『椿』を使った男の子&女の子の名前!漢字や字画数・意味の由来も徹底調査!
日本の冬の風物詩でもある美しい椿の花。椿には、愛情や美しさ、幸運を表す花言葉があります。もうすぐこの世に生を受ける赤ちゃんには、【椿】という漢字を使った名前を名付けてみませんか?今回は、椿の花言葉や、漢字の由来、おすすめの名前などの情報をお伝えします。
目次
【椿】ってどんな花?
最近は、シャンプーや整髪料などの商品名にも使われている【椿】は、日本原産の常緑高木です。種からは、椿油などが作られ、整髪料は勿論、最近は食用油としても利用されています。冬の雪景色の中で咲く真紅な花のイメージが強い椿ですが、現在は、品種改良により様々な色の花が存在します。また西洋に輸入され、品種改良された西洋椿も存在します。
「花が首から落ちる」というイメージがある【椿】という漢字。赤ちゃんの名付けには縁起が悪いイメージがありますが、実は、花言葉の意味や姓名判断に基づけば、意外と素敵な名前を名付けることが出来ます。今回は、この【椿】の花言葉や、名前の字画数、おすすめの名前の情報をお伝えします。
【椿】の花言葉
赤ちゃんの名付けでは、【椿】の花言葉に由来した名前をつけると、パパママの想いを込めた素敵な名前をつけることができます。特に、日本古来の品種には、赤ちゃんへの愛情を示すのにぴったりな素敵な花言葉がありますよ。今回は、椿の色や、品種ごとの花言葉をご紹介します。
【椿】の花言葉-色別-
私たちが普段目にする椿は、真紅が多いですが、実際は他にも様々な色があります。花言葉は、赤、ピンク、黄色など、其々に違う花言葉をご紹介します。
【椿】黄色の花言葉
風水では、金運などを表す黄色。黄色の椿の花言葉は、「円満」「控えめな愛情」などを表します。黄色の椿は、中国原産の金花茶(クリサンタ)などがあります。
【椿】白の花言葉
椿といえば、真冬の雪の中に咲く赤をイメージしますが、白の椿も、赤とはまた違った美しさがあります。白椿の花言葉は「完全な美しさ」「理想の愛」です。白椿の品種は「白玉椿」「夏椿」「初嵐」などがあります。
【椿】黒の花言葉
普段は目にすることが少ない黒の椿。少し怪しげなイメージのある黒椿の花言葉は「気取らない優美さ」です。黒椿には「錦葉黒椿」「ブラックプリンス」「カメリアナイトライダー」などがあります。
【椿】ピンクの花言葉
可愛らしく愛らしいイメージがあるピンク色の椿。「乙女椿」「曙」「阿蘇娘」などの品種があります。花言葉は「控えめな愛」「慎み深さ」。ピンクで淡い色合いは、ほんのりと愛らしく「控えめさ」をイメージさせる花です。
【椿】の花言葉-品種別-
侘助
紅色で一重咲きが美しい侘助は、「佐渡侘助」「胡蝶侘助」などの品種が有名です。胡蝶侘助は、京椿の一種で、千利休が愛したことで有名な椿です。侘助の花言葉は、「控えめ」「静かな趣」「簡素」といった意味があります。
寒椿
冬の寒さに耐えて美しい花を咲かす寒椿の花言葉は、「謙譲」「愛嬌」「申し分のない愛らしさ」などがあります。代表的な品種には「獅子頭(ししがしら)」などがあります。
【椿】の花言葉-西洋・日本-
西洋品種
日本が原産の椿ですが、18世紀には西洋に持ち込まれ、品種改良が行われています。西洋椿にはクリーム色の花を咲かす「バターミント」や、ピンク色のアメリカ椿「ラベンダースオール」などがあります。西洋椿の花言葉は「敬愛」「簡単」「完全」です。
日本品種
日本品種の椿には「控えめな美しさ」「私は常にあなたを愛します」といった想いが込められた込められた花言葉があります。「昭和侘助」や「吉備」「太郎冠者」などの珍しい品種もあります。
【椿】漢字の字画数
赤ちゃんの名前を名付ける際に、姓名判断を参考にされる方は多いと思います。【椿】を使った名前の中から、代表的な名前の字画数と、運勢をご紹介します。
【椿】の名前の字画数
【椿】という漢字の字画数は、部首とつくり合わせて13画です。漢字一文字の名前と、【椿】を使った代表的な名前の姓名判断による運勢をご紹介します。
【椿】の字画数と運勢
姓名判断で、名前の部分のみを意味する「地格」による運勢は以下の通りです。
- 部首:【木】4画+【春】13画
- 運勢:他人に対して親切で思いやりのある人柄の女の子、男の子に成長します。年齢問わず、世話好きで人に対して公平に接する寛大さも持ち合わせています。才能や家庭運にも恵まれ、社会で成功し、幸せを手にする名前です。
【椿】を使った名前の運勢-男の子編-
【椿】を使った男の子の代表的な名前の中から、以下の二つの運勢をご紹介します。
