女の子の名前『ひな』の漢字や字画数・意味の由来を徹底調査!
女の子の名前で「ひな」という名前はとても人気が高いです。「ひな」という名前によく使われている漢字や、名前を決める際に後悔しないポイントなどを解説していきます。どの季節に生まれた女の子にも付けられる名前ですので、ぜひ参考にしてください。
目次
女の子の名前『ひな』のイメージ
「ひな」とつく女の子の名前は昔から人気の高い名前です。また、日本の伝統的なお祭りである「ひなまつり」のイメージから、古風な名前を付けたい人にも人気の高い名前です。
洋風というよりは、どちらかといえば和風のイメージがある名前ですので、奥ゆかしいイメージもありますよね。女の子のおしとやかさや、子供ながらに落ち着いた雰囲気などを表現できる素敵な名前ではないでしょうか。
また、「ひな」とは鳥の子供のことも意味します。これからどんどん大きくなり、翼も発展していくのは子供の可能性を感じさせますよね。和風で奥ゆかしいだけではなく、漢字の使い方によっては元気いっぱいの女の子をイメージさせることのできる名前でもあります。
ぜひ色々な願いを込めて「ひな」という文字を使う名前を付けてあげてください。大きくなって両親の込めた願いを子供に説明する時間はとても素敵な時間になるでしょう。
『ひな』という名前に人気の漢字【意味と由来】
まずは「ひな」という名前を名付けたい時に使える漢字を紹介します。漢字の意味や由来、名字との画数のバランスなどを考えて、後悔しないように素敵な名前を子供にプレゼントしてあげましょう。
「ひ」に人気の漢字【灯】
【灯】という漢字の意味
→照明、ともしび。周囲を明るく照らす
【灯】という漢字の由来
→燃え立つ炎とくぎを上から見た様子
「灯」という漢字は女の子の名付けに多く使われる漢字です。「火」や「炎」と違って、少し儚げなイメージのある漢字ですので、女の子の名付けにも使いやすいと言われています。いわゆる「女の子らしい」名前を付けたい人は、この漢字を使うと良いでしょう。
「ひ」に人気の漢字【妃】
【妃】という漢字の意味
→君主の妻。女神の尊称
【妃】という漢字の由来
→両手を重ねひざまずく女性と、蛇の図が組み合わさってできた漢字
「妃」という漢字は女の子の名付けに特有の漢字といっても良いでしょう。お姫様をイメージさせる漢字なので、最近は特に人気の高い漢字と言えるでしょう。
「な」に人気の漢字【菜】
【菜】という漢字の意味
→菜の花、野菜。副食品となる植物
【菜】という漢字の由来
→摘み取って食べる植物を表す
菜の花のイメージから、少し儚げな印象のある「菜」という字もとても人気の高い漢字で名付けに多く使われます。学年に一人は「菜」の字を使った女の子がいたという人も多いのではないでしょうか。
「な」に人気の漢字【奈】
【奈】という漢字の意味
→野生のりんご
【奈】という漢字の由来
→からなしの木
「奈」という漢字には、意外にも「野生のりんご」という意味があります。儚いだけではなく力強く育って欲しいという願いを込めて女の子の名前に使うと良いでしょう。また、両親の思い出の地が奈良県にゆかりがあるのなら、思い出と一緒に名付けに使うのもおすすめです。
『ひな』漢字【一文字】の名前と画数
漢字一文字で「ひな」と読む漢字を紹介していきます。画数も載せていきますので、名字とのバランスを考えて素敵な名前をプレゼントしてあげてください。
雛
画数……18画
意味は「幼い子供。ひよこ」などとなっていますが、画数が多いためしっかりとした印象の名前にすることができます。また、姓名判断によれば18画の名前は努力できる名前だと言われています。
陽
画数……12画
意味は「太陽。ひなた。明るい」と、名前にピッタリの素敵な漢字です。「ひな」に限らず、他の名前でも人気の高い漢字です。ただし、姓名判断によれば12画の名前は男女ともに弱気な子になりやすいと言われています。この漢字を名前に使いたい場合には、名字との総合的な運勢を判断したり他の漢字と組み合わせて二文字以上の名前にする方がおすすめです。
『ひな』漢字【二文字】の名前と画数
次に二文字で「ひな」と読める名前を紹介していきます。季節ごとに3つずつ紹介していきますので、お気に入りの名前を参考にしてください。
