7月生まれの名前450選！男の子・女の子別に徹底調査！

7月といえば、暦の上では秋になる月ですが、実際には梅雨が明けて夏の始まる季節という爽やかなイメージがあります。七夕や海開きなど、夏らしいイベントも盛りだくさんの月ですね。せっかく7月に生まれる赤ちゃんならば、七夕や海、夏の和語などの季節感を取り入れた名前をつけてみませんか？
赤ちゃんが、いつか大きくなって誰かに名前の意味を聞かれた時に「素敵な由来だね」と言われるような、一生ものとなる「７月生まれの赤ちゃんの名前」の選び方を、男の子・女の子別にたくさんご紹介します。流行りの名前から、漢字一文字のシンプルなもの、古風かつ斬新なものまで、ぜひ参考にしてくださいね。

7月にまつわる漢字は数多くあります。「七」はもちろん、先に挙げた「七夕」や「海」、広く見れば京都で毎年行われる「祇園祭」や、7月に咲く花の名前などもありますね。季節感のある名前をつける際は、赤ちゃんが生まれた月にまつわる漢字を取り入れてみると、大切なお子さんが誕生した瞬間の感動をいつまでも忘れない、親御さんにとっても誇り高い名前になるかもしれません。7月生まれらしい赤ちゃんの名前の具体例は、これから多数ご紹介します！

暦の上では秋でも、7月は体感としては夏真っ盛りです。なので、7月生まれの赤ちゃんの名前には夏の風物詩を名前に入れてみてもいいでしょう。季節の風物詩には日本らしく「美しい」言葉がたくさんあるので、響きのきれいな名前をつけたい親御さんは、ぜひ赤ちゃんの名前に夏の風物詩を取り入れてみてください。後半でたくさんご紹介します。

夏のイメージの花や植物には、一文字で様になる美しい漢字が多数存在します。また、日差しがさんさんと降り注ぐ夏には、シンプルで爽やかな赤ちゃんの名前も人気となります。近年は見ないような少し古風な赤ちゃんの名前も、夏には花火や浴衣などのイメージがあるので7月生まれの赤ちゃんにはふさわしく、男の子にも女の子にも人気です。こちらも後半で多数紹介しますので、最後までお見逃しないようにお願いします。

それではここから実際に、7月にまつわる漢字を使った7月生まれの赤ちゃん向けの名前を見ていきましょう。男の子・女の子と両方書いていくので、ぜひ赤ちゃんの名付けの参考にしてくださいね。

「七」を漢字辞典で引いてみると、意味や画数だけでなく、人名読み・名のり（名前での読み）も調べることができます。
「七」の場合の人名読みは「かず」と「な」があるようです。もちろん「なな」「しち」「なの」という読み方もあります。これらを頭に入れながら「七」を使った7月生まれの男の子の赤ちゃんの名前を見ていきましょう。男の子らしい漢字との組み合わせや、男の子らしいイメージも含んだ名前が豊富にあります。

・七希、七樹、七輝（ななき、かずき）
・七世、七成、七星、七瀬（ななせ）
・七太、七多（ななた、かずた）
・七飛、七斗、七登、七翔（ななと、かずと）
・七也、七哉、七夜（ななや、かずや）
・勇七（いさな）
・七音（かずね）
・七大（かずまさ）
・七嘉（かずよし）
・一七太、一七大（かなた）
・七和、七生、七緒（なお）
読み方だけを見れば昔から脈々と受け継がれている男の子の名前も、7月生まれらしく「七」を使うと違ったイメージになりますね。

「七」を使った女の子の赤ちゃんの名前では、「七」という漢字の人名読みの「な」を活用できます。「なな」「しち」「なの」という読み方も、7月生まれの女の子の赤ちゃんには可愛らしく使えるでしょう。

・七凪、七奈、七菜、七那（なな）
・七恵、七愛、七笑（ななえ）
・七果、七叶（ななか）
・七菜子（ななこ）
・七彩、七日生、七晴（ななせ）
・七都（ななと）
・七乃、七野（ななの）
・七星（ななほ）
・愛七、和七（あいな）
・永七、瑛七（えな）
・栞七（かんな）
・心七、来々七（ここな）
・椎七（しいな）
こちらも、読み方だけを見れば「よくある女の子の名前」でも、7月生まれの女の子の赤ちゃんに「七」という漢字を使うことで、特別感と夏のイメージが生まれます。

