2018年06月09日公開
2018年06月09日更新
粘土の種類と特徴!子供に人気の粘土商品&おすすめの遊び方も紹介!
粘土には色んな種類があり、子供も大人も楽しめる遊びです。遊び方の決まったおもちゃとは違い、指先・手先を使って考えながら何かを作る楽しみ・出来上がった時の喜びを感じることができます。粘土の種類や特徴を知って、幼稚園・小学校だけでなく家庭でも楽しみたい遊びです。
粘土の種類一覧とそれぞれの特徴
幼稚園でも小学校でも取り扱われている『粘土遊び』。昔から馴染みのある『油粘土』『紙粘土』だけでなく、いろんな粘土があります。どんな粘土の種類があるの?どんな特徴があるの?そんな素朴な疑問に対してわかりやすく紹介していきます。粘土の種類や特徴を知れば、子供も大人ももっと『粘土遊び』が楽しめるようになります。
親子一緒にまたは、おじいちゃんやおばあちゃんとお孫さんが一緒に、触れ合いながら楽しみながら粘土遊びをするのもいいですね。どこでどんな粘土が、どのくらいの価格で購入できるのかも紹介します。(100均でも手軽に購入でき種類も豊富です。)
紙粘土
紙粘土は、軽いので小さな子供でも扱いやすいのが特徴です。保存しておきたい作品を作るのに適しています。自然乾燥で固くなり、水彩絵の具で色付けできるのもいいところです。自分の好きな形を作り、色付けをすればいろんな作品ができます。
子供が小学校に上がる前の年齢、幼稚園の年齢であれば紙粘土の特徴を生かして、ママが作品を作って子供がそれを使って遊ぶという楽しみ方もいいですね。おもちゃにはない遊び方です。
大人であれば、おしゃれなインテリアも作れます。紙粘土でスイーツを作ってみるのも楽しいです。ヘアアクセサリーも作れます。アイデアひとつでいろんな物が作れるのも楽しみでもあり、既製のおもちゃでは味わえないところかもしれません。紙粘土は価格も手ごろで、100均でも購入できます。
紙粘土の保存方法は、空気に触れないようにラップに包んで、直接日の当たらない場所に保存しましょう。開封後はなるべく早く使い切るのがいいです。紙粘土は、乾燥してしまうと全体的にパサパサして伸びが悪くなります。
紙粘土は100均でも、手軽に買うことができます。スイーツデコは、ユーチューブにもたくさん取り上げられています。見ているだけで楽しくなります。でも、実際に作ってみるともっと楽しくなりそうです。
100均で買った紙粘土を使って、アイデア次第で部屋の中の雰囲気を変えることができます。粘土以外の必要な材料もすべて100均で揃います。材料費が安くて済むので気軽に挑戦してみてはいかがでしょうか。
油粘土
油粘土は、自然乾燥でも固くならず何度でも作り直して遊ぶことができるのが特徴です。伸びがよく、きめも細かいです。子供にも扱いやすく、幼稚園や小学校での活動にはよく取り入れられています。ただ、紙粘土のようには乾燥しにくいので保存する作品には向きません。
残った油粘土の保存方法は、ふたのある容器に入れてほこりがつかないようにしましょう。使用期間の目安は2~3年です。
その他の粘土5種類【自然由来】
これからご紹介する5種類の粘土はすべて、自然由来のものです。小さな子供でも、万が一口に入れてしまっても安心・安全な粘土です。幼稚園までは、自然由来の粘土をオススメします。
・小麦粉粘土:小麦で作った粘土です。自宅で、作ることもできます。(小麦・水・塩・油が材料です)もちろん、100均など市販のものを購入できます。食品で作った粘土なので、小さな子供が口に入れても安心です。色をつけてカラフルにしたい場合は、絵の具ではなく食紅を使うことによってママも安心して子供と一緒に遊ぶことができます。
ただ、小麦粉粘土は保存料が入っていないので長期に使うことは難しいです。遊び終えたら、処分することおすすめします。幼稚園では油粘土以外に、小麦粉粘土が使われているところもあります。
・米粉粘土:小麦粉アレルギーで、小麦粉粘土が使えない子供のためにアレルギーが少ないと作られた粘土です。100均で購入できます。
・野菜粘土:野菜や果物パウダーで着色した粘土で、口に入れても安心・安全な粘土です。今までの粘土になかった自然な『色』と『香り』が楽しめます。
・寒天粘土:寒天を使用した粘土です。ぷるぷるとした感触で柔らかく乾きにくいので、子供も扱いやすい粘土です。店舗では売られていないです。
・密蝋粘土:密蝋が素材なので、安心です。抗菌作用もあり発色が良いです。蜜蝋の香りがいい香りです。ただ、あまり店舗では売られていない粘土です。
子供の粘土遊びにおすすめの人気商品
こちらでは、『米と野菜のねんど』『紙ねんど』『寒天ねんど』『シリコンねんど』をご紹介します。どの粘土も、こどもたちに人気の商品です。
初めても安心!子供のための米とやさいのねんど『テテテ』
親の目線から『やさしく安全な素材を』をコンセプトで、国産の素材にこだわった手づくりの米と野菜のねんどです。ベース米粉と塩。色は野菜のやさしい天然色。
http://tetetenote.com/?pid=117778462
ド定番の紙粘土!『天使のねんど』
この『天使のねんど』は大変軽く、手に着かずマシュマロのようなふんわりとしたねんどです。いつまでも触っていたくなるような癒しの効果もあります。価格もお手頃です。紙粘土は小学校でも作品作りに使用されています。
ボールネンド『かんてんネンドStudio』
はじめは、ぷるぷるとした質感のねんどが、こねているうちにだんだんやらわかく伸びの良い質感になります。小さい子供にも扱いやすく、乾きにくいので自分のペースで思い通りの造詣が楽しめます。手やテーブルに粘土がくっつきにくいので、ねんど板がなくても大丈夫。他の色と混ぜて色をつくることもできます。
エジソン シリコンねんど
乾かないのに焼くと固まる不思議な粘土です。安心素材、乾かない、汚れにくい、焼くと固まる、水に強い!お気に入りの作品は焼いて残そう!小学校ではなかなか扱えない粘土かもしれませんが、家庭では小学生くらいからオススメしたい粘土です。※単色でも販売されています。
100均粘土のおすすめは?
