腰痛対策椅子&クッションのおすすめ18選!選び方や正しい座り方も!
ほとんどの人が悩まされる腰痛。その腰痛対策ができるおすすめのクッションや椅子を選び方、腰痛を和らげる座り方やベストな椅子の高さと共に紹介していきます。また、腰痛になってしまった時に使えるストレッチも一緒に紹介していきます。腰痛に悩まされている方は必見です。
目次
腰痛対策のための椅子はどう選べばいい?
デスクワークで常に付きまとう問題と言えば腰痛ですよね。この腰痛対策に椅子を変えてみるのはいかがでしょうか。現在多くの種類の椅子がありますが、腰痛対策におすすめな椅子の選び方を紹介していきます。
そもそもどうして腰痛が起こるの?
では、なぜ腰痛が起こるのでしょうか。腰痛には様々な原因が考えられますが、その中でも腰痛の一番の要因は同じ姿勢を保ち続けることです。デスクワークなど心当たりのある方もいるのではないでしょうか。だからと言って仕事を辞める訳にもいきませんし、自分だけ頻繁に休憩を取ることも難しいですよね。そこで簡単な方法として、椅子で腰痛対策をするという方法がおすすめです。
腰痛対策になる正しい椅子の座り方を紹介!
腰痛対策におすすめの椅子を紹介していく前に、正しい椅子の座り方を見ていきましょう。様々な腰痛対策方法がありますが、最も重要なのは、自分に合った対策方法を行うことです。次の姿勢を取っていないかセルフチェックしてみましょう。
- 肩に力が入っていて、上がっている
- 顎が身体より前に出ている
- 猫背である
- 脚を組んでいる
以上の1つにでも当てはまった方は、腰痛対策の椅子を買う前に正しい姿勢や椅子の高さを知っておきましょう。
椅子に深く腰掛けるようにする
まず猫背の方によく当てはまる姿勢が、浅い座り方です。浅く座ることで猫背になりやすいため、深く椅子に座りましょう。この座り方で、背筋がしっかりと伸びていることが分かりませんか。
顎を引き背筋を伸ばす
小学生の時にも言われるような当たり前のことですが、無意識の内に頭が前にでていませんか。頭が前に出ているこの座り方も腰に負担を掛けています。気持ち顎を引き、首の上にしっかりと乗せるイメージで座ってみて下さい。頭から糸でつられているイメージでも良いでしょう。
かかとを床にしっかりとつける
小柄な女性にありがちなのが椅子の高さが高く、床に脚がしっかりとついていない状況です。これも知らず知らずのうちに腰に負担を掛けていますし、女性の天敵である脚のむくみにも繋がります。そのため椅子の高さを調整して、両足の裏をしっかりと床につけた座り方を心掛けてみましょう。
肘や膝の角度が90度になるようにする
オフィスワークなどのパソコンを使う場合、肘や膝の角度を90度になるようにするのもおすすめです。90度にすることで、曲げた先の机やアームレストに体重を分散することができます。椅子の高さやアームレストの高さを調整してみてください。
身体がPCの画面と平行になるようにする
さらに椅子の高さを調整して、パソコンの画面に対して身体を平行になる様にするのも腰痛対策に有効です。さらにこの時、キーボードの中央と身体の中央を合わせることも大切です。キーボードのVとBの中央におへそをが来るようなイメージです。
リクライニングの角度は100度がおすすめ
椅子がリクライニング出来る場合は100度がおすすめです。腰を直角にするよりも。10度分という少しの角度だけ身体を傾けることができるためです。
腰痛対策になる椅子の選び方8選!
