チャイルドシート総まとめ!選び方・便利グッズ・お手入れ方法など!

2000年から子どもを車に乗せる時はチャイルドシートを使うよう義務化されました。新生児からジュニアまで子どもの成長を見ながら車に設置できるかどうか選び方も重要です。選び方を間違えると事故のもとになりますので、チャイルドシートは時間をかけてゆっくり選びましょう。

チャイルドシート総まとめ!選び方・便利グッズ・お手入れ方法など!のイメージ

目次

  1. 1チャイルドシートの種類
  2. 2チャイルドシートの選び方のコツ
  3. 3チャイルドシートのおすすめ人気商品17選
  4. 4チャイルドシートの正しい取り付け方
  5. 5チャイルドシートのお手入れ方法
  6. 6チャイルドシートの便利グッズ
  7. 7チャイルドシートで安心安全なドライブを

チャイルドシートの種類

警察

チャイルドシートの着用は2000年4月1日から道路交通法の改正によって義務化されました。「自動車の運転者は、幼児用補助装置を使用しない幼児を乗車させて自動車を運転してはならない」とあり、幼児用補助装置はチャイルドシートで、6歳未満の子ども全てが着用義務があります。

出産直後の新生児であっても車ではチャイルドシートを着用しなければなりません。病院から自宅に帰るときなど近距離だからいいか等と思わずに、確実に取り付けることが必要です。

新生児用のベビーシート

新生児用のベビーシートとはチャイルドシートの種類で、赤ちゃんを無理な姿勢でなく寝かせたまま安全に車に乗せることを目的としたものです。使用期間が短いのでレンタルすることもできます。新生児から首がすわるまでの期間使います。

選び方が大事なのですが首がすわっていないので、ベッドタイプのベビーシートを選ぶと良いでしょう。首がすわっておらず支えられないので無理な姿勢で座らせたりすると呼吸ができなくなったり、事故のもとになったりします。

赤ちゃんを守る為に、ベッドタイプのものか、車にきちんと取り付けられるか、車に適合しているものかをきちんと調べた上で購入するのがおすすめです。

幼児用のチャイルドシート

首がすわるまでベビーシートを使用した後、首がすわって体も大きくなってそろそろ買い換えようかなという時期になります。体重が増えてくるとベビーシートが使えなくなるので、早めに準備しておきましょう。

幼児用のチャイルドシートはだいたい首がすわってから4歳ぐらいまでが上限年齢ですが、チャイルドシートとジュニアシートを兼ねたもの、回転式のもの等たくさん種類がありますので、子どもの成長や車に設置できるかどうかを見て購入を検討してください。ここでも子どもの成長に合った選び方をしなければいけません。

チャイルドシートの取り付け位置は、ベビーシートと同様に助手席の後ろがおすすめです。子どもの様子を見ることができるので、運転中も安心ですね。またチャイルドシートの下にマットを敷くと安定して取り付けることができ、車のシートを汚れから守ることもできます。マットが滑り止めの役目を果たしてくれますよ。

学童用のジュニアシート

幼稚園から小学生になってくると体もしっかり成長して身長ものびてきます。一般にシートベルトを着用するには身長が140センチ以上を目安として作られていますので、そのままシートベルトをするとシートベルトの位置がうまくできず、首を締めてしまうとか頭にかかってしまうなどの悩みが出てきます。

そんなときは少し足りない身長を補うためのジュニアシートというのがあります。下の座る部分と背中の部分は取り外せるものもあります。しかし、子どもは居眠りをすると頭がグラグラするので頭を支えるため、首を痛めないために取り外さないほうが無難ですよ。

チャイルドシートの選び方のコツ

チャイルドシートは、ざっくり分けると赤ちゃんの時期に使うもの(乳児期)、幼児期に使うもの、小学生の時期に使うもの(学童期)とがあります。だいたい対象年齢と体重、身長で分けられています。

