手作りドールハウスの作り方！100均で簡単に出来るの？

子供のおままごとやお人形遊びに大活躍するドールハウス。女の子は持っている子も多いのではないでしょうか。子ども向けのイメージが強いドールハウスですが、今インテリアや観賞用として大人にも人気があるのです。

お気に入りのお人形を使って、理想のドールハウスを作りたい！と思っても既製品のドールハウスはお値段も高めで、購入するのをためらう場合もありますよね。

実はドールハウスは簡単に手作り出来るんです！

 

簡単に手作り出来る、と言っても材料費がけっこうかかるのでは？と思いますよね。ここで100均が大活躍するんです。セリアやダイソーなどの100均で、資材から小物まで様々な材料を調達することが出来ます。100均であれば、もし失敗してしまったとしても手軽に買い直しも出来ますね。

自分用というより子どもと一緒にドールハウスを楽しみたい！という方も大丈夫です。材料が揃えばドールハウスは子どもと一緒に簡単に手作りすることが出来ます。ハサミやカッターなどを使う時は注意が必要ですが、ドールハウスは貼ったり塗ったりする作業も多いので小さな子どもでも充分に楽しめます！夏休みの自由研究などにもおすすめですよ。

100均でドールハウスに必要な材料が購入出来るとお話しましたが、実際にどのような商品がドールハウスの材料に使えるのでしょうか。

まずはドールハウスの「家」本体に使えるものとしては、木箱や合板などがあります。雰囲気を出す為にはがせる壁紙やフローリングシートも使えますね。あとは「家」を彩る小物類も100均で購入出来ます。

「豆本」と呼ばれるミニチュア本やLEDライト、お庭作りに使えるフェイクグリーンや芝シート、面白いものだとミニチュアのごみ箱などもあります。また、100均で購入出来る可愛い布やボタン、樹脂粘土なども小物作りに活躍します。

あとは工具類や塗料ももちろん100均にあります。小さめの木材であれば切れるのこぎりカッターやボンド、絵の具やニスなどが購入出来ますよ。100均を巡って自分のドールハウスに合う商品を探してみましょう。

では実際にドールハウスは、どのように作っていくのでしょうか。ドールハウスの作り方は自分がどのようなドールハウスを作りたいかによって作り方が変わってきます。まずはどのような家の形で、どんな小物を置きたいのかをイメージしましょう。

ドールハウス初心者や子どもと一緒に作る場合は、ダンボールを使って家を作るのが簡単でおすすめです。木材だとカットするのが少し難しいですが、ダンボールであれば簡単です。まず最低限必要なものはダンボール、ボンド、カッターです。ダンボールは出来る限り無地のものを調達すると良いでしょう。

ダンボールを使う簡単な家の作り方の動画をご紹介します。この動画の家は基本の形となるので、ここから自分好みのドールハウスを発展させていきましょう。

続いては家の中を作っていきます。家の中にどのような小物を置くかも事前にイメージを持っておくと良いでしょう。小物と言っても色々とありますが、本棚やテーブル、イス、キッチンやバスルームなどがあるとドールハウスの雰囲気が出ていいですね。

自分で作るのは面倒・・という方は、ミニチュアの食品や既製品のミニチュア家具を購入しても良いかなと思います。特にミニチュア食品は子どもだけではなく、大人が観賞用としてコレクションするのも楽しいですよ。

せっかくだから小物も手作り！という方には樹脂粘土がおすすめです。

粘土といっても油粘土や紙粘土など種類は色々ありますが、今回ご紹介するのは樹脂粘土です。ミニチュア食品作成には樹脂粘土が1番向いているそうです。

理由はいくつかあり、造形がしやすい、色付けがしやすい、乾燥するとプラスチックのような質感になりミニチュア食品らしくなるんですね。この樹脂粘土、もちろんホームセンターでも購入出来ますが何と100均でも購入出来るんです！ダイソーでは様々な色の樹脂粘土が売っているので、ぜひ覗いてみて下さい。

さて、今回は初心者でも比較的作りやすい「オムライス」の作り方の動画をご紹介します。最初から食品は難しそう・・という方は、平皿などの食器作りをしてみても良いですね！
 

最低限必要な材料は、樹脂粘土、絵の具、粘土ニス(もしくはトップコート)、ボンドです。あると便利なものに爪楊枝、粘土ヘラ、カッターですね。

こういったオムライスの他にも、おにぎりやホットケーキ、パフェなど樹脂粘土の可能性は無限大です。粘土は子どもと一緒に楽しめる作業なので、一緒にコネコネして楽しんで作ってみて下さい。

