『藍』を使った男の子＆女の子の名前！漢字や字画数・意味の由来も徹底調査！

【藍】は「藍染め」などでよく知られていますが、どんな植物かはよくわからない方も多いのではないでしょうか。【藍】はタデ科に属する植物で、8～10月に花を咲かせます。深い青色の染料として有名な【藍】ですが、実は藍の花は紫やピンクです（品種によっては白い花もあります）。「藍染め」の色のイメージが強いので、意外な感じもしますね。

【藍】は「花の名前」だということもあり、赤ちゃんの名付けにおいては、比較的女の子の名前に多く使われますが、最近では男の子の名前にも人気が出てきています。【藍】と聞くと染めた後の深い青色をイメージすることが多いので、男の子の名付けに使用しても違和感がないでしょう。

【藍】の花言葉は、『美しい装い』です。これは藍の花が染物に使われていることが由来のようです。藍によって衣服が染まることで、美しくなることから、この花言葉が生まれたそうです。

【藍】の花言葉を聞くと、どちらかと女の子のイメージが強いかもしれません。やはり【藍】はその読みの響きからも、女の子の名前に使いやすいですね。同じ読みの「愛」に比べて、『落ち着いた雰囲気の名前にしたい』、『花の名前の漢字にしたい』という方に選ばれているようです。

【藍】の漢字の字画数は18画です。18画という字画数の名前は、男の子でも女の子でも悪い字画数ではないので、【藍】の漢字一文字の名前もおすすめです。読み方は次でご説明しますが、【藍】は漢字一文字で男の子・女の子どちらの名前にも使えます。

また【藍】はもちろん他の漢字と組み合わせた名前にすることもできます。その際は組み合わせる漢字によって名前の字画数が変わってくるので、ぜひその都度調べてみてくださいね。今はパソコンやスマートフォンがあれば、インターネットで簡単に姓名判断をすることができるので、ぜひご自分の名字とあわせて占ってみてください。

【藍】の読み方は以下の通りです。

音読み：ラン
訓読み：あい
人名読み：なし

「ラン」も「あい」も響きだけでいうと、比較的女の子らしい読みかもしれません。しかし、組み合わせる漢字などによって、十分男の子名前にも使えますよ。ぜひ男の子・女の子どちらの赤ちゃんにも名付けの候補に入れて考えてみてくださいね。

【藍】を赤ちゃんの名付けに使いたいという方は、ぜひ漢字の意味や由来も知っておきましょう。【藍】の意味や由来を理解することで、より名前に愛着がわきますし、赤ちゃんへの想いも名前に込めることができますよ。

【藍】は最初にご紹介したように、タデ科の植物を指します。またこの植物が藍染めの染料としても使われることから、その染料そのものを指す場合もあります。

また「藍色」という色の種類も意味します。この藍色は、英語では「インディゴ」と言われます。藍色をなかなかイメージできない人も、デニムの色で「インディゴ」ならば想像しやすいのではないでしょうか。藍色は青色の中でも深く落ち着いた色味なので、名前に使う場合も落ち着きや品のあるイメージがしやすいですね。

【藍】の漢字の由来には諸説ありますが、その作りを紐解いていくと、「並び生えた草・しっかりと見開いた目・たらいをのぞきこむ人の形」から成り立っているそうです。染物は水の入った「たらい」に布と染料を入れて染めるので、そこから染料として使われる【藍】の由来となったようです。

【藍】という漢字を使った女の子の赤ちゃんにおすすめの名前を紹介します。【藍】を使うと落ち着いた和風の雰囲気が出て、品のある名前に感じられますよ。ぜひ女の子の名付けに【藍】を使って考えてみてくださいね！

1：藍花（あいか）：「花」の漢字は女の子の名前にとても人気です。
2：藍咲（あいさ）：「咲」は名付けにとてもおすすめの漢字です。
3：藍那（あいな）：「な」で終わる名前は女の子らしくおすすめです。
4：藍音（あいね）：響きがとても女の子らしい名前です。
5：藍良（あいら）：響きが珍しく可愛い名前です。
6：藍理（あいり）：「り」で終わる名前も人気があります。
7：藍瑠（あいる）：響きが可愛い名前です。
8：藍（あい・らん）：漢字一文字でも可愛い名前になります。
9：藍子（あいこ）：和風の可愛く親しみやすい名前です。
10：藍美（あいみ）：「美」も女の子らしく人気の漢字です。
 