日本の月にはそれぞれ異名が存在します。旧暦の呼び方以外にも、いにしえの日本人は季節を大切にしていたようですね。
7月の異名の中で、名付けにぴったりなイメージの漢字を持つものから、男の子向けの名前をピックアップします。あまり知られていない7月の由来となっている漢字を使うことで、個性が生まれるでしょう。古風な異名と、今風の響きがミックスされた名前はオリジナリティがあって素敵です。

・7月の異名「建申月」より
建（けん・たける）、建申（けんしん・たけしげ・たけのぶ）、建月（たつき）、申月（のぶき）
・7月の異名「親月」より
月親（つきちか）
・7月の異名「桐月」より
一桐（かずひさ）、桐生・桐央（きりお）、桐馬（とうま）
・7月の異名「文月」より
文人（あきと）、文登・文音（あやと）、文哉（ともや）
・7月の異名「愛逢月」より
愛月（あいき）、逢生（あお）、逢煌（あきら）
・7月の異名「蘭月」より
蘭（らん）、亜蘭（あらん）、蘭月（かづき）、玖蘭（くらん）
・7月の異名「涼月」より
涼介（りょうすけ）、涼斗（すずと）

同じ異名が由来でも、女の子の赤ちゃん向けの名前として考えてみると、男の子とは全く違うイメージの名付けをすることができます。女の子の名前ですから、7月らしさと可憐さを持ち合わせた漢字を使うものも考えてみました。

・7月の異名「七夜月」より
七夜（ななよ・しちよ）
・7月の異名「親月」より
親乃（ちかの）、優親（ゆみ）
・7月の異名「桐月」より
桐羽（きりは）、沙桐（さきり）、桐歌・桐佳（きりか）
・7月の異名「文月」より
文（あや）、文香（あやか）、文名（あやな）、景文（けいと）
・7月の異名「愛逢月」より
逢生（あい・あおい）、逢李（あいり）、逢姫（あき）、逢恋（あこ）
・7月の異名「蘭月」より
蘭（らん）、蘭澄（かすみ）、蘭帆（かほ）、花蘭（からん）
・7月の異名「涼月」より
涼々（すず）、凉華・涼叶（すずか）、涼（りょう）

7月といえば行事も盛んですが、赤ちゃんの名前をつけるのに役立つものは「七夕」と「海の日」でしょう。七夕（ここでは7月7日）は、いにしえの中国からロマンティックな物語が受け継がれ、今でも短冊に願い事を書くなどの風習が残っていますね。海の日には、人々が海に親しむための様々なイベントが催されています。どちらも夏および7月のイメージにふさわしく、純真でスッキリとしたイメージの言葉が多いですね。

それでは7月の行事にちなんだ漢字の名前を、7月生まれの男の子・女の子の赤ちゃん向けに考えていきたいと思います！

・七夕の天の川を挟む、わし座のアルタイルより
夏彦（なつひこ）、彦星（ひこぼし）、照彦・光彦（てるひこ）
・七夕の天の川より
天斗・天翔（あまと）、天彦（あまひこ）、和天（かずたか）、天空（かなた）、天志（たかし）
・七夕の別名「星合い」より
星輝（しょうき・せいき）、星真（しょうま）、星慈（せいじ）、星成（せな）
・「七夕」より
輝夕（きせき）、夕絃（ゆいと）、夕侑（ゆう）、夕泰（ゆうだい）、夕敬（ゆたか）
・七夕の「竹」より
音竹（おとたけ）、竹生（たかお・たけお）、竹史（たけし）、竹瑠（たける）

七夕らしい文字がたくさんありますね。中でも「天」や「星」などの漢字は、見えなくても常に輝いているというイメージもありますので、赤ちゃんの名前にはぴったりだと思います。

