お昼寝しない赤ちゃんの対処法!お昼寝の意味や上手に寝かせる方法も!
お昼寝をしない赤ちゃんを育児中で困っているママがいることでしょう。お昼寝をしない赤ちゃんの原因や対処方法などご紹介します。また、お昼寝をすることによって得られるメリットや入眠グッズなど、ママが知りたい情報をご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
目次
赤ちゃんがなかなかお昼寝してくれない!これって大丈夫?
赤ちゃんの睡眠はとても大事だと言われておりますが、中にはお昼寝をしない赤ちゃんもいます。お昼寝をしない赤ちゃんを育児中の親はとても悩んでいることでしょう。お昼寝をしなくても大丈夫なのか、発達に問題はないのかなど大切な赤ちゃんだからこそ悩む問題です。
また、四六時中一緒にいるママはお昼寝の時間が唯一自由になれる時間と言っても過言ではありません。そんな赤ちゃんをお昼寝させる方法や入眠グッズなど様々ご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
赤ちゃんがお昼寝しない4つの原因とは?
お昼寝をしない赤ちゃんはどのような原因があるのでしょうか。原因を知ることで、様々な対策をすることが出来ます。そんな赤ちゃんがお昼寝をしない原因を見てみましょう。
そもそも眠くない
赤ちゃんが眠れるように抱っこや部屋を暗くしたりと、様々な工夫をしてもお昼をしない場合があります。そのような時は、そもそも眠くないことが原因として考えられるでしょう。朝起きる時間が遅い場合はお昼寝の時間に寝ずに、少しずれた時間に寝る場合もあります。
生活リズムが乱れてしまっている
保育園に行っていない赤ちゃんの場合は、朝起きる時間が遅いことが原因の一つとして考えられます。ゆっくりと寝ていてほしいママの気持ちも分かりますが、生活リズムの乱れに繋がるので朝は早く起きれるように工夫することが大切です。午前中の早い時間に起きることで、気持ち良くお昼寝をしてくれることでしょう。
お昼寝出来る環境が整っていない
赤ちゃんは眠いと感じていても環境が整っていないことが原因で、お昼寝が出来ない場合があります。周りの音がうるさかったり、お腹が空いていたりと様々な要因でお昼寝のタイミングを逃してしまい、機嫌が悪くなってしまうのです。
体調が悪い
体調が悪いとうまく寝付けないで機嫌が悪くなる可能性があります。熱はないのか鼻は詰まっていないかなど確かめてみましょう。
赤ちゃんがお昼寝する4つのメリット
続いて、赤ちゃんがお昼寝をするメリットをご紹介します。お昼寝は赤ちゃんにとって大切だと言われていますが、どのようなメリットがあるのでしょうか。
ストレスを軽減させる
赤ちゃんはオムツが濡れていることや汗をかいたなど、様々なストレスがあることでしょう。ストレスがあって不快な気持ちになっていても、お昼寝をすることでイライラが抑えられると言ったメリットがあります。
体力が回復する
小さな赤ちゃんは起きている間に足を動かしたりと、体力の消耗が激しいです。体力回復にはお昼寝が良く、浅い眠りを繰り返すことで情緒面も回復出来ると言われています。
免疫力が高まる
睡眠ホルモンと呼ばれているメラトニンが分泌されると眠くなり、精神的な落ち着きも促してくれます。その他にも免疫力を高める働きもしてくれるので、お昼寝をすることはメリットがあると言えるでしょう。
脳の成長促進になる
寝ている間に脳は情報の整理をして、記憶として脳に刻まれます。赤ちゃんの脳はまだ未熟なため、お昼寝をすることで休息することが出来て、脳の成長促進に繋がるのです。
赤ちゃんがお昼寝しないと身体に影響するの?
お昼寝は様々なメリットがありますが、赤ちゃんがお昼寝をしないと身体に与える影響はあるのでしょうか。お昼寝をしない赤ちゃんを子育て中のママにとって気になることなので、ぜひ確認してみてください。
機嫌が良ければ無理にお昼寝しなくても大丈夫!