- 【椿樹(つばき)】字画数:13画+8画=21画 運勢:完璧主義で、厳格。リーダー気質の男の子になります。
- 【椿貴(つばき)】字画数:13画+12画=25画 運勢:個性と自立心が強いですが、若干我が強い一面があります。
【椿】を使った名前の運勢-女の子編-
【椿】を使った女の子の代表的な名前の中から、以下の二つの運勢をご紹介します。
- 【椿乃(ちの)】字画数:13画+2画=15画 運勢:人徳に恵まれ成功します。柔和で人に好かれる女の子です。
- 【実椿(みつば)】字画数:14画+13画 運勢:頭脳明晰ですが、やや強情な女の子に成長します。
【椿】漢字の読み方
【椿】という漢字の読み方には、以下の3種類があります。音読みの「チン」「チュン」は、中国にある椿の別種に由来します。
【訓読み】椿 つばき 【音読み】椿 チン 【音読み】椿 チュン
【椿】漢字の意味と由来
日本を代表する花を表す【椿】という漢字には、様々な意味と由来があります。以下が、漢字【椿】の意味と由来です。
- 【由来1】早春に花を咲かせる「冬椿」が、春の訪れを告げること。
- 【由来2】大地を覆う樹木+均等に生えた草+幼子が髪を束ねた様子。
- 【意味1】変わったこと。思わぬ出来事。
- 【意味2】長生き。長寿。
【椿】を使った女の子の名前15選
【椿】を使った女の子向けの名前の中から、選りすぐりの15選をご紹介します。【椿】を使った名前には、「椿季【つばき)」や「椿芽【つばめ】」「椿結【ちゆ】」など、個性的でセンスのある名前が揃っています。
- 椿七【さな】
- 椿芽【つばめ】
- 椿紗【つばさ】
- 椿結【ちゆ】
- 椿香【ちか】
- 椿映【ちえ】
- 椿季【つばき】
- 椿来【つばき】
- 椿喜【つばき】
- 椿衣【つばき】
- 椿枝【つばき】
- 椿來【つばき】
- 椿絹【つばき】
- 苗椿枝【なつえ】
- 菜椿芽【なつめ】
【椿】を使った男の子の名前5選
【椿】を使った男の子向けの名前から、選りすぐりの5選をご紹介します。男の子の名前には、シンプルで少し硬派なイメージの「椿基【つばき】」や、ポジティブなイメージの「椿希【つばき】」などの名前があります。
- 椿貴【つばき】
- 椿基【つばき】
- 椿希【つばき】
- 椿樹【つばき】
- 椿紀【つばき】
【椿】どんな想いや願いを込める?
【椿】という名前を、これからこの世に生まれてくる赤ちゃんへ贈ろうと考えているあなたは、どんな想いや願いを込めて、その名前を考えていますか?冬の厳しさの中でも美しく咲く椿の花のように、力強く生きて欲しいという想いでしょうか?
私たち日本人にとって身近な花である【椿】は、俳句の季語としても有名です。古くは万葉集にも、椿を季語としたした俳句が詠まれています。もし赤ちゃんの名付けで悩んだ時は、こうした俳句や季語を参考にして、自分の想いを投影してみてください。きっと思いがけない素敵な名前をイメージすることが出来ますよ。以下に椿の季語と、代表的な俳句をご紹介しますので、名付けの参考にしてください。
【椿】の季語
椿の季語は、春、秋、冬に因むものがあります。赤ちゃんの名付けをイメージする際は「椿餅」など愛らしい和菓子や、生命をイメージする「椿の実」などをヒントにすることをおすすめします。
- 春の季語:椿 花椿 椿餅(道明寺粉で作った餅に餡を入れ、椿の葉で包んだ和菓子)白椿
- 秋の季語:椿の実
- 冬の季語:冬椿 寒椿 侘助
【椿】の俳句
【椿】を季語にした俳句には、季節の風景や自然からイメージした作品が多くあります。特に小林一茶や、正岡子規など、有名な俳人の俳句は、パパやママの想いが重ねやすい作品です。
- 「満月や 誰が指触れし 椿餅」 作者:中 勘助(なか かんすけ)
- 「午の雨 椿の実など ぬれにけり」 作者:松瀬 青々
- 「牛の子の 顔をつん出す 椿かな」 作者:小林 一茶
- 「寒椿 力を入れて 赤く咲く」 作者:正岡 子規
- 「人の息 かからぬ高さ 白椿」 作者:長谷川 貴枝
【椿】を使って素敵な名前をつけよう
今回は、【椿】の花言葉や、漢字の意味、由来、おすすめの名前に関する情報をお伝えしましたが、如何でしたでしょうか?名付けには、ネガティブなイメージもある【椿】ですが、意外と愛情や慎み深さを表す漢字であることが、お分かり頂けたのではないでしょうか?姓名判断の字画数の上でも、とても幸運な名前を名付けることが出来る素敵な漢字でしたね。
是非これから生まれてくる赤ちゃんには、パパママの想いを込めて【椿】という漢字を使った素敵な名前を名付けてあげてくださいね。