子どもの成長段階によっても選び方は違ってきますので、子どもの成長を見ながら車への設置方法などを考えて選んでいきましょう。

子供の身長に合わせて選ぼう

チャイルドシートの選び方で大事なことは、種類が色々あるので身長に合わせたものを選ぶという点です。ベビーシートはだいたい70cmまでの赤ちゃんが目安ですが、ベッドタイプのものは新生児から使えて赤ちゃんを寝かせたまま乗せることができるのでとても安全です。他にも後ろ向きに設置するタイプもあります。

幼児期に使うチャイルドシートは100cmぐらいまでの幼児が目安です。前向きタイプのチャイルドシートで首がすわって1人でおすわりができるようになれば使えます。学童期に使うジュニアシートは前向きタイプのもので、140cm以下の子どもが使います。シートベルトは140cm以上が着用できるように設置されているため、少し身長が足りない子どもが身長を補うように腰の辺りにきちんとシートベルトを着用できるようにするために使用します。

車に合ったものを選ぼう

車

自宅の車にあったものを選ぶ必要があります。種類がとても多いので、気に入ったものを見つけたら、それが自宅の車に対応しているか、チャイルドシートの対応表で確認してください。取り付け方が間違っていると安全性が損なわれるのでしっかり確認してから設置しましょう。

Eマークがついた安全なモデル

現在日本国内での使用が認められているのは、チャイルドシートに「Eマーク」または「自マーク」が貼られているもののみです。「Eマーク」は現行の国土交通省による安全基準に適合していることを示しています。2012年7月以降、日本のチャイルドシート安全基準が欧州の安全基準を満たしたものに合わせたものとなりました。

現在はEマークがつけられている商品しか販売することができませんので、しっかりEマークがついているか確認すると良いでしょう。Eマークは、対象の体重範囲・チャイルドシートの種類・装置を認可した国番号・当該装置番号が表示されています。

他にも「自マーク」というものもあります。自マークのあるチャイルドシートは2016年6月30日以前の旧基準であることを示しています。中古の商品を買う場合はチェックしておきましょう。自マークには、基準施行年月・チャイルドシートの種類・対象の体重範囲・チャイルドシートを示す記号及び国土交通大臣が告示した指定番号が表示されています。

固定式か回転式か

チャイルドシート

チャイルドシートは、シートが回転するものとしないものがあります。回転式のメリットは、自由に向きが変えられるので子どもを乗せたり降ろしたりが楽な点です。首がすわっていない赤ちゃんを乗せる場合はとくに注意が必要なので、まずベビーシートの向きを確定しておいて赤ちゃんを乗せるとスムーズです。回転式は360度回転するもの、リクライニングがついているものなど種類は豊富です。

デメリットは固定式より価格が高いことと、チャイルドシート自体が重くて大きいことです。ですので、別の車に乗せ換えをする場合適していません。車によっては車内が狭くなってしまったり、固定式と比べると重心が高いので安全性が若干低いです。

固定式のメリットは、回転式よりは値段が安いことや種類が豊富なため、いろいろなメーカー・タイプを比較することができます。回転式よりもコンパクトでいろいろな車種に対応しています。デメリットは赤ちゃんを乗せづらいことです。赤ちゃんの体が曲がっていたり、子どもを乗せるときに無理な姿勢になってしまったり、乗り降りするときは少し不便です。

チャイルドシート自体が取り外せて、持ち運びができるタイプもあります。帰宅した後に、子どもをチャイルドシートから降ろさなくてもシートに乗せたまま移動できるので、子どもが寝てしまっていて起こしたくないという場合とても便利です。シートから降ろすときに起きてぐずってしまうということが少なくなります。

取り付け方が間違っていたり、子どもの座らせ方が間違っていることがあるようです。取り付け方が間違っていると安全性はグンと下がります。しっかりと確認しましょう。

長時間や夏場の運転では通気性も重要

長時間のドライブや夏のドライブはいろいろと問題が発生します。座り心地が悪いとますます子どもの機嫌が悪くなりますね。チャイルドシートには、メッシュタイプのものがあり、通気性がよりよくなっているものがあります。