腰痛対策におすすめの椅子とは、何に注目したら良いのでしょうか。勿論座り心地や値段も気になるとは思いますが、次の選び方も参考にしてみてください。
人間工学に基づいた設計の椅子を選ぶ
近年人間工学に基づいた設計の椅子が多く流通していますが、科学的に疲れにくい椅子となっています。椅子に座るだけで、先ほど紹介した座り方のポイントを意識せずとも正しい姿勢となれます。
組み立てや持ち運びが楽な椅子を選ぶ
椅子は座るだけで、固定するものではと思う方もいるかも知れません。しかし届いた椅子を玄関に置いたままにはしませんよね。このように持ち運びが困難な椅子では、必然的に腰に負担を掛けてしまいます。同じ意味で、組み立てが困難な椅子もおすすめできません。
座る部分のクッションの耐久性で選ぶ
クッションは何回も腰掛けることで、くたくたになってきてしまいますよね。くたくたにたになってしまっては逆に腰への負担となります。そこで口コミなどを参考にして、クッションの耐久面での選び方もおすすめです。
高さの調整機能がある椅子を選ぶ
選び方の方法として、自分の身体にフィットするように調節できる点も注目しておきたいところです。枕にも様々な好みがあるように、椅子にも個人個人で身体に合うものが異なります。しかし少し高額となってしまう椅子が多めとなっています。
椅子の素材で選ぶ
次に挙げられる選び方のポイントは、椅子の素材です。見た目みは格好良くても、通気性が悪かったり機能性が悪かったりすることもあります。長時間座ることが分かっている椅子ならば、自分に一番合った素材を選ぶのが1番です。
自分の体格に遭った椅子を選ぶ
正しい座り方の項目でも紹介したように、腰痛と姿勢には深い関係があります。そのため、身長によってベストな椅子の高さや背もたれの大きさが変わってきます。そこで選び方の候補として座面の調整をできるだけはなく、リクライニング機能など細かく調整できるものはいかがでしょうか。
アームレストとヘッドレストがあるものを選ぶ
椅子の選び方として見落としがちなのが、ヘッドレストやアームレストです。それぞれ座っているときの頭や肘のサポートをします。しかし立ったり着席したりするときなど、動作のサポートもする役割もあります。
購入前に実際に座って選ぶ
勇気を出して高額な椅子を買っても、座り心地がイマイチだとがっかりですよね。そこで、実物を確認できる椅子の選び方はいかがでしょうか。商品によっては高額であるにも関わらず、試しに椅子に座れる所があります。購入の際には参考にしてみると良いでしょう。
腰痛対策におすすめの椅子14選!
次に腰痛対策におすすめの椅子を14種類厳選して紹介していきます。気になるものは、ぜひチェックしてみてくださいね。
アーユルチェア
本気で腰痛を改善したい方におすすめの椅子がこの椅子です。これは坐骨で座る仕組みになっているため、正しい姿勢となり腰への負担を軽減します。姿勢そのものを改善するため、自然と腰痛を根本的に改善できる椅子です。
エルゴヒューマン オフィスチェア エンジョイ
腰痛による疲れを軽くするための構造の椅子が、伸びや寛いでいるときの全体重を受け止めてくれる椅子です、全体重を掛ける事でリクライニングすることができ、仕事の合間に軽く運動するのに最適な構造の椅子です。
DXRACER ゲーミングチェア
腰痛にならず長時間ゲームをできるように設計されている椅子です。この椅子は「三次元立体製型フレーム」という人間工学に基づいた設計で、長く快適に座れるようになっています。ゲーム用に作られているだけあって、アームレストも邪魔にならない絶妙な位置になっています。
ロウヤ パソコンチェア
腰痛だけではなく、膝にも悩みを抱えている方はいませんか。そのような方におすすめの椅子がこの椅子です。全身を包み込む様にクッションがつけられており、安定感が抜群です。耐重量も100kgと大柄な方にも安心です。
コクヨ オフィスチェア インスパイン