ダンボールや樹脂粘土を使ってドールハウスを作っていく方法を少しご紹介しました。この2つ以外にも、より簡単にドールハウスを手作りする方法もあります。市販のカラーボックスを活用する作り方です。

ここからはドールハウス作りによく使われる「カラーボックス・ダンボール・木材」それぞれを使ったドールハウスの作り方をご紹介します。

まずはカラーボックスを使ってドールハウスを作る方法です。カラーボックスを家に見立てて、中に小物を配置していくだけで素敵なドールハウスが出来上がります。なので、小さな子どもでも気軽に作れます。

家自体は既製品を使うので、中に配置する小物を少し手作りしても楽しいです。例えば本棚を100均の木箱で代用してみたり、ミニチュアテーブルやイスを手作りしても良いですね。先にご紹介した100均の樹脂粘土を使って、ミニチュア食品を作るのも良いと思います。

作りのが面倒であれば小物は既に持っているおままごとのおもちゃなどを活用し、壁などをマスキングテープで飾り付けても素敵な家になります。

さて、カラーボックスに次いでドールハウス作りを簡単に出来る材料としてダンボールがあります。ダンボールを使った家の作り方をご紹介しましたが、ちょっとした小物もダンボールで作れたりします。

ダンボールの良さは何と言ってもその扱いやすさでしょう。カッターで綺麗にカット出来ますし、絵の具で色塗りもしやすく、マスキングテープや色紙を貼り付けるのも簡単です。また、スーパーなどで無料でもらえたりするのでお金もかかりません。

例えば、薄めのダンボールであればテーブルやイスも作りやすいですし、色塗りをしてお庭の塀を作ったりするのも良いですね。ドールハウスの家本体から小物まで、ダンボールで作ってみるのはいかがでしょうか。

ドールハウスの中で一番難易度が高いと言えるのが木材を使った作り方でしょう。サイズを考えた上で木材を購入する必要がありますし、カットもダンボールと比べると難しいです。

しかし、今は100均でも木材が購入出来ます。本物らしい質感を出せる、というのも木材の良さです。簡単な作りのものから始めて慣れてきたら引き出し付きの棚など、難しい作品に挑戦してみるのも良いかなと思います。

今回は家の必需品の小物かな、と思われる「ミニチュアテーブルとミニチュアイス」の作り方の動画をご紹介します。自分のドールハウスに合った大きさの木材、のこぎりカッター、ボンドが最低限必要になります。テーブルやイスが作れるようになると、その進化系としてチェストやソファ、ベッドなども自分で作れるようになります。ぜひ挑戦してみて下さい！

ドールハウス作りに使える材料をご紹介しましたが、「色々と材料や小物を揃えるのは大変！」という場合もありますよね。そんな方の為に材料がセットになった、ドールハウスキットが売っています！

ハサミやカッター、ボンドなど工具類は用意する必要がありますが、その他のものは基本的に入っている商品が多いです。キットの種類も色々あり家の他にお店などもあります。家1つでも和風のもの、洋風のもの様々です。自分好みのものを探してみましょう。

こちらのドールハウス、はしごやブランコもあってすごく良く出来てますよね。何と全て100均の材料で作られているんです。大きめの作りで子どもも遊びやすそうですね。

こちらも100均の商品を活用しています。屋根の部分は針金クリップを使っているんです。クリップの針金部分を分解し、塗装して屋根にしているんですね。黒板シートやフェイクグリーンも100均で購入出来ます。またテーブルクロスはお家にあった布きれを使っているそうです。

お家に眠っている小物類もドールハウス作りに役立ったりします。ぜひ探してみましょう。

こちらは先にご紹介した樹脂粘土で作った洋食セットです。サラダの具材まで細かく再現されてますね。こういったミニチュア食品だけをたくさん作っていくのも楽しそうですね。

こちらは海外の方の作品です。棚をリメイクして大きいドールハウスを作っています。1つの棚の中を細かく仕切ると、リビングやバスルーム、ベッドルームなど色々なお部屋を作れますね。

おままごとだけではなく観賞用にもおすすめのドールハウス。様々な手作りのアイデアをご紹介しました。ホームセンターはもちろん、100均でもドールハウスに使える商品がたくさんあります。手始めにまずは100均を覗いて、ドールハウスグッズを探してみるのはいかがでしょうか。きっと素敵なドールハウスが作れますよ！