『愛』を使った女の子の名前!漢字や字画数・意味の由来も徹底調査!

愛がつく名前は、今も昔も人気です。また、由来も素敵なものが多く、女の子らしい名前が多いです。しかし一方で、使うのはよくないという考えもあります。「愛」から始まる・終わる名前の読み方や由来、漢字の成り立ちまで紹介します。

『愛』を使った女の子の名前!漢字や字画数・意味の由来も徹底調査!のイメージ

目次

  1. 1「愛」の漢字の画数や由来
  2. 2「愛」という漢字が持つ意味は?
  3. 3「愛」という字は、昔から女の子名に人気!
  4. 4「愛」を使った女の子の名前の例!読み方も合わせてご紹介!
  5. 5「愛」という漢字は、実は良くないの?
  6. 6「愛」を使った名前に、愛情あふれた人になるよう願いを込めよう!

「愛」の漢字の画数や由来

愛 名前

。名前ランキングで常に上位に入る大人気の漢字です。

▼画数
画数は、13画です。
名付けの13画は非常にいいとされ、姓名判断では“大吉”のお墨がつくほどです。
13画の意味は養子長男型と言われています。
男女とも責任有る立場に立つことが多いとされています。
特に女性の場合、良縁に恵まれる傾向があります。
明るくて人気者、爽やかで周囲と上手く交際する人気運があり、家庭、出世、財運などにも恵まれる…となんとまあ、実に将来性豊かな漢字のようです。

愛 名前

▼成り立ち
「愛」の成り立ちは、「㤅(アイ)」と「夂」を上下に組み合わせた漢字だったといわれています。
この漢字を「旡」「心」「夂」の3つに分けて考えます。
「旡」→後ろを振り返る人
「夂」→人の足
「心」→人の心

これらを組み合わせます。
「心が揺れて足を止める様子」
    ↓
「気にかかる」
    ↓
「心が引きつけられ、慕う」
という意味がつくようになりました。

愛 名前

▼由来
愛という言葉は、仏教とともに日本に入ってきました。
弘法大使が伝えたとされています。
しかし今のような意味合いではなく、宗教思想に近いあまり良くない意味だったのだとか。

「愛する」という意味合いが誕生したのは、明治時代です。
I LOVE YOUの日本語の読み方として誕生しました。
ですが人々には、言葉の意味があまり定着しなかったようです。
定着する前は、様々な言葉で「愛」が表現されていました。
夏目漱石の「月が綺麗ですね」が有名ですね。

愛 名前

「愛」という漢字が持つ意味は?

▼読み方
(音の読み方)  「アイ」
(表外の読み方)「めでる」「おしむ」「いとしい」「かなしい」「うい」「まな」

愛 名前

▼意味
①愛する。いつくしむ。恋い慕う  
②めでる。かわいがる。
③大切にする。
④心残りである
⑤仏教用語で登場する「十二因縁」の一つ
⑥キリスト教で神が人類に幸福を与えること
⑦愛情

「愛」という漢字からは、文字通り「愛する気持ち」を連想させます。
そして人を慈しむ姿からは「優しさ」、「一途でまっすぐなで気持ち」というイメージができます。
「愛」という字からは良くないイメージはでてきませんね。
「慈しむ」「愛でる」「可愛いと思う」など、「愛」からは温かな印象を受けます。

愛 名前

「愛」という字は、昔から女の子名に人気!

古くから、「愛」という字は女の子の名前に使われてきました。
明治安田生命の名前ランキングによると、1917年頃に「愛子(あいこ)」の名前が人気があったようです。1917年というと、なんと大正時代です。

「愛」という漢字は、昔から人気がある字だったのですね。
さらに「愛」を使った名前で一番人気があるのは、「あい」の読み方をする一文字名前です。
1978年から、名前ランキングほぼ毎年ランクインするようになる人気ぶりです。
一文字名前が流行するきっかけになったともいわれています。
 

愛 名前

しかし、2000年以降は愛(あい)の一文字名前の人気が終わると、愛華(あいか)や愛理(あいり)のように、漢字を組み合わせて使われることが多くなりました。

また、最初の響きである頭文字「ア」がつく、乃愛(のあ)や優愛(ゆあ)、愛佳里(あかり)などの名前も人気が出ています。「まな」の読み方をして愛香(まなか)や愛美(まなみ)、「愛」で終わる美愛(みまな)や心愛(ここあ)、そのほかにも当て字として使われることも多いようです。

「愛」を使った女の子の名前の例!読み方も合わせてご紹介!