腰痛対策におすすめのこの椅子の最大の特徴は、自分の身体に合わせた調整がとことん行えるという点です。特に背もたれ部分には「ワイヤーランバーサポート」という世界初の技術が使われているため、姿勢に合わせてミリ単位の調整ができる椅子です。
FOSTER ヘッドレスト付きタイプ
業界初の新機能「3Dフィット」を用いた背もたれの曲線により、抜群の座り心地を実現している椅子です。また、動きに応じて背もたれが柔軟に動きます。休憩でもたれたり。後ろを向いたりという動作が簡単に行えます。
Bezel ファンクショナルタイプ
背中部分がメッシュになっており、通気性の高い椅子です。座面にはクッションがある機能性の高い椅子です。さらに背中部分にある6本の帯が背骨や姿勢に合わせて伸縮し、腰のサポートをしてくれます。さらに座面とアームレストの位置の調整ができ、カラーバリエーションも豊富でおしゃれな椅子です。
ハラチェア ニーチェ
腰痛対策の椅子は欲しいが、なるべく予算を押さえたいと言う方におすすめの椅子がこの椅子です。低価格帯でありながら、医学的に腰痛改善が認められています。その秘密は二つに割れている座面にあります。分かれていることで腰にかかる圧力を分散し、姿勢を改善してくれます。
サンワダイレクト バランスチェア
椅子に広いスペースの取れない方におすすめなのが、この椅子です。コンパクトなサイズで9kgと軽量であるにも関わらず、しっかりと腰痛の軽減が期待できる椅子です。その秘密は人間工学に基づいた設計です。自然に背筋が伸びた体勢を維持できます。
エルゴヒューマン
ランバーサポートと呼ばれる、脚や腰に負担を掛けにくい作りの椅子となっています。その他にも、リクライニング機能や座面の調整なども行うことができます。また、収納式のオットマンが内蔵されているタイプもあります。
オカムラ バロン
椅子を細かく調整したいけど、おしゃれも外せないという方におすすめの椅子がこの椅子です。イタリア・ジウジアーロデザインとコラボレーションしたこの椅子は、カラーバリエーションも調節できる機能も豊富です。
リープチェア
世界初の「人の背骨を真似る」椅子がこの椅子です。背骨全体を支えるように座面の形状を変化させ、正しい姿勢をサポートします。
ハーマンミラー セイルチェア
変わったデザインの椅子ですが、これによってあらゆる体型にフィットします。リクライニング機能もあり、カラーバリエーションも豊富なおしゃれな椅子です。
ハーマンミラー アーロンチェア
この椅子にはリクライニング機能やアームレストの角度や高さの調整ができ、機能性が抜群です。オフィスワーク向きの椅子で、前かがみになるのを防ぐ機能があります。3種類もの大きさも取り揃えている所が嬉しい点です。
腰痛対策は椅子だけじゃない!腰の負担を減らすクッション4選!
ここまで腰痛対策方法でおすすめの椅子を紹介してきましたが、中々椅子を買うには高額で勇気がいりますよね。そこで、椅子を買う予算が無い方におすすめの腰痛対策クッションを紹介していきます。
ランバーサポート
腰を背もたれの間の空洞が気になる方におすすめなのが、このクッションです。これは気になる空洞を埋め、背筋を正しいS字カーブに導いてくれます。上記で紹介した腰痛対策できる椅子のクッション・バージョンです。
style PREMIUM
腰痛対策に腰をしっかりと包み込みたい方におすすめなのが、このクッションです。腰全体を包むことで、腰痛で歪んでいる背骨を自然なS字で保持できます。
MOGU バックサポーター8
腰痛対策だけではなく見た目もこだわったクッションにしたい、と言う方におすすめなクッションです。背中の凹凸に合わせた形状で、背骨のS字カーブを保ちやすい設計となっています。
お医者さんの円座クッション
気軽に姿勢改善を行いたい方におすすめのクッションが、このクッションです。円座クッションも腰痛改善に効果的で、深く腰掛けることで背筋を伸ばしたストレッチを働きかけてくれます。
腰痛対策におすすめのストレッチのやり方9選!