・天の川を挟む、こと座のベガより
織姫（おりひめ）、愛織衣（あおい）、生織（いおり）、姫月（きづき）、姫叶（ひなの）
・天の川より
天月（あづき）、天希（あまき）、天望・天音（あまね）、天羅（そら）、美天（みそら）
・七夕の別名「星合い」より
星（あかり）、綺星（あやせ）、星来（せいら）、星凛（せり）
・「七夕」より
亜夕・愛夕（あゆ）、紗夕里（さゆり）、眞夕・舞夕（まゆ）、夕空（ゆあ）、夕姫乃（ゆきの）
・七夕の「笹・願」より
笹（ささ）、愛願（あいね）、心願（ここね）

「竹」だと男の子の名前らしくなってしまうので、女の子の名前では「笹」と「願」という漢字を使ってみました。愛のある子、心の優しい子に育って欲しいという願いを込めるのもいいですね！

「海」というと、そのイメージは夏らしさだけではなく、海のように大きな愛情であったり、波のように元気で活発な子に育ってほしいという印象もあります。海という漢字はみずみずしくフレッシュなので、そのまま取りいれるのもいいでしょう。
それでは「海」にちなんだ名前を、まず男の子からご紹介します。

・蒼海、碧海（あおみ）
・海人、海翔（あまと）
・郁海（いくみ）
・央海、皇海（おうが）
・大海（おおみ）
・海威、海生（かい）
・海凰、海王（かいおう）
・海士、海汐（かいし）
・海世、海成、海青（かいせい）
・海友、海図（かいと）
・翔海（かける）
・克海（かつみ）
・奏海（かなた）
・拓海（たくみ）
・海渡（ひろと）
・悠海（ゆうま）

「海」という大きなイメージの漢字は、使い方次第で男の子の名前にもよく合います。

・愛海（あいみ）
・暁海、朱海（あけみ）
・梓海（あずみ）
・海音（あまね）
・天海（あまみ）
・海詩（うた）
・海凛、海璃（かいり）
・海夏、海南（かな）
・海音（かのん）
・海恋（かれん）
・来海、空海（くみ）
・心海（ここみ）
・澄海（すみか）
・千海（ちか）
・友海、智海、朝海（ともみ）
・凪々海（ななみ）
・乃海、希海（のあ）
・美海（はるか）

「海」という漢字と、可愛らしいイメージの漢字を組み合わせると、7月生まれの女の子にぴったりの名前になります。声に出してもテンポのいい可愛い名付けができますね。

あなたが7月と聞いてイメージするものは何でしょうか？夏の始まり、青々とした緑、美しい海、日の長い夕方、お祭り、花火大会……
ここでは、7月に生まれた赤ちゃんならではの、季節感あふれる漢字を使った名前を、男の子・女の子別にご紹介します。

ここからは、夏という季節からイメージする言葉や、漢字を使った名前を見てみましょう。七や夏、海などの直接的な漢字は使いたくない、けれど夏らしい名前にしたい、そんな親御さんにぴったりです。

