2018年06月10日公開
2018年06月10日更新
チャイルドシートはいつから前向きOKなの?後ろ向きとの違いは?
前向き、後ろ向き、横向きと様々な種類があるチャイルドシート。いつからどの向きで使えばいいのか迷いますよね? 今回は前向き以外にも様々な種類のあるチャイルドシートの付け方や、いつからどの向きで使用するのかを徹底比較いたします!!
前向きと後ろ向きの違い
今回もしも交通事故に巻き込まれた際に大切なお子様の命を守ってくれるチャイルドシート。前向き、横向き、後ろ向きの使い分け、チャイルドシートの付け方、使用を開始する時期など皆様が疑問に思っていることをご紹介させていただきたいと思います♡・・・・・・が!!!!
まずはじめに、チャイルドシートを使用する意味を理解していただかないと意味がありませんので、チャイルドシートをなぜ使用しないといけないのかいつからどの向きで使用すればいいのかをご紹介させていただきます!
そもそも日本国内では、小さなお子様の大切な命を守るため ※₁例外 を除き6歳までチャイルドシートやジュニアシートに座らせないといけないと法律で決まっています。もし、チャイルドシートを使用せずに法律に該当するお子様を乗せてしまうと「幼児用補助装置使用義務違反」となり罰則されてしまいますので注意が必要です。また、チャイルドシートはもしもの時に大切な命を守ってくれる役割があります。もしもの時に備えきちんと装着するようにしてください。
※₁
- 病気やけがをしておりチャイルドシートに座らせると悪化する恐れがある場合。
- 身体的特徴(太りすぎ、身長が伸びてチャイルドシートに合わない)
- おむつ替えや授乳等でお子様の面倒を見ないといけない場合。
- 車体にチャイルドシートを固定する機能がない場合。
- チャイルドシート付けることにより保護者が乗れなくなってしまう場合
ではチャイルドシートを使用する意味を理解していただいたところで前向きと後ろ向きの違いをご紹介させていただきます♪
前向きのチャイルドシートはよくテレビの広告などでも目にすることが多いと思います。前向きのチャイルドシートはいつから使用すればいいのかというと、チャイルドシートには年齢制限があり、前向きのチャイルドシート使用を開始する時期は1歳~4歳が目安で体重10kg~18kgで身長100cm以下が適応になっています。またこのチャイルドシートの特徴は底が高くなっていて頭部と頭部サイドを支えてくれる機能があります。
続いて後ろ向きのチャイルドシートをいつから使用すればいいのかというと、生まれたての新生児はまだ首が座っていないので、柔らかい体で重たい頭を支えている状態です。その状態でもしもの事故にまきこまれたり事故に合った場合の衝撃を想像するだけでも恐ろしいですよね。使用を開始する時期は新生児~生後10か月くらいまでで、体重10kg未満の身長70cm以下が適用となっています。特徴は寝かせるタイプのチャイルドシートになっており正確にはベビーシートといいます。
次のお題から細かく説明させていいただきます♪
新生児を後ろ向きに乗せる理由は?
先ほども紹介させていただいたように、生まれたての新生児はまだ首が座っていないので非常に不安定な状態です。ですので事故の衝撃を受ける面積広くして少しでも事故の衝撃の負担を減らすために後ろ向きのチャイルドシートを使用します。
でも、後ろ向きのチャイルドシートに乗せて赤ちゃんが乗り物酔いしないのかと不安になりますよね?
車酔いや乗り物酔いが起きる原因として、普段あまり体験しない揺れ、加速を体感し体が不安定な状態になり自律神経が乱れ車酔いが起こります。
しかし、生まれたての新生児の場合はまだバランス感覚が未発達のため車酔いはしません。ですので安心して後ろ向きのチャイルドシートをお使いいただいて大丈夫です!
ただし、寝返りをし始めたらバランス感覚が少しずつ発達してきているので注意が必要です。
前向きにするメリットは?
赤ちゃんは普段の生活であまり後ろ向きになることが少なく、基本的にママやパパと顔を合わせた状態で生活しています。なので車に乗る際に後ろ向きでチャイルドシートに座らせると不安がってしまい、泣き出したりぐずったりしてしまう可能性があります。もしその時に運転中なら困ってしまいますよね。
なので前向きに座らせてあげることにより、バックミラー越しでもママやパパと顔を合わせたまま安心してお出かけすることができます♪
ただし、前向きのチャイルドシートはあくまでも首の座った幼児用で使用を開始する時期は生後10か月~4歳ごろまでが適正年齢になっているのでいつから使用するのか守って使用するようにしてください。新生児の場合は首が座ってもっと注意が必要です。
前向きに乗せる時期はいつから?
前向きのチャイルドシートにいつから乗せて大丈夫なのかということで、上記でも何度も説明していますが、前向きのチャイルドシートは首の座った幼児用で生後10か月~4歳ごろが適正年齢となっています。
年齢にあったチャイルドシートを使用しないともしもの事故のときにちゃんと守ってくれないので使用を開始する時期は守るようにしてください。
チャイルドシートの基準は体重!