春をイメージする『ひな』漢字と画数
まずは春をイメージする名前からです。春の柔らかな日差しをイメージしたような柔らかい名前が多いのが春生まれの女の子の特徴だと言われています。
陽菜
画数
陽……12画
菜……11画
「ひな」という名前で一番人気の高い漢字の組み合わせです。春の日光の暖かさと、新緑が出てくる様子を表現した名前であると言えるでしょう。ただし、人気が高いために他の子と被ってしまう可能性も高い名前です。独自性のある名前を付けたい人は気を付けましょう。
雛花
画数
雛……18画
花……7画
雛と花という漢字を組み合わせて「ひな」と読む名前です。ストレートに「ひなか」と読んでも可愛いですね。3月~4月生まれの女の子に特におすすめの名前です。画数とのバランスによっては「花」の字を「華」に変えるのもおすすめです。
弥華
画数
弥……8画
華……10画
珍しい読み方ですが、この組み合わせで「ひな」と読むことができます。「弥」の字は3月を意味するので、特に3月生まれの女の子の名前にいかがでしょうか。姓名判断によっては、華の字を花に変えて名付けても良いかもしれませんね。
夏をイメージする『ひな』漢字と画数
次に夏をイメージする名前です。音の響きは奥ゆかしいですが、漢字の使い方によってはとても元気のある名前にすることができますよ。
陽波
画数
陽……12画
波……8画
太陽と海を表す漢字を組み合わせると、とても夏らしい名前になります。読み方も自然ですので、子供も自分の名前を覚えやすいですね。
光夏
画数
光……6画
夏……10画
「光る夏」と書いて「ひな」と読むので、まさに夏を象徴する名前です。「太陽」を表す漢字は使っていませんが、輝くような笑顔の元気いっぱいの子供に育ちそうですね。
日凪
画数
日……4画
凪……6画
上記の2つと違って、少し落ち着いた印象のある名前です。「凪」という漢字は波のない海を表すので、物静かなイメージで名付けることができます。
秋をイメージする『ひな』漢字と画数
秋をイメージする名前です。植物というと春のイメージを持っている人が多くいますが、秋は実りの季節とも言われています。ぜひ秋生まれの女の子に植物をイメージさせる漢字を使って名付けてあげてください。
妃梨
画数
妃……6画
梨……11画
女の子らしい「妃」の字と、秋が旬の「梨」を使って「ひな」と名付けることができます。画数によっては「姫」という字を使うのもかわいらしいですね。
陽梨
画数
陽……12画
梨……11画
秋の穏やかな陽気をイメージして「陽」の字を使うこともおすすめです。日光に当たって成長した梨はとても美味しいので、健やかな子供に育つようにとの願いを込めるのも良いでしょう。
姫撫
画数
姫……10画
撫……15画
撫子の花は秋の七草にも数えられています。秋生まれの女の子の名付けにぜひ使ってあげたい漢字ですね。「撫でる」という単語にも使われているので、優しい心を持った女の子に育ってくれそうです。
冬をイメージする『ひな』漢字と画数
最後は冬をイメージする「ひな」という名前を紹介します。漢字の使い方によっては冬でも違和感なく「ひな」という名前を付けることができますよ。
橙奈
画数
橙……16画
奈……8画
冬の暖炉をイメージした「橙」という字と、先に紹介したようにリンゴの意味を持つ「奈」という漢字を組み合わせた「橙奈」という名前はいかがでしょうか。暖炉の炎は人を安心させる効果があるので、暖炉が由来の名前も素敵ですね。
緋那
画数
緋……14画
那……7画
秋から冬にかけては緋色のファッションが流行ります。緋色はクリスマスカラーの一つでもありますね。冬生まれの子供にぜひ使ってあげたい漢字です。「那」という漢字も、両親のどちらかが沖縄出身であったり、二人で沖縄旅行に出かけたことがあるのなら、沖縄を由来として使ってみると良いでしょう。
柊菜
画数
柊……9画
菜……11画
柊の葉はクリスマスだけではなく節分にも飾ります。12月生まれの子供にも、2月生まれの子供にもピッタリの素敵な名前ですね。魔除けの意味があるので、身体の弱い子供を守ってあげたいと願いを込めて名付けるのもおすすめです。
『ひな』が付く人気の名前と画数