チャイルドシートの確実な取り付け方と同様、チャイルドシートを取り付けてからの座り心地や日差しがまぶしくないかの確認も大事です。日よけグッズは必須です。長時間のドライブ中、ずっと太陽にさらされていると大人でも不機嫌になりますよね。

他にはチャイルドシートに取り付け可能な、ジェルタイプのマットもあります。タオルを敷く、保冷剤を活用するなど暑くて座っているのが嫌にならないように工夫をしましょう。日よけと涼しくするアイテムで快適なドライブをしましょう。

価格帯で選ぶ

お金

ジュニアシートは座る部分のみのものは3,000円ほどで購入できますが、幼児期・乳児期に使用するチャイルドシート・ベビーシートの値段は8,000円台のものもあれば10,000円を超えるものまでさまざまです。高いものが絶対に良いのではなく、子どもの成長を考えながら選んであげましょう。

チャイルドシートのおすすめ人気商品17選

チャイルドシートのおすすめ商品を17個紹介していきます。どれを買えば良いか悩んでいる人は参考にしてみてください。

乳児期ベビーシートのおすすめ(固定式)

コンビはチャイルドシートの中でも人気が高いメーカーですよね。少し高いですが対象年齢が広いので安心して使うことができます。

Amazon限定の商品もありますので、店頭だけではなく通販サイトもチェックしてみると良いでしょう。

エッグショックは子どもの頭を卵のように優しく守ってくれますよ。コンビのチャイルドシートは安全性もばっちりですね。

コンパクトカーに乗っている人は小さめのサイズを選ぶと良いでしょう。子どもは汗を多くかくので洗濯機でカバーを洗えるのも嬉しいポイントです。

乳児期ベビーシートのおすすめ(回転式)

アップリカもチャイルドシートを売っているメーカーの中でかなり人気が高いですね。3ステップで使うことができるので、色々な使い方ができますよ。

360度回転できるチャイルドシートは狭い車内でとても役立ちます。1人で運転して子どもと出かける時にも便利ですよ。

日本製の商品が好きだという人も多いのではないでしょうか。サンシェードが暑い日差しから子どもを守ってくれますよ。

ISOFIXとは自動車の座席にチャイルドシートを固定する方式の国際標準規格です。日本ではISO-FIXと表記されることもありますが、この表記があるチャイルドシートなら安定性もばつぐんですよ。

幼児期チャイルドシートのおすすめ

10年間も使えるチャイルドシートが10,000円で購入できるのはコスパが良くて嬉しいですね。おもちゃなどを取りつけながら大切に使いましょう。

こちらのチャイルドシートは通気性が良いのが特徴です。汗っかきな子どもでも安心して使えますよ。

簡単に取りつけることができるチャイルドシートなので、狭い車内でも安心ですね。頻繁に付け替える人に特におすすめのチャイルドシートです。

ポップな柄が可愛らしいチャイルドシートです。高さ調節も自由自在にできるので、子どもの成長に合わせながら変更することができますね。

学童期ジュニアシートのおすすめ

カップホルダーがついているので長距離ドライブで喉が渇いた時でも安心です。3歳から使えるのでコスパも抜群ですよ。

ジュニアシートということでシンプルなデザインが魅力的ですね。子どもの身体を圧迫しない機能性があります。
 

少しだけ身長が足りない場合はこちらのジュニアシートもおすすめですよ。通気性も良く、夏でも安心して使うことができます。

持ち運びができるタイプのおすすめ

レンタカーや旅行で少しだけ車に乗るというときに持ち運びができるタイプのチャイルドシートもおすすめですよ。

9~18kgまで使えるのでどんどん成長する子どもにも安心です。軽量タイプなので簡単に持ち運びできますね。

厚いクッションが優しく子どもの身体を守ってくれます。幼児期に旅行に行く際には必須ともいえるアイテムですね。

チャイルドシートの正しい取り付け方

回転式のチャイルドシートと、固定式のチャイルドシートの取り付け方です。チャイルドシートの種類やタイプ、メーカーによっても取り付け方は違うので参考にしてください。取り付ける際はチャイルドシートの下にマットを敷き、安全性をより高めるようにしましょう。

