子供がご飯食べない理由と上手な対処法!イライラする前に読んで欲しい!
子供がご飯を食べない理由とは一体何が理由なのでしょうか。そこで今回は、子供がご飯を食べるようになる年齢別に対処法をご紹介します。ご飯を食べない子供に対して親ができる対応や注意点についても併せて紹介するので、悩んでいる方は必見です!
目次
子供がご飯を食べなくて困る!上手な対処法が知りたい!
子供がご飯を食べてくれない時、どうにか食べてもらおうと様々な対応をするママやパパも多いのではないでしょうか。しかし、どんなに頑張って対応をしても食べてくれないと、悲しくなったりイライラしたりすることも多いことでしょう。そこで今回は、子供がご飯を食べるようになる上手な対処法を詳しく解説します。ご飯を食べない子供に対する注意点も併せて紹介するので、悩んでいるママやパパは必見です。まずは子供がご飯を食べない理由から見ていきましょう。
子供がご飯を食べない理由とは?
お腹が空いていないから
子供がご飯を食べない理由の1つに、お腹が空いていないということが挙げられます。前日の夜に食べ過ぎてしまった、あるいは食べる時間が遅くなってしまった時は翌朝お腹が空いていないこともあります。また、雨で1日中家の中にいたり幼稚園での運動量が極端に少ない場合もこれに該当することでしょう。規則正しい生活を心掛けることは非常に良いことですが、空腹になるタイミングは毎日同じ時間になるとは限らないので注意してください。
体調が悪いから
体調不良を引き起こすと、子供はご飯を食べないこともあります。極端に食欲がなかったり、ご飯の時間に機嫌が悪かったりする場合は体調不良の可能性もあります。そんな時にイライラをぶつけてしまっては可哀想なので、しっかりと見極めてあげるよう注意しましょう。
食に興味がないから
そもそも食事自体に興味がないという子供も中にはいるでしょう。食事よりも遊びの方が優先的になっている時は、子供が好きなキャラクター等の食器を用意して興味を惹きつけるのもおすすめです。
苦手な食材があるから
苦手な食材がおかずやお味噌汁の中に混ざっていたら、目で見ただけで「今日はご飯を食べない」と思うこともあるでしょう。また、鋭い味覚を持っている子供はどんなに細かくカットして食材に混ぜ込んでも、口から吐き出してしまうこともあるのです。
【1歳前後】子供がご飯を食べない理由と上手な対処法とは?
子供がご飯を食べない理由
1歳前後は離乳食期にあたります。離乳食期の初めの頃は、お粥に粒が残っていたりお粥の固さが均一でないことがご飯を食べない理由かもしれません。また、1歳半にもなると初めの頃に比べて味覚が発達しているため、味付けに飽きてしまっている可能性もあります。
さらに1歳前後の子供は食事のタイミングが気分次第なところもあるでしょう。1歳になる前から始まるつかみ食べに関しては、遊んでしまって食事が終わらないこともあります。しかし、大切な成長過程なので見守ってあげるよう注意してください。30分経っても食事が終わらず遊んでいる場合は、ご飯を下げても良いでしょう。
ご飯を食べない子供の上手な対処法
1歳前後の子供がご飯を食べない時は、離乳食の固さが合っていない可能性もあります。そんな時は、柔らかさの調整をしてあげましょう。また、「スプーンを変えたら食べた」「器をワンプレートから各食器に変えたら食べた」「味付けを変えたら食べた」というように、環境や調理法を変える対処法も、1歳前後の子供におすすめです。
【2〜3歳】子供がご飯を食べるようになる上手な対処法とは?
子供がご飯を食べない理由
2歳にもなると1歳の頃と比べて遊びも上手になり、食べる量が減ってしまうこともあります。また、2歳から3歳にかけてイヤイヤ期が始まることもあり、ご飯を食べてくれない日もあることでしょう。ご飯を食べてくれないと親としては心配になりますが、一時的なものだとどっしりと構えてあげるのもポイントです。
また、2歳から3歳の子供がご飯を食べないと「せっかく作ったのにどうして食べてくれないの?」と悲しくなったりイライラしたりすることもあるかもしれません。しかし、運動量の低下や睡眠不足も子供がご飯を食べない理由の1つなので、食事以外にも目を向けるよう注意しましょう。
ご飯を食べない子供の上手な対処法
2歳から3歳の子供は、家の中で過ごすだけでは体力が有り余ってしまう可能性も考えられます。運動不足が気になる場合は、公園や散歩に出かける等して発散させてみましょう。お腹が空けば子供もご飯を食べたくなるものです。睡眠不足が気になる場合は、使用している布団が今の時期に合っているのか等、寝室の環境を整えるのも重要です。
栄養バランスの整ったご飯を食べてもらいたいのなら、調理方法を変えたり間食させなかったりするのもポイントになります。また、2歳から3歳の子供のイヤイヤ期には、ぬいぐるみを活用してみましょう。ぬいぐるみにスプーンを持たせて口の中に運んであげると、すんなりと口をあけてくれるかもしれません。
【3〜4歳】子供がご飯を食べるようになる上手な対処法とは?
