『環』を使った男の子&女の子の名前!漢字や字画数・意味の由来も徹底調査!
『環』という漢字を使った名前は男の子、女の子ともに人気があります。しかしよく見る漢字ではありながら、その意味はあまり知らないという方もいるのではないでしょうか。『環』の漢字について深く知ることで、素敵なイメージや想いを込めた名前を考えてみましょう。
目次
【環】名付けでどう使う?
【環】という漢字は、なんとなくいいイメージが持たれるため、名付けで使いたいと考えるパパやママも多いのではないでしょうか。でも同時に具体的に名付けでどのように使えば良いか悩む方も多いでしょう。
名付けにどう使えば良いかは、その漢字の字画数や読み方だけでなく、意味や由来も知ることで自信を持って名付けることができます。【環】についてもしっかりと漢字の情報を押さえて、明確な願いや想いを込めた名前を赤ちゃんにプレゼントしてあげましょう。
【環】漢字の字画数
【環】の漢字の字画数は17画です。一文字で17画という字画数は、どちらかというと多い方かもしれません。あまり名前全体の字画数が多いとバランスが悪くなってしまいますから、ご自分の名字なども加味しながら名付けるようにしましょう。
また姓名判断の吉凶は字画数でみます。気にされる方は良い総字画数になるように【環】に組み合わせる漢字などを考えて名付けると良いですよ。
【環】漢字の読み方
【環】という漢字は皆さんがよくご存じの『かん』という読み方の他に、『めぐ(る)』、『わ』といった読み方もあります。名付けの場合は『たま』や『たまき』と読むことも多いようです。
【環】漢字の意味と由来
【環】の意味
『めぐ(る)』や『わ』という読み方からもイメージできるように、【環】にはもともと「輪」や「輪っか状になったもの」という意味があります。またそこから「輪っかの形をした宝石」や、輪の形状から派生した「めぐる・囲む」という意味も持っています。
【環】という漢字を使った熟語を考えても、これらの意味がよく表されています。よく耳にする「環境」は「周りを取り巻く周囲の状態」を意味しますし、「循環」は「めぐる」という意味、「環状線」は輪っか状になっている道路の意味ですよね。
【環】の由来
さきほどご紹介した【環】の漢字の意味は、その漢字のつくりが由来しています。「周囲に丸くめぐらす様子」を表す「袁」と、「目」を意味する「罒」が合わさった「睘」は「周囲をぐるりと見渡す様子」を指します。それに「宝石・美しい玉」を表す「王」が組み合わさり、【環】が「輪っかの形をした宝石」を指す由来になったそうです。
またこの「輪」という形が、「めぐる・囲む」という意味の由来にもなっています。ある1点を中心に周りをめぐり、取り囲む形が「輪」ですよね。漢字の意味の由来を探っていくと、赤ちゃんの名付けに使いやすくなりますね。
【環】漢字のイメージ
【環】の漢字の意味や由来から、【環】の漢字が持つイメージをみていきましょう。【環】は男の子・女の子どちらにも使える漢字ですが、「宝石」という意味を持つため、どちらかというと女の子の名付けに使われることが多いようです。
ただ【環】の持つ「輪」や「めぐる・囲む」といった意味からは、「人とのつながり」や「結びつき」、「周囲との調和」などのイメージが想起されます。このような素敵なイメージのある【環】は、男の子・女の子どちらの赤ちゃんの名付けにもふさわしい漢字ではないでしょうか。
【環】を使った女の子の名前20選
それでは具体的に【環】を使った名前をみていきましょう。まずは女の子の赤ちゃんにおすすめの名前から20選、読み方別にご紹介していきます。それぞれ組み合わせられる漢字のパターンものせますので、字画数やバランスなどを意識しながら参考にしてみてくださいね。
『たまき』『たま』と読む名前
環(たまき)
先ほど【環】は比較的女の子の名付けに使われることが多いと言いましたが、この『環(たまき)』は「腕輪」などといった宝石をそのまま意味するので、とくに女の子特有の名前として多く使われます。
環緒(たまお)
女の子の名前の止め字として人気な「緒」を組み合わせても可愛いですね。「緒」には「糸・紐」といった意味もあるので、より「つながり」をイメージできる名前ではないでしょうか。
環乃(たまの)
「乃」も女の子の名前に人気の感じですね。響きもやわらかく、かわいいイメージです。
『かん』と読む名前
環奈(かんな)
『かんな』という響きは女の子の名前として大変人気があります。有名人の「橋本環奈」さんの名前もこの漢字ですね。他にも「菜」や「那」など、「な」と読める漢字はたくさんありますので、好きな漢字や字画数の良い漢字を組み合わせてもOKです!
実環(みかん)
『みかん』という響きは女の子らしくてとても可愛い名前ですね。「み」の漢字を「美」にしても良さそうです。
『わ』と読む名前(二文字)
『わ』と読む【環】を使った女の子の名前はたくさんありますので、漢字二文字の名前と三文字の名前にわけて紹介していきます。
美環(みわ)
『みかん』ではなく、『みわ』という読み方にしても可愛い女の子の名前になります。もちろん「実環」でも良いですね。
乃環(のわ)
先ほども紹介したように、女の子の名前に「の」を付けるのはとても人気です。名前に「の」を入れたい方は下記も参考にどうぞ!