各メーカーの公式HPでも動画で取り付け方を説明している場合もあります。チャイルドシートを取り付ける前に一度確認しておくと安心ですね。

チャイルドシートのお手入れ方法

お菓子

お菓子を食べたり食事をしたり、靴の汚れやジュースをこぼしてしまったりとチャイルドシートはとても汚れやすいものです。クリーニングを業者に頼むこともできますが、カバーの取り外しができるものは自宅で自分で洗うのも良いですよ。清潔さを保ちながら使うようにしましょう。

クリーニングはどうする?

掃除

日々のケアは自分で行うことができても、しっかりクリーニングしたい場合は業者に頼んで除菌・抗菌までしてもらいましょう。所要時間は1時間くらいで料金は4,000円ですので年に数回頼んでも良いですね。

もちろん、何度もクリーニングに頼むのが厳しい場合はカバーなどは自分で洗ったり持ち運び式の掃除機を使ってホコリやお菓子のクズを取り除くのもおすすめです。中性洗剤をお湯に溶かして雑巾に染みこませ、固く絞ったもので拭くだけでもかなり綺麗にすることができますよ。シートだけではなく下に敷いているマットもしっかり洗いましょう。

チャイルドシートの便利グッズ

子どもは車に長時間乗っていると、ぐずったり機嫌が悪くなったり問題が出てきます。そんな時いろいろなグッズやアイテムを持っていると快適で楽しいドライブができます。

おもちゃがあれば大人しくしてくれる

おもちゃ

子どものお気に入りのおもちゃを車に乗せておくと飽きずにドライブを楽しんでくれますよ。DVDプレイヤーを設置してお気に入りのアニメを流すのも良いですね。ただし機械類は車内が高温になると簡単に壊れてしまうので、自宅に保管するなどしっかりケアしてあげましょう。

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日よけで赤ちゃんを日差しから守ろう

日差し

チャイルドシートに直射日光が当たる場合は日よけもおすすめです。日焼けも予防できるので子どもが快適に過ごすことができますよ。カーテンタイプもあれば四角い板状のものもあるので、取り付けやすいものを選ぶと良いでしょう。
 

マットで車の保護とズレ防止

先ほどから解説している通り、チャイルドシートの下にマットを敷くことでズレを防止することができます。しっかり安定していないチャイルドシートは危険を伴うので、こちらも準備してあげると良いですね。お菓子やジュースの汚れから車を守ることもできますよ。

ミラーで赤ちゃんの様子を確認しよう

チャイルドシートは助手席の後ろに取り付けるのが安心ですが、それだと運転中に赤ちゃんの様子を確認することはできません。そんな時は後部座席が見えるようにミラーを付けておくようにしましょう。

チャイルドシートにミラーをつけ、バックミラーのあたりにもミラーを設置することで反射を利用して運転席からでも赤ちゃんの様子を見守ることができます。特に赤ちゃんと二人で長時間ドライブする時は忘れずに設置しておきたいですね。ミラーは100円ショップなどでも簡単に購入できます。

赤ちゃんの抜け出しを防止しよう

しっかり固定してくれるチャイルドシートですが、いつの間にかすり抜けてしまっているということもあります。子どもをチャイルドシートに座らせる際には、毎回シートベルトがきちんとできているかを確認するようにしましょう。

チャイルドシートで安心安全なドライブを

車

どんなに安全運転をしていても予期せぬ事故に巻き込まれてしまう危険は誰でも持っています。大切な子どもを守るためにもチャイルドシートをしっかり設置してドライブを楽しみましょう。

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この記事のライター
dojiemon
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