赤ちゃんが問題なく日中遊んで過ごしており、夜の寝つきも良くて夜泣きもない場合は特にお昼寝をしなくても大丈夫です。しかし、夜の寝つきが悪い場合や夜泣きがある場合は、お昼寝を考えてみると良いでしょう。
お昼寝しなくても休息する時間は取ろう
お昼寝をしない赤ちゃんの場合は、布団の上で横になったりと休息する時間を取ると良いでしょう。横になって休むだけでも、体力が回復して機嫌が良くなるメリットがあります。
赤ちゃんをお家で上手にお昼寝させる方法!場所・布団はどうする?
お昼寝をなかなかしない赤ちゃんをお昼寝させるのはとても大変です。そんな赤ちゃんを上手にお昼寝に導くための方法をご紹介します。お家でも場所や布団に気を付けて、すんなりとお昼寝が出来るようにしましょう。
①お昼寝する場所は暗くする
夜の寝かしつけと同様に、お昼寝をする場所を暗くしましょう。カーテンを閉めて外の光が入らないようにすると、お昼寝をしない赤ちゃんも徐々にお昼寝をするようになります。お昼寝をする場所を暗くすることで、寝る時間だと赤ちゃんも段々と認識するようになるでしょう。
②毎日同じ流れ・時間帯にお昼寝する
お昼寝の時間を決めて毎日同じ流れでお昼寝をさせることが大切です。赤ちゃんは、成長するにつれて生活リズムが段々と整ってきますが、生活リズムが整うまで時間がかかります。決まった時間にお昼寝をさせるようにして、リズムを整えるようにしましょう。
③あまり長い時間お昼寝させない
長い時間お昼寝をさせると夜の寝つきが悪くなる可能性があるので、2時間寝たら起こすなど決めると良いでしょう。また、夕方は5時以降には寝せないようにすると、夜はぐっすり寝るようになります。
お昼寝専用の布団は必要なの?
お昼寝専用の布団は必ず必要と言うわけではありません。安心出来る専用のお昼寝の布団だとすんなりと寝る赤ちゃんの場合は、お昼寝専用の布団を用意すると良いです。短期間しか使わない布団なので代替えのもので大丈夫と言うママの場合は、専用の布団は必要ないでしょう。赤ちゃんの性格でお昼寝専用の布団を用意するかどうか決めてみると良いです。
外出先で赤ちゃんを上手にお昼寝させる方法
お家では上手にお昼寝出来ても、外出して場所が変わってしまうとお昼寝をしない赤ちゃんもいることでしょう。外出して寝る場所が変わっても上手にお昼寝させる方法をご紹介します。
①午前中はしっかり遊ばせる
午前中にしっかりと遊ばせることで、お昼寝がすんなりと出来る赤ちゃんもいます。お昼から外出するなら午前中は早めに起こしてしっかりと遊ばせると良いでしょう。
②抱っこ紐を活用する
外出先で抱っこ紐を活用する場合は、外が見えないように通気性の良い布で覆いましょう。赤ちゃんにとって外出は面白いため、外が見えたままだと眠れなくなります。要はつまらない環境をつくることで、眠りやすくなるのです。
③ベビーカーを使う場合はシェードを下ろす
ベビーカーも抱っこ紐と同様に、外が見えないようにすることが大切です。ベビーカーの場合は完全にシェードを下ろして眠れる環境をづくりましょう。
④車のベビーシートでお昼寝させるのもおすすめ
外出先で車を使用するなら、ベビーシートでお昼寝をさせるのもおすすめです。車の揺れは眠くなりやすいので、普段お昼をしない赤ちゃんでも眠くなります。
赤ちゃんのお昼寝に便利!おすすめのねんねグッズ4選
赤ちゃんのお昼寝に便利なグッズをご紹介します。お昼寝をしない赤ちゃんにもおすすめで、グッズを使ってお昼寝が出来るような環境づくりを始めてみましょう。