「渚」意味：波打ちぎわ
・渚斗（おと）
・渚玖（さく）
・渚生（しょう）
・玲渚（れお）

「汐」意味：夕方の海水が満ち引きする現象
・汐（うしお）
・汐郁（きよふみ）
・汐穏、汐音（しおん）

「湊」意味：船が安全に停泊する場所
・湊輝（あつき）
・湊、湊生（そう）
・湊雅（そうが）

「緑」意味：草木の葉のような色
・一緑（いちろく）
・克緑（かつのり）
・緑彦（のりひこ）
・弥緑（みろく）
・緑眞（りょくまさ）

「光」意味：輝いてあたりを明るくする
・勝光（かつみつ）
・希光（きこう）
・光煌（きら）
・光輝、光基（こうき）

「航」意味：船で海をわたる
・航士（かずと）
・航永（こうえい）
・洋航（ようこう）

「渚」意味：波打ちぎわ
・笑渚（えな）
・夏渚子（かなこ）
・柑渚（かんな）
・唯渚（ゆいな）

「汐」意味：夕方の海水が満ち引きする現象
・一汐（いつき）
・汐花（ゆうか）
・汐奈、汐菜（ゆうな）
・汐夢（しゆ）

「湊」意味：船が安全に停泊する場所
・湊都（みさと）
・水湊（みなと）
・湊沙（みさ）

「緑」意味：草木の葉のような色
・心緑（ここみ）
・緑彩（つかさ）
・萌緑（もえみ）
・緑羽（りょう）
・緑葉（ろくは）

「光」意味：輝いてあたりを明るくする
・彩光（あかね）
・亜光、光莉（あかり）
・光寿（ありす）
・生光（いくみ）
・光珠（こうじゅ）

「帆」意味：風を受けて船を進ませるもの
・帆香（ほのか）
・真帆（まほ）
・璃帆（りほ）

夏の大自然、と聞いてイメージできる漢字を名前に取り入れてみましょう。漢字だけを見れば古風でも、組み合わせや読み方次第で今風のカッコいい名前になりますよ。

「麻」を使った名前
・麻樹（あさぎ）
・麻孝（あさたか）
・斗麻、桐麻、灯麻（とうま）
・優麻（ゆうま）

「蛍」を使った名前
・蛍一（けいいち）
・蛍悟（けいご）
・蛍介（けいすけ）
・蛍都、蛍翔（けいと）

「波」を使った名前
・夏波多（かなた）
・銀波（ぎんば）
・煌波（こうは）
・翔波（しょうは）

「茂」を使った名前
・存茂（ありしげ）
・和茂（かずしげ）
・茂豊（しげとよ）
・尚茂（なおしげ）
・躍茂（やくも）

「藍」を使った名前
・藍河（あいが）
・藍芯（あいしん）
・藍彦（あいひこ）
・藍武（あいむ）
・宵藍（しょうらん）

清々しさとクールなイメージの相まった名前がたくさんありますね。

次は、女の子の赤ちゃんにふさわしい、夏の大自然からイメージされる名前を見てみましょう。こちらも、使う漢字は古風ですが、名乗りならではの読み方を使いながら考えてみました。

「麻」を使った名前
・亜麻（あお）
・麻紀（あき）
・麻咲、麻沙（あさ）
・志麻（しま）
・麻衣、麻愛（まい）

「蛍」を使った名前
・蛍莉（あかり）
・輝蛍（きほ）
・蛍香（けいか）
・蛍（ほたる）

「波」を使った名前
・蒼波（あおば）
・愛波（あみ）
・伊呂波（いろは）
・乙波（おとは）

「椰」を使った名前
・彩椰（あや）
・佳椰（かや）
・沙椰、咲椰（さや）
・舞椰、茉椰（まや）

「藍」を使った名前
・藍空（あいく）
・早藍（さらん）
・翠藍（すいらん）
・藍花（らんか）

女の子の赤ちゃん向けの名前では、椰子の木の「椰」という漢字を使ってみました。夏らしく爽やかな読みの名前が考えられますますね。

夏という暑い季節には、シンプルに漢字一文字で表す名前も人気です。夏の風物詩や、夏の自然を表現する言葉が漢字一文字のことも多いので、そこから名前をいただくケースだと、名前も一文字もなります。
一文字の名前は男女ともに、時代に関係なく人気です。また、名字の字数の多い方にも、漢字一文字の名前は人気を博しています。まずは男の子の一文字の名前から見てみましょう。

・祭（まつり）
・壮（そう）
・潮（うしお）
・秦（しん）
・爽（そう）
・颯（はやて）
・粋（すい）
・耀（あきら）
・柳（りゅう）
・潤（じゅん）

漢字一文字の名前は、強くカチっと引き締まった印象を与えますが、夏らしい言葉を選ぶとそこにエレガントさが増したのが分かりますね。

・彩（あや）
・明（あかり）
・陽（はる）
・音（おと）
・光（ひかり）
・凪（なぎ）
・青（あお）
・鈴（すず）
・暁（あき）
・葉（よう）

身近な漢字でも、一文字だと読み方が変わるものがあります。7月生まれの女の子向けの一文字の名前は、響きも大切になりますが、どれも明るく朗らかですね。一文字でも決して寂しく感じません。

7月には7月らしい植物・花や、果実などがあります。ある意味で旬の植物や果物・野菜は、最も7月らしさを表すのかもしれません。そんな言葉から素敵な名前をつけてみましょう。