愛 名前

「愛」という字がつく名前は、かわいらしく、女の子らしい名前が多くあります。
最近だと変わった名前や当て字も多いですが、スタンダードで読みやすい・由来が素敵だと感じた名前を紹介します。
 

「愛」をつかった女の子の名前

愛 名前

愛莉(あいり)
2017年のたまひよ名前ランキングでランクイン。みんなに愛されるように、という素敵な願いが込められています。
 
愛結(あ ゆ)
「愛を結ぶ」。読みやすく、素晴らしい名前です。
 
愛彩(いとあ)
みんなに愛されるように。彩りある人生を送ってほしいという気持ちが込められています。
 
愛以(あ い)
二文字で(あい)と読ませるのも可愛いですね!
 
愛花(あやか)
美しく、漢字も覚えやすい名前です。
 
愛奈(あんな)
愛に溢れた日々がずっと続くように、という気持ちが込められています。
 
愛穂(あきほ)
実りの多い人生を送ってほしい願いが込められています。
 
愛純(あすみ)
当て字に見えますが、苦なく読めます。形も美しいです。
 
愛優(あ や)
「愛」に「優しい」っていいですよね。最高の組み合わせではないでしょうか。
 
愛野乃(あやの)
愛祐実(あゆみ)
愛奈美(まなみ)
愛樹奈(あきな)
愛須花(あすか)

三文字も見た目が美しいです。

「愛」で終わる名前

愛 名前

花愛(か な)
先ほど紹介した「愛花(あやか)」の、愛で終わるバージョンです。

優愛(ゆ あ)
こちらも、先ほど紹介した「愛優(あや)」の愛で終わるバージョンですね。

結愛(ゆ あ)
愛を結ぶと書いて結愛。美しい響きですね。2017年のたまひよ名前ランキングで、8位にランクインしています。「幸愛、恋愛」と書いて「ゆあ」もありました。

乃愛(の あ)
「乃」がつくと、上品で清楚なイメージがあります。のあちゃん、って呼ぶのも可愛いです。大人になっても綺麗で女性らしいイメージがつく名前です。

莉愛(り あ)
「莉」はジャスミンを連想させる漢字です。花の可愛らしいイメージのまま、「愛」で終わるのがいい組み合わせです。

彩愛(あやめ)
大人っぽく高貴なイメージがあります。

心愛(ここあ)
呼びやすく、可愛らしい名前です。

麗愛(れ あ)
綺麗な愛と書いて麗愛。美しい名前です。

美愛(みまな)
美しい愛と書いて美愛。同じく美しい名前です。「みみ」と読むこともあるようです。


芽依愛(めいあ)
茉里愛(まりあ)

三文字で「愛」で終わるのも、見た目が美しいです。

「愛」という漢字は、実は良くないの?

愛 名前

女の子に会う「愛」という字ですが、名前に使うのはあまり良くないという考えもあるようです。
良くないとされる理由は、「愛」という字の成り立ちに関係があります。
 
愛という字の成り立ちを振り返ってみましょう。
愛という漢字を分解して、「心が揺れて足を止める様子」と意味がつくようになりました。
その場を立ち去ろうとするが心残りであり、後ろを振り返る様子は、「恋い慕う」「心が引きつけられる」以外にも、足が進まない様子を表しているようにも捉えられるようです。
そういった「切なさ」が愛という字に感じられ、子どもの名前に良くないのでは?という考えもあるようです。
 
また、「愛」一文字の名前だと、家族や異性との縁が薄くなりがちとされています。
「愛」という名前をつけたが故に、愛情面で悩みをかかえやすくなると…。
こちらも良くないイメージです。
これは迷信に近いかと思います。

愛 名前

調べれば調べるほど、良くない迷信が出てきます。
気にしてきたら、キリがありません。
無難な名前を選んでいたら、周りがみんな同じ名前になってしまいます。
理由があって名前に使いたい漢字があれば、自信を持って使っていただきたいです。
お子さんの名前は、情報や迷信を重要視するのではなく、名づけ親の想いが最優先です。
 

愛 名前

「愛」を使った名前に、愛情あふれた人になるよう願いを込めよう!

「愛」という漢字を使った名前をいくつか紹介しました。
漢字の組み合わせや画数も大切ですが、音の響きも大切ですよね。
呼びやすくて綺麗な響きの名前だと、周囲が名前を覚えやすいです。

愛 名前

名前は子どもへの最初の贈り物です。
名付けは楽しくもあり、迷いだすと難しいです。
昔から、「名前は体をあらわす」といいます。
名前は、人生で一番多くかけられる言葉になります。
そんな大切な名前ですから、素敵なものをプレゼントしたいですよね。
「古くさい名前にしないようにしよう」とか、「他の子と被らない名前が良い」と考えるあまり、読みにくい名前にするのは将来、子どもが困ってしまいます。
今話題になっているキラキラネームはつけないようにしましょう。
将来、性が変わっても、名前は一生変えることはできません。

愛 名前

「名前の由来を教えて」
そう子どもから聞かれた時。
由来をはっきり示すことができる名前であることが一番だと思います。

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小の寺

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