①おやすみたまご
背中スイッチが敏感な赤ちゃんにもおすすめで、ママのお腹の中にいたような姿勢で眠れるので安心出来ます。包み込まれているような感覚で、スヤスヤと眠ってくれる入眠グッズです。
②ガーゼスリーパー
赤ちゃんが寝がえり出来るようになると、布団が掛かっていないことは度々あります。そのような時は、ガーゼスリーパーを着せることで、布団をかけ直さなくても良くなります。赤ちゃんも寒い思いをせずに安心してお昼寝が出来るようになるでしょう。
③サンデシカ スリーピングピロー
赤ちゃんの吐き戻しを防いでくれたり、鼻詰まりにも効果的な枕です。ゆるやかな傾斜で裏面には滑り止めがついているので、安心して寝かせることが出来ます。汚れてもそのまま洗うことが出来るのが嬉しいポイントです。
④コンビ テテオおしゃぶり 入眠ナビ
赤ちゃんの眠りをサポートしてくれる入眠グッズの一つで、眠ってしまっても外れにくいおしゃぶりです。赤ちゃんのねんねのためにつくられて、軽く薄い設計なので赤ちゃんのお気に入りになることでしょう。
赤ちゃんの上手な起こし方のコツ3つ
長い時間のお昼寝を避けるために、時間がきたら上手に起こしてあげる必要があります。上手な起こし方をご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
【起こし方①】お部屋を明るくする
お部屋のカーテンを少しずつ開けて外の光を入れたり、ダウンライトを活用すると驚かないで起きることが出来ます。日没になったら寝て日の出で起きるといった生活リズムを活用した起こし方が良いでしょう。
【起こし方②】身体に優しくタッチする
優しく赤ちゃんに触れることで、スムーズに起きることが出来ます。マッサージをしたりタッチをすると心地良くお昼寝から目覚めることが出来るでしょう。揺らすような起こし方は驚いて大泣きしてしまうので、避けてください。
【起こし方③】オムツを替える
オムツを替える時は、足を上げたりするのでぐっすり寝ている赤ちゃんでも起きやすいです。起こさないように静かにやるのではなく、少しだけ刺激を与えると良いでしょう。
【月齢別】赤ちゃんの適切なお昼寝時間の目安
新生児~2ヶ月頃の赤ちゃんの場合
生まれて間もない頃は、一日の80%は寝て過ごしています。2~3時間寝たら起きて授乳や排泄の処理を行い、また眠るといったサイクルです。
3ヶ月~5ヶ月頃の赤ちゃんの場合
3ヶ月頃になると昼夜の区別がつき、起きている時間も長くなります。4ヶ月を過ぎた頃に昼寝は2~3回程度になり、夜もまとめて寝てくれるようになるのが特徴です。
6ヶ月~8ヶ月の赤ちゃんの場合
6ヶ月を過ぎた頃になると、午前1時間と午後に2時間程度のお昼寝をします。午後からのお昼寝をたくさんしてしまうと、夜の寝つきが悪くなるので注意しましょう。
9ヶ月~1歳頃の赤ちゃんの場合
午前に30分と午後に2時間のお昼寝が一般的ですが、この頃になるとお昼寝をしない赤ちゃんもいます。夜の睡眠状況を見てお昼寝の時間を減らしたり調節すると良いでしょう。
快適な環境づくりで赤ちゃんをお昼寝に導こう
お昼寝をしない赤ちゃんが快適に眠りにつける方法や、起こし方などをご紹介しましたがいかがでしたか?赤ちゃんはお家では上手に眠れても外出で場所が変わると上手く眠れなかったりするので、ママが工夫してあげる必要があります。また、入眠グッズもご紹介しましたので、上手に使って赤ちゃんがお昼寝出来るようにしてあげましょう。