紗環(さわ)
「さ」は他に「沙」や「早」といった漢字も使えますね。
千環(ちわ)
「ち」の漢字は「智」や「知」にしても可愛いです。
希環(きわ)
「き」の部分を「貴」や「季」にしても良いですね。
環子(わこ)
『わこ』という響きは珍しく、とても可愛いです。「子」がつく名前は女の子ならではの名前なのでおすすめですよ。
環香(わか)
「か」の漢字に「歌」や「加」を使っても可愛いですね。
愛環(あいわ)
「愛の輪」という意味もイメージできて素敵です。「愛」は女の子の名前にとても素敵な漢字なので、ぜひ下記の記事も参考に!
音環(おとわ)
「音」を使うと「音の輪」という意味もイメージできますが、「乙」を使っても字画数がすっきりとして可愛いですね。
『わ』と読む名前(三文字)
環花子(わかこ)
こちらも「花」ではなく「加」や「佳」、「果」や「歌」など、いろいろな漢字をあてることができます。
環花奈(わかな)
「花」の部分もそうですが、「奈」を「菜」や「那」にするのも人気がありますよ。
貴環子(きわこ)
「季」や「希」を使うのもおすすめです。
登環子(とわこ)
少しレトロな雰囲気が可愛い名前です。女の子の可愛い古風な名前は他にもたくさんありますので下記もご参考にどうぞ!
咲環子(さわこ)
もちろん「紗」や「沙」の漢字を組み合わせても可愛いです。
その他
環(めぐる)
少し男の子っぽい名前のような気もしますが、女の子の名前として使っても全く問題ありません。
【環】を使った男の子の名前10選
次は【環】の漢字を使った男の子の名前を10個ご紹介していきます。【環】はとてもいい意味を持っている感じですから、ぜひ男の子の赤ちゃんの名付けにも取り入れてみてくださいね。
『たまき』『たま』と読む名前
環(たまき)
先ほど女の子特有の名前ということで紹介しましたが、男の子に名付けても問題ありません。「つながり」や「輪」という意味は性別に関係なく素敵な名前です。
『かん』と読む名前
環太(かんた)
『かんた』は男の子の名前としてとても人気のある響きです。
環太郎(かんたろう)
「郎」をつけて三文字の名前もかっこいいですね。
環斗(かんと)
「と」で終わる男の子の名前も人気がありますよね。響きもりりしく、かっこいいです。
環弥(かんや)
「や」にあてる漢字は「也」や「哉」などでもOKです。
『わ』と読む名前
翔環(とわ)
「と」の部分を「斗」や「十」にしても素敵です。
悠環(ゆうわ)
「ゆう」と読める漢字には他にも「裕」、「優」、「勇」、「友」などがありますね。
奏環(そうわ)
『そう』という響きは男の子の名前にとても人気です。とくに「奏でる」という『奏』の漢字は素敵なイメージですよね。下記の記事もよければ参考にしてみてください!
その他
環(めぐる)
女の子の名前でも紹介しましたが、男の子の名前としても人気があります!
環斗(めぐと)
『めぐる』というイメージを伝えたい場合はこちらの名前も素敵ですね。
【環】どんな想いや願いを込める?
【環】を使った名前を赤ちゃんにプレゼントする場合、パパやママはどのような想いや願いを込めているのでしょうか。またこれから赤ちゃんの名前を考えるパパやママにはどのような想いを込めたいですか?
【環】はその意味や由来からも「つながり」や「調和」といったイメージが連想できましたよね。そのことから、「人とのつながりや結びつきを大切にする子になってほしい」といった想いや、「周りとの調和を大事に考える子になってほしい」といった想いを込めることができそうです。
先輩ママが【環】に込めた想い
実際にご自分の赤ちゃんに【環】を使った名前を付けたママの想いをご紹介します。どれも大切な赤ちゃんへの気持ちが溢れる素敵な想いばかりです。ぜひ名付けを考える際の参考にしてみてくださいね。
環奈(かんな)ちゃんのママ
「環」という字が「輪っか」、「つながり」という意味があると知って、「人と人のつながり(一つ一つの出会い)を大切にできる子になってほしい」という願いを込めました。また好きなアーティストの歌詞に「自分のした単純なことが周りまわって誰かの笑い声をつくっている」というのがあるので、そんな「つながり」も意識できる子になってほしいと思い、「環」という字にこだわって付けました。
環(たまき)ちゃんのママ
産まれたままで完全な輪っかという意味で付けました。産まれる前は元気でさえいれば、という思いが強いですが、いざ産まれると、ああなって欲しい、こうなって欲しい、という親の要望は大きくなりがちです。そういうことにならないように、自分への戒めも込めて、産まれてくれただけで十分だよ、あなたは切れ目のない輪のように完璧だよ、という意味です。
環人(かんと)くんのママ
『環』は「輪」や「繋ぐ」という意味から、『人』はこだわって付けたくて決めました。人とのつながりを持ってほしい、人とのつながりを大切にしてほしいという願いを込めました。
環(たまき)くんのママ
巡回する。まわる。輪をつくる。などの意味合いから、人と人を繋げるような優しく友好的な人になって欲しいと想いを込めて付けました。
【環】を使って素敵な名前をつけよう
【環】の意味やイメージ、また名前に込められる想いなどを紹介してきましたが、知れば知るほど素敵な漢字だということがおわかりいただけたのではないでしょうか。
名前はパパやママが赤ちゃんに最初に贈る素敵なプレゼントです。ぜひ【環】を使った名前に想いを込めて、ご自分の赤ちゃんに素敵な名前をつけてあげてくださいね!