「桔梗」をイメージした名前
・桔市（きいち）
・桔多、桔汰（きった）
・夏桔（なつき）

「朝顔」をイメージした名前
・朝和（あさかず）
・朝樹、朝揮（あさき）
・朝高（あさたか）
・照朝（てるとも）

「紫陽花」をイメージした名前
・湊紫（あつし）
・一紫（いっし）
・京紫（けいし）
・弦紫（げんし）

「桔梗」をイメージした名前
・桔衣（きい）
・桔可（きっか）
・瑞桔（みずき）

「朝顔」をイメージした名前
・朝夏（あさか）
・朝瑞（あさみ）
・朝綾（さあや）
・結朝（ゆいさ）

「紫陽花」をイメージした名前
・紫恋（あこ）
・紫珠（あず）
・紫衣奈（しいな）
・紫羽、紫雨（しう）

「すもも：李」をイメージした名前
・庵李（いおり）
・祈李（いのり）
・旺李、凰李（おうり）
・李太（りた）

「桃」をイメージした名前
・永桃（えいと）
・桃生（とうい）
・桃樹（とうき）

「大葉」をイメージした名前
・逸葉（いつは）
・輝葉（てるは）
・葉遥（のぶはる）
・葉司（ようじ）

「すもも：李」をイメージした名前
・愛李（あいり）
・絵李（えり）
・朱李、珠李（しゅり）
・李子（りこ）

「桃」をイメージした名前
・胡桃（くるみ）
・桃果（ももか）
・桃南（ももな）
・桃羽（ももは）

「大葉」をイメージした名前
・朱葉（あげは）
・明日葉（あすは）
・壱葉（いちは）
・潤葉（うるは）

7月の誕生花は「ひまわり」です。漢字で書くと「向日葵」ですね。
ひまわりの花言葉は、
1. あなただけを見つめる（ひまわりが太陽に向かってまっすぐ咲くため）
2. 情熱（夏の厳しい暑さにも負けないため）
3. あこがれ（形が太陽に似ていることから、太陽へのあこがれを示すため）
と、どれもポジティブで、名付けにもふさわしいと思います。
そんな7月の誕生花「向日葵」を使った名前を、男の子・女の子別に紹介します。

「向日葵」の漢字をイメージした名前
・歩向（あゆむ）
・夏向、翔向（かなた）
・日登、日飛（はると）
・日鷹（ひだか）
・葵斗（あおと）
・葵文（あおふみ）
・志葵（しき）
・龍葵（りゅうき）

「向日葵」の漢字をイメージした名前
・叶向（かなた）
・向陽（ひまり）
・来向（らむ）
・愛日奈（あいな）
・日音（かのん）
・日花（にちか）
・葵彩（あおい）
・葵姫（きき）
・葵星（きほ）
・心葵（みき）

7月の誕生石は「ルビー」です。真っ赤に輝く、あの高級な宝石ですね。
宝石言葉は、情熱・仁愛・威厳という説もあれば、勝利・成立・絶対的な力という説もありますが、どちらにしても良い言葉ですね。赤ちゃんの名付けにも向いているでしょう。
そんな7月の誕生石「ルビー」をイメージした名前を、男の子・女の子それぞれご紹介します。

「紅」を使った名前
・紅音（くおん）
・紅人（くれと）
・紅蓮（くれん）
・紅牙（こうが）
・紅介（こうすけ）

「仁愛」をイメージした名前
・彬仁（あきと）
・晶仁（あきのり）
・景仁（かげひと）
・爽仁（そうじ）
・恒仁（つねひと）

「紅」を使った名前
・紅寧（あかね）
・伊紅（いく）
・紅杏（くあん）
・紅空（くれあ）
・百紅（ともみ）

「仁愛」をイメージした名前
・仁世（きみよ）
・彩仁（さと）
・仁恋（にこ）
・仁奈（にな）
・仁乃（よしの）

昔に比べると今は、人名として使える漢字が増えました。そのため、近年では可愛らしい漢字を使った今風の名前も多いです。もちろん、その名前にも個性があり素敵ですが、昔から受け継がれている「古風」な名前もまた、今の時代でも素敵なものです。
今つけるから「逆に新しい」と感じる、7月らしく古風でお洒落な名前を、男女別にご紹介します。

日本の美しい「大和言葉」や「季語」から、夏に関するものを見てみると、名前にぴったりのものがあります。古風とは、決して「古臭い」というわけではありません。古風とは、いにしえから伝わる素敵な言葉をベースにしているのです。

