『蓮』を使った男の子&女の子の名前!漢字や字画数・意味の由来も徹底調査!
『蓮』は明治安田生命の名前ランキングでも何度もランクインしている人気の漢字です。一字名だけでなく、組み合わせて名付けることもできます。蓮の花として、水の上に咲く綺麗で少し涼しいイメージもありますね! 人気の『蓮』を使った名前を調べてみました!
目次
『蓮』の読み方
『蓮』は音読みで「レン」、訓読みで「はす」「はちす」と読みます。
名前で使う場合は「レン」「はす」が一般的で、読み方が多くないので、読みやすい名前としても使いやすいですね。
『蓮』漢字の意味と由来
『蓮』という漢字にはどんな意味や由来があるか見ていきましょう。
『蓮』は「つらなる」を意味する「連」とくさかんむりを組み合わせて、「連なった実をつける植物」を表現した漢字です。
すいれん科の多年生水草で、夏に咲く花として水に浮いて咲く姿が印象的ですね。
仏教では『蓮華』と言い、極楽浄土の象徴とされています。
『蓮』の実の断面はハチの巣のように穴がたくさん空いています。そこから、「ハチの巣→ハチス→ハス」と呼ぶようになったそうです。
また、根は太く食用にもなり、「レンコン」として一般的な食材です。
花としても食用としても、日本人にはとても馴染みの深い植物ですね!
『蓮』漢字の画数
『蓮』の画数は多く、13画です。
一字で使った場合、地格は13画で『大吉』、円満、名声、人気など、幼い頃から才を発揮する画数になります。
『蓮』文字のイメージ
『蓮(ハス)』はスイレン科の多年草で池や沼地で育ちます。
水の底に根を張り、長い茎を伸ばして水面に大きな葉っぱを広げます。そして、7~9月には淡紅色や白色の花を咲かせる植物です。
綺麗な水の中では小さな花しか咲かせることができず、泥が濃いほど大きな花を咲かすことができます。
そのため、汚れている環境で大輪を咲かせる花として、「清らかな心」「神聖」という花言葉があります。
『蓮』名付けに込める思い
『蓮』という漢字を赤ちゃんにつけてあげた場合、どんな意味を持たせてあげることができるのでしょうか?
蓮の花は汚れた環境の中でも美しい花を咲かせる花として知られています。
『蓮』はそんな特性から、苦しみや悲しみを乗り越えて花を咲かせようという思いを込めることができます。
「困難に負けずに成長していってほしい」「努力して、成功できる人になってほしい」「辛いことや苦しいことがあっても、負けずに生きてほしい」など、強い子に育ってほしいという由来を表現することができます。
また、「清らかな心」「神聖」という花言葉のイメージから、「いつまでも清い心を持ち続けてほしい」など清く優しく生きてほしいという意味を込められます。
「蓮は泥より出でて泥に染まらず」という、中国の成句もありますね。
夏に咲く花なので、夏生まれの子にもぴったりですが、多年草なので、季節を問わず使うことができます。
蓮は仏教でも馴染みのある花
仏教では泥水の中から美しい姿を咲かせる姿が、仏の慈悲の象徴とされています。死後に極楽浄土に往生し、蓮華の上に生まれ変わって身を託すという思想もあります。
人名に使えるようになったのは1990年ごろからと、比較的新しいです。『蓮』の字を使うと、和の雰囲気も持った名前になります。
『蓮』を使った名前と読み方【男の子】
『蓮』一文字で「レン」という名前も、響きがよくとても素敵な名前です。
一文字だと男の子の名前で使われることが多いです。
読み方のパターンも少なく、間違われることも少ない、読みやすい名前を付けてあげることができます。
[]の中には漢字の画数も書いてありますので、名字と組み合わせて画数も検討してみてくださいね。
『蓮』を使った二文字の名前【男の子】
はすき、はずき、れんき
蓮季 [13,8]、蓮希 [13,7]、蓮樹 [13,16]、蓮輝 [13,15]
はすと、れんと、れお、れおん
蓮音[13,9]
れお
蓮央[13,5]、蓮生[13,5]、蓮織[13,18]
れんが
蓮牙[13,4]、蓮雅[13,13]
れんご
蓮吾[13,7]、蓮悟[13,10]
れんじ
蓮史[13,5]、蓮志[13,7]、蓮司[13,5]
れんすけ
蓮介[13,4]、蓮助[13,7]、蓮輔[13,14]
れんと
蓮人[13,2]、蓮斗[13,4]、蓮翔[13,12]
れんま
蓮真[13,10]、蓮馬[13,10]、蓮誠[13,13]
れんり
蓮李[13,7]、蓮理[13,11]
男の子の名前は『蓮』の字に一字男の子らしい止め字を足してあげたものが多いです。
『蓮』を使った三文字の名前【男の子】
れんいちろう
蓮一郎[13,1,9]、蓮一朗[13,1,10]
れんじろう
蓮二郎[13,2,9]、蓮次郎[13,6,9]、蓮志郎[13,7,9]
れんたろう
蓮太郎[13,4,9]
れんのすけ
蓮之介[13,3,4]、蓮ノ輔[13,1,14]
蓮を使った男の子の3文字の名前は、古風で日本らしい名前が多いですね!