100均では、いろんな種類の粘土が販売されています。子供も大人も手軽に手にすることができます。私の子どもの頃から馴染みのある『油粘土』『紙粘土』をはじめとして、『お米のねんど』『こむぎこねんど』『ふわっと紙粘土』などと種類が豊富です。
『お米のねんど』『こむぎこねんど』など、色も豊富なので、大人も子供も楽しさが広がります。また、あまり馴染みはないかもしれませんが『木粉ねんど』『石粉ねんど』もあります。
100均では粘土だけでなく『粘土ケース』『ねんどばん』はもちろんのこと、子供が遊びを楽しめるように、ねんどののし棒やヘラセット・いろんな形の押し型もあります。ねんどはさみ・ラーメンメーカー・アイスバーメーカー・ワッフルメーカーなどもあります。
道具が豊富で見ているだけでワクワクします。おもちゃよりも、子供の遊びも広がりそうです。年齢が大きくなるにつれて、作品を作るだけでなく、作ったものでごっこ遊びもできます。お子さんと一緒に100均にお出かけしてみるのも楽しいですね。
※写真は、ダイソーの陳列です。
色んな種類の粘土を使い分けよう!
小さな子供には、万が一口に入れてしまっても安心・安全な自然由来の粘土を選びましょう。ただ、植物アレルギーのある場合はそこも気をつけて選びましょう。一番手軽に手に入れやすいのは小麦粉粘土ですね。最初は、子供は粘土に触れるだけでもいいんです。最初はのばしたり、丸めたりも思うようにできないかもしれません。そんな時は、ママが一緒に丸めたり何か作ったりしてあげるだけでも子供は喜びます。
3歳児くらいになると、自分で考えながら遊ぶようになります。自分の好きな色や形・作りたいものを作ることができるようになっていきます。粘土遊びはおもちゃよりも遊びの幅が広がります。ただ、お菓子や食べ物などを作ると食べるまねをしていても実際に口にいれてしまうこともあるのでやはり安心できる自然由来の粘土がいいですね。
幼稚園くらいまでは、紙粘土や油粘土は使わない方がよいかもしれません。
小学生になると、作品と残しておくことのできる紙粘土はおススメです。大人も一緒に作品を作ると楽しいです。色を付けることもできるので、楽しさが膨らみます。保存できるので小学校でも展示用の作品作りに使われます。
また、シリコン粘土はオーブンで焼くことによって固くなる粘土なので、作ったものを保存するのに適しています。こちらも小学生におススメの粘土です。親としては、子供の作品は残しておきたいものですが、保存がきかない粘土の場合は、子供と一緒に作品の写真を撮って残すのもいいです。
家庭で楽しめる粘土遊びのよいところ
子供は、大人が思っている以上に想像力も感性も豊かです。だから、遊び方の決まっている既成のおもちゃだけでなく粘土で遊んで欲しいです。粘土は、おもちゃと違って、形にとらわれず、のびのびと子供たちは遊べます。幼稚園や小学校だけでなく、ご家庭でもまず粘土を手に持たせてあげて下さい。そこから、何かが始まります。
知らず知らずに、指先や手の平を使い頭で考える。そして、子供がいろんな想像力を働かせて集中して取り組む姿が見られることでしょう。どんな些細なものでも作品が完成した時には、褒めてあげてください。作品を作り上げることは子供だけでなく、大人も喜びを感じます。その気持ちを大切にすることが子供の成長につながることでしょう。『すごいね!』『上手だね!』『よくできたね!』など、誉め言葉は何でもいいと思います。ママの優しい想いが伝われば子供はきっと喜びます。満足感・達成感いろんな感情を味わいながら、子供は成長していきます。おもちゃよりも粘土は親子の会話も弾むことでしょう。