颯夏、颯奏、颯歌、颯花(さつか、はやか、ふうか)
颯菜、颯奈、颯那(はやな、ふうな)
颯未(はやみ)
未颯、海颯(みはや)
颯(そう、さやか、ふう)
『颯』を使った女の子の名前を紹介しました。
女の子の場合、特殊な読み方や、「風」の代わりのように使うなど、「ふう」の読み方をすることも多いようです。
確かに、昔からある「風子」「風香」などを「颯子」「颯香」にしてあげると、今時で少し凛とした名前になりますね。
「颯希(さつき)」「颯佳(さつか)」などの響きも可愛らしいです!
『颯』はやはり男の子に人気で、男の子のイメージが強い漢字ですから、女の子に付けてあげる場合は女の子らしい止め字を置いてあげたり、可愛い読み方を意識して名付けてあげたいですね。
【颯】どんな願いや想いを込める?
『颯』の漢字の成り立ちから由来を考える
『颯』は「風がさっと立つ」からできた漢字です。爽やかな5月の風などをイメージする人も多いですね。
風のイメージから、「風のように明るい子になってほしい」「スポーツで活躍してほしい」「爽やかで明るく育ってほしい」など、想いを込めることができます。
『颯爽』の意味から由来を考える
「颯爽」は「人の姿・態度・行動が、さわやかで勇ましいさま」という意味です。堂々とした感じや凛々しさ、爽やかなイメージがありますね。
そこから「アクティブに行動できる子になってほしい」「爽やかで勇ましく成長してほしい」など想いを込めてあげることができます。
他にも「たくましく成長してほしい」など、「元気な子に育ってほしい」という意味を持たせてあげることができます。
『颯』という文字には明るくてポジティブなイメージが多くあります。
男の子にも女の子にも使えるので、爽やかできれいな意味が多い漢字です。
赤ちゃんに素敵な想いを込めて名前をプレゼントしてあげたいですね。
【颯】を使った素敵な名前をつけよう
『颯』は1990年から名前に使われるようになった漢字ですので、名前に使ってあげると今風の名前になるかと思います。
字画数は14画と少し多いので、1字名でもかっこよく、また、もう一字は画数の少ない字を添えてあげるとバランスがよくていい名前になりますね。
読み方が多いことから、昔からよく使われている名前の漢字を『颯』に置き換えてあげても響きがよくて綺麗な名前になりますね。
春生まれ・4月や5月生まれの赤ちゃんにも
また、爽やかな風のイメージから4月や5月生まれの子に名付けてあげるのもおすすめです。
「颯希(さつき)」などの読みは5月を意味する「皐月(さつき)」から、イメージしてつけてあげるのもいいですね!
年中使える漢字ではありますが、やはり漢字の雰囲気だけでなく、読み方も爽やかなものが多いので、春生まれのお子さんにぴったりの名前になっています。
私の同級生のお子さんにも「颯太くん」がいますが、その子も春生まれですね!
流行りの漢字である分、読み方が多い
『颯』は元々、「サツ」「ソウ」「はやて」の読みが正しいですが、名前に限り、「はや」「はやと」「フウ」「リュウ」「サ」など、本当に様々な読み方があります。
ランキングにも入っている「颯太」「颯真」「颯」「颯人」などは有名なので読んで貰える可能性が高いですが、難読な名前になってもらう可能性もあります。
周りにも読んでもらってみて、あまりにも訂正が必要な名前は今後大変なので、読みやすさと由来、想いを意識して名付けてあげたいですね。
名前は親からの最初のプレゼント
赤ちゃんの名前は親からの最初のプレゼントになります。
一生に何度も書き、呼ばれ、赤ちゃんからおじいちゃんおばあちゃんになるまで大事に使う物です。
出生届は生まれてから14日以内に出さないといけないので、「赤ちゃんの顔を見てから考えよう~」と思っていると、入院中や産後のドタバタから時間が足りなくなってしまうことも。
赤ちゃんが生まれてくるその日まで、いろいろな候補を挙げながら、由来や想いを考えてあげたいですね!
赤ちゃんに一番いい名前をつけてあげられるように、今から準備しましょう。
今回は『颯』を使った名前を調べてみました!
赤ちゃんの名付けのヒントになれば幸いです。
爽やかでかっこいいイメージのある『颯』がつく名前を是非考えてみてください!