チャイルドシートは前向きや後ろ向き、横向きなどたくさん種類があります。そんな時、大体のチャイルドシートには使用を開始する時期の表記がありますが、お子様の体にあっていなかったら不安ですよね。
またいつからどの種類をどの時期から使用すればいいのかわからないと大変です。チャイルドシートは適正年齢もありますが、基本的に体重で使う種類を決めていきます。
細かく説明していきますね♪
- 生まれたての新生児用のチャイルドシート(ベビーシート)は新生児から生後10か月くらいまでで体重10kg未満、身長70cm以下が目安です。
- 首が座った幼児用のチャイルドシートは生後10か月~4歳ごろまでで、体重9kg~18kg、身長100cm以下が目安です。
- 幼児用のチャイルドシートでは少し小さいお子様用のチャイルドシート(ジュニアシート)は4歳~10歳までで、体重15kg以上身長135cm以下が目安です。
チャイルドシートの付け方
お子様のサイズに合ったチャイルドシートを購入したものの・・・いざ装着!ってなると意外と付け方が難しく、説明書を読んでもチャイルドシートの付け方って少し難しいですよね。
簡単にチャイルドシートを装着できる付け方を紹介させていただきます!!
チャイルドシートのベルトはしっかり固定して!
チャイルドシートを装着し走行していると少しの段差でカチャカチャと音が鳴るのは付け方が甘く、がっちり止まっていない状態になっています。
その場合、もしも事故が起きた時に衝突の衝撃を吸収することができず、二次災害(衝突)が起きかねません。
なのでチャイルドシートと座席はピッタリくっつけて少し触っても動かないようにすると安全が確保され安心してお子様を乗せることができます!
後ろ向きの付け方を解説!
後ろ向きのチャイルドシートは後部座席に装着します。
なぜかというと助手席に装着してしまうと事故が起きた際、エアバッグの飛び出しによる勢いで二次衝突が起きてしまいます。
そのため後部座席に装着し、助手席とピッタリくっつける、またはチャイルドシートと助手席が絶対に当たらない距離まで離します。
前の座席にピッタリくっつけると衝突の衝撃も分散されるのでピッタリくっつけることをおすすめします!
↑こちらの動画で解説しながら分かりやすく付け方を説明してくれるので是非参考にしてみてください♪
前向きの付け方を解説!
前向きも後ろ向き同様、後部座席に装着しシートベルトとチャイルドシートはしっかりと固定して少し触っても動かないようにしてください!
↑こちらも前向きのチャイルドシートの取り付け方を解説付きで教えてくれるので是非参考にしてみてください♪
アップリカの横向きチャイルドシートもおすすめ!
先程も紹介させて頂いたようにチャイルドシートは年齢と体重、身長で変えないといけません。でも毎回毎回買い直すのは大変だしお金もかかりますよね。そんな時、チャイルドシートの大手メーカー、アップリカのチャイルドシートは後ろ向き、横向き、前向きの3種類を1つのチャイルドシートで変更できる大変便利なチャイルドシートです♪
アップリカ社のチャイルドシートの特徴は、生まれたばかりの赤ちゃんは頭や首はグラグラで腹式呼吸をしていたり、数年で一気に成長したりするので、先程説明したように平らなベット型からイス型にへ3ステップに変化します。このベット型からイス型に変化するのはチャイルドシートを販売しているのはアップリカ社だけみたいです!
しかも日本で初の新安全基準に合格したチャイルドシートもあるので安心してお使いいただけます!
なぜ横向きがいいのか
アップリカ社の横向きのチャイルドシートはベッド型になっており、赤ちゃんを横に寝かせてあげるタイプのチャイルドシートです。ベッド型の特徴は普段の生活でも重たい頭を支えるのは赤ちゃんの弱い首に負担がかかってしまいます。そのため、赤ちゃんにとって斜めに角度のついたイス型のチャイルドシートに座るせてあげるより横向きでベット型のチャイルドシートに寝かせてあげることで負担が少なくなります。また、もしもの事故の時にどの方向からの衝突でも大きな負担を首にかけることは無いので安心できます♪
フラディアシリーズのおすすめは?徹底比較!
アップリカのフラディアシリーズの特徴は
- 平らに寝る 生まれてすぐの赤ちゃんが楽に呼吸できる姿勢
- ゆったり座る 発達し始めた足が自然に動かせる姿勢
- しっかり座る ぐんぐん育つ体を支えていつも快適な姿勢
で、このアップリカのフラディアシリーズは国内外の厳しい安全基準を日本で初クリアした商品ですので安心してお使いいただけます!!
アップリカ社のフラディアグロウISOFIXプレミアムとフラディアグロウISOFIXの違いはプレミアムには肩パッドカバーが付いていたり、フットレストが付いていたりします。
フラディアグロウとフラディアグロウプレミアムの2種類ともに座席への取り付けはシートベルト固定になっており、肩パッドカバーとフットレスト、紫外線を99%以上カットしてくれるフレックスシェードもついています。
詳細は上記の画像をご覧ください♪
アップリカ社のフラディアグロウISOFIXプレミアムとフラディアグロウISOFIXの2種類ともに座席への付け方はISOFIX固定です。
共通の機能は紫外線を99%カットしてくれるフレックスシェードがついています。
フラディアグロウISOFIXプレミアムとフラディアグロウISOFIXの違いはプレミアムには肩パッドカバーがついていたり、フットレストがついていたりします。
赤ちゃんの安全を一番に
今回はお子様とのお出かけに必要不可欠なチャイルドシートをご紹介させていただきました♪
お子様の身長、体重、年齢にあったチャイルドシートを使用しあくまでも万が一事故が起きてしまったときにお子様を守ってくれる大切なものです。
万が一なので事故は起きないよう安全運転で楽しいドライブタイムにしてください♡