子供がご飯を食べない理由
3歳から4歳の子供がご飯を食べない時は、食への興味・関心がないことが原因かもしれません。また、2歳の頃に比べると3歳から4歳の子供はさらに体力が有り余っていることが考えられます。3歳と4歳では体力の差が全く違うため、保育園や幼稚園だけでは運動量が足りない場合もあるでしょう。
ご飯を食べない子供の上手な対処法
3歳から4歳の子供は2歳の子供に比べて手先も器用になるので、ご飯を作るお手伝いをしてもらうのがおすすめですよ。休日はお弁当を作って公園へ行ったり、庭や窓際でおうちピクニックを楽しむのも、食への関心を高められる手段です。また、3歳から4歳の子供が朝早く起きるのに夜寝付くのが遅いという場合には、運動量が足りていないケースが考えられます。幼稚園から帰ってきた後も公園へ連れて行く等してみるのも対処法です。
2歳の頃に比べてイヤイヤが酷くなったという場合には、ご飯を出した後に「◯◯が良かった!」と泣いて騒ぐ子供もいます。そんな時は、「オムライスとカレー、どっちがいい?」と言った聞き方で対応するのも良いでしょう。
【5歳以上】子供がご飯を食べるようになる上手な対処法とは?
子供がご飯を食べない理由
5歳以上の子供がご飯を食べない理由は、1歳から4歳の子供に比べて好き嫌いが出てくることが原因と言えるでしょう。歯が生え揃っていても、大人と同じくらい噛む力があるというわけではありません。また、量が多すぎて食べ切ることができないのも1つの原因と言えるでしょう。
ご飯を食べない子供の上手な対処法
野菜が苦手という子供は多くいますが、食べられない野菜を無理に食べさせる必要はありません。他の野菜でもその栄養素を補うことは十分できます。また、その日の運動量によって食べ切れる量は違ってきます。少なめに出して、まだ食べられるというご飯はお代わり制にすると、子供にプレッシャーがかからないのでおすすめです。
ご飯を食べない子供に親ができること&注意点とは?
子供がご飯を食べないと、親としては健康面が心配になってしまうこともありますよね。そんな時、「食べなさい」と口うるさく言ってしまいがちですが、食事を強制すると子供がリラックスして食べることができません。「食事=楽しくない時間」と思わせないように注意しましょう。楽しい雰囲気を作ってあげるのも大切なことです。
子供がご飯を食べなくてイライラした時の対処法はある?
子供がご飯を食べないとイライラしてしまいがちですよね。周りに相談をしても「いつかきっと食べるようになるから」と言われるだけで、その「いつか」が分からなくて悩んでいるというママやパパも多いのではないでしょうか。子供がご飯を食べない時は無理に食べさせるのではなく「食べない時は食べないんだ」と切り替えて食事を下げましょう。後でお腹空いたと言われたら下げた食事を出してあげれば良いのです。
少食な子供はどうすべき?無理にでも食べさせるの?
子供が少食だと不安に思ってしまうママやパパも多いですが、結論から言うと身長と体重が平均値内であれば心配はいりません。発育曲線が月齢よりも下回っていても、前回の計測時より増えているようなら問題ないと言えるでしょう。しかし、ご飯を食べない時期が続き、発育が横ばいの場合は小児科を受診するようにしてください。
偏食・野菜嫌いの子供はどうしたらいいの?
野菜が嫌いだったり好きなものばかり食べる「偏食」だったりといった子供は多いものです。緑の野菜は嫌いだけど人参や大根等の根菜類は好きという場合には、同じ栄養素を別の食材から摂取することができるので問題ありません。味が嫌なら味噌汁に入れてみたり、食感が嫌ならカットしてハンバーグに混ぜ込んだり、様々な調理方法で試してみるのも対策法でしょう。ただし、極端に食が偏りすぎている場合は、栄養が偏りすぎている可能性も高まるので、小児科に相談してみてくださいね。
普段食べない子供がご飯を食べたら思い切り褒めてあげよう!
子供がご飯を食べない原因は様々あり、1歳前後から2歳〜4歳、5歳以上というように年齢別にもその理由は変わってきます。臨機応変に対応することができれば良いのですが、何日も食べない状況が続くとママやパパも参ってしまうことだってありますよね。そんな時こそ、焦らずゆっくりと食事に向き合ってみてください。そして、ご飯を食べることができたら思い切り褒めてあげましょう。