二文字の「ひな」以外にも「ひな」を使った名前はあります。ここでは3個の名前を紹介し、意味や由来を解説していきます。ぜひ素敵な名前を見つけてあげてください。
陽詩(ひなた)
画数
陽……12画
詩……13画
詩を「た」と読むことがポイントです。「ひなた」という名前は男の子の名前にも使えますので、中性的な名前を付けたい人に特におすすめの名前です。両親の思い出に音楽が深く関わっているのであれば、それを由来としてこの漢字を使うのも良いですね。
真雛(まひな)
画数
真……10画
雛……18画
「真の雛」と書くので、とても女の子らしい名前です。音の響きも今風でかわいらしいですね。「雛」の字を使っていますが、3月生まれだけではなくどの季節に生まれた子供にも付けやすい名前です。
比奈子(ひなこ)
画数
比……4画
奈……8画
子……3画
最後は漢字を三文字使った名前です。画数がとても少なくスッキリした印象の名前ですね。名字の画数が多くてバランスを取りたい人などは、このように画数の少ない漢字を使った名前を考えてみるのも良いでしょう。
子供の名付けで後悔しないためのポイント
最後に、子供の名付けで後悔しないためのポイントを解説していきます。最近では改名手続きを取る人も増えてきていますが、基本的には名前は一生のものです。付けてから後悔しないように、ぜひ考え抜いて子供の名前を決めてあげましょう。
漢字の意味や由来をしっかり確認しよう
漢字の名前を付けるのでしたら、意味や由来をしっかりと確認しましょう。先ほど紹介した「奈」のように、日ごろから目にしている名前でも意外な意味を持っている漢字があります。漢字を決める際には、ぜひ漢字辞典などをひいたりネットで調べてから名付けましょう。
また、名前が決まった際には完全に決定する前に両親に報告すると後悔する可能性が低くなると言われています。決めた名前が、実は遠縁の親戚で評判が良くない人と同じ名前だったりして、出生届を出した後で後悔してしまうケースが多くあります。必ず確認するようにしましょう。
読みづらい漢字は避けよう
最近では個性的な名前も増えていますが、あまりにも読みづらい漢字は避けるようにしましょう。名前は親が考えるものですが、その名前と一生付き合っていくのは子供です。訂正する機会が多いと、親が後悔するだけではなく子供も憂鬱な気分になってしまいます。愛する我が子のそんな姿を見て後悔してしまう親御さんも多くなっているのが現状です。
個性的な名前ももちろん素敵ですが、あまり読みづらい読み方にしないようにしましょう。それでもどうしても珍しい名前にしたい場合は、しっかりと子供に由来などを説明できるようにしておくことが大切です。「特に由来はないけど、響きがかっこいい名前にした」などだと、子供が悲しくなってしまい後悔する可能性が高くなります。名付けは由来を大切に考えましょう。
名字と名前のバランスも考えよう
名字と名前のバランスも、名前を考える上ではとても大切です。特に名字の画数が多い人が名前の画数も多いと、テストの時だけではなく提出書類などでも手間がかかってしまいます。小学校の低学年までは親が記名をするケースも多いので、その度に後悔しているという話もよく聞きます。
一般的に女の子は結婚によって名字が変わる可能性が高くなっています。それでも最低でも約20年間は親が付けた名前と先祖代々の名字で暮らしていくことになりますので、後悔がないように名字と名前のバランスもしっかり把握して名付けるようにしましょう。バランスだけではなく姓名判断を参考にして付けるのもおすすめです。
『ひな』を使って女の子に素敵な名前を
色々な漢字を紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。名付けの際には、好きな漢字を組み合わせるだけではなく、バランスや姓名判断、親戚との関係など色々なことを総合的に考える必要があります。
名前を考える際には、ぜひたくさん悩んで素敵な名前を付けてあげてください。この記事で紹介した「ひな」という名前は、とても人気が高く漢字の使い方によっては今風な名前にも古風な名前にも使える素敵な名前です。
名付けに悩んでいる人は、ぜひ「ひな」を候補の一つとしてみてはいかがでしょうか。名前は子供への最初のプレゼントとなるので、ぜひ両親が納得する素敵な名前を考えてあげてください。