次に、腰痛対策商品を購入する前に試してみたい腰痛対策ストレッチを紹介していきます。気軽に出来るものやちょっとした物を使って行う様な、本格的なものまで紹介していきます。
立って行うふくらはぎのストレッチ
固定式の机や椅子を使ったストレッチです。
1. 机などに両手を置いて、両う脚を前後にずらして立ちます。
2. 後ろ足のふくらはぎを伸ばします。
3. この姿勢を20~30秒キープした後、前後の脚を入れ替えます。
4. 一連の動作を1~3回行います。
机や棚を使った上半身のストレッチ
こちらも同様に、固定式の机などを使ったストレッチです。
1. 机などから少し離れて立って、机に両手を置きます。
2. ゆっくりと上半身を前に倒します。
3. このとき、背中や肩の筋肉をしっかりと伸ばすことを意識します。
4. 20~30秒ほどキープします。
5. 一連の動作を1~3回繰り返します。
寝る前にできるストレッチ
寝る前にストレッチで一日の疲れを取るのもおすすめです。身体をほぐしてから布団に入れば良質な睡眠がとりやすくなりますよ。
1. 仰向けに横になります。
2. 片方の太ももを両手で持ち上げて、膝を胸の方へ近づけます。
3. 逆の脚も同様に行います。
4. 左右の足それぞれ5回ずつ行います。
簡単にできる姿勢改善ストレッチ
デスクワークの休憩中にできるような簡単なストレッチもおすすめです。ちょっとした休憩時間に試してみてください。
1. 背筋をゆっくりと丸めます。
2. ゆっくり背中を反らせます。このとき出来る限り反って下さい。
3. 以上の動作を10回繰り返します。
4. 腰に手を当て、背骨のでっぱりの形を確認できるようにします。
5. そして背骨のでっぱりが出る少し前まで背中を反らしたまま、仕事に戻ります。
背もたれを使った身体をひねるストレッチ
疲れた時に腰を捻る方も多いですが、背もたれを使うとより効率的にストレッチが行えます。
1. 脚を肩幅に開き、椅子に浅く座ります。
2. 両手や片手で背もたれを掴みます。
3. 息を吐きながら上半身を右後ろに捻り、10から20秒キープします。
4. 左側も同様に行います。
身体を動かして腰をほぐすストレッチ
腰が重くなってきたと感じた場合は、このストレッチを試してみましょう。
1. 背筋を伸ばして椅子に浅く座ります。
2. 頭の後ろで腕を組みます。
3. 息をゆっくりと吐きながら背中を丸めます。このとき、おへそを見るつもりで行います。
4. 息を吐きながら背中をできる限り逸らします。
5. 元に戻し、身体を左右に倒します。
6. 再び元に戻り、身体を後ろに捻ります。
自宅でできるひざ倒しストレッチ
全身を使ったストレッチは、上半身だけのストレッチよりも効果的です。意外と簡単にできるものもありますよ。
1. 仰向けに横になり、両膝をくっつけた状態で立てます。このとき足もくっつけます。
2. 膝と足をつけたまま、右に両膝をゆっくりと倒します。
3. 逆方向にも同様に5分行います。
キャットバック・ストレッチ
猫のような柔らかい身体を目指すために、のんびりとストレッチしても良いですね。床が固くて痛い場合は、ヨガマットなども活用しましょう。
1. 床に四つん這いになります。
2. 細く息を吐きながら、背中だけを上に挙げます。このとき、おへそと顔がつうイメージで行います。
3. 息を吸いながら、背中を反らします。
4. そして目線を上げ、首を伸ばします。このとき両手で床を強く推すようにしてください。
5. 一連の動作を3~5回繰り返します。
テニスボールを使ったマッサージ方法
テニスボールを使ったマッサージはよく知られていますね。その中でもよく効くのがこちらの方法です。
1. テニスボールを2つ用意し、横に並べてテープなどを使って固定します。
2. 固い床の上にテニスボールを置いて、その上に横になります。この時、仙腸関節と呼ばれる尾骨から45度の部分に当たる様にします。
3. この姿勢を2~3分ほどキープします。
オフィスワークは腰痛が起こりやすい!正しい座り方ができる椅子を選ぼう
長時間座っている姿勢をキープしていることで生じる腰痛ですが、その腰痛悩みを解決する方法はたくさんあります。自分のお財布や状態と相談しながら、自分に合った腰痛解決方法を探してみて下さい。