『蓮』を使った名前と読み方【女の子】
女の子の場合、一字名だとやはり男の子の印象が強くなってしまうので、女の子らしい字を足してあげた名前がおすすめです。
『蓮』を使った二文字の名前【女の子】
えれん
咲蓮[9,13]、愛蓮[13,13]、笑蓮[10,13]、絵蓮[12,13]
かれん
佳蓮[8,13]、可蓮[5,13]、夏蓮[10,13]、歌蓮[14,13]、花蓮[7,13]、華蓮[10,13]
はすか、れんか
蓮佳[13,8]、蓮夏[13,10]、蓮花[13,7]、蓮香[13,9]
はすか、れんか、れんげ
蓮華[13,10]
はすな、れんな、れな
蓮奈[13,8]、蓮菜[13,11]、蓮那[13,7]
はすみ
蓮実[13,8]、蓮海[13,9]、蓮美[13,9]、蓮珠[13,10]
はずき
蓮季[13,8]、蓮希[13,7]、蓮月[13,4]
れい
蓮依[13,8]、蓮衣[13,6]
蓮音(はすね、れんね、れおん)[13,9]
蓮乃(はすの、れんの)[13,2]
蓮子(れんこ)[13,3]
女の子の名前の場合、2文字目に『蓮』を置いて、「かれん」などと名前に使ってあげたり、「はす」「れん」と読ませて女の子らしい止め字を置いてあげた名前も可愛いらしいです。
また、『れ』とだけ読ませる「れい」などの名前も多いようです。
『蓮』を使った三文字の名前【女の子】
愛蓮月(えれな) [13,13,4]
玖蓮愛(くれあ) [7,13,13]
星蓮菜(せれな) [9,13,11]
女の子の3文字の名前は『蓮』を「れ」と読ませることで、少し珍しい名前を付けたい場合にお勧めです。
ただ、少し読みづらい名前になってしまうので注意が必要です。
赤ちゃんの名付けのポイント
生まれてくる赤ちゃんに素敵な名前を付けてあげたいという思いは親なら当然ありますよね。
ただ、名付ける際にはいくつかポイントがあります。
名字との名前のバランス
「こういう願いを込めたい!」とつい由来や名前にばかり目が行ってしまいがちですが、名字とのバランスを取って名付けてあげるのも大切です。
画数が多すぎないか
名字の画数が多いのに名前の画数も多くすると、全体的にバランスの悪い印象になります。
名字の画数が多い場合は、止め字を少し画数の少ない漢字にしてあげるなど、候補をあげて調整してみましょう。
親も子どもも何度も書くことになることを考慮して名付けてあげるとよりいい名前になるかと思います。
名字と名前の雰囲気を考慮する
例えば花の名前を付けたいと思っているのに、既に名字に植物が入っている(桜井、梅田)など、名字の持つ雰囲気を考えながら名前を付けてあげないと、こちらもバランスが悪くなってしまいます。
他にも名字が持つ雰囲気と真逆だったり、違いすぎる名前を付けてしまうと、アンバランスな印象になりがちです。
素敵な由来の名前をつけてあげたいという気持ちが一番ですし、名字は変わることもありますが、まずは出生時の名字を考慮してつけてあげるといいですね。
読みにくい名前ではないか
漢字はどうしても音読み訓読みなど、2種類以上の読み方があるのが一般的です。
ですから、必ずしも1度で読める名前、複数の読み方がない名前などは意識しなくてもいいでしょう。
ただ、「○○? ●●?」という候補にすら上がらない名前や、あまりにも読みづらい名前などは、幼い頃から何度も訂正することになり大変です。
夫婦だけでなく、両親の話も聞きながら、漢字の読み方に気を付けて赤ちゃんの名前をつけてあげましょう。
名前の響きも大切に
名前というのは赤ちゃんからおじいちゃんおばあちゃんになるまで、一生に何百回何千回と呼ばれるものです。
名字も含めて何度も口に出して、噛まずに言えるかどうか、響きが綺麗かどうかなども意識してつけてあげましょう。
また、少し珍しい響きだけど、意味を持って付けた名前が、実はその音の隠語があったり、汚い言葉であったり、他の国の言葉で悪い意味があったりということも多いです。
名前の意味や由来だけでなく、その響きで本当に大丈夫かどうか、何度も調べてみましょう。
『蓮』を使って赤ちゃんの名付けを考えてみよう
『蓮』を使った名前を調べてみましたがいかがでしょうか?
蓮は綺麗な花のイメージだけでなく、泥が多いほど大輪を咲かせるなど、「困難を乗り越えて強く生きて行ってほしい」となどと由来を込めることができる、すごく素敵な漢字です。
また、男の子にも女の子にも使うことができ、「清らかな心」など、素敵な花言葉もあります。
音の響きもよく、赤ちゃんから大人になるまで使える、ランキングにも毎年入るような人気の漢字です。
是非、赤ちゃんの名付けで悩んでいる方は『蓮』を使った名前を考えてみてください! ここに上げた名前は一部で、他にも素敵な名前がたくさんあります。
生まれるまでたくさんの候補を挙げて、素敵な名前を付けてあげましょう。