・朝凪（あさなぎ）
夏の朝方、陸風と海風が交代する時に、無風状態になること。
・涼風（すずかぜ）
真夏に吹く爽やかな風のこと。
・薫風（くんぷう）
若葉の香りをただよわせて吹く、初夏の風のこと。
・日輪（にちりん）
太陽のこと。日輪草はひまわりのこと。
・万緑（ばんりょく）
夏の盛りの草木が、最も緑を濃くしている様子のこと。

次は「〜太郎」で終わる昔ながらの名前を見てみましょう。

・凛太郎（りんたろう）
・清太郎（せいたろう）
・蒼太郎（そうたろう）
・蛍太郎（けいたろう）
・廉太郎（れんたろう）

女の子向けの古風な名前も、大和言葉や季語から拝借できます。

・立夏（りっか）
暦の上で夏になる日。立夏は7月ではありませんが、現代の夏の始まりは7月とも言えます。
・一葉（ひとは）
7月は暦の上では秋です。「一葉落つ」という言葉が、秋の象徴である桐の落ち葉を表すとして和歌で使われました。
・清夏（せいか）
空の晴れわたった夏の日のこと。
・夏野（なつの）
夏の、草の生い茂った野原のこと。
・花笑（はなえみ）
百合の花が開くときの高貴な様子のこと。

次は「〜子」で終わる昔ながらの名前を見てみましょう。「子」で終わる名前がダサいと言われた時代もありましたが、そんなことはありません。古風な名前は誰からも愛されます。

・凪子（なぎこ）
・緑子（みどりこ）
・百合子（ゆりこ）
・葉子（ようこ）
・蘭子（らんこ）

昨今ではあえて漢字を使わない、ひらがなだけの名前も人気です。こちらも古風な名前のブームのひとつでしょう。植物の名前などをひらがなで表記する名前は、古風ですが時代に左右されず素敵な名前になります。
7月生まれの赤ちゃんらしい「ひらがな」の名前を紹介していきます。

・あかつき
・はやて
・あおば
・ぎおん
・うみ
・かおる
・ひゅうが
・かぐら
・いつき
・すばる

シンプルながら上品な名前になりましたね。

・ひとえ
・あゆ
・れん
・ぼたん
・あやめ
・すずらん
・さなえ
・すもも
・なぎ
・てまり

こちらも、字面も響きも可愛らしい名前になりました。

赤ちゃんの名前は「一生モノ」です。その子が産まれて、あなたが名前をつけたら、その子は死ぬまでその名前を名乗り、書類にも書きます。赤ちゃんの未来の想像も踏まえて名付けをしましょう。

名字が長い方は、漢字一文字の名前をつけると全体のバランスが良くなるでしょうし、名字が短い方は、三文字あるいは読み仮名の長い名前をつけるとバランスが整うでしょう。
どうしても気に入った名前が、自分の名字と釣り合わない場合は、別の漢字がないかを漢字辞典で調べてみてくださいね。漢字辞典の中には名乗りの意味も載っているものがあります。

漢字にはひとつひとつ意味が存在します。同じような見た目の感じでも、部首が違うだけで意味が異なる場合もありますし、人名に使える漢字であっても、漢字そのものの意味は名前にするのに縁起の良くないものもあるので、見た目がカッコいい・可愛いだけでなく、漢字の意味がつけたい名前の意味に適切かも調べましょう。
姓名判断をされる方は、神社で相談してみるのもいいかもしれません。

一見、響きとしてはカッコいい・可愛い言葉でも、時代を遡ると俗っぽく悪い意味で使われていたような言葉も存在します。つけたい名前の候補が決まったら、ひらがなに直してみて、その言葉に良くない意味がないかもしっかり調べてから名付けをしましょう。

ここまで7月生まれの赤ちゃんのために450個ほどの名前を紹介しましたが、気になる名前は見つかりましたか？男の子向け、女の子向けと分けていますが、名前や響きによっては男女どちらにも使えるものもあるので、あまり堅苦しく考えすぎないでくださいね。
どんなに小さく産まれた赤ちゃんも、必ず成長して立派な大人になります。そのことも念頭に置いて、かつ、祈りと願いを込めた素敵な名前をつけてください。最後まで読んでいただきありがとうございました。