11：藍乃（あいの）：「乃」の止め字も人気があります。
12：藍葉（あいは）：植物に関係する漢字を組み合わせるのもおすすめです。
13：藍歩（あいほ）：「ほ」で終わる名前も女の子に人気です。
14：藍芽（あいめ）：「芽」は可愛く女の子におすすめです。
15：藍和（あいわ）：響きが可愛い名前でおすすめです。
16：梨藍（りらん）：【藍】を「ラン」と読む可愛い名前です。
17：明藍（あらん）：「明」も名前に人気の漢字です。
18：星藍（せいらん）：漢字も響きもとても可愛い名前です。
19：藍奈（らんな）：響きが可愛くおすすめです。
20：実藍（みらん）：女の子らしい響きが可愛いです。
 

【藍】は男の子の名付けにもおすすめの漢字です。落ち着きの中にもどこか優しさや品が感じられる名前になりますよ。「あい」や「ラン」などの響きも組み合わせる漢字次第で立派な男の子の名前になるので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

1：藍斗（あいと）：「と」で終わる名前は男の子に人気です。
2：藍希（あいき）：響きが男の子らしい名前です。
3：藍吾（あいご）：男の子らしい名前でおすすめです。
4：藍司（あいじ）：落ち着いた雰囲気が素敵な名前です。
5：藍佑（あいすけ）：「すけ」で終わる名前は男の子らしくおすすめです。
6：藍太（あいた・らんた）：「あい」「ラン」どちらの読みもおすすめです。
7：藍人（あいと）：「人」という字も名付けに人気です。
8：藍真（あいま）：凛々しい名前でおすすめです。
9：亜藍（あらん）：響きが珍しくかっこいい名前です。
10：藍馬（らんま）：男の子らしいたくましさのある名前です。
 

【藍】という漢字にはどのようなイメージがあるでしょうか。まずはよく知られている藍色のイメージからは『落ち着きのある美しさ』や『気高く品のある様子』が想起されることでしょう。また、古くより染料として馴染みの深い【藍】という意味では、『親しみ』や『日本的な和の感覚』もイメージできますね。

さらに【藍】を使った言葉に「青は藍より出でて藍より青し」というものがあります。これは「染めあがった衣服が元よりも綺麗な青色になる」ということから、「師匠より弟子が優れること」を意味しています。このことから【藍】には『優れた才能』や『高い志』といったイメージも想起することができそうです。

【藍】を使って赤ちゃんの名付けを考えるとき、【藍】の漢字にどのような想いや願いを込めますか？これまで紹介してきた意味やイメージなどから考え得る想いをご紹介します。

まずは藍色の日本的な美しさから、『落ち着いた品のある人になって欲しい』、『凛々しく繊細な美しい心を持つ人になって欲しい』といった想いが考えられます。また、さきほどの「青は藍より出でで藍より青し」という言葉から、『優れた才能を発揮できますように』、『高い志を持って輝けますように』といった想いも込められるでしょう。

藍に「さらに上を目指す」という意味があると知り、気に入って付けました。自分の力で親を越えられるようになって欲しいという想いも込めました。【藍那（あいな）ちゃんのママ】

藍染の藍は洗うほど鮮明に美しくなることから、人生という荒波にもまれながら強くたくましく生きて欲しいという願いを込めて。【藍（らん）ちゃんのママ】

藍色は色彩の中で濃い色なので、他人の意見に振り回されず、己の道を歩んでほしいという願いを込めてつけました。【藍己（あいき）くんのママ】

【藍】という漢字について、理解は深まりましたか？ふだんよく目や耳にする漢字でも、その意味や由来まではわからないということはありますよね。でも大切な赤ちゃんに贈る名前ですから、使う漢字のことをよく知って、意味やイメージに合った想いを込めてあげることが大切です。

【藍】は昔から人々に馴染み深く、落ち着きを持ったとても良い漢字です。ぜひ男の子・女の子に関係なく、【藍】を使って素敵な名前をつけてあげてくださいね！